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2014年9月

ミサゴ   仲間とのバトル

 日の出が遅くなり真横から陽の光が差し込む河原には、すでに定位置にミサゴの姿。その止まり木は少し奥まっているのでかなり暗く感じる。

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 何度か飛び込んでいるが空振りが二回、しばらくいつもの横枝で休んでいると、下流から仲間のミサゴが近づいてくる。

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 同じ枝に止まる仲間かと思ったら、いきなり飛び蹴りであいさつをしてバトルを始めた。仲間かと思って見ていたが、ちょうどよいその枝がほしいようである。

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 他の猛禽類のノスリやオオタカ、猛禽ではないがカラスなどとはよくその戦いを見せるが、仲間との激しい戦いのその姿は珍しい。

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 見ていると結構しつこく追い回したり、蹴りあったりしている。最終的には追いかけながら上空へと昇って姿を消したが、いつの間にか元の横枝には、一羽のミサゴの姿がある。

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 ライバルがいなくなったミサゴは、川面を見つめて狙いを定め確実に魚を掴んだようである。しかし今度はそれをカラスが追いかける。一難去ってまた一難である。

ノビタキ  冬の装いで

 数か月前、涼しい夏の高原で草花の間をのびのびと飛び移っていた黒い頭のノビタキが、冬の装いで多摩川の河原に来ているというので再会を楽しみに早朝から河原の草地に向かう。

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 日の出が遅くなった陽射しは、まだ横から差し込んでくる。一段高いところから河原の青々とした草地を眺めると、逆光の中に数羽の野鳥のシルエット。

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 双眼鏡でのぞいてみると、すっかり冬羽に衣替えしたノビタキである。高原で見た頭の黒いノビタキではなく、全体的に淡い橙色になっている。

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 山から下りてきたにしては元気に河原の緑の濃い草の上を飛び回っている。逆光のノビ君も絵になるが、順光で撮るべく太陽を背にする方向に河原を移動する。

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 目線の位置で見ると、まだ出始めた柔らかい濡れたように見えるススキの穂や、大きく広がる葦の穂先を飛び歩いている。

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 カメラを意識してか、時々得意のフライングキャッチなどを見せて、空中の昆虫などを捕らえている。

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 昨シーズンはこの多摩川でも越冬するノビ君がいたが、目の前のノビタキは南へと渡っていくのだろうと思う。

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 最初は三羽かと思っていたが、河原の一段上のススキの多い草地に移動したときには五羽の姿が確認できる。

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 これからの長い旅の鋭気をこの多摩川河畔で養って、無事に目的地に着くことを祈ってシャッターを押している初秋の一コマである。

イソシギ  早朝の尾羽振り

 早朝の河原で本命を待っていると、目の前の川辺にイソシギやセグロセキレイがやってくる。両方とも仲間は違うが、尾羽を上下に振るところはよく似ている。

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 初めから採餌しているセグロセキレイはマイペースで歩いているが、かたやイソシギはそれもまた自分のペースで行動しているのでニアミスも多い。

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 イソシギの方は嘴を流れる水の中に入れて餌を捕りながら歩く。一方のセグロセキレイは  尾羽を上下に振りながら一か所に止まって採餌しているところである。

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 交差するときはお互いにあまり存在感を感じないで移動しているようである。この辺はほかの鳥たちとはちょっと違う感じがする。

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 人間の世界でも同じ市場にいるライバルに対しては神経をとがらせるが、同じ市場にいてもあまり影響力のない相手に対しては寛大なのと同じ現象なのだろうか。

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 早朝の川縁はイソシギやセグロセキレイ、カワラヒワでにぎわい、上空では猛禽類が縄張り争いのバトルを演じている多摩川である。

カワラヒワ  イヌタデと集団の舞

 子供たちの学校への登校は集団で行うのが当たり前になっている。これは単独登校での子供たちの事故が相次いだからである。

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 鳥たちも群れで行動するのは天敵からの攻撃を避けるためである。同種での群れや異種での群れを作る。

