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2010年4月

新緑のもず    池のある公園を歩く

 久々にカワセミのダイビングでも見ようと近くの池のある公園に行く。池の周りはジョギングコースになっていて、健康志向の老若男女が走っている。いつものカワセミポイントにカメラを設置して、出現を待つ。

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 三十分ぐらい待ってもなかなか来ないので、ストレッチをしながら池の周りをぶらぶら歩いていると、常連の池の管理人のようなおじさんが 「最近はカワセミの姿は見ないよ」 と、声をかけてきた。

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 「前はよく来たけど、ここのところ見たことがない」 というので 「猛禽類に襲われたのかな」 と聞くと、「そうかもしれないよ」 と真実は掴んでいないようである。池ではキンクロハジロのペアーがゆっくりと水面を泳いでいる。もうすぐ旅たつのだろうか。

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              キンクロハジロ (黒♂)

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 カワセミがいないのなら、ほかのカワセミポイントに移動することにした。ここでは池の奥くの方に営巣しているので必ずいるはずであると思いきや、七時半ごろには現地に着いたが、池の周りには何とたくさんの釣り人がいるではないか。これではカワセミもなかなか出てこない。

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 カワセミは釣り人にはあまり警戒心を持たないが、カメラを向ける人間には警戒心が強い。とはいうものの、二十人もの釣り人がいるので私も興ざめをして移動し、公園の小川のほとりで野鳥を待つことにした。

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              モズ ♂

 早速、緑の葉陰にシメを発見、なかなかいいポジションに来てくれない。じっと待っていたが、そこに小さな子供がトコトコと歩いてきてシメは逃げてしまった。人通りの多いところはこういうことが間々ある。

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 今度は新緑の葉の陰からモズが飛び出してきて、ちょうど公園の杭の上に止まった。ちょっと逆光気味ではあるがカメラを向けてみる。モズのオスのようである。

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  モズはかえるなどの肉食系で、木の枝からじっと獲物をねらっている。順光でと思って反対側に移動するとモズも一緒に明るい枝の方に飛んだ。

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  モズをねらっていると足元をガビチョウが横切る。ガビチョウも緑色には良く映る。道路わきにはタンポポの花が咲き、公園の生垣のカナメモチが陽のひかりに赤く光っている。

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                カナメモチ

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                 ガビチョウ

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  ねらいのカワセミには会えなかったが、モズにであったので 「よし」 として帰宅することにする。今日も一日良い天気になりそうである。

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 端午の節句ももうすぐである、鯉のぼりの家族が、おなかに空気をいっぱい吸い込んで元気に泳いでいる。風かおる五月が待ち遠しい。

春を告げる花たち  早朝公園を歩く

 最近の朝は早くあけるようになって来た。年のせいか目が覚めると二度寝ができないのではやくベッドを離れてしまう。天気がいいとカメラを担いで夏鳥を期待しながらいつもの公園に向かう。

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 太陽も冬と違ってかなり東の方から出るようになった。朝日に輝くミヤマツツジのピンクの色が目にまぶしい。若葉の黄緑色と、ツンとしたおしべめしべの黄色が春の日差しにきれいに映る。

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                 ミヤマツツジ

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                 ヒメオドリコソウ

  朝露が花びらに残り、足元の姫踊子草も花をいっぱいにひらいている。靴の先が朝露で濡れ、色が変わってきている。木材を横に寝かして作った階段を登り、少し奥まったところに大きな木があり、その下に白い可愛い花を咲かせたイチリンソウの群生地があった。

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 イチリンソウの花びらは、今朝の寒い気温にそれを閉じて頭をたれていいる。もう少しすれば暖かい陽の光できれいに花びらを開いてくれるのだろうが残念である。

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                  イチリンソウ

 別名イチゲソウといい、キンポウゲ科の多年草であり、花は日が当たると開花し、曇天や夕方になると閉じる可憐なはなである。

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             頭をたれたイチリンソウ

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  しばらく登ると、新緑のトンネルのような木立がある、その下を歩いているとダイコンソウの花を見つけた。これはどこにでもあるはなであるが、新しい緑の葉と紫の花のコントラストがなぜかさわやかさを与えてくれる。

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                    ダイコンソウ

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  坂を上りきったところで鶯が鳴いている。もうすっかりきれいな一人前の声で「ホーホケキョ」と囀っている。いい連れ合いが見つかることを祈りながら歩く。あたりは、ソメイヨシノに遅れて差き乱れている八重桜が満開である。新しい葉とピンクの八重の花びらがきれいだ。鶯が来てポーズをとってくれるといいなと思いながらしばらく眺めていたが、「私の心鶯に通じず」で思いかなわずであった。

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               ヤエザクラ

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  遅い雪が降ったり、寒さが続いたりの四月であるが季節の変化は、野に咲く花が教えてくれる。新年度が始まって早一ヶ月が過ぎようとしている。「四半期ごとに仕事のほうも花開いてくれるといいな」と、考えながら春の花を眺めながら歩いている。

