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2014年11月

ルリビタキ  今シーズン初めての出遭い

 公園にルリビタキが来ているとは聞いていたが、河原の猛禽類に忙しくてなかなか公園に足を運ぶ機会がなかった。

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 天気も良いのでルリビタキ狙いで公園を歩くとさっそくその声が聞こえてくる。しばらく動かないで待っていると、声と共に姿を見せてくれた。

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 まだ2、3才かと思われる若い個体で、昨シーズンと同じようなところに縄張りをもっているようである。

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 まだこのまま定着するかはわからないが、この時期が一番その姿が多くみられるところである。

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 次々と山から下りてきては、それぞれの里へと散っていく中継地点ではある。その中でもこの公園に定着する個体もあるので、冬場の公園散策の楽しみの一つである。

ウソ   冬鳥が次々と

 二日間の土砂降りの雨上がり、早朝からまぶしい太陽が低い位置から輝いている。公園の色付いた樹木の葉からは、水滴が陽の光にきらきらと輝きながら落ちる。

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 坂を上る前方、逆光の樹木の横枝に止まる黒いシルエットは、鳴き声からするとルリビタキであるが、雌雄の判断はできない。

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 順光にすべくゆっくりと動いたが、雨に濡れた林の中に姿を消してしまった。朝陽のシルエットのルリビタキを撮っておけばよかったと悔やみながら坂を上る。

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 散策路に落ちた枯葉が雨の水分を十分に吸っているせいか、時折すべるところがある。足元に気を付けながらゆっくりと階段を下り、落ち葉で見えなくなった芝生の上を歩く。

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 昇ったり、降りたりと起伏の多い公園の最高地点に着くと、どこからともなく「フィーフィー」というウソの鳴き声が聞こえる。

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 声のする方に近づき探してみると、目の前の枯れた白い花を食べている。すぐ近くにはメスの姿もあり、その上の桜の枝にはさらにもう一羽の姿がある。

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 冬鳥が次々と到着してこれからこの公園もさらに楽しみが増えてくる。寒さはきびしくなるが、早朝ウォーキングも軽やかに脚が運びそうである。

オカヨシガモ  地味なペアー

 ここのところずっと多摩川の河畔通いが多かったが、何か珍しい水鳥がいるのではという期待で、たまには近くの調整池を覗いてみることにした。

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 新顔ではオナガガモとオカヨシガモ、コガモの顔ぶれが見える。水鳥は比較的オスが派手でメスはどれも同じというぐらいに地味で目立たない装いである。

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 そんな中でも地味なオスはこのオカヨシガモである。並んでみるとメスのほうが羽の模様がきれいに見えるときもある。

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 早朝の池の水面をペアーで泳ぎながらその波紋を丸く広げている。見ていると一緒に水の中に頭を突っ込んで餌を捕って仲のよいペアーである。

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 泳ぎも一緒、潜るのも一緒、餌を捕っているときはお尻丸出しで尾羽を上に立てて潜っている。わが家では、反りの合わないことも多くなっているが、羨ましい姿である。

ノスリ   楽園も終わりか

 いつも通っている多摩川の河川敷が「礫河原復元工事」と称して、樹木の伐採が行われるという予告看板が出ている。

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 期間は11月末から2015年3月10日となっている。趣旨は礫河原がなくなり、多摩川河川固有の植物や昆虫など動植物が少なくなったので、その復元を目的としている。

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          カラスを警戒するノスリ

 土手側に近いところの樹木は残るが、河川の流れの近くの樹木林はすべてなくなり、草地も掘り返すようである。

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          ノスリを威嚇するカラス

 この樹林帯を越冬の場としてやってくる冬鳥たちの居場所が少なくなってしまう危惧がある。残り少ない野鳥たちの楽園での姿ををファインダーに残しておこう。

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 でもなぜ年度末にあわただしく行うのだろうか疑問の残るところである。

ハイタカⅡ  曇り空の下で

 昨日の好天とはうって変って、今朝は雲が多くそれもかなり厚い雲である。陽射しもなく時間が経過するごとに肌に感じる気温は下がっている。

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 今朝もハイタカ狙いでその寒さの中を待つことにした。あたりが明るくなってくると小鳥たちの鳴き声やその姿が多くなってくる。