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 早朝の河原に立っていると、沖合の中洲にあるイヌタデにカワラヒワの群れが取り付いている。

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 カワラヒワも幼鳥が多いせいか、羽を大きく広げないとあまりきれいには映らない。ただ、一斉に動くのでその動きをうまく捉えると、なかなか壮観である。

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 イヌタデの実を食べていたかと思うと、一斉に飛び立って川面を飛び回った後、背後にある大きな柳の天辺に止まって食後の休みをとっている。

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 約200羽ぐらいの集団が、陽が昇り始めた河原でその光景を繰り返して楽しませてくれる。個人技よりも団体の演技の面白さといったところだろうか。早朝の河川敷である。

キビタキ  メスが輝いている?     

 最近は ”日本の男性は輝いているか” とか ”女性が輝いている日本” などといわれているが、その輝きというのは、マスコミに取り上げられるようなことが輝きなのか、縁の下の力持ち的な行動をしている人を輝いていないというのか定かではない。

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 公園に来ている秋の渡りのキビタキはメスが元気である。ある時間になるとメスガ3羽ほど水場に集まって元気に水浴びをしたり、木々の間を飛び回る。

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 たまにオスも顔を出すがメスのそれに圧倒されて、すごすごと退散している光景が多い。どの世界でもメスは大胆で、オスは控えめではあるが、ここではそれが顕著である。

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 鳥の世界は外観と行動が逆なのかもしれない。一般には鳥のメスは地味な装いでオスは派手である。地味なメスは行動が派手で外観が派手なオスは行動が控えめなのだろう。

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 この公園の水場のキビタキの行動を見ていると、いわゆる ”メスが輝いている” という感じがする。

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 それを待っている愛鳥家は、「またメスかオスはいないのか」 などとつぶやきながら、鳥たちの飛来を待っているのである。

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 そういう意味では前座はメスで主役はオスということになるが、主役の登場のシナリオが読めない。主役の登場前に時間切れになることが多いこの頃である。

エナガ  可愛さ一番

 猛禽狙いで河原にばかり足を運んでいると、公園の探鳥がおろそかになる。娘の引っ越しで腰を少し痛めたようで、ウォーキングも目標未達成が多い。

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 鳥見も定点観察が多くなり、この秋の渡りの季節にも見逃している鳥たちがいるのではないかと心配になる。

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 公園を歩いても水場に座ることが多いので、肌の出ているところは虫除けスプレーで防御をしているが、その隙間を狙ってやぶ蚊は吸血に来る。

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 そんな体制で水場で待っていると、エナガが「ジュリリ、ジュリリ・・・」と鳴きながら、まだ青々としたモミジの葉影に姿を現す。

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 枝から枝へと忙しく動くので追いかけるのは大変だが、そのかわいい姿を見るとやぶ蚊に刺されたかゆいところは忘れて追いかけてしまう。その可愛さはやはり一番かなと思う水場である。

ミサゴⅣ  空振りダイブ

 朝夕がすっかり涼しくなり、日増しに夜明けが遅くなってくる。夜露に濡れた草木をかき分けて河原への道を歩くと、ズボンの膝から下がびしょ濡れになる。

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 それでも太陽が昇ってくると暖かい陽射しで、しばらくするとそれも乾いてしまう。双眼鏡であたりを見回してみると、今日も定位置の樹木の横枝にミサゴの姿。

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 しばらくすると飛び出して静かに流れる川の上を一回りしたかと思うと、いつも飛び込みの体制をとる違う樹木の枝に待機する。

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 羽ばたきの練習をしたかと思うと、水中の獲物を探すべく白い頭を動かしている。この枝からは魚が良く見えるらしく、ここからはいつもホバリングなしで直接飛び込む。

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 ふつうは川の上空を飛んでホバリングをしながら魚を見つけて、一気に急降下するので追いかけやすいが、ここではいきなり飛び込みに入るので目が離せない。

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 横枝では大きく羽を広げてフェイントをかけながら、そのチャンスを狙っている。その下の河原ではダイサギとアオサギが早くから捕食をしているので、漁場としては申し分ないところである。

