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2010年6月

弁天島の大太鼓祭り   浜名湖を歩く

梅雨の真っ最中、恒例の学生時代の仲間が年に一度集まる催しが浜名湖の弁天島で行われた。渋谷を八時半に出て、弁天には11時半ごろについた。高速道路千円の恩恵を受けてその分美味しいお酒が飲めると、楽しみにしている。

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                      、大太鼓と中太鼓

あいにくの雨模様だが、大雨は中国、九州地方で静岡県は何とか天気はもちそうである。ちょうど干潮で橋の下を流れる浜名湖は川のように流れている。東海道線と新幹線が並んでいる舞阪の弁天島駅の近くのホテルに車を止めて、昼飯を食べるべく近くの料理屋を探す。

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引き潮のなかで潮干狩りをする人たちがたくさんいる。学生のころに来たときには水に入ると足の先にアサリがザクザクと当たる感触があったことを思い出しながら、入り江に繋がれたたくさんの漁船を見ながら、弁天の町を歩く。

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お祭りのちょうちんが並ぶ、街並みをしばらく歩くと、磯料理の看板がある。中に入ると威勢のいいおばちゃんがお勧め料理を紹介してくれる。冷たいビールで乾杯の後、地元の冷酒をいただくことにする。これがなかなかうまい、口あたりがよすぎる。ついつい杯を重ねてしまう。

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          野球のバットのようなバチで全身でたたく

浜名湖の河口の北側にある弁天島は海水浴や釣り、潮干狩りでにぎわう観光スポットである。ここ弁天で合流する予定の友人も、朝から釣りをしていたようであるが成果はなかったのか手ぶらでの久々の対面であった。

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1708年弁天島神社が創建され、その後は弁天島と呼ばれるようになったそうである。「弁天島」の祭りは大太鼓祭りといわれるように、大太鼓をたたく祭りである。そして翌週の7月の第一土曜日には花火大会(弁天島海開き花火大会)が行われることになっている。

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昼を食べているところにも、「どーん、どーん」という音とともに大太鼓の山車が、祭り姿のいなせな若者たちに引かれてきた。この祭りと、花火大会で浜名湖にも夏がやってくるのである。

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夜の宴会の会場、「山本亭」からは食事をしながら大太鼓を聴き、手踊り屋台も見ることが出来る。あいにく小雨が降っているのが残念だが、踊り手は一生懸命である。子供たちも祭りの衣装が良く似合い楽しんでいる。

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          手踊り屋台

酒のつまみは、真鯛とコチの活き作り、もちろんうなぎもある。やはり地元での新鮮な魚は美味しい、その上、食べきれないほどの盛り付けがうれしい。

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                カメラに応えてくれた若者

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懐かしい昔話に時間のたつのも忘れ、40年ぶりにあう新居弁天のおじさんたちとの楽しい時間は、太鼓の音とともに夜遅くまで続き、タイムスリップにあったように懐かしい思い出の時間に戻る。何時までも元気で続けられることを祈りながら酔いしれている。

アヤメ     泉の森を歩く

アジサイを見ながら奥の池へと足を進めると、公園の周りにある木道から見下ろす湿地帯に手入れをされたアヤメが花を開いている。

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花の周りを流れる水辺では、子供たちや昔子供だった人も木道の橋の欄干から身を乗り出したりしながら、ザリガニ捕りをしている。

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休日の晴れ間で親子連れの家族が多く、所狭しと飛び回り遊んでいる。冬場はルリビタキなどの撮影場所になるところも水遊びをする子供たちでいっぱいである。

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アヤメの花は外花被片の基部中央には黄色地に紫の綾目(あやめ)模様があり、これがアヤメの名の起こりといわれている。

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物事の選択に迷うとき「いずれ、アヤメかカキツバタ」といわれるが、カキツバタは湿生植物で池沼に生える植物である。

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この言葉は、「太平記」の故事の中にあり、宮中の大勢の女官のなかから伴侶を選ぶ際に困りはてて詠んだ歌からきているといわれている。

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昔は、宮中にはよりすぐられた美女ばかりが仕えていたので、その中からの選択には苦労されたのだろうと察する。

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この公園の近くには、厚木の米軍飛行場があり横須賀に空母が入ったときには戦闘機の離着陸が激しく、その爆音はものすごい。ここにいる鳥たちや住民は慣れているのだろうが、たまにくる私はその音に驚く。

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沖縄では普天間基地問題が大きな問題になっているが、基地周辺に住む人たちはやはり同じ思いがあるのだろうと思う。日本の防衛問題は国を守るという観点から国民一人一人が真剣に考えるべき問題であると思う。

アジサイ   梅雨の晴れ間の泉の森

鳥見を切り上げて、公園内をぶらぶらする。アヤメやアジサイがきれいな花を咲かせているが雨にあう花は、アヤメかアジサイである。

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花の色は、土壌の酸性度、アルミニュムイオン量、さらに開花からの日数によってさまざまに変化するので七変化と呼ばれている。

一般的に、土壌が酸性ならば青、アルカリ性ならば赤といわれているが、通勤途中のアジサイはとなり同士で色が違うので一概には言えないのかも知れない。

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ただ、はじめは青かった花も、咲き終わりに近づくと赤みがかっていくとも言われている。アジサイの花の規模では、今まで見た中で伊豆の下田公園のアジサイはすごい。アジサイの木も年季がはいっているので大きくて見ごたえがある。

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花の種類も多くこの季節は目を楽しませてくれる。花の種類の多さでは高幡不動尊のアジサイが見ごたえがある。山を一回りするといろいろなアジサイにであえる。

機材を引き上げたあと、池の止まり木にカワセミがペアーでやってきて、オスが盛んにメスに対してラブコールを送っている。600mmは片付けてしまったので手持ちの280mmズームで覗いて見る。

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           トンボとカワセミ

となりのおじさんの話によると、朝方はカワセミの交尾シーンが撮れたんだとよろこんでいた。今回もカメラマンはそれを期待して待っているようであるがメスにその気がない。

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アジサイもカワセミもブルーのきれいな色をしているが、アジサイには毒性もあるといわれる。「きれいな花には毒がある」といわれるが、ここからきているのだろうか、きれいな花は眺めるだけにすることにしよう。

