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2014年2月

ビンズイ  雪解けの広場

「 ビンビンツイツイ」と鳴くからビンズイと名付けられたというが、雪解けの広場の斜面ではもの静かに餌をついばんでいる。

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 夏場は大きなこえで鳴いて高い木の上の方にいるが、冬場は鳴き声も立てずに地面に降りてくる。

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 ペアーであろうか二羽のビンズイが、雪の溶けた日当たりの良いそろそろ緑の草の芽が出始めた斜面を忙しそうに餌を探して歩く。

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 公園の散策路にじっと立って待っていると、すぐ足元の近くまでやってくる。あまり警戒心がなさそうであるが、動くとそれなりの距離をとる。

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 草むらを歩いているときはその姿はあまり目立たないが、古い腐りかけた切り株の上に乗ってくれたときはなかなか様になる。

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 一雨ごとに春らしくなってくる公園も野鳥たちのさえずりが多く聞こえるようになる。最近ではシジュウカラの声がよく通るようになってきた。もうすぐ弥生三月の公園の風景である。

ルリビタキ  春らしく

 大雪で寒い日々が続いていたが、ここのところの春らしい暖かい陽射しがうれしい。背中を丸めて歩いていたが、背筋を伸ばして歩けるようになった。

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 公園でも雪はところどころに残っているが、梅の花が満開でそれだけを見ていると春が来たような楽しい気分になる。

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 その上に可愛いルリビタキのメスが花満開の梅の木の横枝に止まってくれる。地面に降りては餌をとってすぐに枝に帰ってくる。

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 動きは落ち着きがないが、花を背景に首をかしげたり覗き込んだりと色々な表情を見せてくれる。脇腹の薄い黄色と尾羽のブルーが一段と可愛らしさを引き立てる。

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 ルリビタキのメスはブルーのオスの衣装には負けるが、メスもなかなか可愛い仕草をする。

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 本当はルリビタキのオスが梅の花をを背景にした枝に止まってくれると最高ではあるが、今回はメスの良さを見つけようと思う。

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 この暖かさと花を見ていると春はそこまできているような感じがする。「♫ もうすぐ春ですね  ♫」という歌を口ずさみたくなるこの頃である。

イカル   出会い頭

 今回の東京の大雪は各地で色々な被害をもたらしているが、公園の散策にもいつもと違う神経を使う影響がある。

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 何故かと言うと足元が悪いので目線が下に向いてしまう。普段は足元を気にせず樹木の上の横枝や鳥の気にいりそうな梢を探して歩いているのである。

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 比較的地上を歩いていることが多い鳥を探すときは目線が低いので雪道でも問題はないが、大体は上を見上げて歩いていることが多い。

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 雪の残る公園の坂道の散策路、凍りついて滑りやすいので歩きやすいところを選んでゆっくりと歩いてふと空を見上げると、目線の小枝に嘴の黄色のイカルの姿がある。

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 懐かしい姿である。今シーズンはこうして時々単独で姿を見せてくれるが、いつものように集団で飛んできて「キィーコーキー、キョコ、キー」という独特の澄んだ明るい声を聞くことがない。

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 これも雪の影響での出会いかも知れない。地上の餌が探しにくいのでそろそろ桜の新芽を狙っている斥候役なのだろうか。

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 そうだとすれば雪の影響でも被害ばかりでなく、鳥見族にとっては良い雪であるという出会い頭のイカルのすがたであった。黒い顔に黄色の大きなくちばしの群れでの出会いも期待できそうで楽しみが増えた早朝の公園である。

ミヤマホオジロ  懐かしの冠羽

 今シーズンはカシラダカの群れが多いように感じる。雪の公園を歩いていると雪が溶けた枯葉の上に群がっているのはカシラダカである。

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 硬くなった雪の上をザクザクと音を立てて歩くと、その音に驚いて枯葉をかき分けて虫をとっていた鳥たちが一斉に飛び立って、近くの梅の木の枝やケヤキの枝に止まる。