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 頭を川面にじっと向けていたかと思うと一気に水面に向かって飛び出したが、さて獲物はどうか。

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 大きな水しぶきとともにミサゴの体は水中に沈む。頭だけをだして、しばらくすると大きく羽を広げて水中から飛び出してきた。

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 その足元の獲物はとみると素足のままである。この回のダイビングは失敗に終わったようである。そのまま川の上を旋回した後、下流の方へと姿を消してしまった。大漁旗は次回に期待をしよう。

ミサゴⅢ やっとダイビングシーン

 今シーズンミサゴとの出遭いがあって週末ごとに河原に出向いていたが、ロケーションやタイミングでなかなかそのダイビングシーンがファインダーに収まらなかった。

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 草陰の水しぶきや獲物を捕った後の飛翔姿とかは何度か見ているが、いわゆるダーウインポーズが見ることが出来なかった。

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 今朝は久々の青空の下、太陽の光も充分なので上空を飛んでくれても崖下を横切っても絵になるコンディションである。

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 崖下の中腹の横枝にそのミサゴの姿はある。漁の瞬間を見逃すまいとやや距離はある川辺であるが、目を凝らして待つ。

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 しばらくすると川面に向かって鋭い飛び出し。周りの草むらは気になるが、ちょうど陽に当たって光る静かな水面に向かっている。

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 大きな水しぶきが周りに散ったかと思うと、ミサゴが水面に顔を出して大きく翼を広げて水中から飛び立とうとしている。

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 2、3回大きく羽ばたくと川面を旋回して崖の上の大きな樹木の天辺に向かっている。その足元を見ると獲物の姿は見えない。

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 どうやら今回の漁は失敗したようである。それでも何回か通った甲斐があって満足ではないが、そのダイビングの瞬間を捉えることが出来た。

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 この次は大きな魚を両足に捕えて飛び立つところを、きれいにファインダーに収めてみたいものだと思いながら上空に舞い上がるミサゴの後を追っている。

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 次回は目の前でのダイブを期待して、もう少し通い続けてみようという早朝の多摩川河畔の風景である。

ミサゴⅡ  魚とりの名人が  

 カラスに嫌がらせをされたミサゴが再び姿を現した。上空を飛ぶ姿は二羽である。親子なのかペアーなのかわからないが、その体形は一回り大きさが違う。

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 空抜けの白い上空をしばらく旋回して飛んだかと思うと、河原で待つカメラに向かってくる。

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 目の前にはダイビングキャッチができる川面を広げて待っているので、その瞬間を期待している。

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 この川の流れにはカワウの大群が押し寄せるほどであるから、獲物となる魚たちがかなりの数で泳いでいるはずである。

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 場面設定はできているが、当のミサゴはどうかというと一羽は崖の上の大きな樹木の中に入り、もう一羽は近くの柳の木の上に止まった。

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 近くに止まったミサゴは盛んに堰の方を見ているので、漁の場面が見られることの期待度は高まる。

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 当のミサゴも気を持たせるごとく川面を見つめるが、なかなか飛び立つ気配がない。そのうち羽繕いを始め、魚とりの名人が動いてくれないので、時間切れで引き上げることにした。

ミサゴ  今日も魚とり

 ミサゴの大漁の姿を見たくて今日も早朝から多摩川へと向かう。河原に降りるとカワラヒワの大群が目の前を横切る。

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 静かに流れる多摩川の本流を挟んで、向かいの樹木が茂る崖をくまなく双眼鏡で眺めてミサゴの姿を探す。

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 川面にはダイサギやアオサギの姿が見えるが猛禽類の気配はない。空が明るくなるとともにカラスの鳴き声が聞こえるようになると、鳥たちの声もいたるところで多く聞こえる。

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 対岸の樹木林を双眼鏡で見ているとミサゴの飛翔姿が見える。その足には今朝の漁の獲物が見える。

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 しばらく旋回の後、崖の樹木林の大きな横枝に止まり、魚を食べ始める。手前には小さな枝が張り出し、顔は見えにくいがミサゴの朝食である。

