ポピー 赤い花が一面に
遅れていたポピーが満開になったと聞いたので遅ればせながら昼頃から花畑へと足を向ける。
空に雲は多いが青い空が見える良い天気である。あいにく富士山は厚い雲にすっぽりと覆われてその姿を見せてはくれないが、近くの緑の山々を背景に赤いポピーの花が映える。
高原のさわやかな風に薄い紙のような赤やピンクの花ビラが揺れ、時折花びらの中にある濃い茶色のおしべが見える。
広い花畑の中にうずもれてみたい心境になる。花一輪でもきれいに見せてくれるポピーであるが、一面に花開くポピーもまた見ごたえがある。
花を見ながらゆっくりとひと回りすると、一つ一つの花がそれぞれの表情を見せる。富士山を望むが裾野を少し見せるだけで相変わらずの雲の中である。
この花畑は季節ごとにいろいろの花を見せてくれるが、ポピーが終わるとヒャクニチソウ、その次はひまわりになる。花と富士山の光景はこの場所が最高の場所である。
次の花を楽しみにしながら、風に揺れるポピー畑を後にして、腹が減っては戦ができないとばかりに、近くのお店でほうとうでも食べようと暖簾をくぐる。
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遠くから見るポピーが好きです。
投稿: yonezawah1 | 2012年7月21日 (土) 17時24分
ありがとうございます。
やはり一面のポピーはきれいです。
投稿: メイプルリーフ | 2012年7月21日 (土) 22時43分