モクレンの花    早朝散歩

私の早朝散歩のコースは5コースほどあり、それぞれ約1.5時間から2時間のコースである。このコースを全部歩くと多摩市のほとんどは歩いたことになる。

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 最近市長選挙があり新しい市長が誕生したが、何しろ多摩市の職員の給料は全国一番高いらしい。平均で850万円という。確かに平均値でみると高いと感じる。

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こんなこともあり、現職は出馬せず、古参新人含めて3人で争われた。34歳の若手が出てきたが、得票では善戦したが残念ながら負けてしまった。

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散歩コースの一つにモクレンの花がきれいに咲いているところがある。モクレンの名はマグノリア属の総称として用いられている。一般的にはモクレンとはシモクレンのことをいう。

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シモクレンは株立ちとなりやすく、樹高は3~4メートル、長さ8~10センチメートルの筒形に半開きした暗赤紫色の花を枝先につける

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コブシやタイサンボク、ハクモクレンなどもモクレン科で仲間ではあるが、樹高は高くなる。ハクモクレンなどは3~4月に乳白色の豊麗な花を咲かせて見事ではあるが樹高は15メートルにもなる高木である。

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冬が終わると、コブシ、ハクモクレン、シモクレンと順番にきれいな花を咲かせて春を告げてくれる。ちなみに花ことばは 「自然への愛」 今年は気温が低いせいか長い間、花を楽しませてくれている。

新緑とヒヨドリ   近くの公園で

 朝からの太陽の光に誘われて、新緑の雑木林を歩く。新しい木の芽をヒヨドリがつついている。どこにでもいるヒヨドリなので、あまりふりむいてあげることはないが、今日は目の前で食事中なのでじっくりと観察することにする。

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  夢中になって食べているので、人が近づいても警戒心を忘れている。これも人間と同じである。やはりスキができるのは食事中と睡眠中、鳥の世界も同じである。

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  こういうところを猛禽類はねらっているのだろうか。カワセミなどはいつも上空を警戒しながら魚をとっている。魚たちもまた、カワセミを警戒しながら泳いでいる。これが毎日行われているのだから自然界の摂理はきびしいものである。

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  あまり、気にしないヒヨドリもよく見ると凛々しい顔をしている。今は雀たちよりもヒヨドリの方が多いぐらいである。最近は雀が減ってきたというデータがある。理由は道路の舗装と瓦屋根がなくなり、巣をかけるところが少なくなってきているかららしい。

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  私の住んでいるところは、毎年今頃になると雀が巣を作りに来る。廊下のガスの排気塔の中に藁を運び込み巣を作る。入口に網を張って入れないようにすると、今度は点検口のすきまから中に入り巣を作る。少しの隙間も見逃さない雀である。

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               ヒヨドリの毛づくろい

 人間と雀のいたちごっこである。自然界では必死で子孫繁栄の作業を繰り返しているが、人間の世界日本では、連日の子供虐待の報道がある。大多数の人たちはそうではないのだが、これだけ連日マスコミが報道すると我が国のほとんどがこんな状況なのかと間違えてしまいそうである。2010_04_24__1711

                  緑の中のガビチョウ

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                新緑とキジバト

 マスコミの報道に惑わされないで、自分の考え自分の意思で事実をつかみ、真偽を判断していかないとまどわされてしまう。視聴率至上主義のマスメディアを冷静に眺めてみたいと思う。

コジュケイ   早朝の出会い

 公園を歩いていると、人の気配に気がつかないのかコジュケイがペアーで朝の食事中であった。かなり近づいても食事に夢中である。

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                 コジュケイ

 コジュケイは全長27cm、雌雄同色でメスの方がやや小さい、はとぐらいの大きさでオスにはケヅメがある。竹やぶや雑木林、都市の公園などにも住んでいる。

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  鳴き方ははっきりした声で「チョットコイ、チョットコイ」と大きな声で鳴く。たまに「ピャー、ピャー」と泣くこともあり、家族でぞろぞろと歩いていることがある。

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 戦前に、中国から持ち込まれたものが野生化した鳥であるが、今ではすっかり「日本の鳥」になっている。雑木林の木陰に、地面をくぼませて簡単な巣を作り、10個以上の卵を産む。

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  地上を歩いているところはよく見るが、木に止まっているところはあまり見たことはない。ひとに気がつかないでいるときはのんびりと歩いているが、気がつくと小走りにちょこちょこと藪の中に入ってしまう。

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              ムクドリ

  野鳥を追いかけるようになって何年かたつが、鳥も人間とおなじなんだなと思うようになった。メスの気を引くために必死でさえずる鳥、うれしさのあまり踊りだす鳥、メスに貢物を渡す鳥、さびしくて人を呼び続ける鳥など、時に怒ったり、悲しんだりする鳥たちを見ていると鳥の世界も人間の世界と変わりがないと思う。