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 頭に冠羽があるのはカシラダカと思っていたが、よく見ると同じ冠羽でも黄色と黒の頭が見える。とにかくファインダーに収めて拡大してみるとそれはミヤマホオジロである。

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 昨シーズン以来の出会いで、何か懐かしさを感じさせる冠羽である。胸元の黒い三角が薄いのでメスだろうと思うが、うれしい出会いである。

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 一度は飛び去ってしまったが、近くの梅の木の枝に止まっては広場の傾斜地に降りてきて餌探しに夢中である。

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        アオジと仲良し

 ここは餌が豊富なのかアオジ、ツグミ、ルリビタキ、シロハラなどが地表に降りて嘴で枯葉をかき分けている。

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 ミヤマホオジロとアオジがニアミスする場面も見られたが、お互いに喧嘩をするわけでもなく並んで捕食している。

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 どちらかというとミヤマホオジロの方が警戒心が強く、周りを見ながらの採餌であるが、アオジはあまり回りを気にしない素振りで餌鳥に専念している。

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 本日の教訓としては、鳥たちの群れを見たら何か他の種の鳥たちが混じっていないかよく観察することが大事であるということである。

トラツグミ  雪とともに

 大雪のあと、公園もそろそろ雪が溶けて歩きやすくなっている頃だろうといつもの公園に向かう。

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 人が歩くところは雪が溶けて歩きやすくなっているが、日陰と階段はまだ雪が残っておりうっかりすると足を滑らせてしまう。

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 前日のシャーベット状の雪が凍って硬くなってツルツルして滑りやすい。足元に気をつけながら坂道を登る。

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 昨シーズンはこの辺にトラツグミがいたはずだと思って、雪が少し残っている傾斜のある広場に出ると、雪と草の緑の若芽が出始めた地面のところに期待の鳥の姿。

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 独特の体を動かす仕草はトラツグミである。枯葉を嘴でかき分けながら餌をとっては頭を上げて周りを警戒する。

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 まだ少し用心深いようで、人の姿を見つけると近くの藪の中に入ってしまう。それでもお腹がすいているらしく、しばらくするとまた姿を見せてくれる。

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全身が黄色と黒の虎模様なのでトラツグミと呼ばれるが、大人しい優しそうな目をしたつぐみ類の鳥である。

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 大雪のお陰で鳥たちが餌を探しに出てくるようになったので、ここのところ野鳥日照りだった公園も賑やかになってきた。

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 2月ももう少しで終わってしまうが、春先まで雪とともにやってきた野鳥たちが週末を楽しませてくれそうである。足元の雪やぬかるみに気をつけて公園散歩を楽しむことにしよう。

カシラダカ  雪の河原

 週末ごとに大雪で今日も当初は雪の予報。予報が外れて喜ぶのはこういう時ぐらいだろう。とにかく今週は降雪は見ないで済みそうである。

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 早朝の雪は固く凍っており、その上を歩くとザクザクと音がする。他の人の踏み跡を歩いていると比較的楽に歩けるが、そうでないところは一足ごとにズブズブと沈み込んでしまう。

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 ふつうの歩行からすれば倍以上のエネルギーの消耗になる。歩数は稼げないが脂肪はかなり燃焼する。

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 その足音に敏感に反応するのはカシラダカの群れである。近づくと飛び立っては、その先の雪の上に顔を出した枯れ草に止まる。

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 そして雪の上に降りて、草の根の雪の少ないところで餌を探し始める。周りは一面の雪の原なので餌探しはたいへんである。

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 なれない都会の雪には人々も困るが、山から里に降りてきた鳥たちも苦労しているようである。いずれにしてももう雪は十分という感じである。

写真展御礼   大雪のなかで

 13日から16日まで行われた写真展は大雪の中無事終了しました。足元の悪い中たくさんご来場いただきありがとうございました。

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        桜ヶ丘公園  あずまや 

 お陰さまで4日間の来場者数は718名とたくさんの方に見ていただき喜んでいます。会場ではいろいろな方のご意見を聞かせていただき、野鳥を愛する人たちがいかに多いかということを改めて認識いたしました。

