上海 バンド地域の朝
猛暑の夏、休みの後半から商用で上海に行くことになった。今回は羽田からの出発なので気分的にらくである。今年の十月からは羽田空港に新滑走路が出来、国際空港として新たにオープンする。
早朝の商店街
やはり、羽田から海外に行けると時間的にもずいぶんと助かる、たのしみである。しかし、今回はまだ羽田の国際線は飛行場の端っこのほうにあり、国内線ターミナルよりバスに乗り移動しなければならない。
旧の街並みにそびえるビル
上海には国内線用の虹橋空港と国際線の浦東空港があり、羽田から出発する便は街の中にある虹橋空港に到着するので上海の街には近いので助かる。
再開発を促す政府の垂れ幕
朝起きると、朝食までには時間があるので市内をウォーキングすることにして、地図を概略頭に入れてホテルを出る。
早朝から公園でコマを操る人
冷房の効いたホテルからドアを開けて外にでるとムッとした熱気が体をつつむ、人影もまばらな街を黄浦江方面に向かう。
車社会の到来
夜が明けたオフィスビルの前に裸で寝ている人たちをたくさん見かける。夜の暑さを外でしのいだのか、夜遅くまで酒を飲んで寝込んでしまったのか分からないが、かなりの人たちである。
新旧の混在
東京も猛暑の毎日であったがここ上海もさらに暑い。緯度的には九州と同じぐらいであるが何時来てもすっきりとした青空を見たことがない。
整備された公園と歴史建造物
どんよりとした真夏の空に上海TV塔と超高層ビル群がシルエットで浮かぶ。朝もやの薄れかかった黄浦江の川面を貨物船が静かに動く。こう光景はなぜか心を和ませてくれるので好きな風景の一つである。
上海TV塔の夜明け
以前来たときは、万博の準備であちこち工事中であったが今では道路も公園もきれいに整備されて気持ちのいい河畔になっている。
早朝の黄浦江
早朝から太極拳をやる人、凧揚げをする人などでにぎやかである。ここでもベンチには裸で寝ている人の姿も見かける。新旧の対象的な街である。
老人のタコ揚げ
街の中も近代的なビルの裏通りには昔ながらのレンガ積みの古い民家群が存在する。それがまたいい。歴史を感じさせる古いビルや街並みは好奇心の強い私には興味を感じさせるところである。
新旧混在の街
古い住宅
仕事に行く前に汗びっしょりであるが、異国の早朝ウォーキングもまたいいものである。ホテルに帰ってシャワーを浴びて暑さに負けないで今日のスケジュールをこなそう。
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