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2013年5月

コアジサシ  多摩川を歩く

春の渡りの季節で、公園にいろいろな夏鳥たちの情報を聞いているのでどうしても足が遠のいてしまう多摩川。久しぶりに土手を歩いてみる。

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カワセミも雛の巣立ちの前なのかあまり姿を見せない。忙しく鳴いているのは、セッカとオオヨシキリ。

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オオヨシキリはまだ姿をあまり見せない。声は聞こえるが姿は見えずというところである。河川工事の終わった味気ない砂と石ころだらけの川岸を歩く。

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多摩川本流の川面を気持ちよさそうに飛んでいるのは、コアジサシのペアーである。川の流れの浅瀬にある丸い石ころに止まって一休みの雰囲気である。

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河原に残る緑の木々の高いところに止まっているのは、チョウゲンボウの姿である。青い空に鋭く飛んでは降りてくるコアジサシ。

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最近はコアジサシの天敵はカラスのようである。川の中州などにコロニーを形成して、砂礫の地面に窪みを作り、貝殻などを敷いて営巣する。

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卵も雛も外敵が近づくと集団で防衛して、犬や人には上空から急降下して威嚇することがある。

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飛びながら好物の魚を狙い、低空飛翔から水中にダイブして捕らえる。多摩川ではこんな光景がよく見られる。

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昨年は、あまりこの近辺の多摩川では見かけなかったが、今年はコアジサシの姿が良く見られる。やはり気候の温暖化などの変化による影響なのだろうかと思う。

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自然界の変化で、そこに棲む動植物たちが敏感に変化していく様を見て、地球環境の変化を野鳥を通して観察して行きたいものである。

フクロウ   親子でおはよう

しばらくの間公園に足を運んでいなかったので、夜が明けると同時に家を出て公園に向かう。東京の日の出も4時半といわれるので5時にはすっかり明るくなっている。

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        フクロウの巣立ち雛

あわよくば目当ての鳥さんに遇えればと、ささやかな期待をもちながら早朝のさわやかな空気を胸一杯に吸う。囀り始めた野鳥たちの声を聞きながら、緑濃くなった樹木の下の散策路を歩く。

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       フクロウの親

フクロウがいるところまで来ると、もうすでにお仲間の先客がいる。私も早い方だと思っていたが、さらに早くから観察している人たちがいる。

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明るくなり始めた空を背景に緑の葉蔭の横枝にフクロウの巣立ちびなの姿が見える。下から見ると顔の正面に立ち枝がかぶさり、顔はよく見えない。

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それで姿をかくしているつもりなのだろうが、頭をクルリとまわして廻りを見ている。たぶん親鳥が持ってきてくれるだろう餌をまっているのである。

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そのうちに親鳥が大きな羽を広げて飛んできて、近くの枝に止まる。どうも足元には餌らしきものは見えない。狩りに失敗して雛の様子を見にきたようである。

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しばらくの間、少し遠くの枝から雛の様子を見ていたが、また餌を捕りに飛び立っていった。

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餌をとってきて雛の隣に並んで餌を与える姿を期待して待ってみたが、なかなか期待通りには行動してくれない。

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渡りの季節でほかの鳥たちも気になるので、公園をひとまわりして家路につくことにした。樹木の葉も大きくなりかなり繁ってきたので、鳥たちの姿も思うように見つけることが出来なくなってきたが、寸暇を惜しんで出遭いを求めて足を運ぶことにする。

川平湾  エメラルド色のサンゴの海

マングローブが見える石垣島の西側の海岸沿いの79号線を北上し、パイナップル畑を左右に見て海岸に出ると、そこが川平湾(かびらわん)である。

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エメラルド色の鮮やかな色彩をたたえた川平湾。その海に静かに浮かぶ緑濃い小島。空から照りつける南国の陽の光が海岸の白砂に眩しく光る。

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       川平湾から於茂登岳

この美しい海が世界で初めて黒蝶真珠を育てた。川平湾は、黒蝶真珠の故郷である。高台から見下ろす海は誰でも魅了してしまいそうである。

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             黒蝶真珠の故郷

石垣島には高い山がある。一番高い山は、於茂登岳で海抜526mである。東京スカイツリーより低い山が、石垣島では一番高い山になる。

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サンゴ礁の海をグラスボートに乗ってその海で泳ぐ熱帯魚とサンゴを覗いてみる。サンゴの新しい芽が見える中を青や黄色のきれいな魚が泳いでいる。