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 ミサゴの魅力はその飛翔スタイルもあるが、漁のダイビングキャッチにある。それをねらっているのだが、警戒心も強く目の前ではなかなか見せてくれない。

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 今朝の漁は獲物が小さかったようで再び飛び出したが、カラスのモビングにあって崖の上空を越えて姿が見えなくなってしまった。

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          オオタカとニアミス

 再度戻ってくることを期待して河原に腰を下ろして待つことにした。

キビタキ  秋の渡りも仲良く

 公園にも秋の七草が植えられ、虫の音がすっかり秋を演出している。その公園も秋の渡りの鳥たちでにぎやかになってきた。

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 シジュウカラの群れの中にエゾビタキの姿を見つけて、急いでカメラを準備したがファインダーには収まらなかった。

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 紅葉が少し始まった桜の葉もたくさんの毛虫に穴をあけられている。その毛虫を好物にしている鳥はいないかと樹木の枝を見上げながら歩く。

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 健康のため公園内を歩くのは苦にならないが、水場に来たら石でできたベンチが空いているので腰を下ろす。

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 岩の間から流れだす水の音を聞きながら、逆光に透き通り風に揺れる緑の葉を眺める。そこに飛んできたのはキビタキのメス。

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 メスを追いかけるようにオスの姿が近くの小枝にある。その後、苔の生えた大きな石の上に降りるとメスガ後を追ってペアーで並んでいる。

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 その姿を見るといかにも何か語り合っているように見える。青葉の芽吹き始めた初夏のころにここで一休みしたペアーなのだろう。

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 仲良くこれからの旅の行く末を話しているのか、いままでの労をねぎらっているのか仲睦まじい姿である。これはわたしに対して、「鳥の振り見て我が振り直せ」というところの教訓なのだろうか。

ミサゴ  捕食の後か

 少し出遅れた早朝、ミサゴのポイントに着くと、すでにいつもの崖下の横枝にその姿が見える。

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 これから飛び込みを見せてくれるだろうと、その瞬間を見逃さないように急いで準備をする。

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ところが羽繕いをしたり、ストレッチをしたりと気を持たせるばかりで飛び出そうとしない。すでにお腹がいっぱいなのかもしれない。

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 それにしても距離があるので、なかなか目が離せない。そのうちに真下に飛び出したが、草陰で見えないが水浴びをしたようである。

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 元の横枝に戻ると獲物は掴んでいないで体をふるわせて羽繕いを始めている。なかなか期待に応えてくれない。

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 そのうちちょと目を離したすきに飛び出して上空を旋回して、近くの高い樹木の天辺に止まったかと思うと、また元の崖下の横枝に戻ってしまった。

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 ダイビングをするだろうと思われるところで待ってはいるが、期待通りには行動してくれない。今朝の漁はすでに終わってしまったようで、しばらくすると下流方向へと姿を消してしまった。

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ミサゴの季節はこれからなので見事なダイビングでの漁をファインダーに収めたいものである。

カルガモ  早朝の飛翔

 目当ての鳥を期待して早朝から河原に向かう。待鳥来たらず、目の前を通過するのはいつもの鳥たちばかり。

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 カワウの黒い集団の後には、サギたちの白い集団が移動する。雁行陣とはよく言ったものだが、カワウの飛翔はその見事な雁行陣である。

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 それにしても整然と並んで飛べるものだと感心する。天敵に襲われにくい飛形だといわれているが定かではない。

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 そんな中にカルガモの家族が目の前を上流へと飛んでいく。カルガモは水の上を泳いでいるときはそれほどきれいだとは思わないが、飛ぶ姿はきれいである。

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 それは翼のところに青い部分があり、翼を閉じているときは目立たないが飛翔するとそれが目立ってきれいに見えるのである。飛翔姿のきれいなカルガモの一面である。