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 そうすると、当然それを狙ってハイタカが姿を現すだろいうという計算である。まず姿を見せたのはオオタカ成鳥、河原を横切って上空を素通りして南へと姿を消した。

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 土手下の枯草にはシジュウカラとカワラヒワ、シジュウカラの背中がきれいに見えている。誰も振り向いてあげないので、その後ろ姿をファインダーに収める。

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 そんなことをしていると、目の前の枯れた草原の上を精悍なスタイルでハイタカが飛んで、葉の落ち始めた雑木林の横枝に止まる。枝被りで見通しが悪い。

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 周りではカラスたちが騒ぎ始めて、それをうるさそうに見回すハイタカである。狩りの場面を見られるかと固唾をのんで待ち望んでいる早朝鳥見風景である。

ハイタカ  季節到来

 今年もカレンダーが残り二枚である。猛禽類の季節になってその出会いが多くなっている。少し出遅れた多摩川河畔に着くと空にはノスリの飛翔姿。

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 急いで準備をして機材を担いで土手の上に上ると、すでにノスリは背を見せて彼方の方向へ姿を消した。

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雲一つない青空の下、比較的暖かい陽射しを受けて土手の枯れた草むらに腰を下ろして鳥たちを待つことにする。

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しばらくすると野鳥たちがあわただしく飛び出して逃げまくる。見ると後ろの樹木からハイタカが狩りを仕掛けている。

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逃げ惑う小鳥たち、狙われているのは鳩である。逃げる方も必死であるが追いかけるハイタカのスピードはカメラではなかなか追いかけられない。

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ハトは何とか樹木の中に逃れて餌食にはならなかった。残酷ではあるが狩りのその瞬間を見たくて寒風の中土手上に立っているのである。これからが楽しみの季節である。

キセキレイ  樹木の天辺

 久々に旧知の友達と遠征ゴルフをしてきた。前の晩は最初からおいしい日本酒、起きたときは昨夜の記憶が定かでない。

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 部屋には一升瓶が二本あいている。「十四代」と「口説き上手」、誰がこんなに飲んだのだろうと周りを見るとまだふとんの中である。

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 ゴルフ場の入り口に大きな柿の木の切株が横に置いてある入り口を入る。8時スタートなのに8時着、素振りもせずにスタートになってしまった。

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 スコアーは全盛期は80を切ることに研鑽していたが、最近は三桁になることがある。それもそうである。あのころは年間40回から50回ぐらいやっていたが、昨今はお付き合いで年2,3回である。

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 その分鳥見にエネルギーを費やしているのが近況である。今朝も、昨夜は遅く帰京したにも拘わらず、すでに日の出の多摩川土手にいる。

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 朝陽にまぶしい樹木の天辺に何やら野鳥の姿、よく見るとキセキレイである。清流に棲むキセキレイといわれ、水辺にいることが多いが、樹上の姿は珍しい。

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 何を思うか長い間ポーズをとってくれている。旅の疲れを癒してくれる孤高のキセキレイである。

アカハラ   アカはアカでも

 朝夕の冷え込みが厳しくなってくると、樹木の葉も赤や黄色に染まってくるが、鳥たちも赤い鳥や青い鳥、黄色の鳥などカラフルな鳥たちがやってくる。

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 早朝から赤い鳥を期待して、河原から吹く北風に負けないで待っているが、本命は姿を見せずにアカハラが姿を見せた。

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 公園ではシロハラが鳴き始めたが、河原ではアカハラが姿を見せている。最初は遠くの高い樹木の天辺にいたが、最近は土手下での採餌の場面がある。

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 まだ警戒心が強く、土手の上で人が移動するとすぐに近くの緑の葉でおおわれた大きな樹木の中に隠れてしまう。