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              桜ヶ丘公園  谷戸の丘

 中でも特に多かったのは、多摩市にたくさんの種類の野鳥がいることに驚かれていることです。それを考えると会場の都合で展示数にも制限があったことが残念です。

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              寒梅

 たくさんの方のご意見やご要望、忠告などを励みにして、今後も更に腕を磨き多摩の鳥たちの姿をファインダーから見つめていきたいと思います。

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        ルリビタキ

 機会があればまた次回も開催したいと思いながら会場を後にしました。また一年後にお目にかかれるように早朝から頑張りますので今後共よろしくお願いいたします。

ヒヨドリ  雪のせいで

 二週続けての週末の大雪、先週は張り切って雪かきをしたが今週は雨交じりの雪なので一瞬躊躇。それにしても量では先週より多い雪である。

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 「雪見」という言葉もあるが、もういいよと言いたい。こんなことを言っていると雪国の人の非難をあびそうであるが、雪解けを待ちたい。

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雪の河原を歩いているとヒヨドリの集団が、葉の枯れた木に絡まったつる科の植物の実を食べている。その実はなんであるかわからないがノブドウかアオツヅラフジか、その木のてっぺんまで絡まっている。

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 大雪で餌探しが大変な鳥たち、逆さになったりしながらすごい勢いでその実を口にはこんでいる。実がなくなるのも時間の問題というところである。

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 普段は振り向きもしないヒヨドリもよく見ると良い被写体になってくれる時がある。声ばかりが大きくて我が物顔に樹木の間を飛び回っているが、今後は先入観をすててその鳥の良いところを見つけ出すようにしたいものだと思った瞬間である。

「多摩の野鳥たち」 写真展   本日開催

大雪の道路も雪が融けて歩きやすくなりました。本日12時より「多摩の野鳥たち」写真展を16日まで開催します。時間がありましたらお立ち寄りください

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ベニマシコ  白い雪に赤い鳥狙いが

 雪景色を背景に赤いベニマシコをファインダーに収めようと寒い中を河原に向かう。ポイントで構図を練りながら待つがその気配さえない。

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 あいにくの曇り空で寒い風が吹く。足元の雪は寒さを凌ぎながら動くのですっかりシャーベット状になってしまった。

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 そんなところに待ち鳥の声が聞こえてくる。どこかと見渡すと近くの高い木の上にその赤い鳥の姿が見える。

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 白い雪の上に降りてきてくれることを期待しながら待っていると、すぐに飛んでかなり遠くの餌場に姿を消してしまった。世の中なかなか思うように行かないものである。我慢と無駄の積み重ねの向こうにあるものを期待しよう。

ホオアカ  寒風に負けないで

 大雪のあと日中の気温の上昇で少し融けたところもあるが、まだ多摩川河畔は真っ白である。

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 早朝の雪は固くザクザクという音とともにいつもより膝を上げて歩く。その音に敏感に反応して鳥たちは飛び立ってしまう。

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 今朝は低い灰色の雲が空を覆い冷たい風が吹き付ける。多摩川本流の河原にはコサギの群れが採餌中であり、行先の雪の上にはカシラダカの群れとホオアカが混じっている。

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 いつものホオアカのポイントに着くと、数羽のホオアカが横から吹き付ける北風に負けまいと雪の上に踏ん張りながら草の実をついばんでいる。

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 ホオアカの群れに混じってコホオアカがいないかとじっくりと見ながらゆっくりと歩く。ここまでくる途中見かけたホオアカは警戒心が強かったが、ここのホオアカはかなり接近しても餌採りに夢中である。

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 雪が草むらをすっかり覆ってしまったので、草の付け根の雪がないところや少し雪が融けて枯れ草が出てきたところを探して動き回っている。

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 じっと動かないでカメラを構えていると、すぐ足元までやってくる。近すぎてレンズの焦点距離が合わない贅沢な場面が時々ある。