早朝散歩   新緑の公園を歩く

 四月とは言えない気候が続いているが、今朝は早くから久々の太陽が顔を出している。少し風は冷たそうなのでセーターを着て出かけることにする。

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               八重桜が満開

 新緑のきれいな緑の葉が出始めている公園をゆっくりとあることにした。昨晩の雨が草の葉に残り陽が当たって露が光っている。

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 新しい青葉が垂直に天を目指して伸び始め、周りの木々は春を感じさせるが気温は少し肌寒く春はどこに行ってしまったのだろうという気候である。

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 鶯がすぐそばで鳴いているがなかなか姿をみせてくれない、常緑樹の藪の中でちょこちょこと動きながら鳴いている、全長は14~15.4cmほどで鶯色ではなく全身オリーブ褐色で小枝に姿が見えたがちょうど逆光になってしまうので場所が悪い。

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 上り坂を上りきったところにカケスが[シャー、シャー」と泣きながら飛び回っている、足元から2、3羽の鳥が飛び立った、シロハラのようであるがよく見ると先の木の枝にアカハラが一羽止まっている。

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  朝からのまぶしいほどに陽の光に、鳥たちも喜んで飛び回っているように見える。ここでは最近ソウシチョウも見られるようであるが、今年はまだ会っていない。

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 なんだか今年はこのまま梅雨に入ってしまうのではないかと心配になる。なかなか衣替えもできずにいつまでも冬物を片付けられないでいる。そんなことを言いながらも時間は着々と過ぎて、もう四月も残り一週間ほどである。

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 今までは「三寒四温」で春が近づくとか、「暑さ寒さも彼岸まで」とか言われていたが、最近の気候を見ていると、「四寒三温」 「寒さ暑さも彼岸過ぎても」と、言い直さないといけないような状況である。世界的にもいろいろ天候異変がおきているようであるが、本当の春が早く来てくれることを願う。

セッカの鳴き声   多摩川中洲

 ガスに煙る早朝、久々に多摩川に行ってみることにする。近くのグラウンドで小学生の野球チームが早朝練習を始めるところで、元気な声を出して準備の体操をしている。

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               セッカのさえずり

 付き添いのお母さんも朝早くから大変だなと思いながら、靴をゴム長靴に履き替え重い機材を担いで河原の中洲へと急ぐ。

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              多摩川の菜の花

 石ころがごろごろする河原を目的地へと急ぐ。途中には水辺にタヒバリ、シロチドリ、ハクセキレイ、ヒバリなどが足音に気づいて飛び立つ。

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 河原のススキの原っぱの真ん中に大きな枯れ木があり、野鳥たちのかっこうの止まり木になっている。ちょっと前までは、この枝でもずがえさをねらって待っていることが多かった。

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  石ころの間の砂に赤い小さなけしの花や、菜の花がきれいに開いている。植物の生命力の強さに感心する。足元に気をつけながら河原を歩いていると上空を大きな鳥が通りすぎその枝に止まったので良く見てみるとチョウゲンボウである。

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              トビの飛翔

  ちょうど朝陽に向かっているので逆光になり、シルエットだけであるがまさしくチョウゲンボウである。目的地まではまだ少し距離はあるが、朝陽を背にしてきれいに撮るべく遠回りをして機材の準備に取り掛かる。

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               見返りセッカ

 三脚を立てレンズをセットして、さあーこれからというときに、一気に狩に飛び出してしまった。その後にムクドリたちが「ギャー、ギャー」と鳴きながら群がってきたが、目的地へとカメラを担いで歩く。三脚とカメラ、レンズをあわせると約八㎏になるので、担いでいてもかなり重い。

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              獲物をねらうアオサギ

  太陽の光が出始めたので、朝のガスはゆっくりと消え、川面から湯気のように水蒸気が上がっていく、水際には菜の花が黄色く咲き乱れて、数日前の春の大雪は何だったのだろうと思わせる風景である。でも、風は少し冷たく空は晴れ上がっているが春の陽気とはいえない。

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             朝陽を受けるセッカ

  上空では、カラス数羽がオオタカにちょっかいを出して戯れている。いすを出してじっくりと野鳥を観察することにする。河の向こう岸の土手を走る人たちが増えてきた。宇宙ステーションの山崎さんの帰還が天候不良で遅れているというが、多摩川上空は青い空がいっぱいで気持ちがいい朝である。

多摩川を歩く   雪の後で

 朝起きると真っ白であったが、昼ごろには雪も融け風は冷たいが良い天気になってきた。天気がいいと家にいない性分なので、一万歩を目指して歩くことにする。

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              じっと待つカワセミ♂

 大栗川の土手から中州へと向かうと土手の下にカワセミの姿が見える。しばらくねらっていると水中にダイビング、見事に小魚をくわえてきたが大きさから見てオイカワだろうか。

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             「ゲット」

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           彼女へのプレゼントに喜ぶカワセミ

 普通だとすぐに魚を嘴で挟んだままたたいて飲み込んでしまうのだが、嘴にくわえたまま魚を振っているだけである。しばらく同じような事をしていたかと思うと、川下のほうに飛んでいってしまった。

