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雪のサザンカ  曲がり角に咲く花

東京の雪はいろいろな光景を見せてくれる。白い雪の下に赤く咲く山茶花(さざんか)がきれいに映る。赤やピンク、白などがあるが白い雪には赤がよく似合う。

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”さざんか”というと、童謡の「たき火」を思い出す。

「 1 かきねの かきねの まがりかど たきびだ たきびだ おちばたき あたろうか あたろうよ きたかぜ ぴいぷう ふいてくる

  2 さざんか さざんか さいたみち たきびだ たきびだ おちばたき あたろうか あたろうよ しもやけ おててが もうかゆい

  3 こがらし こがらし さむいみち たきびだ たきびだ おちばたき あたろうか あたろうよ そうだんしながら あるいてく 」

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最近、焚き火を見ることは少なくなったがこの歌の詩を見ると、その場の情景がほほえましく想像することができる。秋口の早朝には多摩丘陵の谷戸の畑で農家の人が焚き火をしていた。あの煙の臭いが懐かしくしばらく眺めていたものである。

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「あたろうか あたろうよ」という相手はいなかったが、この歌を思い出していた。子供のころ、りんご畑で落ちたりんごの葉を集めて落ち葉焚きをしたことを思い出す。

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燃える落ち葉の中に、サツマイモやジャガイモを入れてこんがりとなるまで焼いて、手袋で灰で黒くなった皮をむいて「ふうふう」言いながらたべたものである。今であればバターを用意して「ジャガバター」といったところであろうか。

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最近では、焼きりんごなるものも料理にはあるが、当時はりんごは取り立てを生で食べるものだと思っていたので焼いたりんごは食べたことがない。とにかく新鮮な野菜や果物に火を通すことは、習慣としてあまりなかった。中国は逆に、ほとんどのものは火を通すのが当たり前になっている。食べものの習慣は国によってかなり違うものであるが、それを知ることによってレパートリーが増えていく。情報化のおかげだろう。

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さざんかは日本が原産地でツバキの仲間である、ツバキは春から咲き始めるが、さざんかは秋の終わりから初冬に咲き始めて、長い間咲き正月になっても楽しめる。花びらがツバキとは違って一枚一枚になっているのが特徴である。春に咲く寒椿も花びらは同じで見分けは難しいが、普通のツバキは一枚の花びらになっていて、落ちるときは花ごと落ちるので違いが分かる。

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ちなみにサザンカの花言葉は、「困難に打ち勝つ」「ひたむきさ」「愛嬌」「理想の恋」「理性」「謙遜」などである。雪を被って赤く咲く花を見ているとそんな感じもする。

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もう一つ、サザンカで思い出すのは往年にヒットした歌、「さざんかの宿」がある。この歌の詩にも、「赤く咲いても 冬の花」「運命かなしい 冬の花」「ふたり咲いても 冬の花 春はいつ来る さざんかの宿」と歌われ、春を待つ情景が見える。

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やはりこの花には、困難に打ち勝つひたむきさみたいなものがひめられているようである。あの角を曲がればもうすぐそこまで春が来ているのだろう、生垣に咲く赤い花の角を曲がるのが待ち遠しいこのごろである。

 

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