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 そこで下手に動くと一斉に飛び去ってしまうことがあるので、適当な距離が掴めるまで動かないでいるしかない。

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 幸いに大雪だったこともあって、子供たちが作ったのであろう大きな雪のカマクラが近くにあったので、それを盾にして狙うと良い場面がつくれそうである。

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 多摩川の川面からの冷たい北風が骨身にしみるが、それにも負けないで頑張っているホオアカをじっくりと観察ができた早朝の多摩川河畔であった。

メジロ  寒椿を求めて

 大雪が降ったときは鳥たちを見つけやすい。餌場が限られるので餌のありそうなところを予測して行ってみると、いつもより多くの鳥たちがいる。

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 公園の柿も最後まで残っていた渋柿の木の実が、雪が降った途端にひとつ残らずなくなってしまった。

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 へたについた柿の実の残りをヒヨドリが逆さになって食べている。それにしてもきれいになくなってしまったものである。

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 雪の公園を歩いていると、山茶花か寒椿かよく見分けが付かないが、赤い花がきれいに咲いている。花弁が深いので多分寒椿だと思う。

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 白い雪景色に緑の葉と赤い花がよく似合う。そんな花弁にメジロが数羽やってきた。あいかわらず忙しく動き回るうぐいす色の小鳥である。

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 足元は雪で悪いが踏ん張って追いかけてみる。花に取り付くと逆さまになったり、花弁にすっかり顔をうずめてみたりと動きは早い。

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 この樹木にはルリビタキやシジュウカラも入っているので、追いかけているといつの間にか入れ替わっていることがある。

 暦の上では春であるが、雪景色での野鳥たちのまた違った光景を期待したいところである。

ルリビタキ  雪と瑠璃色

 首都圏では45年ぶりの大雪ということで、目が覚めて外を見ると一面銀世界でまるで雪国の風景である。

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 それでも低気圧は関東地方を通り過ぎたようで、昨夜来の風雪は収まり太陽の光が差し込んで、裸の樹木の枝には白い雪が積もり花が咲いたように輝いている。

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 雪が凍っているかと思い外に出てみると、そうでもなく柔らかい水分を含んでいる。歩いてみると深いところで膝下あたりまでの積雪である。

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 45年ぶりというとちょうど受験の時にこんな雪が降ったのだなと思いを馳せてみるが、最近でも毎年この受験期には雪が降っているように思う。

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   足元が悪く転びそうになったところをセーフと言ってくれた。

 学生にとっては受験という一つの人生の関門の時期に、天が自然界の試練を与えているかのようである。

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 昨夜吹雪の中を歩いてきて、我が家に向かう階段が雪に埋もれていたので、歩く人が足を滑らせては危険だと思い早朝からその部分の雪かきをした。

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 結構な雪の量なので小一時間かかってしまったが、汗ビッショリである。明日の筋肉痛を心配しながら着替えをして、雪景色を背景に鳥見に行く準備をする。

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 真っ白な雪原の瑠璃色を狙うか、雪景色の草原の赤い鳥にするか迷うところであるが道路事情を考えると、歩いていけるルリビタキのいつもの公園にした。

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 それにしても道路やその公園への歩道はかなりの積雪で、二三の踏み跡をたどりながらのアプローチである。

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 人の踏み跡のないところは自分の足でラッセルをしながらの歩行で、いつものように大股でスタスタと歩けないのでかなりの時間がかかってしまった。

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 公園に着くと早速目当てのルリビタキが姿を現してくれたが、いつもの餌場は雪に覆われて餌が見つけにくいので、藪の中に入ったり緑の葉のある樹木の中に入ったりしている。

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 それでも雪の上に出て一応のポーズはとってくれる。雪面をつついているのは水がわりか餌を探しているのか、しばらくの間は受験生ではないがルリビタキにとっても試練の立春後の雪景色である。

ヤマガラ  小枝でコツコツと

 ソチ冬季オリンピックが始まったという未明から大雪の気配。みるみるうちに一面が真っ白になっていく。

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 公園の鳥たちも雪を避けて里に降りてきているのにさぞかしびっくりしていることだろう。先週の公園で遭ったヤマガラも首をすくめているのではないかと想像する。

