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湯布院の湯    雪の湯布院を歩く

   年末年始のお客様挨拶周りで北は札幌、南は福岡まで二週間でまわった。松のうちにと思い,精をだしたが東北は最後になってしまった。恒例ではあるが、それぞれお互いに挨拶にでているので、留守のところが多い。必要悪の習慣なのかとも思うが、こういう機会を利用して現地の支店長は普段の義理を果たす。

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          由布温泉盆地 

  今年は、寒波が断続的にきているせいか九州でもよく雪を見かける。福岡市はそんなに雪は多く降らないのだろうと思っていたら、そうでもなかった。福岡から大分のお客様へ移動することになり、泊まりは湯布院にした。

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  雪雲に山頂を覆われた由布岳のふもとから、湯布院の温泉街を見ると、まさに雪国の光景である。夏には牛の放牧が行われるという山麓はきれいに木が切られ草原になっている。草原には雪が積もり、遠くから見ると木の生えている山と草原の山がきれいに分かれている。草原の山は真っ白に雪が積もり、コントラストがきれいだ。

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              雲に隠れる 由布岳 

  由布岳は1,583メートルの由布市にあるトロイデ型の活火山であり、東峰と西峰の二つのピークからなり、円錐形をしていることから豊後富士と呼ばれている。山麓の草原に放牧される牛は豊後牛として有名である。

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  温泉が点在する盆地内の湯布院温泉は豊富な湧出量を誇り、どこを掘っても60度前後の温泉がでるとのこと、中には90度近い自噴の温泉が出るところもあるらしい。恵まれた温泉地である。もちろん24時間源泉掛け流しである。

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  今宵の宿は、 「榎屋旅館」 ”初めてなのに、昔からずっと・・・・何度もここに来たような・・・この空間が懐かしい。” という案内にあった昔つくりの宿である。入り口をはいると柱がむき出しの古いつくりが私を迎えてくれる。座布団に座った三人が頭を低く下げて歓迎してくれている。天井を見上げると玄関の高いところにきれいなステンドグラスが外の光りをうけて輝いている。

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  今日の泊まりは我々だけで貸切のようである。部屋は12.5畳の広い和室、部屋の真ん中に一人分の布団が用意されている。仰向けに思い切り手足を伸ばして天井を見上げる。ペットも泊まれるという情緒のある旅館である。

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             旅館の帳場

  夕食はほかでとることにしたので雪道をタクシーで行く。人通りの少ない温泉街を川沿いに抜け、山道を登っていく。雪でお客様も少ないので早仕舞いをしたという店を頼み込んで開けてもらう。冷え込んだ店が暖まるまで寒いテーブルにストーブをたいて待つことにした。

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  ”源泉自噴湯宿 「蔵毘」 (くらび) で地元の焼肉を食べることにした。総かやぶきの堀炬燵、鶏は赤鳥、牛は豊後、自家牧場ならではの生粋豊後牛と湯布院赤地鶏を炭火焼きでいただけます。”という。ここも七部屋限定とこだわりを持っている。

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     「一生勉強 一生青春」

  冷たいビールを飲みながらしばらく待っていると、肉は食べきれないほど出てきた。古民家のつくりは天井が高く、いくら暖房を炊いても暖かさは天井へと上っていってしまうがさすがに豊後牛はうまい。体のなかから暖めることにする。

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              豊後牛

  お勧めが ”みぞれ酒” というので飲んでみることにした。冷酒がシャーベット状になったような感じで、外が雪で寒いのに、さらに寒々とした酒を飲むことにした。口あたりがよく杯がすすむ。若者をつれてこないともったいないくらいに肉を残してしまった。

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                温麺

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          みぞれ酒

  満足して宿に戻り、人気のない温泉街を歩いてみた。宿の前にはきれいな川が流れ、宿の主人の話によると、夏はほたるがきれいなのだという。今日は雪明りに寒々としている。

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   冷え切った体を温めようとお風呂にはいることにした。脱衣を出るとすぐ露天風呂があり外の寒さに湯気がもうもうと立ち上る。お風呂の床には小砂利がしきつめてあり、それを踏みしめる感触が心地よく感じる。空を見上げると星が瞬き湯加減もよく満足感十分である。

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          「まる裸・・・・・・・・」の句

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  だれもいない風呂で静かに異国の空を眺めるのも、また楽しからずやというところである。湯上りに、玄関脇にある居酒屋で冷たいビールを飲みながら、店の親父と世間話をする。今年こそは少しでも景気が上向いて良い年になることを祈りながら、夜更けの由布院の湯を楽しんで眠りに着いた。

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コメント

今日はごくろうさまでした。
素晴らしいブログですね。
故郷の応援もお願いします。

(小)

楽しいひと時をありがとうございました。お互いに頑張ろう。

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