朝焼けの空  サッカー決勝トーナメントへ

「勝つか最低でも引き分ければW杯決勝トーナメント進出」という少し自信のない前評判。早朝からの報道に眠い目をこすりながらテレビ中継を見る。

最初の動きはやや緊張気味、内心心配しながらも見ているとセットプレーからの本田のゴール、「ゴール、ゴール、ゴール・・・」である。あのハエがうるさく飛んでいるようなブブゼラの音も気にならなくなる。

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先制点である。いっせいに喜ぶスタンドのサポーター、眠気眼もパッチリと開き思わず拍手。それからの選手の動きは、安心してみていられる。ずっと動きが良くなった。

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テレビの画面に集中していると、外が明るくなりはじめてきたがいつもと違う明るさである。ブラインドを開けてみると、見事な朝焼けである。

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その色は見事な赤い雲、オレンジの朝焼けで、これを見たかみさんは「今日は日本は勝つわよ」と自信満々である。私は三時半におきたが、かみさんはずっと起きていたらしい。

先制している安心感もあり、早速カメラをもって外に出る。刻々と変わる雲の変化にシャッターを押す。となりのご主人も同じで「サッカー勝ってますね」といいながら、カメラを出してきた。

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子供のころから、「夕焼けは晴れの兆し」 「朝焼けは雨の兆し」と良くきかされてきた。太陽光線の中の波長の短い青色系の部分は大気中を進むときに散乱され、波長の長い赤色系の部分が散乱されずに直進することから、赤色系の部分が強調され朝焼けになるといわれている。

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それにしても、見事な朝焼けである。しばし、サッカーを忘れ赤く輝く空の雲を眺めていた。部屋に戻るとサッカーはさらに追加点で2-0、かみさんは大喜びである。

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後は、敵陣内でのファールに気をつければ勝てそうである。強化試合で全敗の日本代表、心配を吹き飛ばして本番でやってくれるではないかと、安心してみていられる。

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格上のデンマークなので3-1は上出来である。これで決勝トーナメント進出である。サッカーも「勝てば官軍」で冷ややかに見られていた岡田監督の株も上昇気味、日本に明るい話題が出来た。

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悪天を告げる朝焼けもあるが、好天を告げる朝焼けのようであった。参議院選挙が始まったが、サッカーの勢いに負けないように、日本の経済を好転させてくれるような人を選びたいものだと思う。

カイツブリの一家   父の日をのぞく

カワセミを待っている間に対岸の葦原にカイツブリの親子が遊んでいる。時折「ケレケレケレ」ト大きな声で鳴きながらゆっくりと泳いでいる。

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全長26cmで雌雄同色である。カイツブリの繁殖は一夫一妻で、早春から初秋にかけて数回行われるが、秋や冬にも繁殖していることもある。

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巣は淡水域にアシや水草を使って雌雄で作る。抱卵は雌雄が交代で行い、両親とも巣から離れるときは水草で巣をおおって卵を隠す。

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雛は孵化後すぐに泳ぐことができるが、小さい時や疲れた時は親の背に乗ったり、羽の間に入って休む。このときに外敵が現れると、親はそのまま潜水してのがれる。

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よくみると三羽の子供と両親がいる。子供は親の背中に乗ったり、羽根の中にもぐったりしている。ちょうど「頭隠して尻隠さず」といった感じでもぐりこんでいる。

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多いときで三羽が背中に乗っている。卵は産卵後20~24日で孵化する、早成性である。孵化後約2ヵ月間は雛への給餌を行う。

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人間界では父の日であるが、鳥の世界はどうなのだろう。先ほどからみていると、お父さんは餌を採りに遠くまで遠征しているようである。雛は背中に乗ったり、雛だけで泳いだりと日だまりを楽しんでいる。

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こうやって鳥の行動を見ていると、鳥にもやはり知性みたいなものを感じる。自然の本能なのだろう、生き抜いて子孫を残す行動、まず「食料を確保する」「縄張りを維持する」「異性の確保」などの行動は基本的な行動であり、自然そのものである。

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日本国にたとえれば、「食料の自給率をあげる」「国を守る」「少子化対策」といったところだろうか。政治家のスキャンダルでの足の引っ張りあいでなく、基本的なことをどうするか国民一人一人が真剣に考えて、国を動かす人を選ばなければ日本丸の行く末が心配になる。

ホバリング    カワセミの観察

今日は天気がいいせいかカワセミがホバリングをサービスしてくれている。カワセミの採餌の特徴の一つに、空中でのホバリングがある。

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これはホバリング(停空飛翔)して獲物を狙うことで、高いところから飛び出して魚影を見失ったときや、魚の豊富な餌場で河原の石などの低い所に止まっているときなどは、ある程度高いところまで上昇してホバリングする。

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今日は、昨日の雨の影響で水の中が見えずらいのか、見えやすいからなのか、私が久しぶりに来たからなのか、ホバリングサービスデイの様相である。

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一度止まり木にとまると、そこで獲物を採り、次に飛び立つときは必ずホバリングをしてくれる。それも結構長いじかんである。ふつうは3~5秒ぐらいであるが、魚が見つからないせいか10秒ぐらい続けている。

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飛び込むタイミングは、水中深く潜ると減速して獲物を逃がしてしまうので、魚が水面に浮いてきて一瞬静止した瞬間がチャンスのようである。

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それにしてもみていると捕獲の成功率は70%ぐらいに見える。鳥の視力は人間のそれよりも数段優れているといわれている。常に敵を警戒しながら生活しているため、広い視覚を確保するため頭部の横についている

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普通の鳥で330度の視野、中には360度見える鳥もいるという。ちなみに人間は片目で約160度、両目で200度ぐらいと言われている。また、ピントのあう角度も人は約2~3度、鳥は20度以上で鳥は人の7~10倍も広い角度でピントを会わせることができるのである。

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被写界深度の深いビデオカメラで撮影している画像のように、鳥たちは幅、奥行ともに広い範囲でピントがあった画像で世界を見ている。

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また、動体視力は高い能力を持っているといわれている。人間でもスポーツ選手、特に卓球とかテニスとか早いボールを追いかけるスポーツをしている人は能力が高いといわれているが、鳥のそれはその比ではない。

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また、鳥が感じる色は人が三原色(赤、青、緑)なのに対して、四原色だといわれている。それは赤、青、緑に加えて紫の四種類で鳥は人より細かい色の識別が可能だということである。