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 公園を歩いていると樹木の横枝だからコツコツという音が聞こえてくる。ヤマガラの採餌中の音である。

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 器用に両足で木の実を掴んで嘴でそれをつついている音がリズムカルに聞こえる。静かな公園なのでその音が森の中に響く。

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 時々「ニーニー」という鳴き声も聞こえるが、しばしのヤマガラの行動を観察することができた。

モズ  期待を裏切らない

 目当ての鳥を狙って早朝から勇んで出かけた時に、待てど暮らせど姿を見せてくれないことがある。

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 そんな時にこのフィールドに来ると必ずいるのがモズである。縄張りが決まっているせいか、この一帯には数羽の個体が独特の鳴き声で自己主張をしている。

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秋口の高鳴き程の迫力はないが、よく通る声である。田んぼの畦や草むらの潅木の少し高いところに止まって獲物を狙ってじっと草むらを見つめる。

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 警戒心が強いので接近すると飛び去ってしまうが、そんなに遠くには行かないでまた戻ってくることが多い。

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 鳥見の坊主の時、いつも慰めてくれるのはこのモズである。だから野鳥ライブラリーの中には御蔵入りのモズの写真はかなりある。期待を裏切らないモズは無二の親友のようなものである。

ホオジロ   仲良しの留鳥

 どこに行ってもいる留鳥で必ずペアーで行動していることが多い。低い藪のなかで捕食をしているが、人の気配を感じると外に出て比較的高いところに止まる。

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 これから春先になるとさえずりが始まるが、ホオジロのさえずりの声を聞いたら高い枝の先を見るとそこにいるのを見つけることができる。

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 田んぼのあぜ道を歩いてくると、目の前の大きな藪の中に数羽の鳥の動く気配を感じる。よく見てみるとホオジロである。

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 ホオジロの群れの中には、ミヤマホオジロが混じっていることがあるのでよく見ることが大切である。

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 それを期待して近づいて覗いて見ると、近くの小枝に止まってじっとしている。良い餌場なので離れがたいという感じが伝わってくる。

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 しばらく見ていると一羽が飛び出すと、それを追うようにもう一羽が飛び出していった。いつも見ているが仲良しのペアーで行動するホオジロの姿である。

オオタカ  早朝の河原で

 まだ薄暗い河原に着くと、薄い靄に煙る川面にコサギとアオサギ、時々翡翠が鳴きながら水面上を飛び去る。

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 周りが明るくなってくると空に見えるのは、遠くの橋やその向こうからやってくるダイサギの群れや雁行陣で飛んでくるカワウである。

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 猛禽の姿を探してぐるりと見てみると、河原の中洲にある大きな木の枝に何やら猛禽のシルエットが見える。

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 土手を降りて葦原を抜け大きな石ころがある河原を歩いて近づくと、すこし警戒の姿。よく見るとオオタカの若鳥のようである。

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 ファインダーで覗いてみると間違いなさそうである。正面を向いているが曇っているせいかその表情はよく見えない。

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 ところが突然飛び出して低空でこちらに向かってくる。目の前を過ぎると対岸の崖の樹木に入ったようであるがその姿はよく見えない。久々に多摩川でのオオタカの飛翔を見た早朝である。

メジロ   寒梅でウメジロ

風がないと暖かい冬の日差しの中、昼下がりに近くのいつもの公園を歩いてみた。日陰は霜柱があるようなところでも歩いていると汗ばんでくる。

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公園散歩の人の中には、上着を脱いで半袖で歩いている人もいる。公園の梅の木が並ぶ傾斜地に行くと、その木の梅が白い花を開かせ始めた。

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その花を見て、暦通りに二月に入ってもう梅の花の季節なのだと実感した光景である。その傾斜地にある古い木の切り株に腰を下ろして花を見ていると数羽の小鳥たちの姿。