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中には懐かしい赤と白のクマノミの姿も見える。そうかと思うと大きな黒い塊はナマコである。案内の船の舵を握っているお兄さんのユーモアに富んだ説明を聞いていると時間の経つのも忘れてしまう。

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       熱帯魚

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       ジャガイモの様なサンゴ

船を降りて、真っ白い細やかな砂浜を歩いて高台に登ると、発達したサンゴ礁の色彩がまぶしく、そこから見下ろすエメラルド色の海は絶景である。欲を言えば空の青さがもう少し欲しいところである。

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学生時代にテントを担いで日本を一周したことがあるが、ここ石垣島もあの頃のように飯盒炊爨でテントを担いで、のんびりと廻ってみたいと古の冒険心を呼び起こしてくれるところである。

由布島  水牛に揺られて渡る島

島全体が亜熱帯植物園になっている由布島へ水牛車に揺られてのんびりと海を渡る。由布島は周囲21.5km、海抜1.5m、人口12名の亜熱帯植物楽園である。

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水牛は約40頭余りのアジア水牛で、一頭一頭にそれぞれ名前が付いており、その系図もはっきりしている。昔の名前は結構ユーモアがあり、「美空ひばり」などもある。

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海を渡る時間は、水牛車のおじさんが面白可笑しく案内をしてくれ、お客を飽きさせない。その案内話を聞きながら笑っているうちに由布島についてしまう。

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水牛車を引くには、水牛は生後2~3年~調教を始め、早い水牛で半年から1年でお客を載せてひけるようになるという。

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      カエサルビニア

食事は1日2回朝と夕方で、餌は牧草や穀物を食べる。牛の寿命は約30年で、現役で水牛車をを引くのは、15~20年であるという。

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      休憩中の水牛

水牛といわれるだけあって、水を好み暑い日には1日中池の中にいる。水中で生活するのがほとんどなので、小便や大便も水中を歩きながらするのがほとんどである。

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だから、水牛車の一番前に乗るとその時は気をつけなければ、水に飛び散ったそれが顔や衣服につくことがある。もちろんそれを防ぐ用具は備わっているが、油断できない場面である。

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        ハイビスカス

島につくとそこは南国の植物園である。亜熱帯特有のヤシの木やハイビスカスの赤や黄色の原色の花が大きく開いている。その他グァバ、パパイヤなどの木々が鬱蒼と繁って、その下には、山羊や琉球イノシシなどの動物が常夏を楽しんでいる。

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           ブーゲンビリア

また、赤、白、黄色、ピンクなどの色とりどりのブーゲンビリアが色鮮やかに咲き誇っている。その花弁には、日本最大級の蝶といわれている「オオゴマダラ」が飛び交っているのを見ることができる。

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       オオゴマダラ

大きな美しい羽根を広げてゆったりと飛ぶ姿は、とても幻想的である。その他にもアサギマダラやアゲハチョウなども花から花へと飛び交っている。

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        シロオビアゲハ

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       ツマベニチョウ

 今では亜熱帯植物楽園として楽しめる島になっているが、かつては竹富島や黒島からの移住者で栄え、その頃農耕用として活躍したのが「水牛」であると言われている。

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水牛は、当時「水牛2頭で家が建つ」といわれるほど高価なもので各家庭で飼われていたが、昭和44年の台風で大きな被害を受けて、島のほとんどの人は対岸の西表島に移り農業の島からはなふる楽園の島へと変遷してきたのである。

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            花パイナップル

太くて大きな角を左右に振りながら、よだれを垂らし海の中を一生懸命に牛車を引く水牛の姿は、日本最南端の島々の観光パンフレットで良く見られる光景であったが、現実に訪れ実際に乗って由布島の歴史を認識してみると、この楽園を作り上げた苦労がしのばれるところである。

西表島   猫のいる亜熱帯の原生林

竹富島から船で30分ほどで西表島につく、西表島と書いて”いりおもてじま”と読む。西は何故”いり”かというと西の方向に陽が沈む、陽が入る(いり)という意味だそうです。

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        仲間川

島を車で走っていると、ところどころに「イリオモテヤマネコに注意」という看板が見られる。イリオモテヤマネコは特別天然記念物、西表島固有のヤマネコで生息数は約100頭といわれている。

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最近は交通事故や伝染病の感染などで生息数のの減少が危惧されている。イリオモテヤマネコの交通事故死は、記録が残っている昭和53年以降で45件も起きているとのことである。

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日本最南端のバス亭がある大原港から、仲間川マングローブクルーズに乗る。コアジサシの飛び交う入江から仲間川をさかのぼる。