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かなり、人間より高い能力を持っている鳥でも、個々の能力はそれぞれ違いがあるのだろうと思う。特に、通常の捕獲の成功率と、ホバリングでの成功率それぞれによって違いがあり、データをとってみると面白いかもしれない。

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空を飛ぶ鳥を見て飛行機が発明され、グローバル化された現代は飛行機なしでは語れなくなってきている。この鳥の目を研究することにより、また新しいものが発明されると世の中が楽しくなる。井の中から空を見るのではなく、鳥の目で世の中を見ることが必要である。

かわせみの池   久々の泉の森

休日の朝、外の雨音に「今日も雨か!」と少しがっかりしてベッドでまどろむ。まどの外が明るくなり始めると鳥の声が聞こえ始めた。これは「雨が上がったな」と飛び起きる、ベランダの窓を開けると雨が上がり、薄日が差し込んできた。

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貴重な梅雨の晴れ間なので、出かけることにする。かみさんをジムに送り出してからの出発なので、あまり遠くにはいけないが久しぶりに「カワセミ」でも見に行こうと、泉の森に行くことにした。

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場所は神奈川県の大和市であるが、我が家からは事故とか渋滞がなければ1時間ほどでいける。早速機材を積み込んで出かける。”しらかしの池”は池の近くまで車でいけるので楽である。

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私が、鳥見をはじめたきっかけは、この「カワセミ」を見てからである。漢字では「翡翠」と書くようにきれいな青い羽根の色とオレンジのおなかとちょっとアンバランスではあるが見事な色をしている。

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雀ほどの大きさではあるが、くちばしが長く目が鋭い。体型的には、足が短く尻尾も小さくておまけのように付いている。その上水中に飛び込んで魚を採ってくるという鳥である。

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カワセミは獲物を狙うときにはじっと水中を見ているので、被写体としては都合がいい。また、魚を採るとほとんど同じ場所に戻ってきて食べる。だから、鳥見の入門者には好都合な鳥なのである。

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また、今では川の水がきれいになったおかげで、川があり魚がいるところはどこででも見ることができる。ただし、相手は動く鳥なので来るまでじっと待っているのは、なかなかすきでないと理解できないことである。

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鳥は普通はオスの方がきれいな羽根をもっているが、カワセミは雌雄同じであるがオスの方が青味が強くきれいだと言われている。とにかく、しぐさなどはじっと見ているとかわいい。

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池の周りにはすでにたくさんの同好の士が三脚を構えて待っている。準備をして、カワセミの飛来を待つ。池の周りのアヤメがきれいに咲きだしているのでそれを見ながら待つことにするが、天気が良くなり、日差しが強くただ座っているだけでも汗が流れてくる。

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しばらくすると、「チッ、チッチッ、チー」と鳴きながら低空で池の上をこちらに向かって来る。目の前の止まり木に止まって水中を覗いていると、一直線に飛び込んで魚をくわえて水面から上がってくる。

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この瞬間が楽しく、鳥見にはまっていくのである。この小さな青い鳥に魅せられて600㎜の超望遠レンズまで購入して、毎週どこかの川や池、また山などに出かけるようになってしまった。

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以前は山登りがすきであったが最近は鳥見をするために山に行くようになった。まあ、足腰が動くうちは野鳥を追いかけて動き回りたいと思うし、野鳥をおいかけるために足腰を強くしようと努力するようになった、相乗効果というのだろう。いずれにしても健康でいることであると強く思うこのごろである。

元気な「麻呂」 レッドビーシュリンプとともに  

里子に来てはや一ヶ月半を過ぎようとしている。麻呂が元気に泳いでいる。急激な水温、水質の変化があると体調を崩すといわれているので、かなり神経を使ってすごした日々であった。

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最初のころは、水草の陰や流木の下、岩の陰などでジッとしていた麻呂も最近は水槽の中狭しといわんばかりに良く泳ぎまわっている。

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食べ物は専用のビーシュリンプ用の餌を与えているが、ほうれん草やタンポポの葉をゆでたものが大好きだと聞いているが、無農薬なもので少しでも薬がついていると死んでしまうというのでまだ与えていない。

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ベランダででも栽培してあげないと無理かもしれないので、これはまた後日試してみることにする。餌は毎朝一回だけでいいと聞いているのでそれを守っているが、かみさんは心配しながら毎日の面倒を見てくれている。

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別の水槽のグッピーやカージナルテトラは朝晩二回で、水槽に近づくと餌を要求するように近づいて激しく泳ぎ回るが、このシュリンプは紳士らしくそういう行動はしないでのんびりとしている。

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水温は高温に弱いというので、28度以上にはならないようにクーラーを通して水温を24度に調整している。昼間はあまり気にならないが、夜寝静まるとこのモーターの音が結構耳に聞こえる。

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グッピーの水槽の水を交換する時期なので、ついでに麻呂の水槽の水も替えてやろうと思い、眺めているとそれぞれの顔つきが違うし模様も違うので楽しい。白バンド、進入禁止君や日の丸君たちの行動も見ていると面白い。

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光は大体一日八時間ぐらいで、水草も順調なのでたまに二酸化炭素をいれて酸素濃度を調整する。水草は流木にウイローモスまきつけたものとアヌビアス・ナナ、アヌビアス・ベッチーが緑鮮やかになり、絶好の隠れ場所になっている。

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先日、そのウイローモスの塊の中に脱皮した透き通った皮が、緑の新芽の中にあり光に反射してきれいに光っていた。順調に成長しているのだなと安心している。

水槽のの約三分の一をあたらしい水に取り替えた。水がきれいになったので喜んでいるのかさらにいろんなところを泳ぎまわっている。

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繁殖を期待しているが、資料によると繁殖をねらうなら20匹ぐらいいたほうがいいといわれている、まだオスかメスかも分からないのでじっくりと観察することにする。20匹、30匹になることを期待しながら「麻呂」君の成長を見守ることにしよう。

仲見世の裏通り   下町を歩く

伝法院通りから仲見世の裏通りを歩いてみる。仲見世は混雑が激しいので避けて、裏通りをみることにした。それにしてもいい天気になって日差しが暑い。

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古い家並みの中に袢纏屋がある。江戸の伝統的な印袢纏が店頭に飾ってある。人気のあるのはオリジナル本染めの鯉口シャツらしい。三社祭りなど下町のお祭りの威勢のいいはっぴ姿は粋なものである。