 この場所で本命の赤い鳥と出会うまでは、寒風の中がんばってみようと思うこの頃である。

カイツブリ  多摩川で

 多摩川の夜明けは遅い、寒い北風の中6時半ごろに太陽が昇ってくる。風があるために堰の水面も大きく波打っている。それでも陽が当たると寒さが和らぐ。

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           カンムリカイツブリ ペアー

 陽が昇り始めるとどこからともなく鴨の群れが飛んでくる。オナガガモやホシハジロの集団のようである。

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          カンムリカイツブリ

 群れから離れたところに顔を出しているのは、カンムリカイツブリのぺアーである。時々水の中に隠れてしまうが、しばらく待っていると顔を出す。

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           ハジロカイツブリ

 よく見てみるとハジロカイツブリの姿も見える。これもカイツブリ独特の潜水泳法で潜って姿を隠したかと思うと、違うところにひょっこりと姿を現す。

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 久々の水鳥を見ながら上流へと歩くと、大きな堰ではないが川の流れがよどんでいるところに今度は、ただのカイツブリのペアーが採餌中である。

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          カイツブリ ペアー

 これもカメラを意識して潜ってしまうが、顔を出した時には小さな魚を口に銜えて得意げに見せている。

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 あまり水鳥は得意ではないが、こうして河畔を歩いてみると新しい発見がある。これからは水鳥にも注目して河原散策を楽しみたいものである。

ノスリ   名のごとく

 今シーズンはノスリとの出遭いが多い。多摩川を歩いていると会わない日はないといった方が良いかもしれない。

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 最初に姿を見つけると気が付かれないように距離を置いてファインダーに収める。たまに気が付かないでいると、突然目の前で飛び出したりする。

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 古い枯れ枝に止まったりしていると絵になる。よく人工物に止まったりしているが人工物に止まっている姿はあまり好きではない。

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 今朝の出会いは河川敷グラウンドのネットフェンスの支柱に止まっているノスリである。枯れ始めた河原の草むらを歩いていると、突然飛び出して止まったところがその支柱である。

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 ノスリとの出遭いは多いが、狩りの成果を見ることは少ない。今日の場面はそれを期待できそうな設定である。ノスリの名前の由来は野に顔をこするように低空飛行で地面にいる獲物を探すところからきている。

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 目の前に広がるクズやカナムクラの枯れた草地には大型の昆虫類がたくさん隠れて居そうである。

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 本来はカエルやヘビ、ネズミなどを期待したいところであるが、今頃は昆虫類を捕っていることが多い。

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 しばらくすると飛び出し、草むらの上を低い位置で飛翔してその先にある雑木林の中に入ってしまった。

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 そのあとはなかなか動かないので、足場の悪い河原を上流へと歩くことにした。因みに本日の歩数は27,825歩であった。

ヤマガラ   コツコツと音が聞こえる

 早朝の公園の坂道を上ったところに東屋がある。そこに立って振り返ると、西の空に頂に雪を被った富士山が見える。

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 ここからは赤富士や夕暮れのダイヤモンド富士などが見られる。数日前がそのダイヤモンド富士であった。

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 さらに公園の階段を上っていくと、越冬のために枝先を剪定されたアジサイの株があり、そこからコツコツと小さな音が聞こえてくる。

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 朝陽の当たっている根元を見ると、ヤマガラが足で木の実を抱えて、それを食べている姿が見える。

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 ペアーなのか二羽のヤマガラが同じように作業中である。普段は結構警戒心が強く近づくとすぐに飛んでしまうが、採餌中は無警戒である。

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 人の気配よりも自分の足元の木の実を突く方に集中しているようである。コツコツという音は朝の静けさの中にリズミカルに響く。

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 時折顔を上げては周りを見ているが、逃げる様子もなく木の実を脚で抑えて、単調にくちばしを動かしているだけである。久々の至近でのヤマガラの姿である。

ノビタキ  越冬組か

 陽が西に傾いて、ススキの白い穂が風になびく多摩川土手を歩いていると、目の前に飛んできて灌木のうえに止まったのはノビタキである。

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 すでに南に向かって旅立っているはずのノビタキが姿を見せた。そういえば去年もこの河原では越冬したノビタキが居た。

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 ちょうど去年と同じ場所なので、このノビタキはここで越冬するするつもりなのだろう。姿も似ているので同じ個体かもしれない。

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 この場所がよほど気にいっているのだと思う。寒さが厳しくなる冬場を無事に春先まで頑張ってほしいものである。