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             さあ 告白するぞ

 えさをはこんでいるのだと思ったが、今の時期だとすれば子育てにはちょっと早いし、まだ四月だから、恋の季節だということを思い出した。

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            ホオジロ ♀

 カワセミもオスだったので、たぶんやはり彼女への貢ぎ物だろうと思う。カワセミは恋の季節になると、求愛活動を始める。気に入った雌にえさをとり、プレゼントをする。それを素直に受け取ると承諾のしるしで愛が成立するのである。

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 人間と同じで男はどの世界でもたいへんなのである。ほかにいいオスが出てこないうちに決めてしまおうというのは人間と同じである。ただ違うのはカワセミの世界には、まだ草食系はいないようで、元気に採餌をしているし、縄張り争いはすさまじいものをみることがある。

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  カワラヒワが集団で飛び交うすすきの原を、朝露にぬれている草を踏みしめながら歩く。しばらくすると靴が水分を吸ってぬれてくる。緑の葉が出始めた柳を横目に多摩川の堰のほうにすすむ。

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 セッカかコジュリンかノビタキか分からないが、陽の光を受けて草の枝を行ったりきたりしながら遊んでいるのが見える。遠くに行く様子もなく遊んでいるのでゆっくりとカメラを構えて待つことにする。

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 どうも形と鳴き声からはセッカではなさそうである。ノビタキの雌のような気もするが自信がない。後でゆっくり調べることにする。

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 4月も中旬を過ぎ新入社員が研修を終えて配属が決まるころであり、さらに来年の就職活動が始まる。最近の学生にとっては就職氷河期といわれきびしい環境の中を努力しているように見えるが、結果、安全性での大手企業、重厚長大産業が人気のようである。「寄らば大樹型」でかつてのベンチャー指向は少なくなっている。

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              多摩川中洲より桜ヶ丘駅方面

  新卒にこだわるために留年するとか、大学院に残るがくせいが多いと聞く。ドラマでは坂本竜馬が人気をはくしているが、かのような維新の志士はすくないのだろうか。そんなことはない、私の知っている範囲では頼もしい若者が多い。わが国のマスメディアの報道にだまされないように、政治、経済や人、野鳥に対する自分の観察眼を鍛えたいと思う。

季節はずれの雪  遠のいた春

  四月も中旬を過ぎ本格的な春が来たものだと思っていたら、一夜明けて雪景色である。昨日は気温も一桁で街ゆく人はコートを着ている人が多かった。まさか雪が降るとは思っていなかった。

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 ポストに入っている新聞はビニール袋に入っていたので、今日も雨かと思いつつ外を見るとあたり一面真っ白な雪景色である。

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 また、春が遠のいてしまったような気がする。クリーニング屋さんが冬物のクリーニングが出てこないので商売あがったりと言っていたが、まだ冬物が手放せないような気候である。

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  朝方は気温も4度ぐらいで雪は雨に変わっていたが、道路は数センチの雪が積もり早朝出勤の人の足跡がくっきりと残っている。

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 新緑の緑の葉に雪が残り色がさらに鮮やかに見える。花壇の花や、姫踊子草の花が雪をかぶり、身震いをしているように見える。小鳥たちも急な季節の逆戻りに驚いているように見える。木の陰に寒さを避けるようにヒヨドリがたたずんでいる。

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四月に入りさくらが散った後の雪は、41年ぶりだと報道されていたが、本当に今年の春はなかなか来てくれない。

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              さくらの花びらと雪

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              雪に震える姫踊子草

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             雪の山吹

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             ゆきに埋もれるパンジー

  これも地球環境の変化のせいなのだろうか、やはりいつものように四季が訪れてくれないと我々人間も体調が狂ってしまうが、自然を相手にしている農家の人たちは実りの秋の収穫に影響が出てくる。今年の天候不順の予兆なのだろうか、そうでないことを願う。

終わりの桜とともに  いつもの鳥たち

  近づいたかと思うと遠のいていく春、昨日は気温七度の冷たい小雨、今日は二十度の五月の陽気、今年の春はなかなかしゃきっと来ない。植物と動物たちは確実に春を待ち構えているが期待に応えてくれないお天道様。

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  シロハラがガサゴソと枯葉を穿り返して虫を捕っている。カメラを構えていても逃げるそぶりもなく、近づいてくる。腹が白いからシロハラで単純な命名の鳥である。

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               シロハラ

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  オオシマ桜の枝にシジュウカラがきて忙しそうに動いている。「ツツピー、ツツピー」と恋を語るさえずりが木々の間に響く。ネクタイをきちっと締めた感じの首まわりが特徴である。正装での恋のさえずり、すばらしい恋が実ることを祈る。

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 シジュウカラの「シジュウ」の語源は、鳴き声によるという。但しさえずりは「ツツピー、ツツピー」なので地鳴きに由来するようである。

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  この鳥の地鳴きには、いろいろな鳴き声がある、その鳴き声に含まれている「ジュ」とか「ジュク」という声が語源であるといわれているが、漢字で書くと四十雀と書く。木の幹を逆さに歩く五十雀(ごじゅうから)も同じなのだろうか。

