アオジ ガングロになって
夏鳥たちがやってきて、渡りの途中で滞在する間は警戒心が強くて、あまり近くには姿をみせてくれないが、きれいな声だけは聞かせてくれる。
そんな中で、目の前のツツジの藪の中でごそごそと動いて期待感を持たせるのは、アオジである。
何か動いているのでじっと待っていると、姿をみせたのは高原への帰り支度が整ったのか、ガングロになったアオジの姿である。
夏になると高地へ移動する鳥たちは、それぞれ夏羽に衣替えをして移動を始める。ノビタキやオオジュリンなどは頭が黒くなるが、アオジは目先から喉にかけて黒くなる。
今年ももう5月の連休がすぐそこに来ている。夏羽になる鳥たちと同じように、人間の世界もクールビズになり夏羽ではないが、ノーネクタイで過ごせるようになる。
また、夏になると冷涼地に移動できる鳥たちのようにはいかないが、首の廻りのネクタイがないと幾らかでもその暑さを紛らわすことができる。少し明るい材料が見え始めた日本、この夏をなんとか乗り切りたいものである。
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