富岡製糸場  世界遺産めぐり

 2014年6月にユネスコの世界遺産登録となった富岡製糸場へ向かう。早朝の高速道路下り線は空いていて順調に走る。

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          東繭倉庫 

 二時間ほどで現地に着き、富岡製糸場からは少し距離があるが、無料駐車場に車を置いて歩くことにした。

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          木骨煉瓦造

 開場は9時からなので街並みを眺めながら時間をつぶしていると、時間前から入場口に並び始めたのでその列に加わって開場を待つ。

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          トラス構造とフランス式繰糸器

 平日だというのにたくさんの人が並び始めた。さらに観光バスによる団体もかなりの数である。

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          繰糸場 太陽と太平洋の波の鬼瓦

 明治5年創業のキーストーンがある東繭倉庫と繰糸場の建物だけが場内を見ることができる。

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          診療所

 長さが104mある倉庫の壁はフランス積みといわれる特徴のあるレンガ積になっている。木で骨組を造り、柱の間にレンガを積み上げて壁を造る「木骨煉瓦造」という工法である。

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           女工館

 繰糸場の小屋組には「トラス構造」という建築工法で柱のない広い空間が確保され、採光のためのガラス窓が多く採用されている。

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          寄宿舎

 明治5年から今日まで145年間、関東大震災にも耐え抜いて創業当初の建物が保存管理されていることに敬意を表する。明治維新当時の殖産興業政策を掲げた明治政府の欧州の近代国家の技術導入とその推進のエネルギーには図りしれないものがある。

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          東繭倉庫裏

 地球上の世界遺産は1007ヶ所あるといわれている。そのうち日本には18ヶ所がある。今回富岡製糸場へ行ってきたので、日本の世界遺産で未訪問は小笠原諸島だけとなった。

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          荒船風穴

 海外もまだ国別では、アメリカ、カナダ、韓国、中国、タイ、ベトナムだけなので、健康に留意して数多くの世界遺産を巡ってみたいものである。

モズ   河原で

 昨夜はかなり飲んだつもりだったが、早朝からすっきりと起きることができた。だんだん飲み方も上手になってきたのかもしれない。

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           モズ ♀

 そんなわけで今朝も多摩川の土手を歩く。雲が多く陽の光が当たらない分寒さを感じる。土手の上は早朝のジョギングやサイクリング、犬の散歩などの人たちでにぎわっている。

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 土手から見下ろす河原はススキの穂が真っ白になり、逆光に光りながらそれが緩やかな風になびいている。

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 早朝から元気なのはモズである。相変わらずの鳴き声で高い位置から獲物を狙っている。狙いの鳥が姿を見せるまでモズを観察しながら待つことにする。

ジョウビタキ  縄張りもきまって

 多摩川の土手を歩くと、方々からジョウビタキの鳴き声が聞こえるようになってきた。それぞれの縄張りも決まったらしく、同じところにいつも同じ個体が顔を出す。

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           ジョウビタキ ♂

 この辺にいるはずだと思うと四方に注意を払ってその位置を確認する。知らずに歩いてしまうと飛ばれてしまうので慎重に歩く。

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 大きな声で鳴いているのは、葉が黄色くなり始めた木の天辺にいるジョウビタキのオスである。盛んに縄張り宣言をしているのだろうか、その声が静かな河畔に響きわたる。

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                 ジョウビタキ ♀

 背景を考えて移動すると、きれいに写真に写りたいのか向きを変えてこちら側に顔を向けてくれた。

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 さらに雑木林をくぐって開けたところに出ると、ここはジョウビタキの雌がいるところである。予測どうり灌木の天辺で迎えてくれた。

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          ヌルデの実を口にするジョウビタキ ♀

すぐに奥の木の実のある枝に移り、しばらくポーズをとったかと思うと体を大きく伸ばして垂れ下がった熟した木の実をくちばしで啄み始めた。

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 ジョウビタキもそれぞれのテリトリーを確保して越冬体制に入るようである。私も第二の人生を人に迷惑をかけないようにして楽しみたいと思うこの頃である。

