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清渓川(チョンゲチョン) 復活した清流を歩く

 年よりの性か外国に旅行をしていても朝起きるのは日本と同じで早い、ソウルは日本との時差がなく日本と同じではあるが東京より夜が明けるのが少し遅い感じがする。

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             巻貝のモニュメント(スプリング) 

 早朝散歩をどこにしようか考えていると、だんだんと空が明るくなってきた。窓から外をのぞいて見ると何やらイベントの風景が見える、ホテルの目の前にある清渓川を歩くことにした。キャッチフレーズは”復活した川”とあるので興味深いところである。

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       清渓川の始まり(1日約5.6万トンの水を流す)

 ”復活した川”のいきさつはこうだ、『清渓川は1394年に朝鮮王朝の都がソウルに定められて以来、都城の中部を地理的に分け、そして政治、社会、文化的に区分する象徴的な境となっていた総延長10.92kmの都市河川であり、ソウルの中心部を流れていた川であるが、20世紀の半ば、急激な経済発展の中、5.4kmにわたって高架道路がかけられ、ふさがれてしまっていた。

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        毛塵橋(モジョンギョ) 

 2002年のソウル市長選に出馬した李明博(イ・ミョンバク)氏(現在の韓国大統領)が選挙公約の一つとして、「清渓川の復元」を掲げ、2003年7月に着工すると、わずか2年半という短期間で、実現してしまった、その思い切りの良さと、スピード感には驚くばかりである。

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      毛塵橋(モジョンギョ)下流より 

 要するに一度埋め立ててしまった川を、人工的にもう一度作ってしまおうということであるが、水深40cm,毎秒0.25mの流れを維持するためには、1日12万トンの清水を供給する必要があり、15km下流の漢江(ハンガン)から10万トンを、地下鉄のトンネル経由で2万トンを引いて、適正水質になるまで浄化した上で、上流、および、噴水や滝のかたちで途中から放水している。』と言う説明がある。

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        広通橋(クァントンギョ)

 朝鮮時代の1410年に作られた都で一番大きな橋、清渓川では一番古い橋で川の復元と共に復元され、周りはソウルの中心的なビジネス街になっている。 

それにしても大胆なことを短期間でやったものである。早速清渓川を歩いてみることにする。巻貝のモニュメントがある清渓広場から河原に降りると、始発点は勢いよく流れる滝が清渓川の始まりである。

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        広橋(クァンギョ)

    橋の下は水深が浅く子供達でも水遊びができる。

下流に向かって歩くと大きなコンクリートの橋が見えてくる、毛塵橋(モジョンギョ)の下をくぐり川の流れの中にあるモニュメントを眺めながらゆっくりと歩く。清渓川には全部で22の橋がかけられているという、これらの内12の橋は歩行者専用となっているので安心である。

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        夜にはライトアップされる人形たち

 川の両岸には緑の木々や植物なども植えられて、流れる水の中にはよく見ると小さな魚がたくさん泳いで^いる。ひょっとするとカワセミなども飛んでくるのではないかと思ってしまう。

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 しばらく歩くと長通橋(チャントンギョ)の前後にわたって描かれている大きな壁画が目に入る。これは1795年、正祖が母親の恵慶宮洪氏の還暦に合わせて華城(現在の水原)にある顕隆園(ヒョンニュンウォン)までの行次図を壁画にしたものだという。1779人の随行員と779頭の馬が続くこの壁画は、幅2.4m,長さ192mと世界でも稀に見る大きさだといわれている。

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        正祖斑次図

 さらに下っていくと右側の壁には垂直に落ちる滝の流れが見える。流れの奥は三角になっていて水をくぐると中に入れそうで、三角洞には何があるのか興味深々である。足元は歩道になっているので濡れることはないが、飛び散る水しぶきは清涼感とさわやかさを与えてくれる。

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        三角洞ウオータースクリーン 

 この川は東大門付近にある五間水橋まで続いているので、あまり下流に行っても帰れなくなると困るので、水標橋があるところで反対側に川の中にある飛び石を渡りもどることする。上流へ向かう景色はまた違うものをみせてくれるだろうことを期待しながら足元に注意して対岸に渡る。

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         3D画面で魚がとびだしているように見える。

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       水標橋(スピョギョ)

 日本でも日本橋にかかる高速道路をなくして、日本橋界隈を整備しようという話もでているようであるが、異国でのここ清渓川の成功例を参考にしながらぜひ実現してほしいものである。高度成長の時代からスローライフへ日本でも時代に合った街づくりが必要なのではないだろうか。

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