ムナグロ   再会

 休耕田での本命が姿を消したといわれていたが、どうもまた戻っているらしい。空を自由に飛べる羽をもっている鳥たちを羨ましく思う。

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 我がフィールドの河川敷に姿を現したムナグロたちは、3週間ほど滞在したがすでに飛び去ってしまったようである。

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 そのムナグロの仲間が目の前の休耕田の草地に姿を見せている。今シーズンは数少ない休耕田にたくさんの種類の鳥たちが集まっている。

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 それを狙うカメラマンの数もかなり多い。そういう自分もそのうちの一人であるが、最近はそのマナーの悪さが顰蹙を買っている場面もある。

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 マナーを守って地元の人に迷惑をかけないで、お互いに気持ちの良い鳥見をしたいものである。ムナグロとの再会の場面での自省の念である。

タシギ  田んぼにて

 その名の通り田んぼにタシギの姿。休耕田の水が張ってあるかなり奥の方に、水中に長いくちばしを突っ込んで採餌中である。

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 ペアーでいるようであるが、結構警戒心が強くあまり近くには来てくれない。コサギが降りてきたりすると田んぼの畔の草むらに身を隠してしまう。

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 しばらくして落ち着くとまた姿を現して、長いくちばしを泥の中に差し込んで、せわしなく上下させて昆虫の幼虫などを食べている。

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 この田んぼにはたくさんのシギ類が入っているが、午後からの出動だったので目当ての鳥さんは早朝には姿を見せていたが、どこかに移動したようである。

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 頭を垂れ始めた稲穂の刈り取りまでには、まだ少し時間があるので再度早朝に挑戦してみたいと思いながら家路についた。

タカブシギ  休耕田で

 久々の休日の晴天、夏の暑さが戻ってきたような陽射しである。早朝の方が珍鳥に会える期待度は高いが午後から休耕田を覗いてみる。

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 双眼鏡で探してみた。ほかの鳥たちは目に入るが本命は見当たらない。よく見ると双眼鏡などはいらない目の前にいるではないか。

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 ましてや近すぎて少し下がらなければならないほどの近さである。実をいうとシギ類はあまり得意ではない。

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 ほとんどが同じように見えてよく見比べないとその名前が判断できないのである。夏羽だったり、幼鳥であったりとその時によって記憶にある羽色と違っていることがある。

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 少ない休耕田にたくさんのシギ類が入っている。周りの稲穂はすっかり色づき始めてそろそろ収穫の時期になりそうな気配である。名前を確認しながらファインダーに収めている休耕田の湿地である。

ミサゴ   日暮れに

 早朝からミサゴを待ったが、今朝はなかなかその姿を見せてくれなかった。その代わりにカワウやダイサギの群れが、川の魚を大騒ぎで捕りつくしている感がある。

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 カワウではなくてミサゴが捕ってくれるところを期待しているのだが、思うようにいかないのは世の常である。

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 陽が昇るにつれて釣り人も増えてきたのと、時間切れになったのでひとまず引き上げることにした。

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 休耕田にタカブシギやタギシが来ているというので、そちらを覗いてから再度ミサゴに挑戦しようと陽が西に沈むころに多摩川河畔に向かった。

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 カメラを構えると間もなく、あたかも待っていてくれたかのようにミサゴが飛んできていつもの横枝に止まる。

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 飛び出して魚の狩りを期待したがしばらくじっとしている。そのうちにストレッチをしたり、糞をしたりと動き出したので、かなりの期待感を持ったがそのまま夕暮れとなってしまった。

 それでも動かないので引き上げることにして、ここをねぐらにしているのだろうかと思いつつ河原を後にした。

ヤマガラ   混群の中で

 秋の渡りが始まった公園を歩くと、夏の間静かだった水場がにぎやかである。シジュウカラ、エナガ、ヤマガラ、センダイムシクイの混群である。

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 ずっと長い間枯れていた水場もきれいな水が勢いよく流れだして、小さな池にもたっぷりの水がたまっている。

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 小さな野鳥たちにとっては、水浴びするには少し水が多すぎる感じである。それでも枯れていた時は、鳥たちのすがたも少なく枯葉や小枝で埋まってしまっていた。

