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北信濃  野沢温泉の源泉

菜の花公園を後にして、日陰に少し黒くなった雪を残す山道を登っていくと、北竜湖に出る。夏日の暖かさに湖面ではカヌー遊びをする若いカップルの姿が見える。ここも湖岸に咲く桜は淡いピンク色に輝いて満開である。

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雪が残るスキー場のリフトが見えてくると、屋根にスキーを積んだ車と行き違う。温泉街の狭い道路に入ると温泉の蒸気がいたるところで昇り、まさに温泉地に来たという感じがする。

近くの駐車場に車を止めて、温泉街の中に13ヶ所もある外湯の一つ大湯に向かう。英語での案内板も見え、さすがにかつてオリンピックを開催した街だということがわかる。

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街並みが青い空と石畳の通りで整備されておりきれいである。お土産やなど店の雰囲気も活気があってついつい覗いてみたくなる感じである。

狭い坂道が多い街路であるがそれがまた、温泉街のいい雰囲気を出している。いたるところの道路わきに水の流れがあり雪解け水が勢いよく流れている。

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 そしてどの店の前にも男女二人の「木像道祖神」が置いてある。その説明書きを読んでみると、

『この道祖神は、こどもの健全な成育を祈り、年頃の子息、娘の良縁を願って作られるもので、現在でも、こけし人形大のものを毎年つくっている家も相当見られる。

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            木像道祖神

野沢温泉の木像道祖神は、カワグルミ、シナノキ、シラカバ、などの木を切り、上部の皮を削り、炭で顔を描く。着物は内山紙を切って格紋、巳紋を入れ、紙の帯で結んで男女一対を作り神棚に祀る。』

この地では、重要無形民俗文化財になっているという案内文がある。

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石畳の街をぶらぶらと店をひやかしながら歩いて大湯に着く。入り口で案内板を読み、入り口のドアの開け閉めを見ているとこの外湯に出入りする人は結構たくさんいるのに驚く。

この村内には30あまりの源泉があり、13箇所の外湯があるという。この施設は地域住民が管理している生活の場であり、電気、水道は住民が負担をして毎日当番制で掃除をしているとのことである。

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             大湯

この共同浴場はこうした住民の管理のおかげで観光客は無料で入ることができる。旅人にとっては本当にありがたいことである。

木でできた扉を押し開けて中に入り、靴を脱ぐと簡単な仕切りがあり、衣類は風呂に入っても見えるところの棚に置くようになっているので、お風呂に入っている人の前で衣服を脱いでタオルをもって湯船に入る。ここでは、洗剤で体や髪の毛を洗うことはできない。

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             大湯(13湯の一つ)

湯船は二つあり、あつ湯とぬる湯に分かれているが、ぬる湯といってもかなり熱くお湯が動いただけで我慢ができないほどの熱さである。肩まで浸かりじっとしているのが得策のようである。

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      あくと湯(足湯)  

少し水を入れながら入るがそれでもかなりの熱さである。しばらく我慢をして肩まで入っていると体中が温まり汗がどっと出てくる。なれてきたので、あつ湯に入ってみたが足をを入れただけでその暑さで飛び出してしまった。

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        白い湯の花が浮かぶ足湯

因みに、それぞれの湯の温度を見てみると、ここ大湯は66.4度、源泉の麻釜は86.9度、熊の手洗湯40.2度、河原湯60.1度、真湯55.1度、滝の湯78度である。

普通に入れるのは、熊の手洗湯ぐらいで、話に聞くとそこは観光客で混雑しているようである。この温泉に詳しい人が入っていて、熱いときは湯もみ板で湯もみをして入ると入りやすいと教えてくれた。その人は13の湯は全部入ったそうである。この次にくるときはそんな準備をしてきたいものである。

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20分ぐらいで湯の外に出ると、汗がどっと出て来てなかなか引かない。大湯の前の坂道の角に足湯がある。そこで涼みながらかみさんが出てくるのを待つことにする。

ここでは「あくと湯」といわれているが、長野では、かかとのことを”あくと”と言うことがある。そこから来ているのかなと思いながら足を湯につけて、街行く人々を眺めている。

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湯あがりに冷たい生ビールをといきたいところであるが、ノンアルコールも置いてないというので、冷たいそばと山菜のてんぷらで腹ごしらえをして帰途についた。お腹が空いていたせいか、このそばの味はまた格別であった。

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コメント

北竜湖は嘗て前田真三さんが発表・紹介した場所ですが、菜の花と水の色、湖底から生えている柳の樹が特徴です。私もその情景に憧れて何度か行きました。写真を見ていて懐かしく想い出しました。有難うございました。

ありがとうございます。菜の花は少し早かったようですが、雪と菜の花、透明の湖水、湖水に生える樹木、また季節を選んで行きたいところです。

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