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白谷雲水峡  苔むす原生林

世界自然遺産[屋久島」、世界遺産を制覇しようと思い立ってから残るのは、日本では屋久島と最近世界遺産にになった「小笠原」である。その屋久島を目指して、鹿児島港を後にジェットフォイルのエンジン音と快適なスピードで海原を走る。

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空模様は雨雲、遠く台風三号の発生のニュースを聞きながらのあこがれの屋久島を目指す。頂上を雲に隠した活火山「桜島」を背に、錦江湾をすべるように走る水中翼船、左手には佐多岬の灯台が見える。

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学生時代に旅をした思い出の風景で、北緯30度線が走る日本最南端の灯台である。鹿児島港からは種子島に寄るので二時間半の洋上の旅である。

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一夜明けた屋久島の朝、雲は厚いがなんとか雨は避けられそうである。宿のある宮の浦から車で30分。霧に煙る宮の浦の風景を見降ろし、車も喘ぎながら登る白谷雲水峡への道。

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         憩いの大岩

車のすれ違いもやっとの狭い道路を進むと、白谷雲水峡の入口に着く。入口付近は、ドードーと大きな滝の音が響き渡っている。標高もかなり登ってきているので、気温も低く少し雨模様になってきた。

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入口で、森林環境整備推進協力金といういわゆる入場券を払って、森の中に足を踏み入れ、川や滝の流れを楽しみながら、うっそうとした木々の間を歩く。

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              飛龍おとし

屋久島の水の豊かさを実感する光景である。歩道の脇の水流は、豊かな水の世界を実感させる。降り注ぐ大量の雨は苔むした幻想的な森を作り、大きな流れとなって激しく流れ落ちる。

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              二代杉

入口から少し歩くと、丸みを帯びた巨大な一枚岩が見えてくる。岩の隙間には赤いツツジの花が見える。両手を使って登り振り返りながら一休みする。むき出しになった花崗岩、屋久島の原形、最初の試練の場である。

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川の流れの大きな音に混じって、コマドリの鳴き声が聞こえてくるが、降る雨にその姿を見つけることは難しい。森の中の歩道の脇の苔には澄みきった水滴が今にも落ちそうにまん丸に膨らんでいる。

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激しく流れ落ちる飛流落としの滝を眺めながら飛龍橋を渡る。歩きやすい木道もそろそろ終わり、原生林歩道になる。

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ゴツゴツした岩や、すべりやすいくねくねと這う木の根をまたぎながら登っていく。雨が激しくなってきたので、カッパを着て傘をさして歩くが雨がにあう屋久島ではあまり苦にならない。

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一歩一歩、森が深くなっていく。つるつるとした木肌のヒメシャラやモミ、千年以上の長寿の屋久杉が道中を楽しませてくれる。

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               弥生杉

切り株の上にさらに新しい杉の木が育っている二代杉など幻想的な原生林が堪能できる。林芙美子の「浮雲」では、「屋久島は月のうち、三十五日は雨という位でございますからね。」という表現をしているように、屋久島の降水量は非常に多い。

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              気概杉

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また、この大量の雨こそが岩の島に自然の恵みをもたらしているのだが、雨の大自然のふる里を楽しんでみたいと思う。

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