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蔵とラーメンの街   喜多方を歩く

今日の泊まりは「蔵のまち喜多方」、喜多方は、」会津盆地の北部に位置し、南に遠く那須連山、東に名峰磐梯山とすそ野広がる雄国山麓、北西に霊峰飯豊山を望む風光明美な、懐かしい郷愁を誘う素朴な趣のあるまちである。

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    楽篆工房  おもしろ漢字(名前の由来を説明してくれる、非常に面白く興味深い)

なぜ、このまちにこんなに多くの蔵が建てられたかと言うと、観光のために建てられたのではなく、現在も人が住み、使い、暮らしている住まいだからということである。

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            大和川酒造  会津北方風土館

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                  酒蔵の水

路地裏や郊外の集落まで市内には4000棟以上の蔵があるといわれている。早朝に蔵のまちを歩いてみる。田付川にかかる月見橋を渡り、おたづき蔵通りから市内を歩く。

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           小原酒造       

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           馬車の駅

今でも、酒蔵、味噌蔵などとして使われているのは、この土地が良質の水と米にめぐまれており、酒造業をいとなむ場所として、蔵が最適な建物であったということで、まだ日本酒を醸造する蔵元は10以上あるという。

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            利き酒をする

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            酒蔵の手すり(一升瓶)

また、地元では「四十代で蔵を建てられないのは、男の恥」といわれ、喜多方の男たちにとっては蔵を建てることが夢と情熱の結晶だったのである。

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それともう一つの理由は、明治三十年に起きた大火で市内の約三百棟の家々が焼き尽くされたが、その時残った建物が蔵だったといわれている。

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蔵の建築様式や材料も画一的なものでなく、特に壁材料などは白漆喰のほかに、黒漆喰、レンガ、土壁などがあり、特に特別な建物に使われることの多いレンガが一般的な農家の建物に普及しているのは珍しいそうである。

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早朝に蔵のまちを歩いていると、のれんを出したラーメン屋がある。それが早朝にも関わらず大勢のお客さんが入っている。ラーメンのまちとは聞いていたが驚く。よく見るとラーメンの看板は一軒だけではない、この通りだけでも数件のラーメン屋さんがある。

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          朝早くから店はあいている

聞くところによると、人口約55,000人の街になんと100軒以上のラーメン店があるという。「喜多方ラーメン」の特徴は、しょうゆ味のコクのあるスープと太いちぢれ麺と柔らかく煮込んだ手作りチャーシューが有名である。元祖は”しなそば”

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            喜多方ラーメン

ところでこの朝早く営業しているラーメンは「朝ラー」といって市民や観光客には評判だということである。なぜ、朝からラーメンなのか聞いてみると、いろいろな説があるらしい。

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             「朝ラー」

農家が早朝から農作業をしてその後にラーメンを食べたことからの説、これについては今でも田んぼの畦でラーメンを食べる姿が見られるとのことである。

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           郵便局

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それと、ここには古くから工場があり三交代制で作業が行われ、夜勤明けの工員にラーメンを食べさせたのが始まりとも言われている。喜多方ラーメンはどちらかと言うとさっぱりしているしょう油味なので、朝からでも食べられるのだろうと思う。

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まち並みを眺めながらぶらぶら歩いていると喜多方駅の前に出た。とにかく古い建物も新しい建物も基本は蔵である。新設の郵便局も蔵造り、お寺も蔵造りで窓が印象的である。

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            蔵見世

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            喜多方駅

駅前に、早朝からオープンしている外壁にツタのからまる雰囲気のいい喫茶店があるので入ってみる。この年になると朝からラーメンとはいかないので一休みすることにした。

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             駅前

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           コーヒー「煉瓦」

入ってみると雰囲気がいい、赤い帽子の老人がカウンターでゆっくりとコーヒーを飲み、カウンターの中にはこれまたこの場面にピッタリなマスター。喜多方の朝の光景を振り返りながらコーヒーを楽しんだ。

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