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2013年1月

タヌキ  暖かさに誘われて

昨日の北風の多摩川と違って風もなく暖かい陽射しが背なかに感じる。多摩川の河原で鳥を待っていると、対岸の草むらの中をタヌキが歩いている。

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         枯草に隠れなかなか姿を見せない

目当ての鳥もなかなか姿を現してくれないが、池のところにタヌキが顔を出してきた。池に水を飲みに来たのか、こちらを警戒心の目で見ながら枯草の中を歩く。

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タヌキは昔から人との関わりが多く、人間に化けていろいろな悪戯をするといわれている。そんなところからかタヌキに関することわざも多い。

身近なものでは「狸寝入り」、我が家でも多い。「捕らぬ狸の皮算用」、ジャンボ宝くじの頃にはこれで夢を見るが、狸のことをムジナといって「同じ穴のむじな」とあまり良い意味では使わないことわざもある。

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           オス、メス二頭が見える

いろいろ見るとあまり良い例にはなっていないのが狸である。それでも見ているとオス、メス仲良く日向ぼっこをしているように見えるのどかな冬の陽だまりである。「狐と狸の化かしあい」、ということわざもあるので、グローバル化した世の中、目を凝らして生きて行きたいものである。

ミヤマホオジロ  そろそろオスも連れてきて

各地でミヤマホオジロの話題でもちきりである。ここ多摩川土手には毎回顔をだしてはくれるが、今のところメスの姿だけである。

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話に聞くと西日本ではその数は多いようである。ここでは土手下の桜並木の下の草むらに降りて、ホオジロやアオジに混じって落ちている草の実などを食べている。

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寒風にさらされて土手の上で待っていると、どこからともなく飛んできて目の前の葉の落ちた樹木に止まり、しばらく様子を窺った後、桜の木に移り地面に降りてくる。

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ミヤマホオジロは、雌雄ともに冠羽があり、オスは眉斑と喉が黄色で頭上は黒褐色で過眼線は広く黒い。胸には黒い三角形の黒色斑があるのでわかりやすいし、黒と黄色の対比がきれいである。

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一方メスは、眉斑とのどの黄色がやや淡く、褐色みを帯びているのが特徴である。

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深山というだけあって夏は人里離れた遠隔の地で繁殖しているようであるが、今年の冬鳥はミヤマホオジロの他にも多くの種類の鳥たちが人里近くに飛来している。

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鳥たちのカップリングがまだのようで、それぞれの縄張りの中で行動しているようである。そろそろ春先に向けて相手を見つけなければならないだろうから、オスの姿を見る日も近いのではと期待しながら首を長くして待っているのである。

ベニマシコ  メスを順えオスの登場

いつもメスばかりの多摩川のベニマシコ。今日は昼からオスが二羽のメスを従えて登場してくれた。

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メスも清楚な感じで楽しませてくれるが、やはり名前の通り赤色の強いオスを見たいのは本音である。食欲も旺盛で長い間目の前でそのオスとしての行動と姿を楽しませてくれた。

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オスは、メスの二羽のうち一羽は気に入らないのか、近くに来ると追い払ってしまう。他の一羽はそうでもなく、近くに来ても並んで嘴を動かしたりしている。気にいっている一羽なのかもしれない。

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そろそろペアーが決まって来たのだろうかとも思う。鳥の仲間では雌雄同色のものと、色が違ってオスがきれいな鳥たちもいるが、一般にはオスがきれいな色をしている鳥が多い。

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         成鳥とオスの幼鳥?

なぜオスがきれいなのかというと、多分、メスの注意を引くためにカラフルなのではないかと邪推する。因みに、人間は3原色だが鳥の目は4原色を分類できるといわれている。

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ベニマシコの世界では、メスの方が相手を選ぶ権利を持っているのかも知れない。最近の人の世界も変わってきてはいるが?久々のオスの登場にこんなことを考えながら、ファインダーをのぞいている。

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オスは大好物の草の実をもぐもぐ(そんな感じに見える)と言いながらほおばっているが、時々、外側に白い部分をみせた長い尾羽を、足で伸ばしてストレッチをしながらの採餌である。

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吹き付ける風は北寄りで冷たいが、ふっくらとした赤い体に長い尾羽のオスの登場で時間を忘れての多摩川土手のかぶりつきである。

