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足立美術館  日本一の庭園と横山大観

”どじょうすくい”の安来節で有名な山陰道安来インターを降りると、芽吹きだした山々のパステルカラーの薄緑を背景に、菜の花が咲く飯梨川に沿って上流に走るとどじょう会館という大きな看板のあるとなりの大駐車場のある建物が足立美術館である。

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中国の黄砂の影響で空はどんよりと曇り、車は白く汚れているがそれを我慢すればやはり五月の風、さわやかである。

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         創設者 足立全康と庭園日本一の案内

この美術館は、日本庭園のすばらしさで外国人の評価が高かったことで話題になり、最近は国内でも人気のある美術館になっている。今回の山陰旅行の目的の一つはこの美術館で横山大観を見ることと、ここの日本一の庭園を楽しむことである。

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          苔庭

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玄関に一歩足をふみいれると眼の前には枯山水の大庭園と借景の山々が織りなす深遠な調和美の世界が広がっている。背景に見える自然の山々と美術館の築山がきれいに調和していてその風情に感嘆する。

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         白砂青松庭

館内は1階が喫茶室や茶室がありゆっくりと庭園を眺められる「名園の時間」、2階は庭園美を味わった後美しい余韻を持って名画との出会いが始まる「名画の時間」となっている。

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           苔庭

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          木炭

数多く展示された明治、大正時代の蒔絵の工芸品を見ながら館内を歩くと、童画のコレクションに足を止められて見入ってしまう。林義雄や武井武雄、童画もまた芸術だと改めて思う。

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          枯山水庭

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茶室”寿立庵”の苔むした庭園の踏み石を進むと、青竹に清流が流れ、新緑のもみじの葉が逆光に浴びて、ひときわ鮮やかに見える。

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          茶室 寿立庵

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          苔むした庭園

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            新緑のもみじ

”生の額絵” 通路の窓からそれを見ると、その窓が額縁になり外の景色を一段と引き立たせる。こういう設定は各所に見られ、美術品を見る前に庭園を堪能できるようになっている。これもなかなかのはからいである。

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         生の額絵

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                生の掛軸

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               人がいなければ!

5万坪の庭園と言われているので、ゆっくり歩いて見ていても時間がかかるし疲れたので、近くの喫茶室で休むことにした。庭園の池につきだした喫茶室はコーヒーを飲みながら庭園を楽しめるようになっている。足元には大きな錦鯉が優雅に泳いでいる姿が見える。

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          喫茶室 大観

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                生の額絵

コーヒーのスプーンがまた変わっている。竹炭のスプーンを使うと味がまろやかになりさらにコーヒーの美味しさが増すのだという。この庭園の管理をしている職人さんの作ったものだという。一杯のコーヒーも心なしか美味しさが増したような気がする心遣いである。

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          竹炭のスプーン

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               庭園にイソヒヨドリ ♂

横山大観は明治元年、現在の茨城県水戸市に生まれた。「山海二十題シリーズ」などが有名であるが、山に因む十題はすべて富士山をテーマにしている。暗雲立ち込める中の雪を冠った富士山とか、霧雲が晴れあがっていく富士山、霊峰と真紅に燃え上がる旭日などである。

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            庭園からの亀鶴(きかく)の滝

また、海に因む十題は必ずしも二日本の海だけをテーマにしたものではないが、自然の美しさと海の厳しさを季節ごとにその表情を表現している。

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          枯山水庭

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              古井戸

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          中庭

かみさんのお勧めの足立美術館には大変満足した。まるで立体絵画のような観賞式日本庭園と、横山大観をはじめとした近代日本絵画のコレクション、庭園を楽しむムードある喫茶室、演出のコーヒーなどで優雅に過ごせた山陰のひと時であった。

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