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  「カラ」の語源、「カラ」と言うのは山棲みの”はらから”すなわち、同胞、兄弟と言う意味からきている。鳥たちは皆同じ山に棲んでいる 族、柄と言う意味合いということである。大きな声でガビチョウガ鳴いている。この声が良くて最初はペットとして可愛がられたが、放鳥されて野生化してしまった。最近はどこにでもいるようである。

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             ガビチョウ

  新芽が芽生えてきた木の枝にシメが数羽とまっている。鳴き声は地鳴きで「チィ」「チィ」「チィ」と良く通る声でなく。これから「シー」となり、「シ」で「メ」はスズメ、カモメのメと同じ、鳥をあらわす接尾語がついたものだといわれている。

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             シメ

 雨の降らない日はあっても鳥の鳴かない日はないと言われている。最近は鳴き声でほとんどの鳥が分かるようになってきたが、なかなか姿を現してくれない鳥は分かりにくい。

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  すでにツバメが南方の越冬地域から日本へ来て繁殖の準備をはじめている。毎朝通勤時に通る公園で、ツミの声を聞く、自然の摂理で弱肉強食の世界を想像する、猛禽類の前にはこのかわいい小鳥たちも餌食になってしまうのかと思うとかわいそうである。

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                 スミレと朝露

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  草食系男子とか、男性の一般職志望が多くなったとか、いろいろ言われているがグローバル化した世の中を生き抜くには、きびしい現実を乗り越えていかなければならない。そのためには、強靭な体力と強い精神力が必要とされるが、これは鍛えないと身につくものではない。平和ボケ、借金漬けの日本よ、ギリシャの二の舞にならないように・・・・・。桜の花は散るけれど、それぞれの木に新芽が出て新しい実を結ぶことを願う。

待ちわびた春   草花の宝庫

  春は草花の宝庫である。春を待ちわびていたかのようにいっせいに花開いて心を和ませてくれる。散歩道の日の陰ったところにシャガが咲いている。古い時代に中国から渡来したものと言われている。

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            アヤメ科 シャガ 花言葉:私を認めて

  スミレはどこにでも咲いているが、日本はスミレ大国と言われるほど各地に自生種があり、その数は50種以上と言われている。路傍にそっと咲く紫の花は可憐である。

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            スミレ科 スミレ 花言葉:誠実、愛、

  たんぽぽは北海道、本州、四国、九州どこでも全国にわたって分布する。平地から高山、荒地、野原どこにでも生命力強く生える。踏まれても、踏まれても力強く生きる黄色い花はたくましさを感じる。

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                キク科  タンポポ 

  日当たりの良い肥沃地に生えるレンギョウは黄色一色である。生垣などに使われるがその色はまさに夢のある春の花である。

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            モクセイ科 レンギョウ 花言葉:希望

  黄色の花はこの花を除いては語れないヤマブキ。ヤエヤマブキも多いが基本的には5花弁で西日の当たらない適湿地を好む。花言葉は春の花の典型で「気品が高い、待ちかねる」である。

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              バラ科  ヤマブキ 

  日当たりの良いところを好む花桃、は中国原産で奈良時代から万葉の歌に詠まれている。「春の苑、くれないにほふ桃の花・・・・」 花言葉は・・・・気立てのよさ。

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             バラ科    ハナモモ

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            キブシ科  キブシ

  野原の足元に群生する、ヒメオドリコソウが小さな唇形のピンクの花を咲かせている。ヨーロッパ、小アジア原産の帰化植物で明治の中ごろ日本に渡来したといわれる。

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                 シソ科  姫踊り子草

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  春の花を見ながら山道を歩いていると大きな木の幹にスズメバチの巣が見える。もう巣立った後なのか、蜂の姿は見えなかったがかなり大きい。春は生きているものすべてが新たに飛び立っていく季節なのだと実感した。今年は就職難と聞いている。100社を訪問して内定0の人もいるが、100人内定を出して入社したのは80人の現実である。内定を持っている人は何社も持っている。バブル期と違って良い人材が見つかる時代であるが、視点を変えて世の中を見る必要もある。人生いたるところに青山ありである。

残り桜とアオゲラ    近くの公園で

 名残雪と言うのはあるが名残桜とでもいおうか、はらはらと散る桜の花びらは風情がある。花びらで白くなった山道を歩くと小鳥たちの鳴き声がにぎやかに聞こえる。

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  目の前をアオゲラが横切っていく、桜の木にとまり虫を探しているのかコツコツと木の皮をつつきながら幹を登っていく。

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  途中に丸い穴があり中を覗いている、今年の巣つくりなのかこの辺で営巣してくれるとよく観察が出来るのにと思いながら、後ろ姿を追いかける。

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  いつもなら、犬を連れて公園を散歩する人たちの気配で逃げてしまうのだが、今日はあまり天気が良くないせいか公園の人どおりは少ないので助かる。

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  今日はアオゲラの出がいい日のようで反対側の林の中でも声が聞こえる。普段カメラを持っていないときは、我が家の前の雑木林にもペアで顔を見せたりする、いざねらって出かけるとなかなか思うようにいかない。

