札幌時計台と旧道庁 札幌の街を歩く
札幌に行くことがあったので、泊まりは札幌駅の近くにした。なぜかというと、日が長くなった、早朝でも明るくなっているので散歩が出来る。秋に行ったときは、朝が早いとまだ街は外灯が灯り夜が完全に明けていなかったのである。
札幌時計台
六時に札幌の街を歩くことにする。札幌の町といっても、昨夜はすすき野の夜の景色を楽しんだので、酔い覚ましをかねて歴史的なところを歩くことにする。
すすき野の夜景
懐かしい昔のおもちゃのお店
札幌狸小路のたぬき様
札幌市役所の近くの時計台を目指してぶらぶらする、札幌の朝は寒い、今日はたぶん七度ぐらいかと思う。まわりの木々は新芽を出したところで、桜はところによってはまだ咲いているが、ほぼ終わりに近い。
札幌の市民が出勤途中の中で時計台を眺める。いつも思うのだが、まわりに背の高い建物が建ってしまうので、時計台があまり目立たない。建設当時は、たぶんまわりには何もなく、一番高い建物だったのだろう。
しかし、そのときからこの時計台の時計は正確に時を刻み、世間の移り変わりをしっかりと見つめてきたのだろう。早朝からの見学者は私だけかと思ったら、結構たくさんの人がいる。
旧道庁
時計台から旧道庁の建物の方向に歩くと、朝早くから観光バスがホテルの前に並んでいる。言葉を聞いているとどうも中国人の観光旅行団体のようである。聞くところによると、北海道を舞台とした中国映画が大ヒットをしてその影響で北海道への中国からの旅行者が増えているのだという。
中国の団体さんと就学旅行が、北海道の経済を潤しているようである。いずれにしても元気であることは望ましいことである。
旧道庁の門の前に来ると、通勤通学の人たちに混じって観光客が多い。道庁を前に団体さんが記念写真を撮っている。言葉を聴いているとやはり中国のひとたちである。
終わりかけの桜の花と、朝なのでまだ開いていないチューリップの花が対象的である。旧道庁の屋根に翻る北極星の旗が北海道開拓当事の苦労を物語っているように見える。
今年は北海道の春も少し遅いようであるが、この早朝に感じるさわやかさは大陸気候そのものである。天気予報によると、今日は最高気温が20度になるという、今日一日の仕事をがんばって美味しい札幌ビールを飲もう。
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