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2013年6月

キビタキ  雛は元気親はボロボロ

週末になると青い空が見えるこの頃、鳥たちも少なくなった公園でキビタキが雛を無事育てたということなので、早朝より足を運んでみた。

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公園の坂道を登っていくと左手の樹木の中からキビタキの鳴き声が聞こえる。今日は遇えるぞと足元も軽やかに進むと、さらに朝の早い仲間たちに出会う。

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フクロウ撮影隊と称してフクロウの親子を観察していたようである。目の前の樹木の上を子供のフクロウが飛んだかと思うと、その後を親フクロウが追うように飛んで樹木の葉の陰に隠れてしまった。

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フクロウに遇うのは2週間ぶりになるが、生い茂る緑の葉が視界を遮りよく見えない。夜行性なので陽が昇るとともに、あまり動かなくなるので夕がたか明日の朝に期待することにした。

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早朝から大きな声で鳴いているホトトギスを探しながら、キビタキの出を待つことにした。声はすれども姿をなかなか見せないホトトギスのいる近くの藪に、キビタキの家族が現われた。

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以前より子供たちは大きく元気に育っているようである。それに引き換え、親鳥は子育てに疲れたのか、見るも無残な姿でボロボロである。

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       親鳥の後ろ姿

それでも正面からの顔は眉斑がきりっとしているが、後ろ姿はやつれを隠せないようである。その廻りを子供達は3,4羽元気に飛び回っている。

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人間の世界でも、子供を一人前に育て社会に送り出すには、並みたいていではないと思うが、鳥の世界も同じようである。巣立ち雛が早く一人前になり、来年も顔をみせてくれることを楽しみに眺めている公園の風景である。

オオヨシキリ  河原の葦原で

一週間ぶりの河原に来てみると、緑の葦原の背丈が大きく伸びて、葦原の手前の河原の砂地も青々とした大きく育った草の葉で埋め尽くされている。

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植物の成長は早いもので、草の丈は腰まで来るほどに成長して、獣道のように踏みつぶされていた草原のその踏み跡がすっかり無くなっている。

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そんな葦原では、ひところよりは少なくなったような気がするオオヨシキリの鳴き声が聞こえる。決してきれいな鳴き声とはいえない鳴き方であるが、大きな声で鳴いている。

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声は聞こえど姿は見えずである。すぐ近くにいる。葉蔭からその姿を探してみるが、なかなか見つからない。

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よく見ると大きな葉の陰で赤い口を大きく開けて盛んに鳴いている姿が見えた。見えるのは大きく開けた口だけである。

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大きな声の割には、以外と警戒心が強くすぐに逃げてしまう。でも縄張りがあるせいかしばらくすると、また戻ってくる。背丈ほどある葦原でのオオヨシキリの姿である。

コチドリ  多摩川河原の幼鳥

富士山が世界文化遺産登録されたせいか、朝は昨日に続いて今朝も太陽の光がまぶしい。よい天気に気をよくして早朝から多摩川に向かう。

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      個体A

河原の草の葉には、夕方からの雨が残っているので、ゴム長靴にはきかえて草をかき分けて、川の流れの水の近くまで歩く。

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      個体A

石ころの多い河原につくと、突然飛び出したのはコチドリである。「ピォ、ピォ、ビュー、ビュー」と鳴きながら低空で川沿いを飛んだ後少し先の石がごろごろしている河原に着地。複数の個体がいるようである。

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       個体B

コチドリは、しばらく様子を見ながら廻りをキョロキョロしていたが早足で河原を歩く。よく見ると、頸の黒と頭の黒さが薄く黄色のアイリングもまだはっきりしていないようなので、幼鳥かと思われる。

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      石の保護色になって座っている 個体A

この辺りを縄張りにしているのか、近づくと飛んでは逃げていくがあまり遠くには行かない。上空でカラスが飛び交い鳴き声が聞こえると、河原の石ころの間に座り込んでじっとしている。

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       個体B

ちょうど翅の色と河原の石ころが保護色のようになって、隠れるのには都合がよさそうである。

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      個体A

コチドリは、親も巣に外敵が近づくと傷ついたふりをして敵を引き寄せてから逃げるという「擬傷」をすることがあるので、こどもたちも危機回避の術を雛のうちから身につけているのである。