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  自分の思うようにはいかないというのは、世の中の常である。やはり鳥見はゆっくりと時間を掛けて構えていないと良いシャッターチャンスには恵まれない。今年の冬は珍しい野鳥は少なかった、桜も終わったので夏鳥に期待することにする。

移りゆく季節   桜ヶ丘公園

  昨日は久々のゴルフ、練習もしないで参加とはメンバーに失礼ではあるが天気もよく快適であった。案の定成績は良くない、でも御殿場なので景色はよく富士スピードウエイの車の音を聞きながらのゴルフで快適であった。富士山を背にして順目ですと言われても富士山が見えないのでパターが思うように入らない。

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               桜の花びら

 今日も早朝に起きて、筋肉痛をいたわり、ゴルフも練習をしないといけないなと反省しながら、桜が終わった桜ヶ丘公園を歩く。花びらが地面に散って真っ白な雪のように見える。隣の木の枝には新芽が膨らみ若葉が開き始めてきた。

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  今年の桜は長いこときれいな姿を見せてくれた、ブログによると今は長野が満開になったらしい。桜の花のいいところはゆっくりと北上していくところである。

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  仙台にいたころ、三春のしだれ桜から、仙台の一目千本桜、山形の大久保桜、盛岡の石割桜、小岩井農場の一本桜、角館の桜のトンネルを見て、最後に五月の連休には弘前の桜を追いかけてみた記憶がある。今でも一番きれいだと思うのは、弘前城の桜ではないかと思う。城の天守閣と桜がよくマッチングする。絵になる風景である。

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  ここ桜ヶ丘公園の桜も見ごたえがあるが、薄緑の若葉の木々との季節交代が始まってきた。今頃の里山の風景は白い桜の花と若葉のうすい緑がなんとなくモアーッとした感じで目に優しい、遠くにかすんだ建物を背景に春の暖かさを感じさせる雰囲気を伝える。

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             萌え始めた木々と桜

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                   つくしとスミレ

  足元にはかわいいスミレの花が咲き始め、つくしんぼうが頭を出している。春の花が昨日の暖かさで開き始め、新芽の緑とともに新しい息吹を感じさせる。近くで鶯がきれいな声で「ホーホケキョ」と鳴いている。先週までは、まだへたくそな鳴き声だと思っていたが一人前のさえずりである。

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            散り始めたさくらと若葉

  ほかの鳥たちも、恋の季節の始まりに遅れまいと一生懸命さえずっている。残り桜にヒヨドリのペアーが戯れている。明るい野鳥たちのさえずりで春たけなわの季節を感じる。事業も新年度を迎える、今年こそは野鳥たちのように明るい年になってほしいものだ。

夜桜見物   東京デザインセンター

  仕事の関係で五反田の東京デザインセンターで行われた展示会に参加した。デザイン事務所やそれに関係する企業の多く入っているそのビルは五反田駅のすぐ前にある。

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 まず階段を登ると、見上げたうえには大きな白い馬の石像があり、その上にかかるさくらの花がライトアップされてきれいに覆いかぶさっている。

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  目的の商品はどこにでもあるアルミ製の脚立であるが、著名なデザイナーを使ってインテリア商品としてプロデュースしている。一見アルミ製とは見えない、なかなかのアイデアだと感心する。グッドデザイン賞受賞、ドイツでも同じような受賞をしている。ミラノサローネにも出展するとのことである。私の家のリビングにもちょっと何気なく置いておきたいと思わせる。

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 展示会場のベランダからは夜空にライトアップされた桜の花が浮き上がってきれいに見える。音楽の生演奏を聞きながら、ワインを片手にインテリアグッズを見て回る。いつもの事ながらほしくなるようないすやテーブルがきれいに展示されている。

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 建物の壁には、ミラーボールの明かりが桜を演出する黒子のように控えめに階段周りを照らしている。

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少し暗くなり始めた空の色と桜の淡いピンク色が年輪をつみ重ねた黒い枝ぶりにきれいに映る。低い枝の部分は満開だが、幹の上のほうはまだ五部咲きぐらいである。

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  また、登ってくるときには気がつかなかったが、階段の床に広がる桜の花びらの光が上階の渡り廊下から見下ろせる。ここでもまた別のきれいな夜桜が見られる。

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  今年のわが社の新商品もこれをヒントに、何か斬新的なものが出来るといいなと思いながら、新商品の社内公募をしようと決めた。ヒット商品になったら、ミラノサローネご招待などは夢があっていいものだと思う。今年は桜の花をゆっくりと見る機会が多い、きっといい年になる予兆かも知れない。

さくらが満開  乞田川を歩く

 今年のさくらはちょうど週末に満開になった。この近くには桜ケ丘公園などさくらを見るところはたくさんあるが乞田川の土手を歩いてみる。

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  土手の桜の枝が傾斜に沿って垂れ下がり、きれいに花が開いている。さくらを見ながらぶらぶらするには良い日である。近くの友達の家族が引っ越しをした、ちょうど川沿いにあるので新築の家を見ながら、花見をすることにした。

