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小野路宿

 三月に入ったというのに寒い日が続く。今日は元気を出して小野路宿周辺を歩く。小野路は町田市の北部に位置し、多摩市との市境にあり、尾根幹線道路を挟んで近代的なニュータウンと、里山ののどかな雰囲気をもった歴史的な古い民家が並ぶ街である。

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小野路宿通りの入り口に小野神社がある。小野神社の由来は

『小野路は鎌倉みちの宿駅として鎌倉と武蔵の国府の置かれた府中に通づる要衝の地にある。宿の入り口にある小野神社は、小野篁(たかむら)の七代の孫小野孝泰が武蔵の国司として天禄年間(972)頃赴任し、小野路のこの地に小野篁の霊を祀ったことに由来する。

小野篁は、平安時代前期の人で和漢に優れた学者で、学問の神様であり、菅原道真の先輩に当たる。篁の孫小野道風は、平安時代を代表する書家で三蹟として有名である。

なお、小山田氏の小野路城があった城山には、小町井戸と伝えられる遺跡もあり、小野氏との関連が深い地である。』

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 神社の近くには、名主を歴代務めた小島家の屋敷があり古文書約七千点を収蔵展示する小島資料館になっている。白梅の下に菜の花がきれいに咲いている。

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 神社のわき道をしばらく歩くと「萬松寺」に出る。龍安寺の石庭のようにきれいに掃き清めた境内を見て小野路城址に向かう。冬枯れた雑木林、田畑の畦道に咲く紅梅、白梅を見る。途中のどかに野草を摘んでいる風景をみながら右手に竹林のある山道を登る。

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 小野路城址・・・八百年前以上に築かれたといわれる。『小野路城は、現在の大泉寺の場所に居城(小山田城)を構えていた小山田有重が築いた副城で、その子、二郎重義が守護にあたったという。築城は承安年間(1171~1174年)といわれ、都内の古城址の中でも最も古いもののひとつである。現在残っている地形から、本丸を含む二つの郭とそれを囲む土塁、土盛濠からなっていたと想像される。』

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小野路城址

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 小野城址で一休みして、少し下ると小町井戸がある。井戸というから深く掘り下げてあるかと思ったら湧き水である。

『この湧き水は小町井戸と呼ばれています。平安朝の昔、小野小町が病にかかったおり、この山に千日こもり、この水で目を洗ったところ全快したという伝説から出た名と言われます。また、仙人水とも呼ばれたらしく、「武蔵名勝図会」にその記載があります。

小町井戸は、ここから東南へ百メートル程の崖の下にある「滝つぼ」と呼ばれる湧き水とともに、小野路城の水源として使われたものと思われます。いずれも水量はわずかですが日照りにも涸れることがないと言うことです。』

 シジュウカラ、エナガの声を聞きながら雑木林の散策路を歩くと、黄色いマンサクの花、紅梅、白梅がきれいだ。竹林での椎茸栽培が行われている畑を眺めながら山道を下ると右手に小さな石仏がある。

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小野路宿通りを渡り反対側の丘陵に向かう。山道を少し登ると小洒落た”ピアノカフェ・ショパン”がある。外観は普通の住宅であるが、二階がピアノの生演奏をする喫茶店になっている。調度品は名工の作品が並ぶ、雰囲気はすごくいい。・・・・よく歩いたので一杯のコーヒーがおいしかった。  因みに、コーヒー、紅茶・・・600円、ケーキセット1000円なり。日曜日は二時からピアノの生演奏があるという。

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オーナーの岡さんが小野路宿の歴史的景観を保存する取り組みや小野路の話をしてくれた。

しばし休憩の後、”布田道切り通し”を抜け多摩ニュータウンへと向かう。

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この近辺には鎌倉古道といわれる切り通しがある。「いざ鎌倉」 南北朝の武将、新田義貞の軍勢が鎌倉に攻め込んだときにこのあたりを通ったという。

本日は、近場での歴史散策のウオーキング。この次は、女房と一緒にピアノ生演奏を楽しみたいと思っている。

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