石垣島 梅雨の晴れ間
5月14日から梅雨入りしたという石垣島に向かう。3月に新石垣島空港ができて羽田からの直行便ができたので早速行ってみようと思い立った。
南国の強い陽射しを飛行機の窓から見ながら、滑走路に着陸するときは土砂降りの雨である。いわゆるスコールが初めての石垣島の出迎えである。
トックリヤシ
窓を打つ激しい雨の中、新しい滑走路をゲートに向かう。梅雨とは知っていたが窓に吹き付ける雨は尋常ではない。
ハイビスカスとメジロ
しかし、到着口を出てホテルに向かうバスに乗るときには、その雨も上がり南国の強い太陽の光がまぶしいくらいである。いかに普段の行いが良いかの証明と改めて思う。
ホテルのプライベートビーチ
羽田から3時間10分ほどのフライトである。距離的には東京から2252km、沖縄本島からは411kmである。日本の最南端の都市である。
今話題の尖閣諸島までは155km、なんと台北までは277km飛行機で30分ほどのところである。緯度的にはハワイのホノルルと同じで、年平均気温は23.8度で亜熱帯の島である。
テイキンザクラ
南国情緒たっぷりの風景の街並みを見てホテルに着くと、部屋から見る白砂のプライベートビーチにコバルトブルーの海岸線が続く。
梅雨入りとあって雲は多いがちょうどサンセットの時間帯になる。湧き立つ夏雲に沈みゆく陽の光があたり、揺れるヤシの葉の間から見るその光景は南国の雰囲気を実感させてくれる。
明日からの日本最南端の島々巡りを楽しみに、冷たいオリオンビールで喉をうるおし、晴れると水平線に見えるという南十字星を楽しみに、南の島のさわやかな風を受けている窓辺である。
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