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 ビールで乾杯をした後、宮城の酒「一の蔵」で花見を楽しむ。辛口でのど越しがいい好きな酒の一つである。宮城ではこのほかに、浦霞などあるが米どころだけあってどれもおいしい酒である。

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  新築祝いに「ルリビタキ」のオスが、凛々しく切り株の上にとまっている写真を額に入れてあげた。幸せの青い鳥なのでプレゼントにはいい野鳥である。写真を撮るときは一日がかりで何枚もシャッターを切るが、気に入ったものは数枚である。中でも一番気にいっているのをあげたが、「ちょうど玄関先に飾るものが何かほしいね」と言っていたところだと喜んでうけとってくれた。

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  満開の桜の枝には、ヒヨドリが夢中になって花の蜜を吸っている。もう少し色のきれいな鳥が来てくれるといいのだけれど、なかなか思うようにはいかないものだ。

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  きれいに整備された土手をのんびりと歩いていると、川面にはカルガモが泳いでいる。河原のベンチには花見の人たちが座ってカルガモに餌を与えている。カモは水面に浮かぶ餌を忙しそうに追いかけて食べている。のどかな風景である。

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  明日はさくらまつりということで、さくら並木には提灯が飾られイベントの準備が行われている。さぞかし大勢の人たちでにぎわうことだろうと思う。さくらは古木の枝ぶりのよい木に花をつけているのが一番よく似合う。古い木には、太い幹のところにも花をつけることがある、さくらも生命力が強いのだろう。

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 小一時間歩くと、川べりに小さな喫茶店があるので、一休みしてコーヒーを一杯飲むことにする。人の考えることは一緒で店内は混んでいる。窓から外のさくらを見ながらコーヒーの香りを楽しむ。かみさんはまた、別腹と言いながらケーキを注文して、しばらくのんびりと窓から入る西日のコントラストを見ながらコーヒーを楽しんだ。

鳥鎮(ウーツェン)   中国農村を歩く

  ものすごい勢いで発展している上海の街から南方の農村部を見てみる。中国は国土が広いので上海から北へ400km,西へ600km,南へ300kmぐらいは平野がつづく。高速道路も日本と違ってほとんど真っすぐな直線道路である。ほとんど高い山らしきものは見えない。

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  日本で600kmと言えば東京から大阪、300kmも走れば仙台についてしまう。いかにも広大な国だと驚いてしまう。農村部の風景は今は菜の花が一面満開である。農家といってもほとんどが三階建の家で一階が納屋になっているようである。周りには必ずアヒルが200~300羽ぐらい遊んでいる。

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 そんな景色を眺めながら、上海から高速で二時間ほど走ると、鳥鎮に着いた。「中国の最後の水を枕にする家族」という紹介がある。上海、杭州、南京の三つの大都会の真ん中にある1300年あまりの歴史のある町である。水上に突き出た民家と新緑の柳の芽が風情を感じさせる。

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  鎮とは町のことであり。この鎮内の民家はほとんど川の側に建てられ、水が豊富なため、市場になる。現在も当時のまま完全に保存されている。古い建築、奥まっている広壮な邸宅、アーチ橋、橋を渡る門などや川の埠頭、廊下などの水郷の風景がよく保護されている。

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 日本の高山などの風景と同じで、現在も古い街並みの中には59、000人あまりが普通に生活している。中国国内はもとより、外国からの観光客が多い。

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 中国の漢方薬は長い歴史と奥深い中身を持っている。鳥鎮での薬業の歴史も長くこの東柵の香山堂は有名である。

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                民家の中をのぞく

 江南地区の古い寝台を展示しているところがある。明、清、近代の寝台が数多く並べられ、その精巧な彫刻は華麗で豪華で当時の中国文化や素晴らしい技術を見せつけ、悠久な歴史を感じさせる。

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                  寝台

 鳥鎮には川がたくさんあるので、交通を便利にするためにたくさんの橋を造った。多いときで150数基の橋があったといわれている。ほとんどは石橋でアーチ型になっている。どの造型も風格があり歴史を感じさせる。

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            アーチ橋

 狭い石畳の通路を歩くと藍染めの作り場に出る。空高く染物を干す棚があり藍染の生地が風に揺れている。工場の中はこれもまた歴史を思わせる作りである。

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               藍染工場

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                 藍染工場の窓

 鳥鎮では酒造り業はかなり発達していたという、明朝時代からの”三白酒”は香気が濃く評判の酒である。古い白壁の酒屋で昔の製造法をそのままに酒造りをしている。良い香りが漂う。

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           三白酒醸造所

 木彫り彫刻の素晴らしい建物がある。梁や棟に彫刻をし、特に家柄の窓の格子に彫刻した人物、鳥類、動物、各種類の彫刻は中国何千年の博大深い木彫り文化を感じる。

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            木彫り彫刻

 水閣・・・鳥鎮の多くの民家は河川のそばに建てられ、空間的に広くするため、部屋の一部分を川の上に広げ、下は木の柱や石柱で川の底に差し込み、上は横の梁を付け、木の板を置き、それが”水閣”になる。大部分の水閣は南向き、冬の日には暖かい光を浴びるし、夏は川からの涼しい風を受け窓の外の美観が一年中楽しむことができる。部屋の移動板をあけると、便利に水をとり洗濯もできるのである。

