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カワセミ  多摩川の親子

 近所の野鳥の雛の巣立ちが一通り終わったので、久々に多摩川合流点へと足を向けてみた。空は相変わらずの梅雨空であるが、半袖だと少し寒い感じもする。東の空は雲が低く靄のようにどんよりとして、いつも見える東京スカイツリーは全く見えない。

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       給餌の親子

時々霧雨のような雨が落ちてくる。メガネやカメラのレンズにかかる水滴は気になるが、本人に降りかかる雨はあまり気にはならない。多摩川の本流はここのところの雨の影響で薄い茶色の濁り水でいつもより増水している。それに合流する大栗川のいわゆる水色の川の水とはずいぶんと違う色をしている。

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             子供を呼ぶ親

その川面を「チッーチッチッチッー・・・・」と鳴きながら飛んでくるのはカワセミ、カワセミはお腹がオレンジ色で背中がコバルトブルーのきれいな姿であるが、お腹のオレンジがあまりきれいでなく、足もまだ赤くはなっていない少し黒っぽいのが今年の雛鳥である。

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        子供のために餌をもった親

堰き止められたような静かな流れの川の対岸の岸辺から、口に魚をくわえた親鳥と一緒に手前の岸へと一緒に飛んでくる。親が魚の食べ方を教えているようである。

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親がくわえた魚を一生懸命渡そうとしているのだが、なかなか子供は自分の嘴にくわえることができないでいる。口を大きく開けたり、嘴を横にしたりとくわえやすいように動いてはいるが、思うようにいかない。親の方はイライラしているようにも見える。

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すると今度は魚を口にくわえたまま、子供に向かって飛びかかっていく。まさに体当たりで教えている感じがする。対岸には子供が3羽ほどいたが、こちらに連れてきているのは1羽で一番遅い子のように見える。

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魚をくわえた親鳥の姿は、きれいなブルーの頭のうろこのような模様も乱れ、その姿も少し痩せてやつれているようにさえも見える。子育てはいかにも大変なんだと改めて思う。

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        やっとくわえた

何度も何度もやり直しての格闘後やっと子供に魚を渡すことができて、雛鳥はそれを一気に喉の奥に飲み込むと、親子でほっとしたようにしばらくの間は少し離れたところでお互いに水面を見つめていた。

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       向こう側で羽を広げているのが親

しばらくして再び親鳥は魚を採りに飛び立つと、雛鳥は一人ぼっちでじっと水面を見ながら待っている。時折、廻りを警戒するかのように見回しているが、どこから親鳥が姿を現して餌を持ってきてくれるのかを見ているようにも映る。

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             手前が雛

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        餌を待つ雛鳥

こうして大きく成長して2~3年経つと、カワセミ特有のきれいな青緑色に輝く美しい羽色になって川面をとびまわるのである。漢字で書くと翡翠である、渓流の青い宝石といわれるコバルト色の背中で、見事なダイビングをして獲物を採るところをみせてほしいものである。

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