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鶯  春告げ鳥

ここのところ、週末というと青空が見えることが少なかったが、久しぶりに昨日の雨も上がり春の陽射しがまぶしいくらいに輝き始めた。

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                 ウグイス

日の出も5時半ごろに早くなってきたので、いつも目覚めるころには窓の外が明るくなり始めている。目覚めると暖房のエアコンのスイッチを入れるのが習慣になっているが、そろそろそれも必要なくなりそうである。

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いつもの多摩川土手の上を歩くと、すでにお陽様がかなりの高さに上っており、ジョギングする人、犬の散歩、サイクリング、バイクライダーたちが行き交う。枯れた草木の中に新しい緑の葉が目立ち始めた河原に小鳥たちの鳴き声もにぎやかに聞こえるようになってきた。

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       囀る ウグイス

眼の前の遊水池にはカルガモのペアーがゆっくりと水の上を泳ぎ、樹木の間に広がる河原の草むらでは雉の鳴き声が「ケーン、ケーン」と聞こえる。オスの雉はきれいなので、その姿を見てみたいとあたりを見渡すが鳴き声だけである。

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「雉も鳴かずば打たれまい」と言われるが、本当に鳴き声が聞こえないとどこにいるかはわからない。雉打ちのたとえどおり、腰をかがめて静かに待たないと遭遇できないのかも知れない。

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「春告げ草」といえば梅の花、それでは「春告げ鳥」は何かというと「鶯」である。陽射しは春らしくなってきたが、まだ吹く風は少し冷たさを感じる土手上の多摩川でも鶯のきれいな声が聞こえる。

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河原の芽吹く前の裸の木の枝から「ホーホケキョ」という鶯の鳴き声、日本の三鳴鳥といわれる鶯。樹木の根元は笹薮に囲まれて見えないが土手から見るとちょうどよい枝ぶりのところからそのさえずりが聞こえる。

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        「ホーホケキョ」

あの地味な地鳴きの鶯が、春とともに囀り始め、縄張り宣言と恋のアプローチを始める。時折走り去るジョギングの若者の姿と足音に、鶯の谷渡りといわれる 「ケキョケキョケキョ・・・」という警戒心を表す鳴き声とともに藪の中に姿を隠す。

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しばらく待っていると、きれいな鳴き声とともに再び木の枝に姿を現す。自分の縄張りだろうところを飛びまわり、お気に入りの枝にとまり大きな口をあけて囀り始める。やはり鳥も天気がいいほうが気持ちも違うのだろう、大きな声で鳴くときは体を震わせてさえずる。

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この固体はうまく鳴いているので人間でいう新人ではなさそうである。鳴き始めの鶯の声をよく聞いていると、「ホーホケキョ」がうまくできない囀りを聞くこともある。これは1歳前の若鳥なのだろうと思うが?・・・。たぶん鶯も人間と同じで、親や先輩の真似をして上手な鳴き方を覚えるのだろう。

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また、そうかと思うと夏過ぎまでいつまでもさえずっている鶯もいる。求愛活動が実を結ばないのだろうと思うが、人間の世界と同じで鶯の世界も晩婚化が進んでいるのかも知れない。「婚活」という言葉が認知されて久しいが、野鳥の世界も人間の世界と同じ現象が起きているのだろうか。

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鶯は一夫多妻といわれているので、囀り続けて喉を痛める鶯もいるようである。いつまでも望みを高く持つのではなくあるところで妥協することも必要なのである。

人の世界でも「結婚する前は両目を開いてよく見ること、結婚したら片目を瞑って我慢をすることも大事だよ」と教わったことがあるが、若気の至りでよく見ることができないことが多く数十年経って反省するのである。なかなか難しいことではあるが、一理あることばである。

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