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       個体A

後ろ姿でも廻りを気にしながら、餌をさがしまわっているようである。それでも幼鳥のせいか親鳥の様な警戒心はすくなく比較的近くまで来ることがある。

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      個体A

近づくと逃げて、逃げてはまた近くまで歩いてくる。一定の距離は保って広々とした河原を遊びまわっている。コチドリとの早朝の河原での戯れの一時である。

紫陽花  チョウゲンより雨上がりの色

梅雨らしい日々の連続であった今週。昨夜からの雨が上がり、窓に朝陽が差し込んできた。勇んで、チョウゲンボウの雛が巣立っていると聞いたので営巣地に向かう。

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朝の眩しいほどの太陽の陽射しに野山の樹木の葉がきれいな緑色を輝かせている。朝が早いせいかチョウゲンボウの出もよくない。

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樹木の上の方ばかりを眺めていたが、目の前の公園に咲く紫陽花の花が、昨夜の雨のしずくを花弁や葉にためて、きれいな色をみせている。

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お仲間もみなさんチョウゲンボウを見に来て、紫陽花のショットを紹介していた気持ちがわかるような気がする。

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いつも見ているチョウゲンボウよりも季節の花に目が行くのは当然である。しばらくの間花を眺めていたが、久しぶりに多摩川も覗いてみようと公園を後にした。

フクロウ  親子で仲良く

小雨の降る中、高尾山を歩いてみたがキビタキの鳴き声がひときわ目立つ薬王院の裏手、姿は見当たらず頂上でもガスがかかって眺望は今一つ。

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山を降りると雨が上がって太陽の光がまぶしくなってきた。ふもとの蕎麦屋で冷たいビールとそばをつまみに地元の冷酒をたしなむ。

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ほろ酔い気分で電車で家に帰ると、まだ陽が高く多分夕方になると活動を始めるだろうとフクロウ遇いたさに公園に足を運ぶ。

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野鳥の声もあまり聞こえない公園をひとまわりすると、夕日に背を向けたフクロウの姿が見える。

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よく見ると近くの枝にももう一羽の後ろ姿、さすがに太陽には背を向けている。なんとか顔をみせてくれないかと見ていると、公園の下の方から犬の散歩をする人が通りかかる。

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ちょうどその時、犬が一声吠えると樹木上のフクロウの親子が目を開けて振り向いてくれた。散歩の人は、犬に向かって「役に立ってよかったね」と言いながら階段を公園の上の方に向かって歩いて行った。

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フクロウの巣立ち雛も産毛がとれて、かなり成長したように見える。大きく脚を伸ばしてストレッチをしたり、羽根を大きく広げ飛び出しの準備かと期待を持たせる。

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樹木の上段に子フクロウが止まり、その下の枝からは親フクロウが心配そうに上の子フクロウを見上げている。

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やんちゃな感じの子供は、下の枝にいる親を覗いたりしながら甘えているようにも見える。休日の夕暮れの一時、仲の良いフクロウの親子の姿である。

田沢湖  クニマスのふるさと

 田沢湖は日本のバイカル湖ともいわれる日本一の深さを誇る湖である。最大深度は423.4mで湖面の標高は249mであるため、最深部の湖底は海面下174.4mということになる。

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この深さゆえに、真冬でも湖面が凍りつくこともなく、深い湖水に差し込んだ太陽の光は水深に応じて湖水を明るい翡翠色から濃い藍色にまで彩るといわれている。

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 今日の田沢湖はあいにくの空模様で、その濃い藍色とは言えないが、湖面を覗くと澄んだ水にたくさんの魚たちが泳いでいる姿が見える。

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     御座石神社鳥居

その昔、発電所の建設と農業振興のために玉川温泉水系の酸性の強い水を導入したために、田沢湖は急速に酸性化して酸性に強いウグイ以外の魚類はほとんど死滅したといわれている。

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             たつこ像

その死滅した魚類の中に田沢湖の固有種であったクニマスが含まれていたということである。最近では山梨県の西湖でクニマスの生存が確認されて、あのさかなくんの「クニマスの再発見」というニュースにもなった。