アリスイ  またまたあの風貌で

日の出が早くなってきた北風の吹く寒い多摩川土手、根性がなく太陽が昇りきってからの出動になった。

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         背なかだけ

湧水池では、朝陽を浴びてジョウビタキのメスが水上に枯れた水草の茎を飛び渡っている。朝の散歩の人たちと共に土手の上を下流へと歩く。河原からの北風は容赦なく頬に当たる。冷たい風に目から涙が出てくる。

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         体の割に小さな目

合流点近くの河原への散策路を歩くと、待ち鳥らしき後ろ姿が見える。葉の落ちた樹木の横枝に止まって、背なかだけが見えている。いわゆる「頭隠して尻隠さず」といったところだろうか。

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         喉元をみせている

それにしても、この距離ではこのスタイルの出遭いでないと、目と目があってたら即座に逃げられていただろうと思う。

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しばらく待っていると餌を捕りに藪の中に降りたので、再度飛び立って来るのを待つことにした。アリスイは地面に降りて餌を捕っては、必ず近くの樹上に上がってくる。

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降りた近くに移動をして待っていると、前方のやや高い木の枝に一見ヘビの様なあの風貌の姿が飛びあがってきた。朝の陽を背中に受けてしばらくの間廻りを見回しているが、意外と小さな可愛い目ををしているなと思いながら観察する。

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この河原に来ると、アリスイの長い舌で餌を捕るところをファインダーに納めたいと、いつも思いながら狙っているのだがなかなかそのチャンスはない。それでも朝一番に待ち鳥のアリスイに遇えたので満足のスタートである。

ウグイス  大寒の中春遠からじ

待ち鳥が思うように姿を現してくれない早朝の多摩川土手を歩く。寒さは一段落で風がなければそんなに寒さは感じない心地よい多摩川河畔である。

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春になると「ホーホケキョ」と有名な囀りを聞かせてくれるのはウグイスであるが、冬場は「チャッチャッチャッ」という地鳴きである。

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地鳴きの時は誰も振り向きもしないが、公園や河原を歩いているとどこからも良くきこえてくるのは、このウグイスの地鳴きである。

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いつもは声だけであるが、今日は姿も良く見せてくれる。待ち鳥はなかなか顔をみせないが今日のウグイスは良く目の前に現れる。

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「もう少ししたら、私の季節ですよ」といわんばかりである。河原の葦原の中から姿を見せたりするが、地味な色をしているので見つけにくい。先日の雪ですっかり倒れてしまった葦の茎にまつわりついて忙しく動き回る。

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そうかと思うと、土手のそばを流れる川のフェンスから顔を出したり、網の間をくぐり抜けたりしながら、私の行く手を楽しませてくれる。

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しばらく土手を歩いてみると、ジョウビタキやカシラダカ、チョコチョコと動くミソサザイなどの姿も見える。活発に動くウグイスの姿を見ていると「もうすぐ春ですね」♪という歌を思い出す。ウグイスのきれいな囀りが聞かれるのももう少しの辛抱である。

ルリビタキ三昧   どこにいっても尾を振っている

しばらく足が遠のいていた公園にいってみることにした。大雪の後なので散策路は雪が残り、歩きにくいだろうと思い長靴で歩くことにした。長靴でも気をつけないとすべるところがある。

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         ルリビタキ  ♂

予測通り、日陰は雪が残りザクザクと踏みこんで歩くが、日当たりのよいところは雪は融けているがぬかるみですべりやすく歩きにくい。長靴が正解である。

公園内の散策路はいたるところで樹木の枝や幹が倒れている。特に常緑樹の被害が多い。重い雪に耐えられなくて枝が折れたり大きな幹が折れている。その点では落葉樹は難を逃れているようである。

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地面に降りて餌を見つける鳥たちは雪のないところに集まり、樹上で餌をとるコゲラやアオゲラ、ウソなどの鳥たちはいつものように木々の間を飛び回っている。そのせいか地表に集まる鳥たちが目に付く。

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        ルリビタキ  ♀

ルリビタキやジョウビタキ、シロハラなどは雪のない草原に集まっている。公園をひとまわりしてみたが、鳥たちの姿は少ない。もちろん公園を歩く人の姿も普段に比べて少なく感じる。樹木のトンネルの下を歩くと、重なり合った葉の上に積もっている雪が解けて冷たい水滴が首筋に落ちてくる。