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河口から中流部にかけての川岸には、わが国最大規模のマングローブ林が広がる。遊覧船やカヌーなどで見ることができるが、見ていると二人乗りのカヌーが楽しそうである。

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       マングローブ

マングローブというのは木の名前かと思っていたら、そうではなく河口や沿岸などの淡水と海水が混じる汽水域に広がる植物の総称をいうのである。

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世界では約8000種類のマングローブといわれる植物があるらしい。日本でマングローブのみに生育する植物としてメヒルギ、オヒルギ、ヤエヤマヒルギ、ヒルギダマシ、ヒルギモドキ、マヤプシキ、ニッパヤシの7種があり、西表島ではそのすべてがある。

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        ヤエヤマヒルギ

マングローブの特徴としては、地上に張り出した根(気根)と枝についたまま発芽する種子(胎生種子)である。

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上流の船着き場まで行くと、樹齢400年といわれる日本最大のサキシマスオウノキがある。さらに上流部には、亜熱帯照葉樹林やヤエヤマヤシなどが見られる。

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途中船頭さんの説明では、八重山の空の王者「カンムリワシ」も見ることができるというのでこのクルーズの期待は大きい。

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       ヤシの大木の化石

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       サキシマスオウノキ

いつ飛び出してもショットが撮れるように準備はしていたが、なかなかその姿を見つけることは出来なかった。カンムリワシも国内では八重山にしか棲んでいないワシでヘビやカエルなどの小動物を待ち伏せしていることが多いと聞く。

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          樹齢400年サキシマスオウノキ

カンムリワシも現在は八重山全体で170羽ほど確認されているが、昨年交通事故で10羽が死亡したといわれている。石垣島の新空港でも野生動物の交通事故防止の呼びかけが行われていた。

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          ヤエヤマヤシ

結局カンムリワシの姿は青い空を飛翔する姿を見ることはできたが、ファインダーに納めることはできなかった。この次は目的をカンムリワシ一本に絞って西表島を再訪したいと思いつつマングローブの仲間川クルーズを下船した。

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思いとしては、八重山諸島の約80%以上が国立公園になっている原生的な亜熱帯林とサンゴ礁の海の大自然をこのまま後世にぜひ引き継ぎたいものである。

竹富島  サンゴと赤瓦の島

南の島の夜明けは東京に比べると約1時間ぐらい遅い。早朝の白砂の海岸を歩くと、キアジシギやクロサギ、メダイチドリなどが、海水の引いていくサンゴ礁に残る柔らかな黄緑色の海藻の上を歩きながら小魚を狙っている。

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        白砂の海水浴場

竹富島へは石垣島から定期船で約10分6kmの距離である。周囲は約9kmの小さなサンゴ礁の島である。

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        ハイビスカスの繁る民家の入り口

水しぶきをあげて高速で走る船であっという間についてしまう。この島の赤瓦の民家は、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されているので、新しく建てる建物も赤瓦の島の文化を継承する建物でなければいけないという。

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           赤瓦のシーサー

冬には赤い花が咲くというデイゴの樹木林を抜けると、真っ白な砂浜がどこまでも続いている星砂の浜である。足元の砂浜の砂をを手のひらで押さえるようにして、手のひらについた砂の中から小さな星砂を探すのである。

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        星砂の浜

星砂は手でつかむようにあるのかと思ってきたので、小さな星砂を探す作業は遠浅に広がるサンゴ礁をのんびりと眺めている暇もなく、目を凝らして探さなければならない。

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           尻上がりシーサー

照りつける太陽に赤いハイビスカス、赤瓦の屋根にはそれぞれの民家の独特の魔よけのシーサーが睨んでいる。尾をあげているシーサーは尻上がりに良くなるようにとの願いをこめているとのことである。

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      ハイビスカスをつけた水牛

サンゴ礁の石で囲まれた赤瓦の民家には、赤や黄色の花が咲き乱れ異国情緒を堪能させてくれる。そんな民家の路地をゆっくりと向かってくるのは、水牛車である。

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           ゴーヤサンダル

頭にハイビスカスの花を載せた水牛が、大きな角をゆっくりと振りながら、暑い街中をたくさんの観光客を乗せて歩いてくる。

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          トックリヤシ

サンゴと赤瓦の美しい島、ゆっくりと歩く水牛車の姿をシークワーサーのアイスキャンディーをほおばり涼をとりながら、その風景を楽しんでいる竹富島である。

石垣島  梅雨の晴れ間

5月14日から梅雨入りしたという石垣島に向かう。3月に新石垣島空港ができて羽田からの直行便ができたので早速行ってみようと思い立った。

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南国の強い陽射しを飛行機の窓から見ながら、滑走路に着陸するときは土砂降りの雨である。いわゆるスコールが初めての石垣島の出迎えである。