オオジュリン  朝陽をうけて

 早朝の多摩川は夜明け前の幻想的な朝もやに包まれている。すでにサギたちやカワウの集団は河原に降りて餌取りを始めている。

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 朝陽が昇るにつれて河原一面を覆っていた朝もやが薄れてくる。目の前の黄色くなり始めた葦原に横から陽が当たりそのコントラストがまぶしく感じる。

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 時々その葦の幹が不自然に揺れる。葦の下の方の茎に鳥たちが潜んでいる証拠である。茎から茎へ移動しながら虫を捕っている。

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 そうかと思うと突然空に舞い上がり、上空を一回りしてまた戻ってくる。そのまままた葦の下の方に潜る個体と、表の白い葦の穂先や灰色のススキの穂先に止まる個体がある。

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 葦の下に潜って虫たちを捕ったお口直しに、ススキの穂を食べているような感じである。ホオジロかと思って見ていると、オオジュリンである。

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 すっかり冬羽になったオオジュリンが、葦原から飛び出して対岸を行ったり来たりしている。ここでは春先まで滞在するだろうからこれからが楽しみである。

エナガ   にぎやかな集団

 サンデー毎日をおくっていると時間と曜日の観念が薄れてくる。早く寝て早く起きる。雨の一日は長い。

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 段ボール箱に詰め込んだ昔の本を引っ張りだして読んでみる。見つけ出した本は宮部みゆき、弁護士事務所に勤めながら作家としてデビュー多才な作家である。

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 吉川英治文学賞や山本周五郎賞、直木賞などを受賞している。まず日本推理サスペンス大賞の「魔術はささやく」を読み直すことにする。

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 推理小説は読みやすく一気に読んでしまう。昼近くなると雨が止んだ。雨が上がるといつもの多摩川に向かう。

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 午後から河原の草地を歩いていると、少し色づき始めた灌木に、にぎやかな鳴き声と共にエナガとシジュウカラの集団がいる。

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 エナガは、灌木の小枝の間を逆さになったり、立ち姿になったりと忙しく動き回る。木の実を食べているわけではないが、小さな実がなっている小枝を飛び回っている。

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 相変わらずのクルッとした小さな目のかわいらしい顔をのぞかせて動き回る。時々顔を出すシジュウカラが大きく見えたりする。

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 休む間もなく動き回るエナガの跡を追いかけるファインダーは、小気味よい連写の連続音で、雨上がりの河原でのにぎやかな可愛い集団との戯れの一場面である。

ノスリ   いつもの場所で

 朝晩が寒くなってきたと思ったらもう「立冬」も過ぎた。「光陰矢の如し」とはいうものの今年もあと一か月と少しを残すだけとなってきた。

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 土手の上に立って双眼鏡で目当ての鳥を探している手にもその冷たい風が感じるようになってきた。

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 本命の猛禽を探していると、いつものノスリがいつものところで待ってくれている。それではとあいさつをするとすぐに飛び立って行く。

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 おかげで飛び出しは長く待たないまでもいつでもファインダーに収められる。この時期はこの草地でバッタなどの昆虫類を探しているようである。

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 草地に立つ枯れた枝が格好の止まり木になって、いつのそこに止まると頭を180度回して草地を物色している。原野のような草地を鋭い目で見まわす。

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 灌木を覆ったツル状の草の実が枯れ始めてこんもりと小山のようにになっている。枝からトビ降りてはその高いところに降りて獲物を探すノスリである。

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 聞くところによるとこの河原も2015年3月10日まで改修工事が行われるようである。毎年のごとく年度末になると工事になる。

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 目的としては「多摩川らしい多様な生物の生息、生育、環境の保全再生を図る」ということになっているが、今までの工事を見ても現実にはそのようには思えないと考えるのは私だけでしょうか。

アカゲラ  獲物をゲット

 赤い鳥を探して河原の土手で待っていると、はるか遠くの樹木の幹にアカゲラの姿。とても探せない距離だが一緒にいた鳥友さんが教えてくれた。

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 鳥見は誰もいないところで目当ての鳥を独占できるのが一番いいが、探すのが難しいので仲間がいると見つけやすいので助かる。

