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法隆寺  大和路斑鳩(いかるが)の里を歩く

  シルバーウイークにお墓参りをと計画したができなかったので、10月に入ってお墓参りを兼ねて奈良に行ってきた。 東京を早朝に出発して十一時ごろに法隆寺インターを下りた。高速1000円効果を期待したが途中都市高速を走ったので2400円(?)もかかってしまった。

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           法隆寺への参道

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               南大門

 聖徳太子一族が築いた飛鳥文化の中心法隆寺を訪ねる。 参道の松並木を抜けると正面に法隆寺総門の南大門が見えてくる。 門の空間からは、塔や金堂がすっぽりと納まり大変美しく見える。 参道脇には名物奈良漬、柿の葉寿司のお土産が並んでいる。

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  法隆寺は聖徳太子ゆかりの寺院としてよく知られている。北の矢田丘陵の南東麓に寺地を占め、金堂や五重塔など、世界最古の木造建築物として、また世界に誇る美術品や仏像を多数所蔵しており、参道から西院・東院に及ぶ範囲は、法隆寺旧境内として国史跡に指定されている。境内は人も少なくとにかく広く感じる。

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 平成五年(1993)には法隆寺地域の仏教建造物は世界遺産として登録された。南大門から中門への参道両側には西院大垣、西院東南隅子院築垣・西南隅子築垣が昔ながらの姿で立派に並んでいる。

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  広い東西大門を結ぶ道に出て、右手にある竜の口から出るお清めの水を使って中門に進む、正面に二つの入り口が設けられ、左右両端に塑像金剛力士立像が安置されている。

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  境内をしばらく西に向かって歩くと左側に弁天池がある、苔むした古木と水面に浮かぶ蓮の葉の緑がきれいに光る。池の島には玄島弁財天がまつられている。池畔の休憩所ではお茶の無料接待がある。思ったより陽射しが強く、日陰に入ると涼しく感じる、茶屋でお茶をいただき一服する。

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              弁天池

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  池の右手に南北に細長い建物があり、手前が三経院、奥が西室である。三経院は勝まん・維摩・法華の三経を講讃するところで、西室は西の僧坊である。

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              三経院

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 三経院の先を右折して境内の北西隅の小高い場所にある西円堂に向かう。石段を上ると鎌倉時代再建の八角堂で、本尊は高さ2.44メートルの巨像の乾漆薬師如来坐像がある。

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              西円堂

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 その隣に小さな鐘楼があり、これがあの正岡子規の 「柿食えば 鐘が鳴るなり法隆寺」 の句に出てくる梵鐘である。この高台からちょうど木々の間に金堂と五重塔が見える。

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      「柿食えば 鐘が・・・・・」

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  五重塔(32.5メートル)はわが国最古であり、二重基壇の上に建てられた安定感のある塔で、初重のみに裳階がつく。 その隣に金堂、その後ろに大講堂が立つ。 大講堂は修理中であり、シートがかけられてあった。 ちょうど今頃は秋のシーズン前なので修理中のところが多いようだ。幸い、内部は見ることができたので入ってみると、本尊の木造薬師如来及両脇侍坐像と木造四天王立像があり、いずれも平安時代の再建の頃の作である。

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         五重塔 と 金堂

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  回廊を出るとすぐ東側に鏡池があるが、かつてここに茶店があり、子規はここで柿の名句を詠んだといわれ、句碑が立っている。鏡池の水は緑色にきれいに染まり聖霊院を映していた。

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               鏡池

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               聖霊院 

  鏡池の水面が前方に見えるところに、聖霊院、その隣に僧坊の東室がある。聖霊院内部の大きな厨子には、45歳の太子が勝蔓経を講義する姿をあらわした聖徳太子坐像と4人の侍者像を安置している。

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                 東室

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  平成10年(1998)に完成した大宝蔵院百済観音堂には法隆寺の代表的な宝物が展示されており、圧巻である。玉虫厨子・夢違観音像・百済観音像・銅造阿弥陀如来及両脇侍像木造厨子・木造百万小塔など、わが国を代表する古美術を一堂に見学できる。

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  大宝蔵院を出て東院に行く途中東大門をくぐる。東大門から石畳の参道を進むと、塔頭の宗源寺の四脚門などがあり、正面に宝珠のある夢殿の屋根が見えてくる。

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                東大門

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               四脚門

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                 夢殿

  夢殿は、二重基壇の上に立つ八角円堂で、円堂は故人の供養のための堂である。堂内中央の八角形の須弥壇に、本尊救世観音像が安置される。 夢殿の回廊の北口を出た所に、東院の鐘楼が立つ。袴腰のつくものとしては最古例の一つである。内部の銅鐘には、「中宮寺」 の陰刻があり、中宮寺から移されたものと考えられる。

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          東院鐘楼

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  天気も良く、広い境内(18万7千平方メートル)はなかなか歩き甲斐があるし、数多くの国宝(190件)、重要文化財(2300余点)などを目の当たりにすることができ、一気に1400年の歴史をさかのぼることができる。 威風堂々としたこの建物の中を歩くことにより仏教文化に触れることができた。 久しぶりに命の洗濯ができた斑鳩(いかるが)の里散歩であった。

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