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              トックリヤシ

窓を打つ激しい雨の中、新しい滑走路をゲートに向かう。梅雨とは知っていたが窓に吹き付ける雨は尋常ではない。

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        ハイビスカスとメジロ

しかし、到着口を出てホテルに向かうバスに乗るときには、その雨も上がり南国の強い太陽の光がまぶしいくらいである。いかに普段の行いが良いかの証明と改めて思う。

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        ホテルのプライベートビーチ

羽田から3時間10分ほどのフライトである。距離的には東京から2252km、沖縄本島からは411kmである。日本の最南端の都市である。

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今話題の尖閣諸島までは155km、なんと台北までは277km飛行機で30分ほどのところである。緯度的にはハワイのホノルルと同じで、年平均気温は23.8度で亜熱帯の島である。

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        テイキンザクラ

南国情緒たっぷりの風景の街並みを見てホテルに着くと、部屋から見る白砂のプライベートビーチにコバルトブルーの海岸線が続く。

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梅雨入りとあって雲は多いがちょうどサンセットの時間帯になる。湧き立つ夏雲に沈みゆく陽の光があたり、揺れるヤシの葉の間から見るその光景は南国の雰囲気を実感させてくれる。

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明日からの日本最南端の島々巡りを楽しみに、冷たいオリオンビールで喉をうるおし、晴れると水平線に見えるという南十字星を楽しみに、南の島のさわやかな風を受けている窓辺である。

コサメビタキ   いつの間にか目の前に

深い森の中を歩いていると鳥たちの朝の囀りがあちこちから聞こえてくる。どうしても囀りの大きい方向を見て、その姿を探してしまう。

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そんなときに静かに飛んできて、いつの間にか目の前の小枝で可愛い目をしてじっと見つめているのは、コサメビタキである。

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サメビタキ3兄弟の中では姿はよく似ているが、コサメビタキが一番小さい。見分けは難しいが並んでくれると一番わかりやすい。

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オオアカゲラの子育ての帰巣を待っている間、木道の下の湿地帯に咲く水芭蕉の白い花の群生地に生える樹木林の枝に止まっている。

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木道を歩く人たちの姿は、時間と共に多くなってきているが、鳥たちの姿や鳴き声もそれに負けずに多くなってきている。

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上面の色はサメビタキ、エゾビタキよりやや薄めで目先もより白っぽい。クルッとした目は、そのあまり目立たない羽色の姿と共にかわいらしさをみせてくれる。

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囀りは小声で少し複雑な鳴き声であるが、大声で囀り派手に動く鳥たちよりもその地味な姿が好印象である。静かに存在感を訴えるコサメビタキなのである。

ツミ  今年もペアーの姿

春になると植物たちがきれいな花を咲かせて、周りの雰囲気を明るくしてくれる。植物だけでなく動物や野鳥たちもディスプレイを始めて森の中が華やかになる。

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              ツミ  ♂

身近な猛禽類としては住宅街の公園などに営巣をするツミがいる。今年もツミの営巣の準備の姿が見えてくる。

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        ツミ  ♀

大きな樹木が繁る森の中で、オスの狩の成果を待つメスの姿がある。じっと待っているメスにけなげにも今朝の獲物を鋭い足に捉えて戻ってくる。

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       ツミ  ♀

とりの世界ではこのように求愛給餌が行われる。繁殖相手とする異性に自らの獲物を差し出そうとすることで成立する求愛行動である。

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        ツミ  ♀

一般にオスがメスに対して行うもので、メスはこれを受け取るか拒否するかで求愛の受け入れの是非を体現するのである。

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       ツミ   ♂

どの世界でも男は大変なのである。外に出て食い扶持を稼がなければならないし、少なければ文句を言われる。だから鳥の世界はオスのほうがメスよりも体の大きさはひと回り小さい。

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       ツミ  ♀

恋の季節も終わり、やがてこの森でも数ヶ月後には雛たちがにぎやかに飛びまわる光景が見られることを期待しながら、公園の高台を下りることにする。

キビタキ  渡りの変化に富んだ鳴き声

雨上がりの公園のぬれた新緑の青葉の中からキビタキの囀りが聞こえる。まだ陽が昇らない森の中は、薄暗いが青い空に緑が抜けてさわやかな感じである。

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そんな樹木のかなり近いところで「ピッコロロ、ピッコロロ」とキビタキの囀りである。キビタキはいろいろな鳴き声をするので、まだ幼鳥なのかと思ったりするがその姿もなかなか見つけにくい。

