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由布島  水牛に揺られて渡る島

島全体が亜熱帯植物園になっている由布島へ水牛車に揺られてのんびりと海を渡る。由布島は周囲21.5km、海抜1.5m、人口12名の亜熱帯植物楽園である。

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水牛は約40頭余りのアジア水牛で、一頭一頭にそれぞれ名前が付いており、その系図もはっきりしている。昔の名前は結構ユーモアがあり、「美空ひばり」などもある。

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海を渡る時間は、水牛車のおじさんが面白可笑しく案内をしてくれ、お客を飽きさせない。その案内話を聞きながら笑っているうちに由布島についてしまう。

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水牛車を引くには、水牛は生後2~3年~調教を始め、早い水牛で半年から1年でお客を載せてひけるようになるという。

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      カエサルビニア

食事は1日2回朝と夕方で、餌は牧草や穀物を食べる。牛の寿命は約30年で、現役で水牛車をを引くのは、15~20年であるという。

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      休憩中の水牛

水牛といわれるだけあって、水を好み暑い日には1日中池の中にいる。水中で生活するのがほとんどなので、小便や大便も水中を歩きながらするのがほとんどである。

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だから、水牛車の一番前に乗るとその時は気をつけなければ、水に飛び散ったそれが顔や衣服につくことがある。もちろんそれを防ぐ用具は備わっているが、油断できない場面である。

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        ハイビスカス

島につくとそこは南国の植物園である。亜熱帯特有のヤシの木やハイビスカスの赤や黄色の原色の花が大きく開いている。その他グァバ、パパイヤなどの木々が鬱蒼と繁って、その下には、山羊や琉球イノシシなどの動物が常夏を楽しんでいる。

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           ブーゲンビリア

また、赤、白、黄色、ピンクなどの色とりどりのブーゲンビリアが色鮮やかに咲き誇っている。その花弁には、日本最大級の蝶といわれている「オオゴマダラ」が飛び交っているのを見ることができる。

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       オオゴマダラ

大きな美しい羽根を広げてゆったりと飛ぶ姿は、とても幻想的である。その他にもアサギマダラやアゲハチョウなども花から花へと飛び交っている。

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        シロオビアゲハ

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       ツマベニチョウ

 今では亜熱帯植物楽園として楽しめる島になっているが、かつては竹富島や黒島からの移住者で栄え、その頃農耕用として活躍したのが「水牛」であると言われている。

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水牛は、当時「水牛2頭で家が建つ」といわれるほど高価なもので各家庭で飼われていたが、昭和44年の台風で大きな被害を受けて、島のほとんどの人は対岸の西表島に移り農業の島からはなふる楽園の島へと変遷してきたのである。

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            花パイナップル

太くて大きな角を左右に振りながら、よだれを垂らし海の中を一生懸命に牛車を引く水牛の姿は、日本最南端の島々の観光パンフレットで良く見られる光景であったが、現実に訪れ実際に乗って由布島の歴史を認識してみると、この楽園を作り上げた苦労がしのばれるところである。

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