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コマクサ  高山植物の女王

ヒマラヤの青いケシを見ながら散策路を登っていくとガスが濃くなってまわりが見えにくくなってくる。高山の岩や砂礫の間にかわいい淡紅色のコマクサの花が見えてくる。

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        コマクサ

「高山植物の女王」と呼ばれるコマクサは、他の植物には生育が難しいような砂礫や荒涼地にもたくましく耐え、淡紅色の可憐な花を咲かせる。

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その美しさを支えるのは、地中深く伸びたしなやかな根にあるといわれる。地上部の5倍以上の長さにも達するといわれている根からきれいな花を咲かせるエネルギーを吸収しているのである。

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やがて土地の養分が豊かになると、他の植物に譲り、別の地へと群落を移していく習性がある慈善事業家のような花である。

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花弁は4個で外側と内側に2個づつつく。外側の花弁は下の部分が大きく膨らんで、先が反り返り、内側の花弁はやや小さく、中央がくびれたようになって上端は合着している。

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花の名前はその形が馬(駒)の顔に似ていることに由来するといわれて、葉の形は根生葉で細かく裂けてパセリの葉のように見えるが、パセリより白っぽさが目立つのが特徴である。

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        シロバナコマクサ

かつては、花崗岩の砂礫の中に見える淡紅色のコマクサのそのかわいらしさゆえに、明治、大正の昔には盗掘や薬草として採り尽くされて絶滅の危機に瀕したこともあるという。

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        イブキジャコウソウとコマクサ

「やはり野に置け高山植物」である。淡紅色のコマクサの群生に混じって珍しい白い花をつけているシロバナコマクサの姿もみえる。紅白のめでたいコマクサである。

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紅白のコマクサを見ながら植物園の頂上近くの座るのにちょうど良くできた大きな岩に腰をおろして、冷たい水で喉をうるおしながら周りの景色を眺めると、ガスの晴れ間に時折五竜岳の頂が顔を見せる。

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座っていると涼しい風がほほを撫でてくれるので、登ってきた時の汗もスーッと引いていく感じである。紅白の高山植物の女王コマクサと出あうことができたので、きっといいことがあるだろうと期待しながらさらに登山道を登る。

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