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月島のもんじゃ   下町を歩く

  季節では立春を過ぎたころが一番寒いらしい、東京でも雪が降るのはいつもこの時期である。お隣の中国では春節(旧正月)で13日から19日まで一斉に休みに入る、都会から故郷に帰る人、海外旅行に出かける人、とにかく13億人の人がいるのだから規模が違う。

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         月島倉庫街と 高層マンション

  聞くところによると海外に出る中国の人は4000万人とか、そのうち日本に来るのは100万人といわれている。春節だけでも1300万人が海外に出かけるらしい。日本では渡航入国制限をしているので少ないらしいが、それでも街中では中国語を聞くことが多い。世界の人口から見ても五人に一人は中国人のはずだからそれも理解することが出来る。

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 ウオーターフロントの超高層マンション 

 所用で晴海にでかけた。会場のホテルはずいぶん混雑していたが、社員研修と観光客が多い。そのなかでもほとんどが中国語をしゃべる人たちであった。これも旧正月を利用しての旅行客なのだろうかと思う。このあたりは、旧の晴海ふ頭の雰囲気と、最近のリバーサイドマンションの風景が混在したウオーターフロントを形成している。夜になってこのマンションの部屋にはすべて明かりがともるのだろうかなとの疑問も持ちながら川沿いを歩く。

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         朝潮運河親水公園から

  せっかく来たのだから月島のもんじゃ焼きを食べようということになった。月島はかつては勝鬨橋か佃大橋をバスで渡っていた。銀座が目と鼻の先であるにもかかわらず、交通の便が悪く下町の寂れた、いわゆる「島」であった。1988年有楽町線が開通してからは月島での生活は大きく変わる。さらに2000年に都営大江戸線が通ると、下町の風景の残る街が大人の飲食店街、観光地へと変わってきた。

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      もんじゃストリートと高層マンション

  月島もんじゃ振興会協働組合の ”月島さんぽ” の案内を見ると、 『もんじゃは、東京下町の駄菓子屋で、子供がおやつとして食べていました。交通の便利な下町では、町の開発が進み、住居が入れ替わるとともに、駄菓子屋が次々と消えていきました。ところが、交通不便な月島では、地下鉄開通までは、まだ、古い町並みと住民が残り、子供の食べていた駄菓子が大人の食べ物に発展していきました。Dscn2796

  この狭い月島に、1980年ごろで、大人相手のもんじゃ屋が10軒くらいあり、お互いに競争していました。この競争から、いろいろな味付けや変わり種のトッピングが工夫され、多くの人に愛される今のもんじゃが出来上がりました。

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       もんじゃ焼きテーブルと赤い排気筒

  そして、TVや雑誌にとりあげられ、有楽町線に乗って多くの人々が月島に来られ、「もんじゃは美味しい」と喜んでいただけるようになりました。今では、日本全国どころか、海外からも来て頂いております。2000年には、大江戸線も開通し、月島のもんじゃ屋数は70数軒あります。』と説明している。

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「へら」「はがし」 幅20mm~30mm 長さ10cm~15cm

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                        具で土手を造る

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 もんじゃ焼きの生地をいれウスターソースと調味料で味付け

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 生地にとろみがでたら具と混ぜあわせる

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生地が少し焦げてきたら青のり、唐辛子等をかけ、へらで一口に焼く

  清澄通りから入った、「西仲通り商店街」は 「もんじゃ焼きの街」 「もんじゃストリート」 と呼ばれて観光客でにぎわっている。街並はきれいに整備され両側にもんじゃ焼きの店が75店舗あるといわれている。もんじゃ通りと背景の超高層マンションが歴史を物語っているようである。

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小雨にけむるもんじゃ焼きの街、夜はライトアップされる

  歴史のある店は数店で今ある他の店は1980年代後半の「もんじゃブーム」で増えた店だといわれ、こじゃれた店が多い。列を作って順番待ちをしている店、団体様歓迎の座席数の大きな店、こだわりの小さな店などきれいに並んでいる。

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  店内は、若いカップル、家族連れ、年配カップル、おじさんおばさんグループなどたくさんの人がもんじゃを楽しんでいる。大阪のお好み焼きを意識したのか、もんじゃの小さなへらが関東らしさを出している。作り方の手順を覚えてしまえば何種類ものもんじゃがあるので、あとは自分の好みのトッピングで、楽しくしゃべりながら焼き上げ、時間のたつのを忘れてしまうほどである。

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        下町を感じさせる畳屋さん

  久々のもんじゃ焼きと美味しいビールで、下町の雰囲気を味わいながら休日の昼下がりを楽しんだ。単身赴任者が多いわが社は、それぞれが、この次は絶対に女房をつれてこれを楽しみたい、きっと喜ぶだろうと奥さん孝行の言葉を残していた。外は寒気団の接近か重い雪雲が垂れ込め、時間のわりには薄暗くなっている空の下を、この街を変えたといわれる地下鉄の改札へと足を向けた。

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