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        ルリビタキ  ♀

どこに行っても姿をみせたのはルリビタキのメスである。この公園にはかなりの数のルリビタキが入っているように見える。「カッカッカッ」と独特の鳴き声が聞こえるので見つけやすい鳥の一種である。

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木の枝から地上に降りては餌を捕り、すぐにまた木の枝に戻る。横枝にとまったルリビタキは、尾羽を上下にゆっくりと振るので遠くにいてもすぐにわかる。

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        雪上のルリビタキ  若鳥 ♂ 

ルリビタキのメスとオスの若鳥の見分けは難しいが、メスが多いように思う。同じ場所にいながらメス同士の飛び交う姿が見られる。

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               ウメの固い蕾とルリビタキ ♀

そんな中にジョウビタキのメスが割り込んできたりするものだから、ややこしくなる。それぞれ縄張りがあるらしく、追い立てる方とすまなそうに小さくなっているのがすぐ分かる。それでも雪の中、自分の餌を見つけるのには必死である。

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冬鳥たちも山の大雪を避けて里に下りてきているのに、里で大雪に遇ってあわてふためいているのではないだろうか、それともそんなことは読み込み済みで例年になく多くの鳥たちが里に来ているのだろうか定かではない。

ミヤマホオジロ   大雪の後で

先週は記録的な大雪になった。報道によると爆弾低気圧の通過によるといわれているがその降り方は並ではなかった。

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         ミヤマホオジロ  ♀

以前は、春先に関東に雪が降るのは台湾坊主の通過といっていたが、だんだん気候も過激になってくるのか、低気圧も「爆弾」になってしまった。

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いずれにしても、東京の雪は始末が悪い。雪国と違って雪に対する準備や心構えができていないから、交通機関はすぐに麻痺する上に、歩行者なども怪我をすることが多い。

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今回の雪は、春先の雪と違って寒の雪で翌日の冷え込みでさらに凍って道路はすべりやすく歩きにくくなる。

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大雪の後の最初の休日、残雪を気にしながら多摩川土手に向かうと、日の当るところは意外と雪はなく土手の北側斜面に少し残っている程度である。

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雪につぶされ枯れた草の実を、まだ残っているの雪の塊の間をぬうようにアオジ、ホオジロ、ジョウビタキなどの鳥たちが餌を啄んでいる。

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土手の下にある落葉した裸の木の枝に一羽の鳥の姿が見える。頭の上を三角にしたモヒカンスタイルのミヤマホオジロである。

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しばらく横枝に止まって廻りをキョロキョロした後、土手を超えて桜並木の下の残雪が残る枯草の中に降りた。先ほどのホオジロなどの鳥たちがいるところである。

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枯れた草の下を潜っては、実の付いた草を見つけては嘴を伸ばして飛び着いている。オスの姿も期待しているが、残念ながら今日もメスだけである。

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それでも大雪の後いなくなってしまったのではないかと心配していたが、無事姿を見せてくれたので喜んでいるところである。

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この次はオスも一緒に連れてきてほしいなと思いながらファインダーをのぞいている早朝の多摩川土手である。

オナガ  赤いのを待っていたら青いのが

最近のベニマシコは出勤が朝夕になったようである。早朝に餌場で待っていると対岸の大きな木の枝にオナガの群れが「ギュエーイ、ギュエーイ」という独特の鳴き声でやってくる。

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いつものことながら、鳴き声はあまりきれいではないがその姿は、黒い頭と長い尾羽、翼の美しい水色はなかなかのダンディーぶりである。

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ベニマシコの鳴き声とその姿を見つけるのは難しいが、オナガは鳴き声とその姿で見つけるのは容易である。

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決まった時間に同じルートを毎日のように群れで移動するので、自宅のベランダからも見ることがある。

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今朝は河原の高い樹木の間を移動している。青い鳥が飛びまわった後に赤い鳥を期待しているが、その姿はなかなか見せてくれない。

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大きな木の幹に止まって、樹皮の間の虫でもとっているのかキツツキまがいの行動もする。早朝の河原で、目に鮮やかなブルーの長い尾羽で待ち時間を楽しませてくれたオナガである。

