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雄大な富士と温泉    河口湖畔

 どの部屋からも富士山が見えるという、河口湖の  「湖山亭 うぶや」 に泊まることにした。週末の午後からは雨模様だが翌日は晴れて暖かいとの予報で、東北からの出張も朝一番列車で帰り、昼から出かけることにした。

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            オオバン

  中央高速河口湖インターを下りる頃に予報どおり雨が降ってきた。山梨といえば、”ほうとう” ほうとうのお店はたくさんあるがここがお勧めといわれている 「ほうとう不動」 に行く。古い民家を思わせる大きなわらぶきの情緒のある建物である。

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 背の低いくぐり戸をはいると店内は広く活気がある。お客様が多いせいか、接客はぞんざいだ。天井が高く梁がむき出しの造りの店内のテーブルに着く。観光バスでのお客さんだろうか、畳の部屋では大勢のお客さんが待っている。

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           逆さ富士の名所

 ほうとうを注文して客席から見える厨房を覗くと、年を重ねたご婦人がテーブルの上にほうとうの鍋を数十個並べて、ほうとうと具を入れて忙しそうに煮込んでいる。あわただしく動いている姿は戦場さながらの光景で見ていると壮観である。

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           うぶやのライブラリー

  待つこと20分ぐらい、出来上がるといっせいに駆け足で運んでいるので鍋がぶつかって、熱いほうとうをかぶってしまうのではないかと心配するほどである。出来立ての湯気の上がるほうとうの鍋が目の前に置かれると、美味しそうな臭いがはなをくすぐる。かぼちゃ、サトイモ、にんじん、ねぎなど野菜はとろけるようによく煮込んである。

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            河口湖に住む河童

  熱い鍋をふうふう言いながら食べる。ちょうど外は雨もようで寒いので体が温まる。店の壁には歴代の戦国武将の絵が飾られている。戦国武将も、戦場での暖と空腹をこうして満たしていたのかと想像しながら食べる。

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           幻想的な河口湖  Ⅰ

  雨脚は強いので早めに旅館に入って、風呂でも楽しもうと河口湖畔の道路を少し戻る。湖上にかかる大橋の手前のトンネルを抜けるとすぐのところに宿はあった。

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          幻想的な河口湖 Ⅱ

 部屋にはいるとベランダから目の前に河口湖が見え、遠方雲の中にたぶん富士山があるのだろうという感じである。ここは宿泊棟とお風呂のある建物が分かれている。お風呂棟は2階3階が男性用、4階、五階が女性用となっていて、部屋とは2階でつながっているので便利である。途中には富士山をテーマにした傑作写真が数多く飾られている。さすがにここに住んでいる人はいいチャンスを物にしていると感心して魅入る。

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  「うぶや」の由来は・・・・・産屋ヶ崎伝説にある 『木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)の皇子、日子穂々出見命(ひこほほでのみこと)は、豊玉姫命(とよたまひめのみこと)と結婚する。が、皇子は、「自分と一夜をともにしただけで身ごもったのか?」と猜疑。

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  うぶや神社  安産の神 コノハナサクヤヒメを祀ってある

 これに憤然とした豊玉姫命は、岬に産屋を作らせ、その中にこもった。そして陣痛とともに産屋に火をつけ、燃え盛る火の中で三児を無事出産したという。』そんな伝説が地名の由来になっている。

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            宿の庭園からの富士

  翌日、早朝からお風呂を楽しもうと大浴場に行く、深い霧に包まれた湖畔は乳白色で何もみえない。残念そうに眺めていると、旅館のひとが今日はきれいに晴れて富士山が良く見えますよといってくれた。地元の人は天気がわかるのだと安心して朝食をとって霧が晴れるのを待つことにした。

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             霊峰 富士  

 食事の場所からも本来であれば富士山が見えるのだろう。ちょうど良い味付けの和食に舌鼓をうちながら、湖畔の景色を眺める。濃い霧に包まれた河口湖もまた幻想的できれいに映る。白いもやの晴れ間に時折見せる富士の冠雪の頂が絵になる。

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           ワカサギ釣りの船  

  食事が終わる頃には太陽が昇り、霧がすこしづつ晴れて来る。目の前に雄大な富士の山が見える。雪をかぶった富士はやはり見ごたえがある。湖面に陽の光が当たり、その水を掻き分けて泳ぐ水鳥のすがたがきれいだ。

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            水鳥と陽の光

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           朝もやの水鳥

  オオバン、カイツムリ、キンクロハジロだろうか遠く釣り人の船と共に湖上に浮かぶ姿はまた、富士を引き立てる良い構図である。

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  ちょうど部屋の露天風呂からも晴天に雪をかぶった富士山が正面に見える。しばし朝湯につかりながら富士の絶景を眺めた。いつも多摩から見る富士は頭の部分だけであり、しばらくすると雲が出てきて頂上は隠れて見えなくなってしまうが、ここでは裾野から頂上の雪煙までくっきりと見える。

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          部屋の露天風呂からの富士

 肌がつるつるする温泉とま白き富士の眺めを堪能して、しばしの贅沢を楽しむ。35回目のの結婚記念日は良い天気とよき温泉で迎えることができ感謝感激である。宿の女将からの心づくしのワインを頂き、温泉につかりながらワイングラスを傾けた。

  ワインにはこんな手紙がついていた 「お二人で築いた愛の記念日おめでとうございます。年輪を重ねるごとにますます愛がふかまりますように・・・」 とある。ありがたいことだ。「うぶや」 というだけあって若いカップルや家族連れが多い。

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  富士山がどこからでも見える宿と聞いてきてみたが、接客の態度も、若い、感じのいい女性が多く、十分なもてなしぶりには大満足であった。友達にも勧めたい宿の一つである。

 お土産は売店にある ”うぶロール” が美味しい。来月には冬花火もあり、湖上にきれいな花を咲かせると聞いたので、その頃にまた泊まりたいと思いながら河口湖畔を後にした。

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