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反対側には、有名な江戸切子の店があった。つい最近も中国からのお客さんにお土産として送ったが結構な値段であった。店の中を覗いてみると確かにいい値段がついている。オランダから輸入されて長い年月を経て、江戸切子としてのカットガラス製品として定着している。でも、きれいなカットガラスで飲む冷酒は応えられない。

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ショーウインドウに甘味のサンプルがたくさん並んだお店を発見。ここ、梅園のイチゴまんじゅうが美味しい。梅園は安政元年(1854年)浅草寺の別院、梅園院(ばいおんいん)の一隅に茶屋を開いたのがはじめてで屋号は梅園(梅園)もそのゆかりであるといわれている。かみさんは、また別バラで挑戦しそうである。

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少し歩くと、着物リサイクルショップの”たんすや”が見えてきた。全国チェーン店展開しているが、”着物ライフのお手伝い”というキャッチフレーズで、たんすに埋もれているきものや帯を最大限活用して環境にやさしい循環型社会へということである。

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確かに、わが家にも年に何回もきない着物がある。なかなか着る機会がないのと処分できないのが現状で、たんすの肥やしになっているのではないだろうか。

店先にうちわが並んでいる文扇堂、こういう古い造りの店を見るとなんとなく落ち着くのは、やはり日本人だからだろう。これからの季節、このうちわのお世話になることだと思うとゆっくりと覗いてみたい気がする。

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雷門通りの手前に”かね惣”。ショーウインドウに飾られた包丁は見事に研がれきれいに並んでいる。包丁の研ぎ方、包丁の手入れの仕方がかいてあるが親切でいいと思う。こういうのを見るといつも欲しくなるのだが、これもまた結構いい値段をしている。

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ちなみに、我が家の包丁とぎは私の役目である。切れない包丁は危ないので、いつもといで良く切れるようにしている。やはり良く切れるとキャベツの千切りなどはとんかつやのそれに負けないくらいに細くきれいに切れるものである。

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久々の、下町散策で天気も良く気分もリフレッシュできた。雷門の前を通り、改めて東京スカイツリーを眺めながら、若き日の「四万六千日」”ほうづき市”の思い出を語りながら新しい下町の魅力の再発見の喜びを胸に、地下鉄に乗って帰途に着いた。

雷門・浅草寺   仲見世を歩く

人ごみでごった返す雷門から仲見世をぶらぶらする。何でこんなに人が多いのだろうというくらい人が多い。

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            雷門

それでも年末年始はもっと多くの人出なのだろうから、このくらいはたいしたことではないのかも知れない。いろいろな店があるので覗いていくと飽きることはない。

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           仲見世

試食もあるので、うまい口上にのせられてついつい買ってしまう。杵屋のおかきが美味しかった。揚げおかきが二種類あり、塩味と堅揚げがある。

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塩味のほうは軽くて塩加減が良く、後を引く。説明によると『宮黄金餅を紅花油入り最高級サラダ油でカラッと揚げたおかきに当店の秘伝の調合塩をふりかけています』とある。本当にカラッと揚がっていて口当たりがいい。

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            杵屋

堅揚げのほうは歯ごたえがあり、醤油味が香ばしくこれもまた美味しい。講釈は『のり入りの餅をサイコロ状にカットして天日干しし、当店の最高級油でじっくり揚げて生醤油をかけて作った。』とかいてある。

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            文扇堂(仲見世)

我々はとかく、秘伝だとか最高級だとかという言葉に弱い。なぜか美味しいとそれが秘伝のお陰か、最高級の油のせいかは分からないが、お腹がすいているときには何でも美味しく食べることが出来る。

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扇専門の文扇堂を覗いてみる。ここは仲見世と雷門柳小路にあるという。四代続いている扇屋で、各流派の舞踊家、歌舞伎の役者さんや芸者さん、落語家など多種多彩なお客様が愛用しているとのことである。

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           文扇堂(柳小路)

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普通の扇や木版刷りの祝儀袋、うちわなどもある。ちょっと見るといまどき良く商売になっているなと思うようなものであるが、需要はまだまだあるらしい。

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とにかく、左右のいろいろなお店を覗いて歩いていると、お土産の種類もたくさんあるものだと感心する。定番の浅草のり、雷おこし、まんじゅう、お茶、風鈴など・・・本当に面白いし見ているだけでも楽しめる。

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浅草寺の新しくなった五十の塔を左手に見て、浅草の観音様に手を合わせる。境内には大きなイチョウの木が緑の葉をたわわにつけている。ここからも押上の東京スカイツリーの姿が建物の間に見える。

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            伝法院通りから東京スカイツリー

「浅草の神木・いちょう」と説明書きの立て札が立っている。

『浅草寺本堂東南に位置するこのいちょうは、源頼朝公が浅草寺参拝の折、挿した枝から発芽したと伝えられる。

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                  神木 いちょう

昭和5年に当事の文部省より天然記念物に指定されたが、昭和二十年三月十日の戦災で大半を焼失した。

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                  大わらじ

今は天然記念物の指定は取り消されたが、あの戦災をくぐりぬけた神木として、今も多くの人々に慕われている。』

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今日は日がいいのか、慶事の人力車が境内を走っている。こういうところでの人力車を走らせての結婚式もいいものだと思う。さぞかしいい思い出として永く残ることだろう。お幸せに。

神谷バー    電気ブランを飲む

浅草といえば、浅草寺と神谷バー、これは酒飲みの言うこと。『18世紀には100万人もの人口を抱え、当事世界最大級の都市だった江戸の町。これだけの大都市にもかかわらず、幕末に日本を訪れた欧米人が 「江戸は清潔でちりひとつ落ちていない」 と驚嘆するほど環境問題の少ない町でした。』と浅草紹介の小冊子に説明がある。

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その浅草一丁目一番地一号に、日本で一番古いバーと言われている「神谷バー」がある。若いころは学生時代の友達とよくきたものである。学生のころは台東区根岸の花柳界の中に下宿をしていたので浅草は庭みたいなものだったのである。

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子供のころは祖母につれてもらって、浅草の「花やしき」の遊園地に来た記憶がある。デパートといえば、松屋か松坂屋、動物といえば上の動物園であった。

