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布多天神社と大正寺  調布を歩くⅡ

天神社参道を歩いて新甲州街道20号線を渡ると正面に布多天神社の森が見える。その手前の右側参道沿いに大正寺というお寺がある。

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                   山門

大正寺は大正4年、上布田の栄法寺、小島の不動院、下布田の宝性寺の三つの寺院が合併して出来た真言宗系の寺院で寺号を開山時の年号にちなんで大正寺とした寺である。

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             山門より本堂を望む

ちょっと入りにくい寺であるが、良く見ると囲んだ塀の木戸のところに内部参拝希望の方はインターホンでご連絡くださいと書いてある。

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             本堂

入ってみると、あまり多くの人を入れないので踏み石は苔生し、鬱蒼とした樹木と深い竹林が丁寧に手入れがされていて、雨上がりの石を踏みながら歩くのは心引き締まる思いがする。

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                   供養塔

正面の本堂は、本尊大日如来を安置する。山門および本堂は文政10年(1827)の建築で、旧栄法寺より移築されたものである。この古い本堂と比べると、山門は真新しい色の建造物であり、これは平成二十年唐風に再建されているという。

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            御地蔵様

境内には三ヶ寺より移植された老樹銘木が生い茂り、静寂な空間が創りだされている。古い樹木の下には涅槃像をはじめ、庚・申・地蔵・供養塔など70余基の石仏が配置されていいてゆっくりと眺めながら歩く。

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                   涅槃像

境内に細長く広がる池の左端に調布七福神の一つ、恵比寿神を祀る祠がある。景観保護のためか近くには行くことは出来ないが、この恵比寿神は背中を向けて鎮座しているという。

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             恵比寿神

池の手前にある版木を木槌でたたいて、参拝者が来ていることを知らせてからお参りするといった仕掛けになっているらしい。中だけを歩いていると隣に甲州街道が走っているとは思えない静かさである。

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            布多天神社

山門の脇の木戸をくぐり、参道を布多天神に向かう。休日でもあり観光ツアーのお客様が多い。布多天神の創建はかなり古い。延長五年(927)に制定された「延喜式神名帳」に記載があるという多摩地方有数の古社で、社伝では第11代垂仁天皇の御代約1940年前の創建といわれている。

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            本殿

江戸時代、甲州街道が整備され、上石原、下石原、上布田、下布田、国領の五宿が出来、布田五宿と呼ばれ、当事、布多天神社は布田五宿の総鎮守であり、五宿天神と呼ばれて地域の信仰を集めていたところである。

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               調布市保存樹木 シラカシ 

その後、布田五宿は、明治二十二年に飛田給、上ヶ給と合併して調布町となって、調布町総鎮守となったといわれている。

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           本殿の隣の神社

本殿は宝永三年(1706)に再建されたものといわれているが、手前に一対の狛犬が建立されている。この狛犬は、布多天神社境内に開かれる市の繁栄と商売繁盛を祈願して、寛政八年(1796)に建立された市内で最も古い狛犬といわれている。現在でも毎月二十五日に市が開かれているらしい。

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                  狛犬

天神様というと菅原道真が合祀されているが、菅原道真と牛は必ずセットになっている。ここの牛も参拝者のご利益に役立っているようで牛の鼻から頭にかけてツルツルと光っている。私もあやかって、いまさらながらの学問成就と健康を祈願しながら鼻をなでる。

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              御神牛

境内は、赤ちゃんのお宮参り、ちょっと早い七五三などでにぎわっているが、幹が苔むした老樹木が創りだす静謐な凛とした空間は、常日頃殺伐としたビジネス空間に身をおいている自分にとっては一服の清涼感を与えてくれる心地良いところであった。

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