野鳥たち

  • オオソリハシシギ
    野鳥たちの表情を表現できればと思っていますがショットが精一杯。

花たち

  • 姫扇
    気の向くままの足跡を紹介します

風景

  • 常陸海浜公園
    一期一会の心に残る風景

淡島の一日

  • 淡島から見るサンセット
    奈良の帰りに淡島に一泊。夕日と富士山がきれい。露天風呂から正面に富士山が見える。

四国・四万十川の旅

  • 金比羅宮
    2008年5月の連休の四国四万十川の旅

« 絵解きの寺   かるかや山 西光寺を歩く | トップページ | 雪が降る   雪道の通勤 »

春を探して  青梅・吉野梅郷をあるく

  暖かい陽の光に早い梅の花を見ようと青梅に向かう。青梅駅前の青梅街道に出るととたんに道路わきを走っている人が多くなる。青梅マラソンの練習なのかと思いながら、金剛寺に寄ってみる。

_3973

    金剛寺の境内の本堂の右手前にあるのが、天然記念物に指定されている青梅

  ここには、「青梅」の地名のいわれにもなっている「将門誓いの梅」が植えられている。この梅は実が季節をすぎても熟することなく、落果するまで青いことから 「青梅」 と呼ばれ、地名になっている。

_3982

  ウメの原産地は、中国の四川省から湖北省のあたりで、古くから栽培され、また早春の花として観賞され、詩歌の題材にされていた。このウメ栽培が日本に輸入されると同時に、この梅観賞の文化も伝えられている。奈良時代の 「万葉集」 にウメは多く詠まれ、その気品ある香りが賞美されている。

_3963

  その後、律令社会から荘園経済に移行する10世紀以降になると、花を愛でる文化はサクラに取って代わられていく。

_3961

  まだ、梅の花は早いが2~3の紅梅、白梅の花が開いていた。人影も少ないが同じ目的の同志だろうと思われる人が数人境内を歩いている。将門誓いの梅の木の下に春を告げる福寿草がきれいな金色の花びらを開いている。ここの梅も2月20日過ぎぐらいが見ごろかも知れない。

_4028

_3967

  ちなみに、今年の44回の青梅マラソンは2月21日に行われる。30キロメートルのスペシャルスターターは、テニスの女王 杉山 愛 さんとのことである。毎年この青梅マラソンのころが梅の花の見ごろである。

           _3957

  帰りに、吉野梅郷の”梅の公園”によってみたが、まだ一般の梅は時期が早く、つぼみが固い。駐車場も公園の前が空いていてすぐに止めることができた。満開の梅祭りのころには車でここまで入ってくることはできない。公園内をぶらぶらしてみると、ちょうど蝋梅(ろうばい)が見ごろである。

_3992

_4029

  蝋梅にもいろいろ種類がある、ソシンロウバイ、マンゲツロウバイ、トウロウバイなど、逆光にきれいに輝いている。蝋梅は中国原産で日本には17世紀ごろに渡来している。梅はバラ科の植物であるが、蝋梅はろうばい科、ろうばい属で12月末ごろから開花する。花の少ない季節に咲くいい香りのする、うれしい花である。英語では Winter sweet という、いいにおいがする花である。

_3990

                        蝋梅(ろうばい)

 「蝋細工」のような、梅に似た花から 「蝋梅」 という名がついたらしい。よく見られるのは蝋梅のうち 「素心蝋梅」 で花の外側だけでなく内側も黄色いのが特徴である。

                因みに、花言葉は 「先導、先見」 

_4013

  また、花やつぼみから抽出した蝋梅油は強い抗菌、抗炎症作用や皮膚の再生作用があり軟膏などにも配合されているといわれている。

_3998

_4000

  2月末ごろになると梅の公園をはじめ、吉野の梅郷は二万本の梅の花が一斉に開き、甘い香りと紅白の花が私たちの心をを楽しませてくれる。車でのアプローチは混雑するのと梅郷は広範囲なので電車で来て、ゆっくり歩くのが得策だと思う。おいしいそばやなども見つけることができる。

_4015

_4012

_4018

  梅郷の西端には吉川英治記念館がある。学生時代に吉川英治の作品 「宮本武蔵」「太閤記」 「新・平家物語」 などよく読んだものである。ここで吉川英治は敗戦の日を迎え反省の時期を過ごし、晴耕雨読の日を送ったといわれている。私の好きな言葉 「われ以外皆わが師」 がここにある。

« 絵解きの寺   かるかや山 西光寺を歩く | トップページ | 雪が降る   雪道の通勤 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 春を探して  青梅・吉野梅郷をあるく:

« 絵解きの寺   かるかや山 西光寺を歩く | トップページ | 雪が降る   雪道の通勤 »