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 秋の渡りの前に水場が修復されて、公園散歩の人にとっても野鳥たちにも、憩いの場が戻ってきて本当に良かったと思う。

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 昨シーズンはほとんどの秋の渡りの野鳥たちが、ここで水浴びをし、鋭気を養って南の方へ旅立って行った。今シーズンもおおいに期待したいところである。

イカルチドリ  チドリ足は負けないが

 九月も中旬になると朝夕が涼しくなってくる。通勤の行き帰りは汗をかかなくても歩けるようになるのでうれしい。

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 真夏は冷たいビールを一気に飲むのがおいしくて、帰りに寄り道をすることが多いが、秋口になるとなんとなく日本酒が恋しくなる。

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 最近の日本酒は口当たりが良く、ついつい杯を重ねてしまう。冷酒がおいしいので、時間が経つにつれ酔いが回る。

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 おいしい酒を飲むと記憶が薄れることが多い。翌朝がすっきりと起きられるかどうかが飲み過ぎの尺度になる。

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 チドリ科の鳥たちは歩き方がぎこちない。これをチドリ足というのだが、記憶にはないが私もチドリ足は負けないと思う。

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 何といっても数十年それで家に帰っているのだから実績が証明してくれる。鳥たちのチドリ足は歩くのが早いが、人のそれは見ていられない。

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 多摩川の河原でイカルチドリを見ながら、昨夜の深酒を反省している鳥見風景である。

オナガ   幼鳥たちが元気に

 朝夕は涼しくなってだんだんと過ごしやすくなってきたが、まだ日中の陽射しは残暑を思わせる日がある。

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 それでも陽が落ちると秋の虫の声が大きく聞こえるようになってきた。季節は着実に秋へと向かっている。

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 河原でもセッカやカワセミなどの鳥たちの幼鳥が元気に飛び回っているが、この公園でもオナガの幼鳥が集団で騒いでいる。

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 成鳥のように黒い帽子に水色のマントとはいかないが、それらしき気配は見せて一応オナガとわかるようなスタイルになりつつある。

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 一人前になるには、名前の通り尾羽がきれいな水色でもっと長くなり、頭もイガグリ頭ではなく黒いベレー帽のようにならなければならない。立派な大人になるよう成長を期待したいものである。

ミサゴ     ダーウィンは来なかったが

 今シーズンは例年より早くからミサゴの出が良い。かなり強い雨上がりの後なので増水で濁っているかと危惧しながら河原に向かう。

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 本流は少し水かさもまして濁っているが、支流は濁っておらず水の中を泳ぐ魚の姿が見えるほどである。

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 目の前に飛び込んでくれることを願いながらミサゴの姿を探すと、遠くのやや太い横枝にその姿が見える。

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 独特の白い頭部は遠くから見てもミサゴとはっきり見分けがつく。かなりの時間待っても満腹なのか動く気配がない。

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 そのうちに釣り人が河原に入って、ミサゴの止まっている樹木の方向に近づいていくので、これは飛び出すなと期待しながら見ていると、案の定飛び出して上空を旋回し始めた。

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 本流の上流から下流に向かって獲物を探しながらゆっくりと飛翔して見せる。その姿を見ると常に下を向いて鋭い目を光らせているのがわかる。

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 ダイビングは見せてくれなかったが、すぐ頭上を飛んで下流方向へと姿を消してしまった。次回にその楽しみは残しておくことにして家路に向かった。

トビ  久しぶりの飛び出し

 河原でミサゴを待っていると、目線の距離の大きな流木の上に猛禽の姿を見つける。オオタカ幼鳥かと人間は良い方向に考える。

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 よく見るとトビである。期待外れで少しがっかりするが、すぐにも飛び出しそうなので、トビ出しを撮ろうと狙ってみる。

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 このトビは背面の崖にある大きな樹木の上で営巣している仲間だろうと思われる。最近のトビは、ダイビングをしてこの河原でも水中の魚を捕ったりする。

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 先入観では、トビは雑食の残飯整理みたいなイメージがあったが、最近は知恵を使っている。