ソウシチョウ  久々の赤い嘴と

最近公園へ行くのは夕がたのキクイタダキを見に行くのが通例となり、早朝の公園はしばらくの間足が遠のいていた。

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冬至が過ぎて幾らか夜明けが早くなってきたような気がするこの頃、朝夕の冷え込みは例年になく厳しいが、防寒具と指先だけ露出できるような手袋をして公園に向かう。

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公園の散策路もいたるところ霜柱が高くなり、白く吐く息と共にそこを歩く足音は早朝の静けさの中ではザクザクと大きな音になる。

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早朝の出遭いは夜行性の鳥を期待しているが、その擬態色の風貌はなかなか姿を現してくれない。それでも公園のそれらしきところをくまなく歩いてみるが、なかなか遭遇しないのが現実である。

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そんな状況の中で、声は聞こえるがなかなか姿を見せないソウシチョウと今朝は遇うことができた。声が聞こえたので待っていた場所では遇えなくて、他の鳥を期待した場所での出遭いである。

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サザンカの赤い花が咲く緑の葉の中から嘴が紅赤色、のどから胸が黄色と濃いオレンジの可愛い顔が見える。

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今年はこの公園にも早くからたくさんのソウシチョウが入っている。「籠脱け鳥」とか言われ外来種扱いされているが、きれいで可愛い鳥である。

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地鳴きはあまり好きではないが、囀りは結構大きな声できれいな喉を聞かせてくれれる。色彩のコントラストも美しく目元が可愛い鳥で、早朝の出遭いはうれしいかぎりである。今日の一万歩も足取りが軽くなりそうである。

ノスリ  クイナを狙う

寒さは厳しいが、風がなく薄日でも太陽の光で暖かさを感じる多摩川土手。東の方向にある近くの大きな柳の木の枝にノスリの姿。そのシルエットは「ダルマダカ」といわれるように、ずんぐりとしている。

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土手を下流の方向に歩いて近づいてみるが、飛び出す気配もなくかなり接近しても動かないでいる。ただ、鋭い目線で頭はいろいろな方向を向けては廻りの獲物を探しているような雰囲気である。

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飛びだしを期待して準備をして待ってみるが、なかなか動こうとしない。早朝の鳥友の仲間が一緒だったので、情報交換をしながら談笑していると突然の飛び出し。

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追いかけて連写するがなかなかうまくファインダーに収まってくれない。それでもすぐ近くの池の上の欅の枝への移動だったので、再度のチャンスを待つことにした。

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ノスリの目線は、どうも下の池の近くの葦原に身を隠しているクイナに向けられているようである。なかなか姿をみせないクイナはうまく逃れるであろうが、ノスリの目からは良く見えているようである。

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 しばらく待っていると、二回目の飛び出し。一気に葦原の中に突っ込み突然のクイナの鳴き声があたりの静寂の中に響き渡る。

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 どうも狩りは失敗したようで、ノスリは葦原から飛び立ち河原の方向へと姿を消した。その後には、難を逃れたクイナが警戒の鳴き声か、安堵の鳴き声なのかしばらくの間「キュイキュイキュイ」と鳴いていた。

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ギャラリーとしては、狩りの成功も見たかったが、クイナが無事でほっとした瞬間でもあった。食物連鎖の厳しい自然界の掟ではあるが、今日の命をつなげたクイナであった。

ミヤマホオジロ  黄色と黒の冠羽

昼ごろの多摩川は薄い雲が空一面に広がり、土手下の草むらにはホオジロやガビチョウがペアーで遊んでいる。

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                ミヤマホオジロ  ♀

今日の狙いは、赤い鳥か黄色と黒の冠羽のある鳥である。風もなく穏かな昼さがりで鳥見日和である。

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どちらかというと赤い鳥を待っているのであるが、葦原に伸びる高い樹木の上に頭のとがった鳥が一羽飛来する。

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       ミヤマホオジロ  ♀

 逆光気味なのでシルエットだけであるが、双眼鏡で良く見てみると待ち鳥の黄色と黒の冠羽のあるミヤマホオジロの姿である。

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        ミヤマホオジロ  ♀

 距離はかなりあるので、近くに降りてきてくれないかと願いつつ覗いていると、桜並木の下に降りてきてくれた。降りたのはいいのだが、すぐに近くの草むらにもぐってしまった。