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 二つの目で探すよりも数多い目で探す方が見つかる確率が高くなる。探している鳥は赤い鳥といってもアカゲラではない。

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 それにしても遠いので肉眼ではアカゲラとは判断できない。遠くで見られているとも知らずに樹木の皮を長いくちばしで突いて獲物を探している。

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 本命の赤い鳥は出番は遅いようであるが、アカゲラの捕食場面をファインダーに収めたので納得して代わりの赤い鳥で我慢して引き上げることにした。

メジロ  食欲の秋

 樹木の紅葉はまだ早く青い葉が目立つ公園であるが、柿の木の葉はすでに色づいてその実は熟し始めている。

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 赤く熟れた柿の実を食べに鳥たちが集まる。中でもメジロは群れで周期的に赤く熟した実を突きにくる。

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                    「俺にも食べさせろよ!」

時々ヒヨドリが来てはメジロを追い払い、我が物顔にその実を食べ始める。その時、メジロは一時避難をして、おとなしくヒヨドリの去るのを待っている。

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          「ダメこれは俺のもの!」

 ヒヨドリが居なくなるとまたメジロの集団が柿の実に取り付く。よく見ていると群れでうごいている割には、喧嘩をしながら相手を追い払って一人独占しようとしている。

 

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           「言ってもわからないのか!」

 事、食べものに関しては仲間意識はないらしい。中には連れ合いなのか、仲良く大きく開けた柿の穴に二羽で顔を突っ込んで食べているものもいるが、その他はすべて一人占めである。

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           「仲良く食べようね」

 柔らかくて食べごろの柿には、次から次とその実をねらって押しかけてくる。二羽が喧嘩をしていると、その隙にもう一羽が柿の実を手に入れてしまう。

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          「俺も食べたいな!」

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          「そろそろ交替してよ!」

 見ていると大きな口を開けて言っていることがわかるような雰囲気を見せる。食欲の秋のメジロの柿の実争奪戦である。

ノスリ  猛禽の季節

そろそろ今シーズンも猛禽たちの季節になってきた。もう少しすると樹木の葉も落ちてその姿が見つけやすくなる。

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11月になって河原から吹く風が日増しに冷たくなってくる。今朝は普段よりも数度も温度が低く、頬に当たる風もいつもより厳しい。

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今シーズン初めて手袋をして河原を歩くことになった。それでも一枚着るものが少ないせいか寒さが身にしみる。

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土手下の草地には枯れ始めた草の実に冬鳥たちが取り付いている。夏の間鳥たちが居なく静かだった緑の草地が枯草になってきている。

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枯草の草原になると、今まで草の丈で実を隠していた小動物たちの隠れるところが少なくなる。

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それを狙ってやってくるのが猛禽類である。特にノスリやコミミズクなどが草地のネズミやカエル、ヘビや昆虫、モグラなどを狙ってくる。

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草地の中にある枯れた樹木の枝に白っぽく見える猛禽はノスリである。首を前後左右に回して獲物を物色している。

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最近ここに来ると必ずこの場所にいるので、ここを定位置に決めたようである。目の前の樹木が狩りの場を遮ってしまうが、狙い場所はしっかりととらえることができる。

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これからは寒さはきびしくなるが、猛禽の狩りの瞬間が楽しみになる良い季節である。

シメ   ずんぐり体型で

 一見怖そうな顔付きの尾羽の短いシメが多くなってきた。冬鳥の代表格である。どちらかというと樹木の高いところに止まっていることが多い。

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 珍しく河原の枯れた草の茎に止まってくれた。目当ての赤い鳥を探しながら草地を見ていると、突然飛び出して止まったのがずんぐり体型のシメである。

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 朝夕と昼間の寒暖の差が大きくなってきている。家を出るときに寒いだろうと思って着込んでくると、太陽が昇る昼間は汗がでてくることがある。

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 この寒暖の差で樹木の葉の紅葉は進んでくるのだが、この季節の変わり目の体温調整をうまくやらないと風邪をひく羽目になる。

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 寒さや暑さには強いと思っているのだが、この変動期をいかにうまく乗り過ごすかが課題となる。今シーズンも寝込むほどではないが、くしゃみ鼻水に悩まされた一週間であった。