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 ところによっては、人間の持つアイスクリームを狙ったりしている話も聞く。それに味をしめてか新鮮な魚がおいしいということを学んだのかもしれない。

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 期待通りに飛び出して上流へと姿をけしてしまった。これでゆっくりとミサゴを待つことができる。

タマシギ   育雛の父親

 鳥の世界は人間の世界と違って、一般的にオスがきれいでメスは地味で子育てをするというのが通例である。

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         子供を連れたオス

 ところがこのタマシギはそれが逆転しているシギである。雌雄の色彩も役割もまったく逆である。

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 メスがオスに対して求愛をして、オスが雛を育てるのである。一妻多夫で繁殖するので、メスが縄張り宣言や求愛を行い、オスの作った草むらの巣に、メスが卵を産んでそれを抱卵するのはオスの仕事である。

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 孵化した雛を育てるのもオスの仕事で、今日は良い天気なので、その父親は雛を連れて水浴びに出てきてくれた。

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 一方のメスはまた別のオスを探してつがうために姿を見せない。本当はきれいなメスをみたかったが残念である。

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 4羽の子供を連れて採餌をしているオスを見ると、心なしか痩せていて子育て疲れかなとも心配してしまう。

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 こんな光景はどこか人間の世界でも見たことがあるような気がして、頭の中が混乱してしまいそうである。どの世界も子孫繁栄のために知恵を絞ってがんばっているのだなと思う鳥見風景である。

ミサゴ  話題のオスプレイ

 多摩川にミサゴが来ているというので、早朝から河原に向かう。雨の予報であったが、雲間に朝陽が見える。それでも黒い雨雲は低い位置にある。

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 夜明けとともに川面を動き出したのはカワウの集団。およそ100羽ぐらいはいるだろうか、そのうちにダイサギの群れも上空を通過する。

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 ミサゴの飛来を待ちながら川を見ていると、上流から川の魚を捕りながら下ってくるカワウの群れがにぎやかである。

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 そちらに気を取られていると、対岸の崖の前をミサゴが獲物の魚を捕らえて飛んでいるではないか。

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 ダーウィンポーズを狙っていたがカワウに気を許してしまい見逃してしまった。もう少し集中しないといけないと反省しきり。

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 それでもどこに行くのかと追いかけてみると、目の前の対岸の枯れ木で食事を始めた。距離はかなりあるが、カラスの鳴き声に警戒し、時々周りを見ながら魚を食べ始めた。

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 明日は天気が良ければ、再度挑戦してみたいものである。因みにミサゴは英語ではオスプレイだとか、多摩川でもオスプレイが見られるのはうれしいことである。

センダイムシクイ  秋の渡りは無言で

 虫に食われた桜の木の葉を見ながら目当ての鳥を探してみるが、地上に落ちている毛虫の糞が少ない。

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 結構葉もしっかりしているので毛虫に食べられていないようである。桜の木に消毒でもしてしまったかのように毛虫がいないのである。

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 毛虫がいないということは、それを餌にしている鳥もいないということになる。そんなことを考えながら公園内を歩いていると、静かな公園の森に珍しく野鳥の飛ぶ姿を見つける。

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 群れで動いているようである。繁殖に来る春と違って、秋の渡りは比較的鳴き声が聞こえない。鳴いてくれるか、飛び出してくれないとなかなか居所がつかめない。

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 動いたところを追ってみると、センダイムシクイのようである。数羽の群れで動いているが動きが早いので葉に隠れてしまうことが多い。この鳥なら複数をファインダーに収めてみたい。

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 いよいよ公園も秋の渡りのシーズンになってきた。今シーズンはどんな鳥との出会いがあるのか楽しみである。

キバナコスモス  クマバチとキアゲハ

 公園の樹木林を抜けると、葉にはまだ朝露が残る広い草地に出る。傾斜になったその一角にキバナコスモスの群落がある。

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 その花の中に雀の群れが入っているが、どうも花弁には止まれそうもないようである。タイトルは 「コスモスと雀」 なのだが、そのシーンが出来上がらない。