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しばらく待っていると、顔を出して草の幹に止まったり、草むらにもぐったりと捕食を始めた。周りには、ホオジロやアオジも数羽いるので、ちょっと目を離すといつの間にか入れ替わったりしている。

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 枯草の多い土手下を下流の方に移動しながら、時々良いポーズをとってくれる。地表の餌ではなく、枯れた穂を残した草の幹に止まって嘴を穂先に突っ込んでその穂の実を食べる。

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今シーズン、ミヤマホオジロにはなかなか遇えなかったのでうれしいかぎりである。もうしばらくは楽しませてもらえそうなので、河原に来る楽しみはまた一つ増えたようである。

ベニマシコ  夫唱婦随?

風のない穏かな多摩川。耳を澄ますと「フィッフィッフィッ」とやさしく聞こえるのはベニマシコの鳴き声。

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         ベニマシコ ♀

可愛い顔をしたベニマシコのメスの飛来の後、真っ赤な顔をしたオスが同じ餌のある藪に飛んでくる。

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飛来後はしばらくの間夢中になって草の実をついばむ。嘴に付いた草の実をとるために、横になった枝に嘴を左右にこすりつけるようにして落としている。

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         ベニマシコ ♂

オスは枯草の高いところに止まって廻りを見回し、餌場の安全を確かめているように見える。その下ではメスが背を伸ばしたりしながらの採餌である。

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ベニマシコも姿をみせるときはこうしてオスとメスが仲良く出てくるが、、鳴き声さえ聞こえないときもある。

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また、メスだけが数羽顔をみせることがあるが、まだペアリングできていない集団なのだろうか。今シーズンはオスの姿も頻繁に見えるので、良いカップルがたくさんできることだろうと期待する。

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我が家を見ても、「夫唱婦随」などという言葉は遠い昔のことのように思えるが、今年のベニマシコを見ていると何となく微笑ましい光景に映る。

キクイタダキ  ホバリングする小菊

 連日の公園のキクイタダキフィーバーには驚くが、年末から年始にかけてはほとんどそれを期待して公園に足を運んでいた。

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 幸い家と公園が近いので、一日に何度も家に帰って時間を見てはまた出掛けることができる。キクちゃんの出てくるのは大体朝方は9時半ごろ、夕がたは3時以降である。

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 その他の時間帯も移動しているので、多分どこかに出没しているのだろうが、大体この時間に出遭うことが多い。

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 常連の鳥友さんの情報を得ても、最近はだんだん出が悪くなってきているようであるが、公園の高台に着くとほとんどあまり待つこともなく姿を見せてくれる。いつもシジュウカラやエナガの群れに混じって飛来してくるので、その中から動きの早いキクイタダキを見つける。

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 ただ夕がたは西に傾きかけた陽射しが横から入ってくるので、光線の扱い方が難しくなる。腕があまり良くないところに、キクチャンの忙しい動きを捉えるのと光線のとりいれが問題になる。

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あの早さで樹木の枝や葉にいる虫たちを捕っているのかと思うと感心する。時折ホバリングをしながら採餌している光景も見える。

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キクイタダキは、頭の黄色の御紋の後ろに赤い斑点があるのがオスだというので、なんとかその姿をファインダーに納めたいと狙っていたが、なんとかそれらしきものが見える。

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        キクイタダキ ♂

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キクイタダキの集団が、目の前の樹木の枯れて葉が落ちた枝に来ると、それを追いかけるだけで精いっぱいで、オスかメスかの見分けはつかない。連写の後の結果としてその姿を見つけているのが現状である。

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  このキクイタダキの可愛いく素早い動きをファインダーに納めるべく、年末年始の休暇の大半をこれに費やしてきた。なかなか満足する姿は少ないが、きれいにホバリングするキクちゃんは気にいっている一枚である。

アリスイ  この風貌で何故かキツツキの仲間

 昨日の寒風とはうって変って、今日は気温は低いが風がない分だけ暖かく感じる。多摩川の土手を歩いていても肩をすぼめて歩く姿はない。

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今日は朝から公園を一通り散策して、昼ごろより多摩川土手を歩いている。公園では相変わらずキクイタダキでにぎやかであるが、他のコースを中心に歩いてみた。