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         「御座石の七色木」と「雨乞い石」

 田沢湖は、周囲20kmのほぼ円形の湖で、車で30分もあれば軽くひとまわりできる。西岸にはたつこ姫の像がたたずみ、田沢湖のシンボル的存在になっている。

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瑠璃色の湖面にたたずむたつこ像には、田沢湖の水をがぶ飲みして龍の身体になった辰子と八郎がやがて巡り合って夫婦になったという伝説がある。

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辰子伝説には、日本一深い湖と水の無くなってしまった八郎潟とクニマスの話が出てくる。久しぶりに訪れた田沢湖畔でその物語を思い出しながら、神秘的な雰囲気をたたえる湖面の表情を見ながら、遠くかすむ山々にひと時の安らぎを感じているところである。

抱返り渓谷  新緑の渓谷美

梅雨とはいっても雨の降らない休日、北へ向かう「こまち」に乗り田沢湖駅に立つ。東京から3時間、車窓を流れる新緑の山々や田植えの終わった田んぼが広がる仙台平野を眺めていると、あっというまである。

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駅前でレンタカーを借りて、雨雲の垂れこめる東北路を抱返り渓谷へと向かう。水芭蕉で有名な刺巻湿原の樹齢数百年の杉並木を見ながら角館方面へ走る。

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窓には雨粒があたり始めたが、自称「晴れ女」の神通力を信じて車を走らせる。道路わきの杉並木は、下枝がきれいに払われて真っすぐに林立している。

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杉の木の幹には、どの木にもみごとにツタが絡んでその緑の葉の輝きがきれいに映る。幹線道路をはずれ、玉川沿いに谷合いを上流へと上ると抱返り渓谷に出る。

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玉川の神代ダムの下流から抱返神社までの約10kmに渡って続くのが抱返り渓谷である。空は曇ってはいるが、玉川の流れは青く澄んでいる。

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             茣蓙の石(ござのいし)

V字型の深い谷の崖に造られた細い遊歩道を川沿いに上流へと歩く。覗きこむ川の流れは青く、新緑の緑色との調和する渓流が美しい。

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足元の悪い散策路を途中まで来ると、にわかに曇った空から雷の音と共に大粒の雨が降ってきた。しばらく大きな葉が茂る木の下で雨宿りをしていたが、髪の毛が濡れてきたので一旦車に戻ることした。

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変わりやすい天気で30分ぐらい待っていると、雲間から陽の光が見え始め小雨になったので、再び渓流の崖沿いの散策路を回顧の滝(みかえりの滝)を目指して歩くことにした。

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      若狭の急流

ここは「東北の耶馬渓」といわれ、両岸の原生林と岸壁にかかる滝や独特の青い渓流の景観が何とも言えない感動を与えてくれる。

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いくつかのトンネルを腰をかがめながら抜けていくと、大きな水の流れ落ちる音がする「回顧の滝」が見えてくる。

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雨模様なので流れ落ちる滝を下から見上げても、少し霧がかかったようになりその迫力には少し欠けるところがあるが見事な滝である。

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           回顧の滝(みかえりのたき)

滝を見上げて足元を見るとそこには擬態色をした大きなガマガエルの姿である。正面からカメラを向けても逃げる気配はない。

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あいにくの雨ではあったが、その独特のエメラルドグリーンの青い川の流れと、深い谷と新緑の樹木で見せる自然美の壮大な景観は大きな感動を与えてくれた。この流れを紅葉の時期にもう一度来てみようと決意して渓谷を後にした。

コサギ  踊るように魚をとる

土手の上から多摩川の本流の流れを見ていると、水量が減ってゆっくりと流れる川面でコサギが一羽小踊りするように羽ばたいては魚をとっている。

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夏羽になったコサギは、頭に2本の長い冠羽を伸ばし、背と胸にはレース状の飾り羽が出ている。

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何か嬉しいことがあったのか、跳びはねたり、くるりと回転したり、大きく羽根を開いたりしながら、素早く水中に嘴をさしこんでは小魚を捕っている。

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その姿は、何かリズムに乗って踊っているようにも見える。しばらくの間じっと見ていると、気がついたのか、下流方面へと飛び去ってしまったが、普段あまり見られない光景であった。