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一度飛んでくれるとその姿を追いかけるといいのだが、なかなか声だけで移動をしてくれない。特に最近のように緑が濃くなってくると余計に見つけにくいのである。

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公園の高いところにある広場から、雨にぬれた草を足で掻き分けながら木に似せたコンクリートで段を作った階段をゆっくりと下りてくると、潅木の周りを忙しく追いかけっこをしている野鳥の姿が見える。

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最初は仲良しで追いかけているのかと思ったら、そうでもなく縄張りを犯されてそれを追い出している姿のようである。鳴き声もけたたましく鳴きながら追いかけている。

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しばらく見ていると、一羽が勝ち誇ったように鳴きながら低く飛び出して、目の前のちょうど良い目線の雨で黒くぬれた梅の木の横枝に止まって囀り始めた。

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黒い背羽に腰の部分の黄色が鮮やかに見える。得意げに大きく口を開けて囀っていたが、しばらくすると近くの小枝を飛びまわっては大きな声で囀っている。

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やはり、ここは自分の縄張りだといわんばかりに、その声と飛びまわる場所はそれを主張しているようにさえ見える。

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早朝のすがすがしい緑の森の中でのキビタキとの出遭いは、その森に響く声と黄色と黒の姿で私を充分に楽しませてくれた。山に行ってしまう数週間であるが、身近で感じる喜びである。

フクロウ  眠そうにウインク

五月に入り日増しに夜明けが早くなる。自称、自然愛好家の私は陽が昇ったら起きて陽が暮れたら眠るを信条にしている。

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最近の目覚めは早い。いつもの公園に夜行性の鳥たちがいるというので、ここのところ陽が昇る前に公園を歩いていることが多い。

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夜行性の動物はどちらかというと、警戒心が強い。昼間はほとんど樹木の枝などで動かずに目を閉じて休んでいることが多く、覗いたりすると眠そうな眼でにらまれることがある。

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年齢のせいか、趣味のせいか、お仲間も早くから行動する人達が多い。じっとしているフクロウを見つけることはなかなか難しいが、詳しいお仲間に教えてもらうことも多々ある。今回も声をかけてもらって、姿を見つけることが出来た。仲間はありがたいものである。「謝謝」。

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        眠い

このフクロウも姿は擬態色に近いが、新緑の季節には明るいところに出てくれると見つけやすい。大きなコナラノ樹木の二股に分かれた横枝で静かに見下ろしている目がある。

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             大きな口であくび

よく見ていると、夜勤明けの様な顔で眠そうな目をしている。時折大きな口を開けてあくびをしたり、片目をつむってウインクをしているようなしぐさをする。

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            後でね!

目を閉じているがカメラの連写のシャッター音が気になるのか、大きな目を開けてにらみ返す。その後はまた目を閉じようとするが、片目を閉じたその姿は、「後でね」とウインクをしているようにも見えるのは、勝手な思い違いであろうか。

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目の前の公園の森の中をあちこちとしばらく飛びまわり、向かい側の森の中に姿を消してしまった。目当ての鳥さんには遇えなかったが、フクロウに出遭うことができたので満足して家路につくことにする。

サンショウクイ  山椒が好物か

蒼い空の広がる高い樹木を見上げていると、「ヒーリリ、ヒーリリ」と独特の鳴き声を聞かせてスマートな体形で飛んでくるのは、サンショウクイである。

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一見ハクセキレイに似たような感じであるが、体は細く尾羽も長めで嘴が少しかぎ状にまがっている。高い空をひらひらと飛んでいる雰囲気である。

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高い樹木の上の方を飛んでいるので、声は聞こえるがなかなか低いところには降りてきてくれない。鳴きながら飛ぶことが多いので鳴き声が聞こえたら上の方を見ると見つけやすい。

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名前の由来は字のごとくで、鳴き声がヒリヒリと聞こえることから、「辛い山椒の実を食べたのだろう」と連想されたからだといわれている。そういえば山椒の実を食べているところは見たことがない。

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山椒は小粒でピリリと辛いといわれているが、実際は山椒の実を食べるわけではなく、昆虫やクモ類を食べている。また、飛行しながら空中で虫を捕らえることもある。山椒の葉といえば冷奴に乗っていることが多い。新芽のよい香りの季節にもなるこの頃である。

