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若葉台 蛍の里

  短い夏が終わり、九月に入ると急に涼しくなった。夜の明けるのも幾分か遅くなってきたようである。今日の早朝散歩は東方の尾根幹線を歩いてみる。ここには多摩カントリー、と米軍キャンプのゴルフ場がある。新しいニュータウン開発と古くから居住する谷戸の人達との融合がうまく行っているだろうと思われる場所である。

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  ここは、かつては山林原野であり古い農家とゴルフ場が広がる丘陵の地域であった。ニュータウンができて、電車が開通して景色は一変した。長い間造成地のままであったが、ここ五、六年でずいぶん開発された。最近は新しいマンションが建ち並び、戸建て住宅も増えてきれいな町並を見せている。

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  整然と区画整理された住宅街を抜けると、整備された芝生の公園に出る。昨日の晩は夏祭りがあったようだ。宴の後、盆踊りのやぐらが残り、紅白の幕がかけてある。公園から見下ろす風景は穂を実らせ始めた稲の植わった棚田の景色である。川の上流の農家の裏山にマンションが出来上がったという感じの地域である。

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  朝日をうけて、光る稲穂をみながら川沿いに歩道を歩いていくと、キジの幼鳥と思われる一団が稲穂をつついている光景が見える。なんとのどかな風景ではないかと思いつつ、望遠レンズをもってこなかったことを悔やみながら、手持ちのコンパクトカメラで狙ってみる。オスの姿が見えないので映像としては映えないが被写体になってもらう。「キジも鳴かずば打たれまい」 といわれ、いつもは鳴き声ばかりでなかなか姿が見えないが、警戒心もなくのんびりしている若たちである。

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 しばらく田んぼのわき道を歩くときれいな川が見える。川岸には箱が並び、そこには 「ホタル飼育箱」 と書かれている。蛍を育成しているようである。蛍は6月の田植えの頃に、真っ暗な夜空を飛び、きれいな明かりをともして我々の目を楽しませてくれるが、地元の人々がこんな苦労をしているんだなと改めて見直し、清流を守るということは大変ことなのだと思いをはせた。

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  本来であればこの川の水、そのままで蛍が生息していたのだろうと思われるが、たぶんニュータウン開発で水が汚れ、飼育箱を置かなければならなくなったのではないのかと推測する。

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 土手から川沿いに降りて、踏み石の並ぶ川原を歩くと、きれいな水の流れにクレソンがたくさん生えている。水の中の流れを覗いて見ると、小魚が泳ぎ廻っている。遠くからカワセミの鳴く声が聞こえるが、私の姿を見つけたせいか近くにはきてくれなかった。

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 この地域に住む人達が、自然を守ろうと手入れをしている姿が目に浮かぶような谷戸の風景である。住宅開発も必要だが、やはり自然をこわさない、昆虫や植物が生息でき、人と共生できるようなバランスの取れた土地開発が必要であると思う。

  来年はここで、浴衣姿でうちわを持って、「ホー、ホー、ホタル来い、こっちの水は甘いぞー、そっちの水は苦いぞー」 とホタル狩りをしてみたいものだ。子どもの頃は狩るであったが、今はホタル鑑賞になるのであろうか、楽しみである。

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