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ムクドリ  昔益鳥今害鳥

公園の雑木林の中に一本の柿の木がある、周りの木々はすっかり落葉して常緑樹だけが緑の葉を残す中に、真っ赤に熟した柿の実がたくさん残っている。

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この辺でも雪が降ると、鳥たちの餌になり、多分一日でなくなってしまうだろう柿の実がまだたくさん残っている。そこに集まっているのがムクドリの大群とヒヨドリたち。鳴き声もうるさいが食べ方も行儀作法が悪い。

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ムクドリは日本全国に分布する留鳥で低地の平野や低山地にかけて広く生息し、都市部などでも群れを作って街路樹などにねぐらを造っている。

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特徴は、全長24cmほどで、スズメとハトの中間ほどの大きさである。尾羽を加えるとヒヨドリより一回り小さい大きさで、翼と胸、首は茶褐色で、首から頭にかけてと腰に白い部分が混じり、肢と嘴は黄色い。

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生態としては雑食性で、植物の種子や果物、虫の幼虫などを好んで食べる。地面に降りて歩いて虫などを探すこともあれば、木の枝に留まって柿などの熟した実をついばむ。椋の木の実を好んで食べるため「椋鳥」と呼ばれるようになったと言われている。

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鳴き声は「ギャーギャー」とうるさく、都市部などでも群れを成して生活するため、その鳴き声を騒音だと感じる人もいて、転じてムクドリは街に出てきた田舎者を指す言葉にもなったことがある。

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ムクドリが益鳥だった頃は、農作物に害を及ぼす虫を食べることからである。平均的なムクドリの家族は親2羽、雛6羽として1年間に捕食する虫の数は1百万匹以上といわれ、当時害虫を1匹駆除するのに1円かかったらしいので、ムクドリ1家族で年間に1百万円以上の利益をもたらす「農林鳥」と言われたゆえんである。

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その後、なぜ益鳥が害鳥になってしまったかを見てみると、都市に適応して大量に増殖すると、鳴き声による騒音や糞害などが問題になったり、果物を好んで食べるため果樹園に被害を与えるとして駆除されることにもなってきたからである。

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時代の変化と共に生物たちも善鳥だったり、悪鳥になったりする。通常国会が始まったが政権政党であった自民党が、ただ反対のかつての野党と同じになってしまっては日本の成長はなくなる。鳥の世界の害鳥にならないよう権利を行使して欲しいものである。

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