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芽吹き

 どんよりとした朝の空模様であったが、お日様が出てくると暖かい。早朝にいつもの公園を歩く。昨日より少し寒いかなという感じである。桜の花ビラが風に舞って、雪のように道路、水面に落ちる。

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 今朝も、小鳥達は元気に鳴いている、あのソウシチョウのさえずりが、ガビチョウ、コジュケイの鳴き声にまけない大きな声で聞こえてくる。ウグイスの声とともに耳に心地よい。

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 さえずりを聞きながら、いつもトラツグミの出没する小道を歩いてみるが、もういないのか気配が無い。

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 新芽が鮮やかに芽吹きだした雑木林を、落ち葉を踏みしめながら歩いていると、ソウシチョウの集団に出会った。動きは早い、枝から枝、木の幹にも器用に止まる。地面に降りては飛び上がり、忙しい。よく観ると、色相いは本当にきれいでかわいい目をしている。

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 植物の芽吹きは早い、これが新緑の季節になってしまうと、木々の葉で野鳥達が見えにくくなってしまう。今の時期がそういう意味では一番いい。新芽の伸びる季節の山々の色の変化は、春霞とともに薄緑のパステルカラーが日々濃くなっていく、淡彩画を見るようで目にも優しく好きな季節である。

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 しばらく歩いていると、アオゲラの声とともにドラミングが聞こえてきた。繁殖期の準備でもしているのだろうか?・・・とみわたして見ると、ペアーと思われるアオゲラがコナラの木で虫探しをしている。

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 朝も九時を過ぎると雲がとれ、陽射しがでてきた。水鳥はもう北へ帰ってしまっているだろうカワセミのいる公園に向かう。ちりゆく桜とカワセミはあまり良い絵にはならないが、ひさしぶりのカワセミを観に行く。公園に着くと、「チー、チーチー」と鳴きながらすぐ現れてくれた。雄の成鳥である。しばらく桜の枝に止まり、狙いを定めてダイビングをして小魚を捕った。見事である。嘴で足元のとまり木にぶつけて魚を弱らせ、一気に飲み込む。いつもの光景である。

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 カワセミは背中は光沢のある青緑色、腹部は鮮やかなオレンジ色、雌の下嘴は赤い。水の上を飛ぶ青い色の宝石。漢字では翡翠と書く。渓流の鳥のようなイメージがあるが、もともと人里にあるため池や小川をすみ場所にしてきた鳥である。写真にはあまり陽ざしが強くないほうがカワセミのいい色が表現できる。

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 最近は、水がきれいになって魚がどこの川でもすめるようになったので、カワセミを見られる機会が多くなってきている。ただし、カワセミは土の中に巣を作るのでそういう環境がないと繁殖しない。コンクリートの土手や崖では営巣できないのである。

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 春になって動植物の繁殖活動が盛んになってきた。人工的なものが多くなればなるほど、自然界で生きていく動植物は生活しにくくなっていく。しかし、それに対して順応すべく進化していくのが生物の本能なのかもしれない。最近は近くの都市公園でも猛禽類のツミの営巣がみられるようになった。、ツミがマンションのベランダに止まる光景はまさに驚きである。

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 やはり、人間も含めて動物は自然に生きるのが一番理にかなっているのだと思う。「太陽が昇ったら起きて、太陽が沈んだら眠る」、は言い過ぎかもしれないが。国の成長、社会の発展も必要で、その恩恵も十分受けてはいるが、自然の生体系を壊さない気遣いとバランスの取れた環境つくりが必要である。

今回の政府の景気対策も、公共工事の復活が報じられているが中身は土木中心のようである。これも、従来の景気対策と何ら変わらない。世の中が、世界が未曾有の経済危機といっているのに、本質は変わっていない。これを機会に国の構造改革という国家ビジョンを示し、それを実行しないと世界で取り残されてしまうのではないだろうか。

土木工事での景気回復もいいが、選挙と政局が見え隠れしている。日本の将来を見据えた政策を期待したい。さらに、地球にやさしい、自然を大切にする政策を期待したい。

 

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