野鳥たち

  • サンコウチョウ♀
    野鳥たちの表情を表現できればと思っていますがショットが精一杯。

花たち

  • セイヨウカラシナ
    気の向くままの足跡を紹介します

風景

  • アイスパビリオン
    一期一会の心に残る風景

淡島の一日

  • 淡島から見るサンセット
    奈良の帰りに淡島に一泊。夕日と富士山がきれい。露天風呂から正面に富士山が見える。

四国・四万十川の旅

  • 金比羅宮
    2008年5月の連休の四国四万十川の旅

« バン   顔だけ派手な赤と黄色 | トップページ | ミサゴ  魚を捕らえるうまさ »

名主の滝  街なかの清涼感

都心の住宅街に大きな滝があると聞いたので訪ねてみた。アクセスとしては王子駅から徒歩10分ほどと言われたので、王子駅までは久しぶりに都電を利用することにした。

_7612

現在唯一残されている都電は、早稲田から三ノ輪橋までの都電荒川線の路面電車である。路面電車といっても昔ほど車と同じ道路は走らないで、専用の軌道になっている。

_7540

子供のころに乗って以来だから、何十年ぶりである。乗車賃は昔は15円か20円ぐらいだという記憶があるが、今回乗ってみると大人160円でパスモが使える。

_7609

発車は昔と同じで「チンチン」と鐘が鳴って動き出す。昔は後方に車掌さんがいて、紐を引っ張って鐘を鳴らし発車の合図を運転士さんに伝えていたものである。

_7569_edited1

                 男滝                  

外観はレトロ調のものから近代的なカラフルな車体や全体が商品のCMになっているものなど多種多様であるが乗ってみると懐かしい往時を思い出す。地方に行くと昔の路面電車の面影がそっくり残っている。かつての都電の雄が東京で現役を引退しても地方で活躍しているのである。

_7556

そんな懐かしい都電にわくわく感で乗っていると、結構乗降客が多いのに驚く。都電王子駅で降りて歩道橋を渡り山の手線のガード下を通って住宅街を線路沿いに歩くと、こんもりとした緑の多い「名主の滝公園」に着く。

_7569

               男滝

入口にはしっかりとした門がまえがあり、石畳が続いて、門を入ると都心にあるとは思えない雰囲気を感じる。樹齢を重ねた大きな樹木が池や流れる川の上を覆って視覚的にも涼しさを漂わせている。

_7572_edited1

             水量が減った男滝

区役所の案内板によると、『江戸時代の安政年間(1854~1860)に王子村の名主「畑野孫八」が自邸に開いたのが始まりで”名主の滝”の名前の由来もここから来ました。庭園として整備されたのは、明治の中ごろで垣内徳三郎という人の所有になってからでした。』という説明がある。

_7592

今では、東京都北区の管理になっており、公園内には「老人いこいの家」や「茶室」などがあり、都民が楽しめるようになっている。

_7579

               茶室の入口

整備された歩道や散策路は自然石でできており、緑濃く茂る木々の中に自然を楽しめる回遊式の庭園になっている。石段や木道を歩いて行くと、ところどころに東屋があり樹木や水の流れを眺めながら一休みできる。

_7585

一番奥にある男滝は落差8mもある雄大なもので、流れ落ちる水量も豊富で都心の真ん中にこんな滝があるのかと改めて驚く程である。鬱蒼とした森の中の滝の流れは見る人に一服の清涼感を与えてくれる。

_7589

現実には地下水をくみ上げて放流しているようで、節電の影響もあり間欠滝になって時間を置いて水が流れている。他に湧玉の滝と独鈷の滝があり、近くにある女滝は完全に涸滝になっているのが残念である。

_7607

滝坪から流れるせせらぎは川底の石などが見えるほど透き通ってさらに涼感を誘う。川沿いの自然石の間を渡り歩ける雰囲気も都心にいるとは思えない光景を味あわせてくれる。ひと時の渓流散策を満喫できる「名主の滝」である。

« バン   顔だけ派手な赤と黄色 | トップページ | ミサゴ  魚を捕らえるうまさ »

公園散歩」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/513775/55634916

この記事へのトラックバック一覧です: 名主の滝  街なかの清涼感:

« バン   顔だけ派手な赤と黄色 | トップページ | ミサゴ  魚を捕らえるうまさ »