ヒレンジャク ムクドリと一緒に柿を
ムクドリとヒヨドリの集団が行ったり来たりで柿の実を食べている中にちょっと違う鳥がいる。良く見るとヒレンジャクではないか。
ヒレンジャク
普通は群れで行動する鳥であるが、たった一羽で柿の実をついばんでいる。スズメ目レンジャク科に分類される鳥で日本では冬鳥である。レンジャクの由来は連雀と書き、群れで行動するところから来ている。
体長は約18cm,翼開帳は約29cmでオスとメスはほぼ同色、全体的に赤紫がかった淡褐色であるが、頭や羽などに特徴的である。顔はちょと見ると「デーモン閣下」に似ているというか、彼がヒレンジャクをまねたのかは定かではない。
顔はやや赤褐色みを帯び、尖った冠羽、冠羽の縁までいたる黒い過眼線や黒い喉などが特徴である。
高いところに止まっているので下部からしか見えないが、きれいなのは背中から尾羽にかけてである。今日は残念ながら腹部からしか眺めることができなかった。
ここはヒヨドリの縄張りなのか、よそ者が来ると追い出そうとする。いっせいに飛び去るとしばらくするとまたやってくる。いっせいに飛び出すときは必ず、犬を連れた散歩の人が近づいてくるときである。
ヒヨドリ
ヒレンジャクが仲間を連れてきてくれることを期待しながら待ってみたが、なかなか来てくれないので引き上げることにした。
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