ゴジュウカラ  高原でやっと遇えた

地元の公園でも姿は見かけていたが、ファインダーには収まってくれなかったゴジュウカラが大きな鳴き声と共に目の前に現われてくれた。

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この森林植物園では比較的数が多いゴジュウカラである。いつもゴジュウカラは集団で出迎えてくれる。あるときは木道の手すりだったり、足の踏み板の端っこだったり、樹木の幹をさかさまに下って見せたりする。

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遠くから見てもすぐわかるのは、頭を下にして樹木の幹を降りることのできる、日本で唯一の鳥でだからである。確かに樹木を真っ逆さまに歩ける鳥は他に見たことがない。

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囀りとしては、[フィフィフィフィフィ」と大きな声で森林中に響き渡るような声で鳴く。ゴジュウカラは比較的山地にいるものだという認識があったが、今冬シーズンは地元の公園に長く逗留していたので驚いていたものである。薄いブルーと白い胸元、鋭い黒の過眼線が好きである。

キバシリ  擬態色で早い動き

高原の森はまだ新芽のつぼみは固く、冬の樹木林の姿である。目の前のナラの樹木の幹に止まって、すばやく動き回っているのはキバシリである。

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キバシリは名前の通り、キツツキ類と同じように幹に尾羽をつけて体を支え、這うような姿勢で上り歩き、食べ物を探す行動が特徴的である。

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目の前の樹木の下の方から、らせん状に樹木の幹を上がって行き、枝が茂るところまで上がりきると、別の樹木の下部に飛び渡る。

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そんな動きはキツツキによく似ているがキツツキ科ではなく、ちゃんとキバシリ科の分類である。体の模様は保護色のようになっており、樹木の樹皮に似た色をしている。

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行動的には、樹皮の間や地衣類の隙間を探し昆虫の幼虫などを捕らえて食べている。嘴は昆虫を捕らえるのに便利なように長く湾曲している。

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      尾羽をあげるのは珍しい捕食の瞬間

よく見ていないと樹木の樹皮と同じような色をしているので、見失ってしまいそうになる。それにしても、遠く高いところのオオアカゲラとすぐ目の前のキバシリと両方を追いかけるのは至難の業である。嬉しい悲鳴というところか。

オオアカゲラ  高い木で子育て中

早朝の森林植物園の木道を歩くと、上り始めた陽の光が斜め横の方から入ってくる。ちょうど背なかに受けているときは良いが、向かいになると樹木の陰になるとき以外はまぶしいくらいである。

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森の中からは、いたるところから野鳥たちの鳴き声や囀り、遠くから響くドラミングの音などで時間が経過するごとににぎやかになってくる。

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二人がすれ違いのできる程度の幅の木道を森の奥の方に向かって歩くと、反対側の入り口から入った人たちと行き違う。

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野鳥たちがたくさんいるのでそれぞれが目当ての鳥たちを狙っている。時折何を狙っているのか聞きながら、ゆっくりと木道の廻りを見ながら歩くと、少し広いところに出た。

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聞いてみると少し遠くの高いところでオオアカゲラが子育て中で、頻繁に雛に餌をはこんでいるところである。

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定期的に嘴に虫を挟んで飛んできては、巣の中に入ってしばらくすると出てくる。まだ雛たちは顔を出さないので、孵化したばかりのようである。

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オオアカゲラの特徴は、アカゲラとよく似ているが嘴が長く、黒い顎線が胸と後ろ頸に伸び、側胸と脇に黒褐色の縦斑が入っている。

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オオアカゲラは、なかなか見る機会が少ないので時間が許す限り観察しようと見ていると、クロツグミやゴジュウカラなどが近くの樹木にやってくるので、結構忙しい落葉樹林の朝である。

日本の屋根  アルプス遠望

富士山の雄姿は別格としても、日本アルプスは連休の青空に白い雪を被った峰々を見事に映していた。

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        南アルプス 赤石岳

大鹿村の夕立神のパノラマ展望台に上ると、南に赤石岳を中心とした南アルプスの山々、西の方向には宝剣岳、木曽駒ケ岳、御岳山の中央アルプスの白い山容が見える。

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       中央アルプス 宝剣岳、木曽駒ケ岳

「日本アルプス」という命名は、飛騨山脈を調査したイギリス人鉱山技師のウイリアム・ゴーランドがヨーロッパのアルプス山脈に因んで、そこから見える山脈を「日本アルプス」と紹介したのがこの名前の由来といわれている。

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       南アルプス 赤石岳

一般的には、「日本アルプスの父」と呼ばれているイギリス人宣教師のウォルター・ウエェストンが盛んに日本アルプスに登り、ヨーロッパにも日本アルプスの名を紹介したという。