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メジロ、エナガ、シジュウカラの混群である。エナガは梅の木を素通りして隣の松の枝に群れる。一方メジロは咲いたばかりの梅の木の花に夢中である。

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忙しく動き回っては逆さになったり、となりの花に飛び移ったりと相変わらずの落ち着きの無さである。お陰で追いかける方もたいへんである。

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公園を歩く人も多く、梅の開花を見ては足を止めてその季節感を味わっているようであるが、犬の散歩の人が来ると鳥たちも一斉に飛び去ってしまう。

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今日は小春日和の陽気であるが、寒い寒いといってももう二月になり、今月は28日しかなく短い。もうすぐ三月の声も聞こえるようになる。

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寒梅とはいえ花が咲くようになるとなぜか心が浮き浮きしてくる。この梅の花にこれからどんな鳥たちがやってきて私の被写体になってくれるのかと思うと、考えるだけで楽しくなるものである。

コガモ  上流の渓谷で

 雲が低く空模様を心配しながら早朝に家をでる。あわよくばヤマセミでもと考えながら上流の渓谷へ向かう。

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       コガモのペアー 

 時間の経過とともに薄日が射して雨の心配はなくなった。静かな川面を見るとカルガモ、キンクロハジロ、ヒドリガモ、コガモなどが水中に潜ったりしながら採餌中である。

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       飛翔するペアー

 水鳥たちも上空を警戒しながら捕食をしないと、オオタカなど猛禽類が網を張っているところなので注意が必要である。

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 そういう私はその場面も期待しながらの鳥見なので、残酷な一面を持ちながらそれを隠せないところである。

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 コガモが群れでいるが、川べりに近づくと一斉に飛び立っては下流方向に飛ぶもの、対岸の近くに移動するものなど、とにかく避難するという感じである。

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 水鳥はあまり時間をかけて観察したことは少ないのでしばらくの間見ていると、羽を広げて飛ぶ姿は結構綺麗なものだと改めて感心する。

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 コガモの中にアメリカコガモが混じっていないかと探してみるが、期待はずれである。ただ、写真に撮って置いて後でじっくりと見なければわからない場合も多いので、とにかく記録はしておくことは大切である。

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 河原に釣りをする人の姿が見え始めたので、午前中に戻るべく引き上げることにした。

ベニマシコ   草の実から木の実へ

 すこし遠出をしようと思っていたが、うまくスタートがきれなかったのでいつもの河原に向かい、土手の芝生に腰を下ろしてじっくりと待つ。

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 意外と出が良いので驚く。赤いオスを中心に集団で低い潅木の中に潜っている。お腹がいっぱいになると表に出てきて嘴を拭ったりしている。

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 そのうちに近くにある樹木の枝に飛んだかと思うと、今度はその木の実を食べ始めた。草の実に飽きたのか嘴を伸ばして木の実をとっている。

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 この場所は比較的赤いオスが多かったが、いつもと違うオスの姿も見かける。いつも低い潅木に取り付いているので、樹上のベニマシコは珍しい光景である。

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 土手沿いに河原を下流に向かって歩こうと思って準備をしてきたが、赤い鳥が多いのでここで時間を費やすことにした。

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 本当の狙いは他にあるのであるが、ここで待っているとひょっとすると姿を見せてくれるかも知れない。

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 そんなことを考えながら、赤い鳥を追いつつ目当ての鳥の姿を探す。突然現れたり、意外なところにじっとしていたりするものなので目が離せない。

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 天気が良いせいか、今日は何組かのベニマシコが出ている。風がないと日当たりは良いので暖かい。

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藪に潜ったとき再度出てくるのを腰を下ろして動かないで待っていると、睡魔が襲ってきそうである。久々の赤い鳥と遊ぶ多摩川土手である。

多摩の野鳥たち  いよいよ今月

 2014年を迎えてから早くも一ヶ月が過ぎました。月日のたつのは早いものです。いよいよ今月の13日から16日まで「多摩の野鳥たち」写真展が始まります。

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                   是非お出かけください。

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