オオヨシキリ  仰々しく囀るが姿は見えず

多摩川の河原でも冬鳥たちがいなくなると、まず目立ってくるのはセッカとオオヨシキリである。オオヨシキリは鳴き声は仰々しく大きいが、その姿はあまり見せてくれない。

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多摩川でも対岸で鳴いているのが大きな声で聞こえてきているが、手前の土手ではなかなか姿が見えない。

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最近は公園に行くことが多く多摩川も浅川合流点へは御無沙汰続きである。年度末の河川敷工事で河原の樹木林がほとんど伐採されて、しかもほじくり返されて砂利がむき出しのままになっている。

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そのせいか、去年はたくさんのヒバリが遊んでいた草むらが無くなってしまって、ヒバリの声が河原の河川敷も一段と低いところから聞こえてくる。

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冬には枯れていた葦原の新しい芽が大きくなり、古い穂先だけが新しい葉の上に出ている。その枯れた古い穂先にオオヨシキリがつかまって大きな赤い口の中をみせて「ギョギョシ、ギョギョシ、ケケシ、ケケシ」といって大きな声で鳴いている。

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最初は声だけが大きいので、どこで鳴いているのかと探してみたが、大きく囀るときは葦の中から出てきて囀っているようである。

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それにしても、細い直立した葦の茎に上手に止まり、嘴を大きく開いて、橙赤色の口の中をみせるように囀る姿は印象的である。

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この口の中の赤さがオオヨシキリの特徴で、因みにコヨシキリは囀るときは黄色の口の中をみせるようである。口の中が赤ければオオヨシキリ、体が小さく黄色であればコヨシキリと簡単に覚えればいいのかも知れない。

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それにしても葦原も背の高さほどに伸びているので、声がするからといって近くによると、かえってその姿が見えにくくなってしまう。

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野鳥たちが少なくなる夏の間、にぎやかに囀るオオヨシキリを楽しみに多摩川へも足を延ばして、あわよくばオオタカなどの猛禽類の狩りの場面に出遭えることを期待したいものである。

ツミ   もうすぐ雛の顔も

あの帰ってきたツミが営巣中である。しばらくの間そっと見守ってやろうと思いあまり覗きに行かなかったが、今朝の散歩の途中でよってみた。

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人通りの少ない早朝は雲も低くまだ暗さが残っていたが、ツミの後ろ姿を見ることができた。どうもオスの狩りの獲物を待っているメスのようである。

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ひところは大きな鳴き声が聞こえていたので、「元気にやってるな」と安心していたが、人通りが多いところなので、最近はあまり声も聞こえず心配していたところである。

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松の木の天辺にある巣も下からしか見えないが、多分中では3~4羽のヒナが孵化したかこれからかというところでしょうか。

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シャッター音が気になっていたようで振り向いてくれたが、無事巣立ち雛たちの元気な顔をみたいものである。それまではまたそっとしておいてやりたいと思うこの頃である。

チョウゲンボウ  見事な飛翔

公園の緑濃い樹木を背景に飛び回るチョウゲンボウの翅の色は特にきれいである。チョウゲンボウの特徴は、停空飛翔(ホバリング)である。

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チョウゲンボウの狩りの仕方は、木の枝などに止まって地上の獲物を探す待ち伏せ型と停空飛翔で獲物を探す2パターンがある。

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直線で飛翔するときは素早い動きをするが、停空飛翔の時は羽根を広げてその場で止まっているので、羽根が陽の光に透き通ったように見えて奇麗である。

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緑の樹木を背景に茶褐色の背なかと尾羽の灰色がきれいなコントラストをみせることがある。

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猛禽類の中でも比較的小さくて、ツミなどと一緒で市街地や公園などで営巣することが多くなっている。

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個人的には、人工物に野鳥が止まっている姿はあまり好きではないが、最近は猛禽類でも多くなってきているのが現状である。

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狩りをして帰ってきたオスの足元を見ると、どうも犠牲になったのはシジュウカラのようである。羽根の色と姿を見ると間違いなさそうである。

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こういう場面は、食物連鎖の覆すことのできない自然の掟の厳しさを目の当たりに見ることになるが、人間の残酷さでそれを期待しているところもあるものである。

