ラーメン博物館 全国ラーメン巡り
阿波踊りで食べようと思っていた徳島ラーメンが食べられなかったので、新横浜にあるラーメン博物館には全国のラーメンがあると聞いたので行ってみることにした。
1Fラーメンの殿堂
JR東海の新横浜駅から歩いて5分のところにあるビルで、2階から上は駐車場になっていて183台のスペースがある。30分250円で館内を利用すると割引があるがちょっと割高の感じがする。
別に入場料が大人300円、小人100円なり、60歳以上はシニア割引で100円と高齢者にやさしい。
1階はラーメンの殿堂でラーメンの全てが分かるということで、歴史から豆知識全てが分かる。ラーメン店の店舗の作り、食器類、調理器具から全国のラーメンがお土産として用意されている。
B1F昭和の路地
地下1階は長屋街と飲屋街で昭和33年ごろの街並みが再現されており、駄菓子屋、占い、古いポストや交番など、路地を回ると昭和の香りがする。ここにはラーメン店が札幌の「ラーメンの駅」と「支那そばや」、東京の「二代目げんこつ屋」の3軒がある。
B1F 支那そばや
B2F ラーメン街
地下2階に降りると、6軒のラーメン店と射的場や露店、紙芝居などがあり昭和33年当時の給食に出ていた「あげパン」などもある。
駄菓子屋
昭和33年は、初のインスタントラーメンが発売された年であり、一万円札が発行された年、東京タワーが完成した年などの記念すべき年だということである。
ここのラーメンは、山形、川越、東京、久留米、和歌山、熊本のラーメンがあり、残念ながら目的の徳島ラーメンは今回はなかった。ただ徳島ラーメンが有名になったのはこのラーメン博物館からだという話がある。
それぞれのラーメン店は長い行列で20分~30分は並んで待っているが、射的場や昔の遊びをしている人を見ていると時間はすぐに経ってしまう。店の中は比較的ゆっくりと座ることができるので、外の混雑ほどではない。
どこに入ろうか迷ったが、久留米の「大砲ラーメン」にした。とんこつラーメンの発祥地「久留米」では絶大な人気があるという。「呼び戻しスープ」の生みの親と言われている。久留米出身の人に聞くと一押しだという。
屋台時代のこってり味の昔ラーメンを注文、塩分を控えめにしている昨今の食生活では、少し塩味が効いているという感じであったが細麺で味は美味しい。
この次、時間のある時におなかをすかせて、全国ラーメンのはしごをしてみるのもいいかもしれない。飛行機に乗らずに全国のラーメンを味わえる。そのためか、各店にはミニラーメンがメニューにある。いつの日か試してみたいと思う。
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