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新宿御苑を歩く

 勤め先の近くに新宿御苑があるのにゆっくりと歩いたことが無い。連休の初日は道路も混んでいるようなので近場で楽しむことにする。 因みに最寄の駅は地下鉄「新宿御苑前駅」である。大木戸門から木戸銭200円也で入る。

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 新宿御苑は、徳川家康の家臣、内藤氏の江戸屋敷の一部がそのルーツといわれている。明治に入り、農事試験場を経て、明治39年(1906)の皇室の庭園となり、戦後昭和24年(1949)に国民公園として一般に開放された。

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 広さは58.3ha(約18万坪)、周囲3.5kmの園内には、フランス式整形庭園、イギリス風景式庭園、そして日本庭園が巧みにデザインされ、明治を代表する近代西洋庭園といわれている。

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  新宿御苑のルーツ・・・・新宿御苑の敷地は、天正18年(1590)に豊臣秀吉から関八州を与えられた徳川家康が江戸城に入場した際、譜代の家臣であった内藤清成に授けた江戸屋敷の一部である。

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  東は四谷、西は代々木、南は千駄ヶ谷、北は大久保に及ぶ広大な土地で、後の甲州街道や青梅街道になる江戸から西に伸びる街道と、鎌倉街道が交差する要所であったことから、この一帯の警護など軍事的な目的で家康が信頼できる家臣に与えたとされている。

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  内藤氏七代清牧は元禄4年(1691)に三万三千石の信州高遠城主となった。内藤家の屋敷地はその石高に比べてあまりににも過分であったため、その後かなりの部分を幕府に返上したが、明治5年にはまだ十万坪以上が残されていた。

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 新宿御苑は、この内藤家の九万五千坪余と、当時すでに私有地化していたものの、元は内藤家の屋敷地であった隣接地を合わせた十七万八千坪(58.3ha)の土地に誕生することとなった。

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  また、現在大木戸門を入った突き当たりにある玉藻池を中心とする日本庭園は、安永元年(1772)に玉川上水の余水を利用して完成した内藤家の庭園 「玉川園」 の一部である。と説明があった。 多摩川の羽村取水堰からの玉川上水は笹塚あたりから地下にもぐり、この大木戸門まで続いているのである。

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  入ったすぐのところの玉藻池には、カイツブリの幼鳥と思われる水鳥が、水にもぐって遊んでいた。カメラを向けるとすぐにもぐってなかなか出てこない、どこに顔を出すのかわからないので、遊ばれているようであるがじっと待つ。

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  大きな雑木林を抜けると、広い芝生があり後方には西新宿の超高層ビル群が見える。後方にはフランス式整形庭園があり、プラタナスの並木がきれいだ。真ん中にバラの花壇がありこれから秋にはちょうど良い見ごろになるだろう、ヨーロッパの雰囲気漂う庭園である。

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 下の池にむかって歩いていいると、ワカケホセイインコが繁殖しているという案内があった、この鳥は篭脱け鳥の一種で原産地はインド、昔家で飼っていた人が放鳥してそれが野生化したものである。関東近辺の日本の公園にはかなりの数がいるようである。

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  水辺にかかるコンクリートの橋にこんな説明があった。  「日本初の擬木の橋」・・・『この橋は日本初の擬木の橋といわれています。擬木とは、木の幹に似せてコンクリートや石で造ったもののことです。明治38年フランスから買ったもので、三人のフランス人がついてきて現場で組み立てました。何度か修理されましたが、当時の姿のまま残され今日に至っています。』

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 各地で擬木は見ることがあるが、そのルーツはここ新宿御苑であることを初めて知った。大発見である。

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  桂の大木を見ながら森林浴を楽しんで歩いていると、歴史建造物「旧御涼亭」の前にでた。水辺の涼を楽しむ建物である。

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 『この建物は、昭和天皇御成婚記念として、台湾在住邦人の有志から送られたものである。旧御休憩所の平面形状に卍型のモチーフが見られるなど、清朝中期以降の台湾で用いられた建築様式の特徴が現れている。』との説明。

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 日本庭園には「翔天亭」、「楽羽亭」の茶室がある。今度来るときはゆっくりお茶の御点前でもと考えながら通り過ぎる。

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 上の池ではススキの穂がきれいに出ており秋を感じさせるとともに、背景の高層ビルに良く映えている。本日は空が青くないので写真映えがしないが、紅葉の時期にはまた違う光景を見せてくれそうな新宿御苑であった。

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