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                  店内のカミヤワイン

「神谷バー」はかみさんが初めてだというので、電気ブランを飲みながら食事をすることにした。一階は昔ながらの下町情緒いっぱいの「神谷バー」。二階は「レストランカミヤ」家族連れでもゆっくり出来る。三階は「割烹神谷」和風レストランになっている。

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                 1階の神谷バー入り口

天気のよさと、歩いてきた暑さで、席に座るとすぐに生ビールと電気ブランをたのむ。冷たく冷えた生ビールはそれを強調するようにグラスに水滴がついて清涼感を感じさせる。もちろんアサヒビールである。ありがたいことに、中ジョッキでも普通の大ジョッキ並みの大きさである。

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           デンキブランと中ジョッキ

それではここの大ジョッキはどの位なのかと、周りを見回すととなりの席の若い女性がおいしそうに飲んでいる。かなり大きい、最近の日本社会での女性の活躍を物語っているようである。

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かみさんもわたしと同じビールと電気ブランをたのんでいるので、飲むほどにほほを赤く染めている。料理は昔ながらの、サラダとかハンバーグなどで、これもレトロ調であるが美味しくいただける。

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電気ブランの由来と成分については次のように説明がある。『電気ブランデーは、明治十五年に製造と販売が開始されました。名前の由来は当事文明開化の影響から、西洋の洒落たものには「電気○○」と名がつけられたことによります。

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                 デンキブラン

時代の変遷とともに電気ブランデーは電気ブランとなり、今ではデンキブラン。ちなみに現在はアルコール30度。ブランデーをベースに、ワイン、ジン、キュラソーなどがカクテルされています。』とある。

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                  家族4人を乗せた人力車

すいているうちに入ったが席を待つお客さんがずらっと並んでいる。ほろ酔い気分で浅草の町を歩いてみることにする。昼間から飲めるのは電車で都心を歩く楽しみのひとつである。

雷門に面した「神谷バー売場」では「電気ブラン」や「カミヤワイン」グラスなどオリジナルグッズを売っている。今日は記念に電気ブランオールドの40度とグラスを二つ買うことにした。帰ってからの楽しみである。

アイスもなか     浅草を歩く

地下鉄の浅草で降りて、雷門口のほうに向かうと階段を上り外に出たところに、甘味処「西山菓子店」がある。

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かみさんの勧めで、「ここのアイスもなか」が美味しいというのでいただくことにする。雷門のすぐ近くの反対側にある「西山」は、外観はレトロ調でつい足を止めてしまいそうな造りで、創業は嘉永年間の老舗。

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店頭で蒸している「福々まんじゅう」が名物だということである。あの渥美清が大好物だったとか、でも外の暑さもあって今日は「アイスもなか」にする。

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「アイスもなか」はあずき、抹茶、バニラの三種類、どれもおいしそうだが、あずきがお勧めということであずき二つを注文する。

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きれいなお姉さんが、もなかにあずきアイスをはさんでくれる。そのままお盆の上に載せて手渡し、店の中では別メニューというので店先の縁台でたべることにした。

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昔懐かしいもなかの味はあまり甘くなく、後味がすっきりしていて美味しい。人通りの多い浅草の街を眺めながら、しばしの涼感を味わう。

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この次来たときは、蒸かしたての「福々まんじゅう」にしようと吾妻橋のほうに向かう。信号待ちをしていると昔懐かしい人力車が通る。「昔も今も火の用心」が気にいった。

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             一時間二人 15,000円也

吾妻橋の上からは、墨田川の向こうに建設中の「東京スカイツリー」が名物のアサヒビールの本社ビルと並んで見える。

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東京スカイツリーは後340mぐらいたかくなる、ちょうど今の建設途中の上に東京タワーが乗るような感じになるのかと完成後を想像すると、さぞかしこの近辺の景色も大きく変わっていくのだろうと思う。

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          アサヒビール と東京スカイツリー

昔懐かしい浅草と新しい風景、政府の観光立国政策で外国人を呼ぶにはちょうど良い観光地になる。山地が陸地の70以上%を占めるという日本は、四季おりおり見ごたえのおおいところである。日本が元気になる源はこの辺にもある。

東京スカイツリー   押上散歩

雨の季節がそこまできているので、青い空のもとで東京スカイツリーを見てみようと押上げまで出かける。京王線から都営新宿線で半蔵門線に乗り換えて約1時間半程で着く。

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改札を出ると工事現場の囲いの上に建設中の高いツリーが見える。ツリー見学の老若男女がカメラを向けて塔を見上げている。何度も来ているというおばさんはこの辺の地理にも詳しいらしく、良く見えるところを説明してくれる。

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北十間川にかかる橋の上から見ると1階部分の鉄骨から現在工事中のところまでが見上げることが出来る。1階部分には、現在の高さ398mという看板がある。

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東京スカイツリーは2008年7月14日着工、2011年12月竣工予定で工事が進められている自立の電波塔で高さが634mで世界一の高さになる予定である。

現在のテレビ塔ではカナダのCNタワー553.3m,上海テレビ塔467.9m、ロシアのオスタンキノタワーなどがあるが、これが出来ると一気に世界一に踊り出る。

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                 十間橋より北十間川

川沿いには、下町の雰囲気が残る町工場や、店舗が並ぶ。この塔が完成するとこの景色も大きく変わるだろうと思う。川沿いに十間橋に向かって歩くと土手の下に花壇があり季節の花がきれいに咲いている。

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                下街の景色とスカイツリー

十間橋の手前の道路のカーブミラーに東京スカイツリーが写り、これもまた楽しからずやという光景である。

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               カーブミラーニ写るスカイツリー

橋の真ん中から塔を見ると、その陰が川の真ん中の水の上に対象的に写っている。ちょうど一番上の部分が水に写り、そこにへびが泳いできてその部分にまきついているように見える。

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               塔に撒きつくへび

青大将でのようである。へびは古来世界的に信仰の対象になっている。足を持たない長い体や毒を持つこと、脱皮をすることから「死と再生」を連想させること、長い間餌を食べなくても生きている生命力などにより古来より「神の使い」などとして、へびを崇める風習が発生した。

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           泳ぐへび

日本でも白へびは幸運の象徴とされている。また、ギリシャ神話においてはへびは生命力の象徴である。ということは、塔に撒きついている図の光景は縁起がいいということになる。

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物事はいいほうに考えて、今日の東京スカイツリー見物は良かったということにする。また、完成した暁には足を運び今度は上からこの下町の光景を眺めてみたいと思う。

