野鳥たち

  • オオソリハシシギ
    野鳥たちの表情を表現できればと思っていますがショットが精一杯。

花たち

  • 姫扇
    気の向くままの足跡を紹介します

風景

  • 常陸海浜公園
    一期一会の心に残る風景

淡島の一日

  • 淡島から見るサンセット
    奈良の帰りに淡島に一泊。夕日と富士山がきれい。露天風呂から正面に富士山が見える。

四国・四万十川の旅

  • 金比羅宮
    2008年5月の連休の四国四万十川の旅

« 中沢池公園を歩く | トップページ | 蝉 の一生 »

小山田の谷から緑地を歩く

 せっかくの週末だが天気はいまひとつはっきりしない。昨日同様に雲は厚く、湿気が多い。ただ風があるので凌ぎやすい感じがする。家にいても暑いだけなので多摩丘陵を歩いてみる。小山田緑地方面に出かける。

_6513

 小山田の谷のため池の補修工事は終わっていたが、まだ自然になじむには時間がかかりそうである。自然浴、森林浴には木道も整備され、歩きやすくできている。ここでもシジュウカラの幼鳥と思われる野鳥が飛び交っていた。最近は野鳥の幼鳥たちが、一人前になって行動し始めている。観ているとどこかぎこちなかったり、ちょっとあぶなっかしい行動がみて取れる。それがまたかわいいところではあるが。

_6515

_6520

        オオハギボウシ

 途中、視界が開け、田んぼのあぜ道のかなたに、案山子がたくさん並んでいるのが見える。見るほどにユーモアの溢れる格好をしている。案山子の効果はいかほどのものかわからないが、昔懐かしい気がする。・・・・・道を通る人々が一息いれて、注目することによって、稲穂を狙う鳥たちも近寄らないかも知れない。いろいろの案山子があるが、たぶん帽子は風で飛んでしまったのだろうと思われる髪形のものもある。何か案山子のコンテストをやっているようである。これも古着の活用方法の一つになるように思う。

_6541

_6537

_6542

 近くの池の周りの草むらを歩くと、足元からバッタが次々と飛び立つ、良く見るとそれぞれ違った種類のバッタである。草に取り付いていると、まったく見分けがつかないように保護色になっている。また池の上では、シオカラトンボのオスとメスが追いかけっこをしている。

_6533

_6530

             ナツアカネ

_6548

            コバネイナゴ

_6568

              ツユムシ

_6566

           ミヤマアカネ

_6572

_6573

_6593_2

           ショウリョウバッタ

 このあたりは昆虫の宝庫のように色々な昆虫がいる。子供の頃に虫かごをもって、キリギリスやバッタを追いかけ、早朝にクヌギ林を一本一本足で蹴飛ばして木をゆすり、カブトムシやクワガタを捕まえた光景を思い出す。池の近くを流れる小川のほとりで子どもたちが、魚や虫を取っている。補虫用の網を持った子が・・・・たぶん気が短いのだろう、最後にはそれを川の水に入れて魚を取っていた。池の木道では、兄弟仲良く釣りを楽しんでいる後ろ姿がほほえましい。

_6524

_6549

           シオカラトンボ♂

  農道を歩いていると、自転車をおした六十後半と思われる女性とすれ違った。「この黄色の蝶々はなんというんですか?」と聞いてきた。「紋黄蝶だと思います」と答える。話好きなのかつぎから次へとはなしかけてくる、「先ほど青い鳥を見たけどあれがカワセミですか?」というので、「たぶんこの辺で見かけるのはカワセミですよ」と答えると。「私はうまれて初めて見たんです、青くてきれいですね。」と喜んでいた。カワセミという名前を知っているだけでもすごいな・・・・と思った。

2009_06_06__4050_edited1

            カワセミ ♂

  また、「最近は外来種でうるさい鳥がいますね」と聞いてきたので、「たぶん、茶色で目の周りが白く縁取ったようになっていませんか?」と聞くと、「声だけで見たこと無いんです、ただうるさいんです。」という。「それはたぶんガビチョウと言う鳥だと思います。」と会話が弾む。それにしても外来種などと良く知っているなと感心した。ほんとうはベテランのバードウオッチャーだったり・・・・と勘ぐってしまった。

_6458

         ガビチョウ 幼鳥

 外来種も繁殖力が旺盛なので、いつか日本の野鳥の生態系も大きく変わってしまうのではないかと心配になる。最近のニュースでも野生の動物、クマやサル、シカなどが人里に頻繁に現れるようになり、農作物を荒らすと報道していた。今朝の新聞にはセミの動態がちょっと違ってきたという記事が載っていたりするのを見ると、明らかに何かが変わってきているのだと思う。

_6577

          ガマ

_6580

             ミソハギ

_6589

_6590

                 ハギ 

  九州の人がクマゼミが鳴くと夏が来た実感がするといっていた。クマゼミはどちらかというと関東以西に多いセミである。ところが最近はそのクマゼミがこの近辺でも多く鳴くようになってきた。”シャーシャー”と大きな声でなくが用心深く、姿を見るのは難しい。

 南の生物がじわじわと北上しているのだろうか。北海道の米”きらら”が最近おいしくなったと言われている。米どころ秋田の気候が北海道に上陸したのかも知れない。

_6581

        ヤブミョウガ 

 先週の「日経ビジネス」の特集が ”亜熱帯日本、 気候変動リスクを克服する経営” であった。やはり温暖化で日本は亜熱帯気候になってきているのだろうか。温暖化はCO2だけではなく、エルニーニョ現象により海流の動きが大きく変わってきているのだといわれている。日本でとれる魚、野菜、果物、食物等が大きく変わってくるのではないだろうか。楽しみでもあるが、何かちょっと心配にもなる。

« 中沢池公園を歩く | トップページ | 蝉 の一生 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 小山田の谷から緑地を歩く:

« 中沢池公園を歩く | トップページ | 蝉 の一生 »