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栗林公園  紫雲山のふもとを歩く

栗林公園には学生時代に四国旅行をして以来の訪問である。当時、学生のころは貧乏旅行でテントを張って四国一周をした思い出があるが、近年では昨年阿波踊りを見に四国に来たがそのときは栗林公園には寄らないで帰ってしまった。

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        北梅林

当時の四国は、道路が狭く鉄道では廻りきれないところだという印象が強いが、現在では空港から高松市内まで広い真っすぐな道路が通り、当時の面影は無くこの公園だけがそのときの光景を残している。

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        梅林橋

所用で高松に来たが、少し時間があるので、昼休みの時間を利用して栗林公園を歩いてみることにした。天気も良く暖かな日和で散歩には絶好のコンディションである。園内はかなり広いので時間がかかるが、要所だけを歩くことにした。

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        皐月亭

公園の沿革については、『本園の起こりは、元亀、天正の頃から当地の豪族であった佐藤氏によって、西南地区(小普陀付近)に築庭されたのに始まるといわれ、その後、寛永年間(1625年頃)讃岐領主生駒高俊公によって、南湖一帯が造園され、寛永19年(1642年)入封した松平頼重公(水戸光圀公の兄君)に引き継がれた。

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        新日暮亭

以来5代松平頼恭公に至る100余年の間、歴代の藩主が修築を重ねて延享2年(1745年)に完成されたもので、明治維新に至るまで松平家11代228年間にわたり、下屋敷として使用された。

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        桶樋滝と石壁(赤壁)

明治4年(1875年)高松藩が廃され、新政府の所有となったが、明治8年(1875年)3月16日、県立公園として一般公開され、現在に至っている。』という説明がある。

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 背景の紫雲山と6つの池と13の築山が見事に調和して、江戸時代初期の回遊式大名庭園として、すぐれた地割、石組を有し、木石の雅趣に富んでいる。特に紫雲山と築山を組み合わせた景観の構想は素晴らしいと思う。島根の足立美術館の庭園もこのような演出が行われていて、見た目の雄大さを感じさせてくれる。

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庭園に入ると、北梅林では早咲きの梅が花を咲かせ、芙蓉沼にはたくさんの鴨類が気持ちよさそうに泳いでいる。池には大きな緋鯉や真鯉などの魚が泳ぎ、近づくと餌をもらえると思ってか競って池の端に近寄ってくる。澄んだ池を覗いてみると小さな魚たちもたくさん泳いでいる。

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        掬月亭

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整備された公園内の玉砂利の道を歩くと、対岸の岩に青鷺が1羽静かに止まっている。西湖と言われ、桶樋滝からは水がしぶきをあげて流れ落ちてくる。その岩壁は石壁(赤壁)という説明があるが中国のそれを連想させる。

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        掬月亭

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        偃月橋

少しかすんだように見える紫雲山もこの公園も、松の木が見事である。初夏から夏にかけては緑が鮮やかに映えるだろうと思いながら手入れをされている松ノ木を眺める。手入れをされている園内の松の木はその美しさを見事に目の前にみせてくれる。名は栗林というが、この公園の構成は松の木が主で約1400本の松の木があるといわれている。

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そのうち約1000本は職人が手をくわえている手入れ松と呼ばれる。また、それは「盆栽松」とも呼ばれているようである。この盆栽松は規模的にも日本最大といわれ、実は高松は、松盆栽では全国シェア―の8割を占める一大産地なのだそうである。

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        飛来峰より

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久しぶりに訪れてみたが、他の団体客のガイドさんの説明を聞きながら、改めて栗林公園の知られざる部分の詳しいことを知ることができた。また、鳥に関してはここは日本最大の鴨場で歴代の藩主が鴨猟をしたところであるという。

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        芙蓉峰より

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見事な松の庭園と規模を考えた時、当時の藩主の力とこの庭園での「わびさび」の楽しみ方を想像するとともに、これを長い年月をかけて作った民の労力や苦労を思わずにはいられないのである。

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