季節の花 早朝ウォーキング
日が長くなった。最近の夜明けは四時半ごろで、ブラインドをおろしている窓の隙間から朝陽が差し込んでくる。
休日でも平日と同じリズムで目覚めてしまう。陽が上るとベッドにいるのがもったいないと思うこのごろで飛び起きてしまう。日課の早朝ウォーキングに出かけることにする。
昨夜の雨が上がり、草花には露が降りて少し涼しいくらいの空気にさわやかさを感じながらいつもの「よこやまの道」を歩く。普段より少し早いせいか、すれ違う顔ぶれが違う。
あいにく雲が多く、富士山は見えないが久しぶりの尾根幹線を見下ろす山道を歩く。すっかり木々の葉は緑が濃くなって、早朝のホトトギスが鳴いている。ホトトギスは鳴きながら飛ぶことが多いのでなかなか見つけにくいが初夏という季節を教えてくれる鳥である。
モウソウ竹の子
ネギ坊主
サヤエンドウの花
多摩市との境を川崎の黒川方面に足を向ける。畑にはジャガイモの花が咲き始め、ナスの花も開き始めている。
ジャガイモの花
ナスの花
畑の脇に小さな赤い花とアヤメが露に濡れて咲いていた。露がないと引き立たない花はやはり露草だろう。ムラサキツユクサがちょうど良いタイミングで、露をたっぷり蓄えきれいな紫色を演出している。
ムラサキツユクサ
代掻き準備中の田んぼでは、カルガモのペアーが一生懸命餌を探して泳ぎまわっている。東北では、もう田植えも終わったようであるが、関東ではこれから田植えの準備である。先日九州に行ったときは、まだ麦刈りを行うところであったので西に行くほど田植えは遅くなるようである。
カルガモ
山道を登りきったところに国士舘大学がある。体育館では柔道着姿の若い男女が早朝稽古をする元気な声が聞こえてきた。この元気をもらって今日の一万歩を達成しよう。
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