ジョウビタキ  ジョビコの誘惑

 河原のあちこちにジョウビタキの姿が多くなってきた。そろそろ自分の縄張りを決める時期になってきたのか、決まったところに同じジョウビタキが姿を見せるようになってきた。

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 湧水池の近くにいるジョウビタキのメスはなかなか美形だ。鳥たちは一般的にオスがきれいな派手な翅をもっているが、比較的メスは地味なのが多い。

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 それは、オスはきれいに着飾ってメスをひきつけるためで、人間の世界とは逆になる。女性はきれいにお化粧をして素敵な洋服を着て男にアピールする。

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 ここにいるジョビコは地味な装いではあるが、しぐさとその止まる草木でのポーズなどが魅惑的である。

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 土手の上からファインダーで覗いていると、それを意識しているかのように背中を見せて、斜めに振り返って見せる。

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 ジッと見ていると、意識したように少し遠くに飛んだかと思うと、またすぐに戻ってくる。その行動を見ていると何かその誘惑に引き込まれそうになる。遊水池のジョビコとの戯れである。

カケス  怖い目で

 通勤電車に乗らなくなったら毎日一万歩の達成率が悪い。通勤電車でストレスがたまるのはスマホをやるために場所を確保しようと混雑のなか動かない人である。

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 そんな精神的なストレスはなくなったが、肉体的に健康を害してはならない。河原で冬鳥を待つことが多く公園には足が遠のいていたので、今朝は早くから公園に向かう。

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 新しく増えた娘にもらったミニの保温ボトルに暖かいコーヒーを入れて上着のポケットに忍ばせる。そのうちにホットウイスキーを入れたら楽しいだろうなと考えている。

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 柿の実が赤く色付きトウカエデの紅葉が始まりだした公園で、にぎやかに鳴いているのは、ヒヨドリとカケスだけである。

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 まだ本格的に冬鳥が到着していないのか、今朝は静かな公園の散策になっている。色づいてすっかり葉が落ちた桜の並木の隣には、一本の十月桜が満開である。

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 「ジェーッ、ジェーッ」という大きな鳴き声が聞こえる方向に、コンクリートでできた疑似木で流土対策をしている散策路の階段を下る。

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 声のする樹木の枯れ枝を見ると、翼に青・白・黒の模様が美しい虫を捕っているカケスの姿が見える。きれいな衣装の割には怖い目つきでにらむ。

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 どんぐりをくわえるカケスの姿はよく見るが、虫を捕っているところはあまり見たことがない。どちらかというと、警戒心が強くすぐに隠れてしまったり、飛び回ることが多い。

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 久々の公園でなかなか遭えないカケスに遭えたので、坂道の散策路を上る足取りも心なしか軽やかに家路につくことができた。

アオジ  早くも地面で

 アオジの姿が日増しに多くなってきている。相変わらず早くも地面に降りて餌さがしである。足音を聞くと飛び上がってブッシュの中に入ってしまう。

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 しばらくの間じっとしていると、周りを確かめながら再び地面に降りてくる。枯れた落ち葉をくちばしで掻き分けながら採餌を始める。

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 長い旅疲れか目の周りが疲れた様子を見せている。アオジの人気のあるのは今頃で、これが冬どり満艦飾になるとスズメと同じになる。

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 見る方はスズメと同じになっても、アオジは結構警戒心が強い。姿は黄色っぽく青くないのにアオジと呼ばれている。

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 アオジは地面に降りることが多くなかなか絵にならないが、よい枝ぶりの樹木に止まるとその黄緑色のスタイルがなかなか様になる。好きな鳥の一種である。

ベニマシコ   今シーズン初出遭い

 冬鳥たちが続々と到着している河原にも、いつもなら姿を見せているベニマシコが今シーズンはまだ見当たらない。

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           メスを呼ぶオス

 早朝から、夜露に濡れた草木の葉が陽の光にきらきらと光る草地を、土手の上から見下ろしながらその姿を探す。

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 見えるのは、地鳴きになった地味なウグイス、縄張り争いを始めたジョウビタキ、群れで動くカワラヒワ、目つきの悪いシメ、にぎやかなモズなどである。