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捕らえた獲物は、羽根をきれいに取って食べやすくしてからメスに渡しているようである。こんな場面も見習わなければならないところなのでしょうか。

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残酷な場面も見せるが、目の前を飛翔する姿は猛禽類ではなかなか見ることができない上面の翅の姿などがチョウゲンボウの飛翔では良く見られる。

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緑を背景にきれいな飛翔をみせてくれるチョウゲンボウ、もうすぐ巣立ち雛も顔を出してくるだろう。親子でにぎやかにこの森を飛翔する姿を期待して夕暮れ迫る公園を後にすることにする。

チョウゲンボウ  狩りの獲物を待つ

梅雨入りしたとはいえ涼しい風と青空が見える6月である。先月の梅雨入り宣言の日は蒸し暑くまさに鬱陶しい季節という感じであったが、最初の週末は過ごしやすい陽気である。

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各地で若鳥たちの話題が聞こえてくるようになってきたが、繁殖期の鳥たちの様子を見ようと早朝より近くの公園に出掛けた。

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半袖だと少し肌寒く感じるがさわやかな朝の空気である。陽の光が雲間に出始めたので空はまぶしいくらいである。

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       狩りの獲物をもって

チョウゲンボウのいる公園に来ると、キィキィキィという鳴き声と共に2~3羽のチョウゲンボウが飛び出す。

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      獲物を待つメス

朝食の狩りにでかけるオスの姿である。それを見送るように目の前に或る緑濃い高い樹木の天辺に立って遠くを見ているメスの姿がある。

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しばらくすると、狩りを終えて獲物をつかんだオスが戻り、キィキィキィと鳴いてメスを呼ぶ。それを聞いたメスはすぐに巣にもどり、餌を受け取って雛にあたえるのである。

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狩りの腕のよいオスは、素早く狩りをしてすぐに戻ってくるので待つ方も楽であるが、なかなか餌をつかまえられないオスは時間がかかる。

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それを待つメスも最初は高い樹木の天辺で勇壮に立って待っているが、あまり時間がかかると、樹木の上で腰をおろして座りこんで待っている。

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こんな光景を見ていると、人間の世界とよく似ているものだなと思いながら、オスの帰りを待っている。狩りの上手な旦那をもった妻は幸せ者だということである。

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      カナヘビを捕らまえたメス

さて、我が家はどうであろうか、早朝の鳥見に出かけるときにはまだかみさんは寝ているので、そんなことは露知らずというところでしょう。

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長いこと待って暇なメスは、あたりを見回して地面にカナヘビでもいたのか高い樹木の上から、一気に目の前の草むらに急降下をする。

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見事に獲物をくわえて、公園の外灯に止まって見せたり余裕の感じである。働き者の奥さんという感じである。

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梅雨の晴れ間の一日、チョウゲンボウのオスとメスの行動を見ながら人間生活の縮図を見ているような感覚で公園の営巣風景を観察してみた。いずれにしても子育てというのは一大事業であるということである。

クロサギ  岩礁を歩く

湿気の多い海岸の朝、海に潜って貝類をとる人や海岸の砂浜に柔らかな緑色の野草をとる人たちの姿がある。

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岩礁に沿って走る海岸線のジョギングコースで汗を流している若者。海風を楽しみながら砂浜を歩くカップル。それぞれの早朝の海岸風景である。

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引き潮気味の波打ち際に残された緑色の昆布。その岩礁にクロサギの姿が見える。クロサギといっても全身がカラスの様な黒色ではなく、すすけた感じの黒色である。

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じっと獲物を狙ったかと思うと素早く嘴を動かして、小魚を口にくわえている。少し飛び立っては場所を変えての朝食風景である。

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普段はサギというとシラサギばかりを見ているので、クロサギは珍しいが名はクロサギでも黒いばかりではないらしい。

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南西諸島には全身が白い白色型のクロサギもいるらしい。南の島では過半数が白色で与那国島では約8割、南に行くほど白色型の比率は高くなるといわれている。

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そうであれば、クロサギといわないでシラサギと言えばいいのではと考えてしまう。多摩川流域ではあまり見たことがないので、海岸に腰をおろしてゆっくりと観察した早朝である。

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