こげら   夫婦の絆

休日の今日は朝から空が青い。早朝のウォーキングも汗ばむような陽気になってきた。いつもの「よこやまの道」を歩くと、数人の女性があるいてくる。手には白いスーパーのショッピング袋を持ち、この散歩道のごみを拾ってくれているのである。

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            コゲラ

なかなか出来ることではないが、この散策路がいつもきれいなのは、この人たちのお陰だと思うと頭が下がる。「おはようございます」と挨拶をしてすれ違う。

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           野あざみ

この散策路の最高地点、標高150m「防人見返りの地」で多摩市を一望の後、15分のストレッチをする。その後、筋トレを充分にして家に戻る。冷蔵庫の中をみてありあわせの材料で朝食を作る。コーヒーだけはコナコーヒー100%、ガーリック入りのオリーブオイルを使ったサラダとトースト。コーヒーとオイルにはこだわりがある。

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かみさんとブランチをすませた後、多摩川に出かける。今日はゆっくりと「カワセミ」でも撮ろうと長靴に履き替えて川を渡る。

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            ガビチョウ

背の丈ほどもある葦原の中をくぐり、水溜りが池のようになったところに三脚を立てカメラを構える。近くでは、ガビチョウがうるさいほどに良く鳴いている。イスを出してじっくりと待つことにする。

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この池の奥にはカワセミが営巣しているので、良くここに餌をとりに来る場所なのである。近くの枝でウグイスが鳴き始め、だんだん声が近くなってくる。良く見るとすぐ頭の上で鳴いている。良く動くのでなかなかカメラに収めにくい上、また逆に近すぎて撮ることが出来なかった。

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           ヒメジオン

カワセミは出入りが激しいが、なかなかいいところに止まってくれない。太陽の角度がちょうどいい感じになってきたが、今度はカワセミが来ない。

目の前の木でコゲラがコツコツと木をつついている。コゲラは全長15cmほどでスズメと同じくらいの大きさ、日本に生息するキツツキとしてはもっとも小さく、オスよりメスがやや大きい。

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小さい体の割には、20haほどの広い縄張りをもっており、一度繁殖を始めると同じ場所に生息し続ける。番いの絆も片方の鳥が死ぬまで続くことが多いと聞く。枯れ木や生きた木の枯れ枝などに巣穴をつくる。巣穴は毎年新しく掘るのが習性のようである。

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可愛いコゲラが目の前でチョコチョコと遊んでいるのでそれをみながら、カワセミをねらっているのがなかなかチャンスを掴まえられない。野鳥のなかには、托卵したり、一夫多妻だったりいろいろいるが、コゲラのように死ぬまで夫婦の絆を守る鳥を見習って元気で長生きしたいと思う。

マイナスイオンを浴びて  三頭沢を歩く

三頭大滝を後にして三頭沢を登る。頭の上に覆いかぶさるように遅いつつじの花がきれいだ。少し水量の多い沢の水にさわやかな涼気を感じながら歩を進める。

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さすがに機材の重みが肩にかかる。川べりのシダ類の緑がひときわまぶしく光るなか、水の流れの音だけが耳に残る。この辺は野鳥の声が少ない。家を出遅れた時間だけ野鳥たちも上流に上ってしまったのだろうと思う。

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整備された置石の上を滑らないようにしながら川を渡る。古い倒木の緑の苔が歴史を教えてくれる。生い茂るブナ林の中を沢のすがすがしさを満喫しながら一歩一歩足をすすめる。

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上空をオオルリが飛び始めた、遠くできれいな声でなくオオルリの声も聞こえ、「かおりの路」への分岐点の休憩所にたどり着く。

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ここから右に折れてつづら折を登ると五分ぐらいで野鳥観察小屋に着くが、しばし休憩をしてさらに沢を登ることした。

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上からは若夫婦とお母さんと思われる家族連れの登山者が降りてきた。お母さんは足が重そうで、息子さんが盛んに気使っての下山中であった。

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私も、一昨年は娘と三頭山歩きをしたがそのときは天気がよく、早朝からの登山だったので昼過ぎには降りてきた。今日は昼からの登山なので遅すぎる。頂上まで行く予定はないのでまだ気は楽である。

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もう少し登るとちょうど鳥見をするのにいい場所があるので、そこまで行く。途中からミソサザイの良く通る声が「チュリイリリリリリ」と聞こえてきた、川の流れの音に負けないで沢一帯にきれいに聞こえる。

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足場のいいところがあったので、機材をおろしてしばらく待つことにした。木々を眺めているとすばしこく動く鳥がいる。大きな木の幹を上に下に逆さに動くゴジュウカラである。

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しばらく眺めていたが、下山中の登山者の姿に飛び去ってしまった。汗を拭きながら、待っているとミソサザイの声、近くにいるようだが木々の葉が邪魔をして姿は良く見えないが相変わらずきれいな声を聞かせてくれる。

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しばらく聞き入っていたが、二羽ほどいるようである。日本の野鳥の中でも最小種のひとつで常に短い尾を立てて上下左右に小刻みに震わせている。

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一夫多妻で繁殖期は5月~8月ごろ、茂った森林の中に生息する。特にここのような渓流の近辺に多い。単独か番で生活し、群れをつくることはないようである。

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             ミソサザイ

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少し雲行きが悪くなってきたのでひきあげの準備をする。今日は機材を持ってきた割には収穫が少ない。雨粒が当たり始めてきたので下山することにする。

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梅雨明けごろにまた再チャレンジすることにして登ってきた三頭沢を下る。足元が濡れているので滑らないように気をつけながらの下山である。数時間ではあったが森林浴を十分満喫出来た都民の森であった。

三頭大滝   滝見橋からマイナスイオンを

登山口の手前に滝見橋があり、三頭沢から流れ出る三頭大滝を上から見下ろすことが出来る。

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                 滝見橋への木道

この滝見橋は、滝を見るための橋で先は行き止まりになる。谷底まで約25mのつり橋で三頭大滝の全景を見ることができる。

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            滝見橋

本当は橋の下まで降りて、下から滝の全景を見たいところだが、端の上からの高さを見てしまうと、下まで降りてゆく元気はなくなってしまう。

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三頭大滝は、標高1190mのところにある落差33mの滝で、秋川源流部にある数馬五滝の一つに数えられている。今日は、朝方の雨のせいか水量がおおく、流れ落ちる水は見事である。