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 それではと、ところを変えて少し山の中に赤い鳥を探しに行くことにした。

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          ベニマシコ ♀

 陽が西に傾きかけたころ、木々の葉が色づき始めた林道を一人歩いていると、あの消え入るような「フィフィフィ・・・」という優しい鳴き声が頭上から聞こえてくる。

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 見上げてみると、葉が落ちた見やすい枝に止まって迎えてくれている。しばらくするとメスが飛んできて、そろって飛び去ってしまった。歓迎の鳴き声ではなくメスを呼んでいたのだと納得した今シーズン初めての出遭いであった。

ミサゴ   朝もやの中で

冷たい雨が一日中降り続いた翌朝は、予報に反して雨は上がり暖かな日和である。天気予報が外れてうれしいのはこういう時である。

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早朝から河原に出向くと一面の朝もやで、陽が昇るにつれてその靄が薄れていく。それでも河原に突き出した崖は朝もやの逆光で視界が悪い。

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今朝もいつものミサゴは早朝から活躍しているようである。雨上がりで少し出遅れて河原に着いたので、ミサゴの第一ステージは終わった後のようである。

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                       獲物を脚に

朝一番の鳥友さんの情報によると、ミサゴは少し下流の靄で煙った樹木の枝にいるとのこと。双眼鏡でのぞいても見にくいので、飛び出してくれないとその姿はわからない。

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           後ろ姿が残念!

太陽が昇るとともに朝もやはとれて、樹木の間から河原に差し込む光線が白く光る。逆光の中を水面が光る浅瀬に突然のダイビング。

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良く見えないのでとりあえずレンズを向けて連写する。後で画像を見ると足には獲物を捕らえているが背後からである。

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それでも川の流れの上を旋回してこちらに向かってくる。逆光の陰で暗い崖の樹木林の上を抜けて、定位置の横枝に止まる。

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決定的なダイブの場面を目の前でなかなか見せてくれないが、最近はよく見えるところで飛び込んでくれるようになった。本日は妥協してその日まで根気よく待つことにする。

エナガ  小さな愛らしさ

 秋の11月の三連休初日は冷たい雨、昨日の深酒で起きるのが少し遅れたが、外を見ると雨模様で少しの安堵感。

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 天気予報によると、31日夜には雨が降るだろうということであったが、何とか傘は使わずに帰れた。夜遅い電車はハロウインのコスプレの若者で大賑わいであった。

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 週末の昼頃から公園散策をしてみたが新しい発見はなく。アオゲラのペアーでのドラミングの音だけが公園の森の樹木の間に響いていた。

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 13,000歩ほど歩き少し歩き疲れたので、水場の石のベンチに腰を下ろして休んでいると、聞きなれた「ジュリリ、ジュリリ・・・」という鳴き声と共にエナガの群れが水浴にやってきた。

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 相変わらず動きが早くゆっくりとその姿を撮らせてくれない。細い横枝に止まっては下の水場に降りてゆく。

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 相変わらずの動きとしぐさは見ていても愛らしさを感じる。あわよくばこの群れに何か他の鳥が混じってはいないかと、眼を凝らすがエナガとシジュウカラだけである。

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 しばらくの間、その小さな鳥の可愛い動きと愛らしいしぐさを見つめていた週末の公園である。

カンムイカイツブリ  冬の使者第一陣

 マガモやホシハジロなどが群れでやってきている中で、カンムリカイツブリが数羽湖上をゆっくりと泳いでいる。

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 カメラを向けると水の中に素早く潜ってしばらく出てこない。同じところでじっと待っているとまるっきり違うところに姿を現す。

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 しばらくの間その追いかけっこをしていると、こちらが馬鹿にされているようである。カメラを他に向けて無視していると、またゆうゆうと湖上を泳ぐ。

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 二羽が仲良くいるのは、雰囲気からしてペアーのようである。時には並んで、時には向かい合って仲良く泳いでいる。

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 これから年末に向けてさらに多くの冬鳥がやってくるが、この湖では第一陣の飛来である。多摩川などでも多くみられるカンムリカイツブリである。

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