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       中央アルプス 宝剣岳、木曽駒ケ岳、三ノ沢岳

北アルプスの玄関口上高地にはウェストン碑があり、毎年ウェストン祭が行われている。ここ大鹿村にも赤石岳が望める小渋川沿いにウェストンの碑がある。そして、上高地のウェストン祭の後にここに泊まる登山家もあるらしい。

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       南アルプス 烏帽子岳

南アルプス、中央アルプスを見た後は、さわやかな五月の風の中を、一路中央高速を北へ上り北アルプスの雄姿を見ることにする。

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       北アルプス 鹿島槍ヶ岳、五龍岳、白馬岳

甲信越自動車道の長野インターを降りて、善光寺の裏の七曲りを登って戸隠へと向かう。新緑の白樺林を抜けると一斉に視界が開け、正面に雪の北アルプスのパノラマの風景である。

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        戸隠山と鏡池

その手前には、峻険な威容を誇る戸隠山の連邦が連なり、春遅い北信濃の自然あふれる風景が広がる。

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       戸隠連峰

日本アルプスは、飛騨山脈を「北アルプス」、木曽山脈を「中央アルプス」、赤石山脈を「南アルプス」という。今日は、日本の屋根といわれているその素晴らしい威容すべてを眺めることができた。

オオルリ 信州で2番目に山奥の村で

日本の中央構造線が走っていると言われる大鹿村で、その地形を見ていると急峻な山肌とややなだらかな山々のちょうど中央に川が流れていてその断面を見ることが出来る。

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3、000本の桜の花が終わった山のふもとの公園は、八重桜の花が真っ盛りである。山奥に来てアルプスの雪景色の下で二度目の花見を楽しんでいると、目の前を横切った野鳥はオオルリである。

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桜並木を良く見るとあちこちに青い鳥オオルリの姿が見える。桜の枝から枝を飛び交いながら、地面に降りては虫を採っているようである。

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大げさに言えば、東京の地元の公園で新緑の樹木にヒヨドリが飛び交っているように青いオオルリがいる雰囲気である。

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花見はそっちのけでオオルリを追いかけるが、あまり遠くには行かずこの公園内を飛びまわっている。時間を経つのも忘れての桜公園のオオルリ三昧であった。

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渡りの途中のオオルリの姿を探すのは大変であったが、ここでは探さなくても目の前にその姿を現してくれるし、きれいなさえずりも聞かせてくれる。

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公園を引き上げるには後ろ髪引かれる思いであるが、そろそろ大鹿歌舞伎の開園時間になるので、公園の坂道を降りて小渋川を渡り大碩神社の会場へと向かうことにした。

梅桃   大鹿村を歩く

大鹿村の人口よりも鹿の数が多いといわれる南アルプスのふもとの山麓を歩くと、急傾斜の山肌に民家があり、高度があがるごとに季節の花が咲き乱れる。

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ふもとでは桜が終わって、八重桜が満開であるが山の上の方にある牧場の近くに行くと、まだ新芽は固く、菜の花や桜が満開である。

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曲がりくねったつづら折れの山道を昇っていくと、遠くに中央アルプスの雪化粧をした山々が見えるところに、梅桃が赤や白、ピンク色の花を咲かせている。

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            中央アルプスを望む

柔らかい黄緑色の新芽が出始めた背の高いカラ松林の中を歩く鹿を見つける。さすがに大鹿村だと感心しながらファインダーをのぞくと、鹿は必ず振り向いて怪訝そうに見つめる。白いお尻がかわいさを表現している。

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しばらく行くと道路を横切るのは、狸の姿。タヌキを目で追いかけていると、今度は猿の親子が山の樹木の中に隠れるところである。自然の中で生きる動物と春爛漫の花、理想郷である。

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もちろん野鳥はルリビタキやカケスなど里に下りていた鳥たちが山に戻っている。ノスリなども鉢合わせになると目の前を悠々と飛び去っていく。

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たまに来るからいいのかも知れないが、こういうところで野鳥や野生動物を追いかけて暮らすのもいいかなと思う。空気がうますぎる自然の風景が満喫でき、時間が止まってしまうような大鹿村である。

大鹿村  村歌舞伎を観る

連休の後半「日本で最も美しい村連合」に加盟している大鹿村を訪ねた。中央高速道の松川インターチェンジを早朝に降りて、天竜川を渡り天竜川の支流小渋川沿いに国道152号線を約40分ぐらい走る。