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                三頭大滝

最近この近くに熊が出たらしい。「5月13日午前8:30ころ熊が出没、登山の際は十分お気をつけください。」と注意書きがある。

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           三頭大滝の上部

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野鳥を追いかけていると、熊が出たという看板には驚かないが最近は特に多いように感じる。昔ほど人間が山に入らなくなったのと、食料がなくなって来たのが原因で、動物たちが里に出没するようになってきたのだろうか。

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            三頭大滝下部(滝見橋より)

この滝は、水量で観賞するには、雨季のあと、紅葉であれば秋、新緑は春先、氷ついた氷滝は冬と四季折々観賞できる。これは滝を見るためにある「滝見橋」のお陰である。

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            つつじ

滝の上部は、三頭山の登山口になっているので覗きこむことは出来るが、柵を乗り越えて水の流れの近くまで行って足を滑らせて滑落する人もいるようである。自然と遊ぶということは命がけである。

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           大滝上部の登山口付近

この滝の上部の登山口の右手のがけに「コシアブラ」の木がある。私は春の山菜の中でこの「コシアブラ」大好きである。若芽を摘んでてんぷらにすると美味しい。酒のつまみにはもってこいである。

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                  コシアブラの木

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                  コシアブラ

今では、もうすっかり成長したあおい葉になっているが、来年を楽しみに登山道を登ることにした。三頭山、標高1531mの中腹までを目指して足を運ぶことにする。

大滝の路   森林セラピーロードを歩く

森林館から三頭大滝までの約1Km,歩いて20~30分ぐらいの平坦な路であるが、ロード一面にはウッドチップが敷かれているので歩き易い。ふんわりとした感じがあるので足が軽くなったような気分になる。

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この散策路は、平成19年3月に東京都内で初めて森林セラピーロードとして認定された。「森林浴」としてのストレス解消や、「森林浴」の効果を科学的に解明して、心や体の健康に活かそうということで森林セラピーという言葉が使われるようになったといわれている。

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私は、自分ではあまりストレスを感じない「ストレスフリー」の人間だと思っている。言いたいことを言ってやりたいことをやっているからかも知れないが、そう思うことによってストレスとして溜めないことにしているが、最近では病気にしろ、行動にしろ、体調変化にしても原因を「ストレス」にすることが多くなっている。ストレスとは何ぞやということになる。

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ゆっくりとウッドチップを踏みしめて歩いていると、針葉樹や広葉樹の木々の間から小さなきれいな花をつけた木が見えてくる。

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                         ミツバウツギ

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小さな赤い筋の入った花がたくさんついた、「サラサドウダン」がきれいである。花に更紗染(紅すじ)模様が目立つ、更紗燈台、風鈴つつじとも呼ばれる。

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            サラサドウダン       ツツジ科

少し歩くと視界が開けた展望の良い場所に出る。晴れた日には遠く都内の景色も見えるが今日はあいにく雲に覆われ残念ながら見えない。それでも奥多摩の山々が一望できるので気分が爽快である。

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一休みの後、カッコウやホトトギスの鳴き声を聞きながら大滝を目指して歩く。近くでジュウイチの鳴き声が聞こえるので姿を探してみるがなかなか見当たらない。「ジュウイチ」は名前の通り「ジューイチ、ジューイチ、ジューイチ・・・・」と鳴く、鳴き声はだんだん早く、声は高くなっていくのが特徴である。

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面白い話しに、このジュウイチは日本三霊鳥の一つといわれている。「ジュウイチ」という鳴き声が漢字で書くと「慈悲心」と聞こえたことによる。後の二つは、「仏法僧」と鳴くブッポウソウ、「法、法華経」と鳴くウグイスを「日本三霊鳥」と言うとのことである。

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ジュウイチもまた、カッコウやホトトギスと同じで托卵をする鳥である。相手はオオルリ、コルリ、コマドリ、ルリビタキなどである。だからこれらの鳥がいるところには必ず、ジュウイチやカッコウ、ホトトギスがいることになる。

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家を出るのが遅かったので三頭山登山を終えて下山中の人に多く会う。濃緑の木々や景色を眺めながら歩いていると三頭大滝の入り口に着いた。さわやかな汗をぬぐいながら木製のベンチに腰を下ろし、遠くの山々を眺める。人間は自然とともに生きるのが一番だなと改めて思う。

都民の森     森林館への道

兜家をすぎ、曲がりくねった道を一息登ると左側に駐車場が見えて、都民の森の入り口になる。今日はあまり天気がよくないので駐車場は空いている。いつもだと、満車でさらに上に登ったところの第二駐車場になる。

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靴を履き替えて、川にかかる小さな水車を見ながら森林館への坂道を登る。大きなトチの木の方角からおおるりと思われる鳴き声が聞こえる。

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川の中にある黄色の花が、周りの緑に映えてきれいに咲いている。左手にある木道の階段を一歩一歩のぼると踊り場から森林館が見えてくる。

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           小さな水車が回っている

この森林館では、木材に関するいろいろな展示が行われていて、木細工の加工も出来るところである。

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             森林館

手前にはレストランがあり、汗をかいての生ビールはなんともいえない味わいが出来るところ、帰りを楽しみにと思ったが今日は車であるので残念である。

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たぶん、朝方までは雨が降っていたのだろう、周りの緑の葉に露が光りすがすがしさを感じさせる。重い機材を担いでいるので足運びは遅い。

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ゆっくりゆっくり登るのもいいものだと思いながら、額からの汗をタオルでぬぐう。久々の都民の森、今日はどんな野鳥にあえるかと思うと楽しみである。

オルセー美術館展2010  ポスト印象派を観る

朝から太陽が照りつける休日、国立新美術館で行われている「オルセー美術館展2010」を観にいくことにした。かみさんは若いころにフランスのオルセー美術館に行ったことがあるという事で詳しい。

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小田急の多摩急行を使うと、乗り換えなしで千代田線の乃木坂駅までいける。駅からは美術館に直結しているので改札を出ると案内の通りに歩くと美術館まですぐである。不動産屋さんの案内だと徒歩0分という感じである。

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改札を出ると、すぐのところで入場券を売っている。美術館の入場券売り場では長い行列になるので、ここで入手すると便利である。