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 しばらくの間待っていると、キアゲハとクマバチがその黄色の花の周りを飛び始めた。キバナコスモスは秋に咲くコスモスよりも早く花を開く。

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 咲いている花のその姿を見ても、秋に咲くコスモスよりも暑さに強く、ワイルドな感じを見せてくれる。

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 鮮やかなオレンジの花びらにクマバチとキアゲハが羽を休めて蜜を吸っている。因みに花言葉は 「絢爛」 (華やかで美しいさま)といわれるがどうだろうか。

クマゼミ  頭上でにぎやかに

 公園を歩いていると 「シャーシャーシャーシャー・・・・・」 とうるさいほどのクマゼミの鳴き声。

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 毎年夏の後半から立秋の頃に鳴き始める。ほとんど午前中ににぎやかに鳴いて、午後にはあまり声を聴かない。

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 声は大きく、姿もクマゼミというほどでかなり大きい。普段は声は聞こえるが姿がなかなか見つからないことが多い。

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 そのうえ警戒心が強く近づくとすぐに逃げてしまうが、散策路を歩くすぐ上の樹木の枝でにぎやかな鳴き声である。

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 騒がしいほどに鳴き声が響き渡るが、足音で飛んではまた近くの樹木に張り付いて大きな声で鳴き始める。

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 地上での命は2週間といわれているので、思い切り大きな声で鳴いたらいいと思っているが、それにしてもにぎやかに響きわたる鳴き声である。

ヒヨドリ  幼鳥が小枝で

 雨上がりであるがまだ黒い低い雲が見える森を歩いていると、聞きなれない声とともに一羽の鳥の姿。

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 よく見るとヒヨドリの幼鳥である。成鳥のよく通る声ではなく、いかにもひ弱そうな鳴き声で鳴きながら枝から枝へとぎこちなく飛んでいる。

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 今の時期幼鳥たちが独り立ちする季節であり、どこに行っても幼鳥が元気に飛び回っているが、動く範囲は決まっているらしくあまり遠くには行かない。

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 少し違うのは成鳥と違って、あまり警戒心がないことと、鳴き声が一人前でないことである。鳥たちも人間と同じでこうして学習しながら成長していくのだなと思う散策路である。

コサギ  なぜか足指だけが黄色

 海辺のコサギは人慣れしているのか、警戒心が薄いような気がする。渚の近くを人が歩いても構わず採食中である。

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 そんな姿を携帯で撮っている人もいる。さすがに犬を連れた人が近づいた時は飛んで移動したがすぐ近くに着水。

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 ここにはよほどおいしい餌があるのだなと思いながらその行動を見ている。忍び足で餌を狙っているが、成果に結びついていない。

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 人が近づくたびに少し飛んではまた近くに着水する。コサギの特徴は脚は黒いがなぜか足指だけが黄色である。

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 これが目印で見分けがしやすいのだが、その理由はわからない。海辺のコサギ観察風景である。

セイタカシギ  折れそうな長い脚

 そろそろ秋の渡りの鳥たちが姿を見せ始めたようであるが、久々の好天に誘われて少し遠出をしてみた。

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 運動不足なので今日はとにかく歩くことにして、目標を2万歩に設定する。夏休みも最後の休日のせいか、早朝の電車も子供を連れた家族連れで混んでいる。

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 目的の池に着くと最初に姿を見せてくれたのは、セイタカシギである。水の深いところにいるのかあの長いピンクの脚が良く見えない。

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 公園を一回りして戻ってみると、今度は浅瀬で捕食中、今にも折れそうなピンクの長い脚が良く見える。

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 水も引いて干潟が見えてきた。おいしい餌を見つけやすくなったようでくちばしを泥の中に入れて採食している。

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 時々コチドリらしき鳥が飛ぶ姿も見えるが、ほかのシギ類はあまり姿を見せない。しばらく粘ってみたが、あきらめて引き上げることにした。因みに本日のウォーキングは25,960歩であった。

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