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                南アルプス 赤石岳

右手にコバルトブルーの水をたたえた小渋湖があり、湖岸のトンネルを抜けると大鹿村役場が見える。

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        新緑、八重桜と赤石岳

役場の手前を右手に曲がりしばらく走ると、大碩神社の木製の鳥居が右手の小高いところにあり、村人の誘導により臨時の駐車場に車を止める。朝の七時ごろである。

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              大碩神社

車を降りて橋の上から小渋川の上流を見上げると、緑の山の向こうに頂に白い雪を被った南アルプスの赤石岳が青い空に輝いて見える。

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       歌舞伎舞台

5月3日は大鹿村の大鹿歌舞伎の春の定期公演が、ここ大碩神社の境内で行われるのである。開演は12時であるが、500人しか座れないので8時からの整理券をもらうために早朝から並ぶ。

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        席の取れなかった人が小高い丘に

ここにはかみさんの古い友達が移住しているので、一宿一飯のお世話になりながら村歌舞伎観劇で訪ねてきたが、この神社のすぐ近くである。

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       たくさんのおひねり

話によると、整理券の配布を待って夜の一時から並んでいるということである。おかげ様で舞台に近い良い席を確保することができた。

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        飛び交うおひねり

大鹿歌舞伎は江戸時代から約300年の間、芝居を愛する代々の村人によって伝承されて、今日まで受け継がれてきたという。

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        まとまったおひねり

歌舞伎というと男の世界で、女形(おやま)などがあるが、ここでは女性でも歌舞伎に参加できる。何しろ入場料はタダなのと、難しい観劇のルールはない。

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       一番人気

境内にござを敷き座布団の席で、お酒を片手に弁当を食べながらの観賞である。大見えを切った時に掛け声とおひねりが飛ぶものであるが、そのタイミングがずれてもまた楽しからずやである。

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        おひねり

何しろ、財源は善意の寄付金と「おひねり」だというから、いかに大鹿村の人々の熱意と努力で作り上げられているかということが分かる。

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       出演者

大鹿村には信号もコンビニもない。学校も小学校中学校だけで、高校生になると他の町へ出て行ってしまう。人口は約1、200人ほどで、20代以下は100人に満たないといわれている。

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       義太夫 最後の口上

大鹿村は信州で2番目に山奥の村というように、控えめな考え方の村人たちが「少子、高齢、過疎化」の問題の中で、伝統芸能を途絶えることなく伝承している。楽しい観劇を終えてそんな姿に頭が下がる思いである。秋の大鹿歌舞伎も機会を作って足を運びたいものである。

蝶と花   公園を歩く

暖かい陽射しのなか公園のベンチに座っていると、目の前の広場の芝生にはタンポポの花やオオイヌノフグリ、ヒメジオンなどの草花が目に入る。

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        アオスジアゲハ

少しうとうとしながら眺めていると、ひらひらと飛んできては花に止まって蜜を吸っているのは蝶々である。

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        キアゲハ

白いたくさんの花をつけたヒメジオンに止まるのは、真っ黒な地色に青黄色の帯が目立つアオスジアゲハ。白い花にはよく似合う。

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一方では黄色のタンポポの花に止まってじっと蜜を吸っているのは、キアゲハである、かなり接近しても逃げるようすはなく、花の蜜を吸うのに夢中である。

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広場に咲く花と飛び交う蝶々を見ているといかにも春爛漫(桜は終わってしまったが)という感じである。この春から初夏への季節が年間を通じて一番良い季節かもしれない。

オナガ  新緑に合うブルーと黒

早朝の日の出を浴びながらの冷気が心地良い季節になってきた。暖かい陽の光の中で頬に緊張感を感じる。

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新緑の樹木の梢で「ギュエーイ、ギュエーイ、クイックイッ」とにぎやかに鳴きながら移動する集団はオナガである。

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いつも思うことであるが、この鳴き声がもう少し変わっていたら世の中(鳥の世界)が大きく変わっただろうにと思う。

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黒い帽子に青マントスタイルのオナガは、樹木の新緑の葉とのコントラストがよくマッチしている。スタイルは良いが、声がいまひとつというところである。

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あちらの木からこちらの木へと、鳴きながら忙しく移動する。葉についた青虫を食べているのだろう。アクロバットまがいのスタイルで嘴を伸ばしている。

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飛翔姿は長い尾羽と薄い水色が目立ち、ひらひらと飛ぶような感じがする。オナガが鳴き交わしながら飛び回っている近くにはツミの姿があることが多い。

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今回もそのパターンでツミに出遭うことができた。野鳥たちも営巣期に入っているので過度な刺激を与えないように大事に見守ってやりたいものである。

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