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どこにでもいるのがルリビタキのメスと若鳥、かなりの数がはいっているようである。最近の公園は、鳥の数よりもカメラマンの数の方が多いと感じるのは私だけではないと思う。

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          首ひねりの習性

その反面今年は多摩川土手のカメラマンの数は少ない。特に朝よりも昼ごろの方が人が少なく、鳥たちの出足もいいように感じる。ゆっくりとのんびり鳥見ができる環境である。

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いつもは土手の上を上流から下流方向に散策しているが、今日は逆の発想で上流に向かって土手を散策することにした。

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土手下の樹木や草の枯れた実を見ながら、鳥たちの好物の草の実が多くあるところを中心に目を凝らしてその姿を探す。子供のころから鳥見をしていたら眼鏡をかけずに済んだのではないかと思うこの頃である。

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それでもじっと藪の中にこもって草の実を食べていると、なかなか気がつかないが、警戒して一度飛び立ってくれると姿を見つけやすいのである。

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少し歩いたところで、河原の草むらに見慣れない鳥の姿を発見する。時々木の横枝に止まっては地面に降りたり、木の幹に止まって長い舌を樹皮の裂け目に伸ばしたりしている。

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背なかの模様と首をくねらせる姿は、アリスイである。アリを好んで食べることからアリスイと名付けられているが、アリだけではお腹がいっぱいにならないだろうし、アリもそんなにいないだろうと思うと、やはりその他カタツムリやカエルなども食べるらしい。

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       舌を伸ばしている姿

アリスイは、なぜかキツツキの仲間に分類されるが、その風貌と行動を見ているとその根拠は見つけにくい。外見も迷彩色の様な擬態色で冬の森の中では見つけにくい鳥の一種である。

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そんな中で、アリスイにも新年から出遭うことができたことは、今年の運勢を占う一つの良い現象であろうか。因みに今年のおみくじは「吉」、待ち鳥(?)待てば現われるであった。

ミヤマホオジロ   今冬一番の寒さの多摩川

夜半には雪も降るだろうという今冬一番の冷え込みの早朝の多摩川。土手の芝生は霜柱で浮きあがり、歩くとザクザクと大きな足音になる。

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         ミヤマホオジロ ♀

近くの水たまりは薄い氷が張っていかにも冬という光景である。陽が昇り始めて河原の枯れ葉の表面を白く見せていた霜が融け始め、それがきらきらと光り始めてきた。

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狙いは早朝のベニマシコであった。ベニマシコの朝食場に飛来した一羽の野鳥が枯草に止まらずに枯れ葉の落ちている地面に降りた。

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仲間の鳥友さんが、あれは何だろうということで、良く見てみると冠羽が立ってカシラダカかなとも思いつつ、大砲で覗いてみるとミヤマホオジロのメスのようである。

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土手の上から覗いているので、警戒心を持って一時は対岸の大きな木の天辺に飛んでしまったが、また戻ってきて土手下にある桜並木に入る。

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この土手は視界が開けているので、その飛翔経路が良くわかり有難いポイントで、。これが公園だと見失ってしまう場面である。桜の木の枝から土手下の草むらに降りて採餌を始める。

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今度はあまり警戒心もなく時々廻りを見回しながら、地表の草むらに頭を突っ込んでいる。メスがいるということは近くにオスがいるだろうと期待して待ってみるが、同じような姿のアオジとホオジロばかりである。

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        正面顔

それでも今シーズン初めての鳥さん、新年に遇えたということは幸先がいいという自己判断で満足して、寒風に震えて待っていた多摩川土手を後にした。

ベニマシコ三昧  寒風の多摩川で

早朝は雲が多かった空もきれいに晴れあがり、西の空には頂に真っ白な雪を被った富士山の雄姿が見える。風が強いのか、その頂も雪煙の様な雲が見える。

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          ベニマシコ ♀

いつもは早朝から歩く多摩川の土手も、正月なので陽が高くなってからの散策である。陽の光で暖かさは十分であるが、土手の上に吹き付ける川からの北風はそれ以上の冷たさである。

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やはり正月とあって、時間が遅いせいもあるが多摩川の土手には人影は少ない。土手の上を一通り合流点まで歩いてベニマシコのポイントまで戻ってくると、飛来したのはベニマシコのメスである。

