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関戸の花火

  もくもくと湧き上がる入道雲を見ない今年の夏空であるが、11日順延の関戸の花火が12日に行われた。七時半開始の八時半までの一時間だが5000発の花火が夏の一夜をたのしませてくれた。

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 多摩川沿いの一宮公園を中心に行われるが、どこからでも見ることができる。一番見やすいのは京王線の鉄橋の下辺りがよさそうである。一宮公園には有料席もあるが、あまり近いと花火は大きくてきれいだが上空を見るため首が疲れる。

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 今回は関戸橋の近くから鉄橋越しに観ることにした。見ていると京王線の電車が通過するときが花火の打ち上げタイミングのように感じる。話に聞くと、電車も徐行をして乗客にサービスをするようである。市民手作りの花火大会ということで、聖跡桜ヶ丘に本社のある京王電鉄は大事なスポンサーなのである。

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 花火といえば、学生時代は色々なところに花火を観に行ったものだ。今でも記憶に残る花火は、浜松の新居で行われる手筒の花火が楽しい思い出として残っている。

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 これは打ち上げ花火ではなく、竹の筒を荒縄で巻き上げたもので、それを手に持って火花が吹き上げるのを楽しむ。大きさは片手で持つものから、大筒といわれる抱えて持つものまで色々あった。

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 当時は、地元に学生時代の友達がいたのでそれをやらせてもらえたが、今では地元の人しかできないと聞く。楽しむといっても火薬なので大変危険なお祭りである。はなしに聞くと竹筒の破裂の事故で亡くなった人もいるとかという、勇壮で激しい花火祭りである。

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 それともう一つ、私の今までの花火体験で一番印象に残っているのは、秋田県の大曲の花火である。これは、全国花火競技大会ということで花火師のコンテストとして毎年行われている。花火大会の趣旨は花火に対する安全度と技術の向上を基本としており、花火打ち上げ事故等を起こした業者は出場停止になるという。全国から27業者が腕を競う場である。

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 ふだん人口四万人弱の町にそのときは一気に65万人とかの人が集まる。因みに19年は76万人だったという。旅館、駐車場、道路、トイレ等現地の人や本人たちも大変な準備が要るお祭りである。毎年八月の第四土曜日と決まっているので天気が一番の問題になる。

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 鳥海山をバックに雄物川のj河原で行われる。音と色の昼花火から始まって夜の部まで一万五千発と言われている。色々な花火を見たが、やはり「大曲の花火」が一番だと思う。桟敷席で見物することができたが、花火の音が向かいの山に反響してお尻のしたからズーンと響く、これが空に大きく飛散する花火と相まってなんともいえない情緒をかもし出す。

 この話を長岡出身の友達にいったら、花火は長岡の花火が一番だというので、翌年に早速観に行った。二万発の打ち上げというから規模的にはすごい、話題は三尺玉とか四尺玉といわれ、かなり期待していたがちょうどそのときは三尺玉が失敗で、きれいに開かなかったのが、私の減点対象になってしまった。

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 花火も見方を知ると楽しくなる。大曲の花火のときに教わったのは次のようなポイントである。

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 ・開・・・玉のすわり   玉が上空に上りきって下がりかかった境目を「すわり」といってこ の瞬間に開くのが理想である。

 ・肩・・・星が水平に走ることを肩という。広く飛散することを肩が広いといい、一斉に揃って飛散することが大切で、抜け星やまばらになったりしてはいけない。

 ・盆・・・玉が開いて星の火花で円を描くこと。盆は大きいほどよいが、盆の形と星の配列は均整がとれていなくてはならない。

 ・光滅・・・消え口   星が一斉に開きそろって変化することが必要で、消え際も同時で、残り星があってはいけない。

 このような基準で花火は一つ、一つ採点される。それとともに創造花火というのがある。創造の名の如く従来の丸型の概念を打ち破った花火で、打ち上げ花火にテーマを設けて形態、色彩、リズム感、立体感など花火師の独自性、創意工夫、が強調された花火である。

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 昨今、ドラえもん、ハートマーク、ニコニコマークなど色々な花火が打ち上げられるが、こういうところから生まれたものである。

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 花火がきれいに見えるには環境条件も必要である。少し風がないと煙が花火を邪魔してしまう。煙を微風が流してくれるとそこに現れる真っ暗なそらに、まっすぐ上がってきれいに丸く開く花火が一番である。

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 人生も自分の決めた目標にまっすぐ進むことができてきれいに花開くことが一番だが、曲がりくねった光跡でも上空できれいに丸く花開いたら善しとしよう。去年はこの関戸の花火は、雨のため中止になってしまいざんねんだった、今年は一日順延にはなったが夏の風物詩として楽しむことができた。

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  花火の締めはナイアガラの仕掛けがきれいだし楽しい。今年の関戸は仕掛けが無かったようである。来年は少し景気も回復してナイアガラが観られることを期待したい、来年もこの市民手作り花火大会を成功させるように一市民として協力していきたいと思う。

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