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国立新美術館の建物は一見総ガラス張りのたてものである。設計は黒川紀章・日本設計共同体で平成11年度より設計に着手、敷地面積30,000㎡、建物延べ床面積約45,000㎡の規模で平成17年に完成した。

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建物は、地球環境に配慮し、「人」にやさしく、国民に親しみをもたれる施設になるように設計されている。外部の丸みを帯びたガラスカーテンウオールとひさしが緑の木々に映えてきれいに映っている。

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地下一階、地上四階の五層の建物は、四層吹き抜けの天井高21m、自然光あふれるアトリウムと、その上部にレストラン・カフェが2階、3階に設置されている。アトリウムや外部庭園を眺めながらのコーヒーブレイクは心和ませるものがある。

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2、3、4Fの展示室の前には、エントランスロビーアトリウムに張り出した形でホワイエがあり、ここからはまた、アトリウム越しの外部庭園を見渡すことが出来る。

展示場内には、115点の絵画が展示されている。説明によると、これらの絵画がまとめてフランスを離れることは二度とないといわれている。モネ5点、セザンヌ8点、ゴッホ7点、ゴーギャン9点、ルソー2点を含むが、半数以上は初来日だという。

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ここに来る前は、オーストラリアのキャンベラでの展示、8月16日の日本での展示が終わるとサンフランシスコのデ・ヤング記念美術館に巡回する予定との事。

かみさんの案内で観てまわるが、私にもいささかの絵心はある。好きなのはクロード・モネ、ポール・ゴーギャン、アンリ・ド・トゥルーズ=ロートレック。

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モネは「蓮」シリーズ、ゴーギャンはタヒチでの作品、西洋文明に絶望しタヒチに楽園を求めて渡ったが貧困や病気に悩まされながらも、「タヒチの女」や「3人のタヒチ人」などを残している。

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三十数年前タヒチのゴーギャン美術館で見た作品を思い出しながら鑑賞し、モーレア島でのコバルトブルーの珊瑚礁の海とパレオ姿のきれいな女性を思い出していた。

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また、ロートレックはフランスの伯爵家のうまれであるが、子供のときの足の骨折から発育が停止し、成人したときの身長は152cmにすぎなかった。身体障害者として差別を受けていたこともあって、娼婦とか踊り子のような夜の世界の女たちに共感して、そういう場面の作品が多い。「ムーラン・ルージュ」や「女道化師」などである。

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           人懐こいスズメ

休日は、都心に出てくることはほとんどないが、たまにはのんびりと出かけて一点集中で楽しむこともいいものだと思った。最近の再開発の新都心はそういう意味でいい環境を提供してくれていると感じた、これからは都心散策も視野に入れることにする。

兜家旅館   桧原村の合掌造り

今週は山に行こうと思っていたが、朝出遅れてしまったので奥多摩の都民の森に行くことにした。天気は曇り空だが雨は降らないだろうと向かう。

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五日市街道から桧原村の曲がりくねった道をすすむと旧街道との分かれ道があり、旧道のほうに入ると新緑の中にかやぶきの屋根が映える。

屋根の形が兜に似ているところからかぶと式とかカブト造りともいわれ400年の歴史があるという。飛騨の高山や、白川郷などにも合掌造りはあるが、このあたりの数馬の民家も合掌つくりの建物が多かったようである。

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この地域の合掌造りは正式には、「富士系合掌造り」というらしい。この地域は江戸時代から東京と山梨の文化交流や、交易が盛んに行われていた。このころは養蚕が盛んに行われていたので合掌造りはそれに適した造りになっている。

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この建物は、ほかの地域の合掌つくりと同じで釘をほとんど使わず木と木を組み合わせる建築構造になっていて、この茅葺が夏涼しく、冬暖かいという特徴があるといわれている。

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どっしりとした門構えと、白壁の土蔵、大きな茅葺の屋根の後ろに見える桧原村の山々はとても東京都とは思えない風景である。

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温泉や美味しい料理がお勧めだといわれているが、今日は時間がないので三頭山を目指して、旧道を登る。この次くるときは、ここを目的に向かってきたいと思う。

初夏の花 多摩市グリーンライブセンター

多摩センター駅を降りて、パルテノン多摩に向かって歩き、ホールの正面を左手に少し行くと多摩市グリーンライブセンターがある。

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           ムギワラギク    花言葉:常に記憶せよ

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           マーガレット

季節の花が小さな庭園にきれいに植えられている。門をくぐり正面にピラミッドギャラリーと呼ばれる温室があり、中には亜熱帯の植物などが一年中咲いている。

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                  ゼラニウム

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           ブーゲンビレア

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                  アンスリウム

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            クレロデンドロン

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            フクシア     花言葉:信頼した愛

裏手のほうにはロマンチックガーデンがあり、イスやテーブルがおいてありゆっくりと草花を観賞できる。

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           クリマンセマム・カリナタム

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            クリマンセマム・カリナタム

白雪姫と七人の小人の石像の周りには、今が旬のきれいな花がいっぱいである。イスに座って眺めていると、後ろの静かな林からは野鳥の声が聞こえる。

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                 カンパニュラ・メディウム

緑濃い林の中には、きれいに整備された散歩の出来る小道があり、ミヤコワスレや口紅シランなどがさいている中をのんびりと歩くと心が癒される場所である。

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                  口紅シラン

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            バラ

花の開花にはまだ早いアジサイの木や小さな竹の緑の中に「水琴窟」と書かれた案内板と共に水がめがある。

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                 水琴窟

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                 アブチロン

木の柄杓で水をすくい、となりの小石の上に水を流すと、少し間をおいて水が下に落ちる音がきれいに響いて聞こえる。ちょうど木琴のような音で、涼感と共に耳に心地よい。

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                  アリウム

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            ムラサキツユクサ 花言葉:貴ぶ

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            チリアヤメ

麦の刈り取りシーズンであるがここには、大麦、小麦が穂をつけていた。パンにする小麦とビールの素の大麦が懐かしい姿を見せてくれた。パンやビールは毎日といっていいほどいただいているが、原料を見るのはひさしぶりである。

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           オオムギ

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           コムギ

小さな庭園であるが、かなりの草花やハーブなどが良く手入れされており、心和む場所である。園内には図書コーナーもあり、植物や花の名前などもすぐ調べてくれる、またいろいろ草花に関することを親切に教えてもらえる癒しの場所である。

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