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ひなのつるし飾り  その子の「幸」を願って

濃いピンク色の美しい花が咲き誇る公園の高台に、「こどもの館」があり子供たちの作品や伝統工芸品などが飾られている。靴を脱いでその靴を袋に入れそれぞれが持って建物に入ると、正面に雛のつるし飾りがきれいに飾られている。

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ここでは子供達の伝承遊びや折り紙などが自由に楽しめるようになっている。奥の方では折り紙を子供たちに教えてくれている大人たちがいる。この飾りは、ひな人形の代わりに手作りの人形を飾ったのが始まりで、この町に伝承されているとの説明がある。

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雛のつるし飾りというと、伊豆稲取地方に江戸時代から伝わる風習が有名であるが、ここでも見事なひなのつるし飾りが見られる。大きな梁がむき出しの木造の建物の天井から、たくさんのつるし飾りが下がっている。

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              猿っ子

このつるし飾りは、子供が成長して7歳、成人、嫁入りといった節目には、新年のどんど焼きで焚きあげてしまい古いものはあまり残っていないというがたくさんの飾りがある。

子供の成長と幸せを願って、縁起ものであるための飾りものは5,7,9などの奇数で組み上げられ、割り切れる偶数は避けたといわれている。また、つるしはあえて漢字を使わないで”つるし飾り”と表現しているようである。細かい心使いがうれしい。

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たくさんあるひなのつるし飾りを見ていると、桃や梟、猿っ子、巾着などいろいろなものがあり、一つ一つに願いを込めて作られたものであることが分かる。

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         三角形

それぞれの飾りには番号がついて細かい説明書きがあり、39種類の飾り一つ一つをわかりやすく説明している。因みに、桃は「邪気・悪霊を退治し、延命長寿を意味する」、「桃の実は女性を象徴し、女の子の厄払いともいわれる。」とある。

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猿っ子は、「危をさる」。巾着は「お金が貯まるように」。座布団は、「早く座れるように」。枕は、「寝る子は育つの言い伝え」。這い人形は、「這えば立て立てば歩めの親心」。などと説明している。

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         兎 「赤い目の兎は、呪力があり神様のお使い」

鳥を追いかけている私は鳥の飾りに興味がある。ここにも鳥があり、ふくろうは、「呪力があり福や不苦労とも掛けて」。縁起がよいとしている。すずめは、「五穀豊穣を表し食にも恵まれるように」。鳩に関しては、「神の使い鳩は、むせないので赤ちゃんがお乳を飲み易く」といわれている。

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             鳩

そのほかにもたくさんあるが、いろいろ読んでみると、子を持つ親が子供の成長と幸せを願った飾りばかりである。親心とはありがたいものである。このように親というものは、子供が生まれた時から幸せな人生を歩むように願いを込めて育ててくれているものだと改めて感謝の念を抱く。

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 親元を離れて久しい最近の我が家の子供たちを見ると、「親の心子知らず」という感じであるが、かつての子育てのこういう気持ちをわかってほしいものである。

遠いところにいるわが娘からは、「便りのないのは良い便り・・・」と異国の空からメールが来ることがある。健康で他人に迷惑をかけないでいれば「よし」とすることにしよう。

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