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        ベニマシコ ♂

さらに近くで「フィッフィ、フィッフィ」と鳴き声が聞こえる。メスの姿を追いかけていると、顔を真っ赤にしたオスがメスのすぐ近くに飛来して、草の実を食べ始める。

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廻りを見るとメスが三羽とオスが二羽確認できる。今までなかなか姿を見せなかったオスが現れ、草の実を食べたり、池の岸辺の水際に降りたりと結構な行動力をみせている。

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メスはオスの近くに行ったり、池の手前の草の実に取りついたりとこれも楽しそうに動き回っている。たまには草の天辺に止まって廻りを見回したりして、いつもより長い時間の出遭いである。

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天気も良く正月でもあり、大サービスをしてくれたのだろうと思う。それとも、最近はハギマシコ詣でをしていたので対抗心を燃やしてくれたのかも知れない。寒風の中ではあったが久々のベニマシコとの遭遇であった。

バン  湧水池の番人(鳥)?

冷え込んだ寒空に底まで見えるほどに澄んだ湧水池、静かな池面に波紋を起こして泳いでいるのはバン。赤と黄色の嘴が特徴的である。

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なんでも食べる雑食性があるので、水中の物を捕ったり、陸に上がって草の葉や芽をついばんだりする。

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きれいな水を湛えたこの池には大きな鯉がたくさんいる。ゆっくりと泳いでは浅瀬に入りこんで、背びれをみせて体を左右にくねらせている。

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         鯉の背なかとバン

バンが採餌をしている目の前での光景であるが、バンは驚く様子もなく冷静に見つめている。大きな鯉が動いているので逃げるのかと思ったら、何と平然としている。

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鯉は何も危害を加えないと知っているのか、「この池のバンニンはおれだよ」と言わんばかりである。バンの名前の由来は、”田の番人をする鳥”から来ているといわれているが、納得する場面である。

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この池には、バンとクイナが留鳥として居ついているのでまさしく池の番人としての役割を果たしているようにも見える。その割に警戒心が強く臆病ものですが・・・・。

ハギマシコ  今日も団体さんで

河原のベニマシコとは最近あまり出あいがないので、山のハギマシコとの出遭いを期待して早朝に家を出る。

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山への登り坂にかかり七曲りを登りきると開けた湖岸に出る。天気も良く太陽の光が雲間から出てくると、冷え込んでいた山の空気も暖かくなってくる。

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それでも山の陰になっているので直接陽が当たるわけではないので、肩を窄めて鳥たちを待っているようである。

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陽が当たっている山の方から野鳥の群れが、「ピーピー」と鳴きながら上下に大きく弧を描いて動きながら飛んでくる。

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一旦近くの電線に止まっては、土手に降りて地表に落ちている草の種子などを啄んでいる。その姿は夢中で嘴を動かしている感じで、危険を感じると見事に一斉に飛び立ってしまう。

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電線に止まっているときに数を数えると、その数は五十数羽になる。とにかく群れで行動するので飛び立ってしまうと一羽も見当たらない。

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食事をしているときは、自分の縄張りを確保してほかの鳥が来ると追い返してしまう。団体行動をしているので分け合うのかと思うと、そうでもなく食料の争奪は見ていてもすさまじい。

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この次は雪景色の中でのハギマシコを狙ってみたいものである。今シーズンももう少しするとこの辺にも雪が降るのではないかと思う。時計の針が真ん中で重なる時間になったので引き上げることにした。

ハギマシコ  新年も鳥を追いかけて

新年おめでとうございます。早朝から鳥たちを追いかけた12年、健康で無事新年を迎えることができた。

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秋から年末にかけては、例年になくたくさんの鳥たちがMFにやってきてくれて、楽しんだ1年である。

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新年もまた、健康で動き回れることを祈りながら、新しい鳥たちとの出あいを期待したいものである。

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政治経済の方も新政権で景気が上向きになることを期待したところだが、いかがなものか。今のところは、株価も上がり、円安傾向で少し明るさらしきものが見えてきている。

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新政権には有言実行を期待する。昨日より明日、昨年より新しい年、13年は、公私とも明るく希望の持てる年になるように行動していきたいものである。

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