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松代大本営跡   気象庁地震観測所

象山地下壕から神田川沿いに上流に向かっていくと、古い街並みからはずれ、田んぼと山に囲まれたのどかな風景に出る。

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                          松代駅の汽車ポッポの碑

1965年8月3日、私の中学生時代に始まった松代群発地震は1966年4月17日には、有感地震が661回、無感地震が6,119回、計6,780回の地震を記録している。当事は頻繁に地震が起きるので、大地が揺れることに麻痺していた事を思い出す。どーんという大きな音とともにゆれたものである。

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川を渡って山沿いに鉄格子の洞窟が見える。これが松代地下大本営跡の気象庁地震観測室である。2009年5月25日に北朝鮮で行われたという核実験の振動を観測したといわれている。

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長野市観光課の説明によると、『第二次世界大戦の末期、軍部が本土決戦最後の拠点として、極秘のうちに、大本営軍司令部 参謀本部 政府各省等をこの地に移すという計画のもとに、昭和19年11月11日午前11時着工よく20年8月15日の終戦の日まで、およそ9カ月の間に当時の金額で2億円の巨費と延300万人の住民および朝鮮人の人々が労働者として強制的に動員され突貫工事を持って構築したもので全工程の75%完成した。

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           大坑道入り口、地震計室

ここは地質学的にも堅い岩盤地帯であるばかりでなく、海岸線からも遠距離にあり、川中島合戦の古戦場としても知られているとおり要害のちである。

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規模は三段階、数百mに亘る、ぺトン式の半地下建造物、舞鶴山(2.6km)を中心として、皆神山(1.6km)、象山(5.9km)に碁盤の目のごとく縦横に掘り抜き、その延長は十数キロ余に及ぶ大地下壕である。

現在は世界屈指を誇る気象庁の地震観測所として使用され、高倍率のひずみ地震計始め各種高性能観測機が日夜活躍している。』と書かれている。

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建物の中に入り階段を地下に降りて行くと、外の暑さとはうって変って涼しい空気が流れ気持がいい。階段を降りたところが小坑道になっており天皇皇后の地下施設があったところで、現在は、強震計等が奥のほうに設置されており、そこからは立ち入り禁止になっている。

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            松代城の夕暮れ

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            北アルプス白馬三山を望む

三か所ある建物のうち一番上の建物1号庁舎に、畳の敷かれた天皇陛下の施設、2号庁舎は皇后陛下関係の施設で、現在は、精密地震観測室・松代地震センターになっている。

当時は敗戦を感じていたのかすごい計画が実行されていたものだと改めて思う。軍国主義時代の施設ではあるが、現在は世界的にも有数の地震観測・研究施設になっており地震防災、学術および国際協力の各方面において重要な役割を果たしていることがせめてもの救いだろうか。改めて、平和な日本に感謝する。

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