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              水閣

 中国の田舎料理は結構乱暴だ、”醤油と煮込んだ羊の肉”、”淡水珍品の白水魚”味はまあまあだが、盛り付け、料理の出し方などは驚く。ご飯も山盛りで大皿に盛ってくるがやはりお米は日本の白米が断然うまい。

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     「光栄之家」の張り紙・・・徴兵の招集令状が来た家

 また、ここでは上海では見たことがなかったが、隔てのない大便所に遭遇した。話には聞いていたが現実に見ると実行は難しい。

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           福が逆になっている・・・・・これも福

 中国の王様の召使いに文盲の部下があり、吉事の張り紙を逆さに張ってしまった。困った智恵者がこれも福と説明して事なきをえたという話から来ている。

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         船の帆の上に人がいる・・・さすが中国

 急成長している中国ではあるが、まだまだ、沿岸部と農村部での格差は大きいものがある。ただ1949年以前の文化がそのまま保存されているのを見て一種の安心感のようなものを感じた。江南民族館には清朝末期からの風俗習慣などを展示しているが、古来からの日本の習慣に通ずるものがある。この次は、この悠久の歴史を持つ中国をゆっくりと歩いてみたいと思う。

 「日本の文化は古代中国の影響を受けているんです」と言うと、「近代の中国は日本から学んでいるんです」との返事、若い女性のファッションはすべて日本のファッション雑誌から来ているらしい。体格、背格好が似ているので欧米のものより取り組み易いようである。かつては近くて遠い国であったが、名実共に本当に近くなってきている。

上海の夜景    上海を歩く 3

 ホテルの前の世紀広場では、早朝から大きな声で「イー、アル、サン、スウ」と掛け声を掛けながらラジオ体操をしている風景が見られる。この広場を越えたところに東西に走る南京路がある。

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  南京路は100年以上前から栄える上海一の繁華街であり、バンドと静安を東西に結んでいる。革命以前は競馬場だった人民公園を境に南京東路と南京西路に分かれている。

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  南京東路は前面歩行者天国で、通り沿いにはショップ、レストラン、ホテル、映画館などがびっしりと並んでいて、時折、日本の遊園地で見られるような遊覧列車が警笛を鳴らしながら行き来している。

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              南京東路の歩行者天国

  とにかく人が多いのでぶつからないように歩くのが精一杯である。懐かしい日本語が聞こえるかと思うと物売りと呼び込みである。この通りにはさすがに、日本の吉野家とユニクロの看板を見つけることが出来た。南京東路の夜は歴史あるそれぞれのビルがライトアップされ昼のように明るい。

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  南京東路を浦東方面に人波を掻き分けのんびりと夜景を見ながら歩くと、早朝に歩いた黄浦江の土手に出る。対岸は近代的な超高層ビル群の夜景である。これもきれいにライトアップされ、電飾の遊覧船と共に上海の夜景を演出している。

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            バンドエリアのライトアップ

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  光輝くロマンチックな上海の街の光に誘われて、浦東エリアの黄浦江を見下ろせるレストランで上海料理を食べることにする。青島ビールでのどを潤し、紹興酒を楽しむ。異国の夜景での乾杯は五臓六腑にしみわたる。

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  中国料理はほとんどが火を通してあり、生ものは少ないので安心して食べることが出来る。

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  河をゆっくりと走る遊覧船のイルミネーションが水面に映りきれいである。残念なのはこの遊覧船に乗れないことである。この次の機会の楽しみにして、夜景をみながら杯を重ねる。

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  ライトアップの明かりは9時ごろになるとボツボツ消え始める。ホテルに戻る途中に、保健足浴、脚部按摩的10大効能と書いた足つぼマッサージがあったので入ってみることにする。

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             黄浦江の遊覧船

  説明には「人間は長い間の医療と観察を経て、足裏には身体の各部と密接に関係した”ツボ”があることを発見した。五臓六腑をはじめ、すべての器官の抹消神経は足裏の決まった位置にあります。これが”ツボ”である。足裏のツボはすなわち、”神経集結点”なのである。」と書かれている。

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  十人ぐらいが横一列に並び、靴下を脱ぎズボンをひざまで捲り上げて、一時間ぐらい足湯で足浴をする。その間に肩、首、腕、頭などをマッサージしてくれる。その後にふやけた足の角質をきれいに取ってくれ、「こんなにありますよ」と見せてくれた。ツルツルになった足裏を丁寧にマッサージしてもらう。

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             足ツボマッサージ

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            九時を過ぎるとライトアップも消える

  どこが痛いか聞きながら、丁寧にやってくれる。やはり男性の握力でやってくれるので足ツボは効果がありそうである。各器官に活力を与え、老化を防ぎ寿命を延ばす効果があると日本語で説明しながらの九十分は大満足であった。

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