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2015年1月

トラツグミとルリビタキ   雪の公園で

 昨日の雪が凍り付いた歩道を歩いて公園に向かう。足元が悪いので滑らないようにしっかりした登山靴をはいて慎重に歩く。

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          雪のトラツグミ

 それでも交差点の歩道の白い太い線の上はツルツルとしてすべる。滑って転ばないようにしっかりと足元を選んで歩く。

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         ヒサカキの実が大好き

 公園に着くと主要通路は雪をどけてくれているが、それでも残った雪が凍り付いて滑りやすい。

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 狭い散策路に入ると雪がそのまま残っているので、歩くと凍った雪の上を歩くと「ザクリザクリ」と大きな音がする。極小ラッセルである。

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 その音で野鳥たちは逃げ去ってしまうが、久々の公園なので上り下りは多いが公園をくまなく歩くことにした。

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          雪のルリビタキ

 公園の一番高いところに来ると見慣れぬ看板がある。公園の管理事務所の注意書きである。内容は野鳥観察者のマナーの悪さを指摘している。

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         雪の採餌

 この問題は最近特に各地で起きていることである。公園を利用するのはカメラマンだけではないのでその点を自覚しなければならない。

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          ルリビタキ  ♀

 基本的なルールはエチケット、マナーである。「人に好感を与える。」 「人に迷惑をかけない。」 「人を尊敬する。」 同じバーダーとして守っていきたいことである。

ルリビタキ   ルリ色がまぶしい

 昼下がり公園の散策路を歩くと大きな音で機械音が聞こえる。目当ての鳥がいるだろう方向から聞こえる。

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 ゆっくりと歩きながら見てみると、雑木林の下草刈りをしている。きれいになると見た目は良くなるが、野鳥たちの餌場や隠れるところがなくなってしまう。

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 最近公園の野鳥たちが少なくなった原因の一つではないかと思っている。それぞれの立場から見ると一概には言えないが、愛鳥家から見るとそう見える。

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 そんなわけで目当ての鳥は絶望で、帰ろうと散策路を戻るとルリビタキのオスが陽の光を浴びてきれいな瑠璃色を見せてくれている。

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 その色の青さから見ると4歳ぐらいかなと思う。このルリビタキに遭わないと今日は坊主で帰るところであった。

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 そのきれいな容姿を見てくれと言わんばかりに、木道の散策路のまわりを飛び交う。けっして遠くには行かないで、散策路に沿って案内をしているように出口近くまで付き合ってくれた。

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 今シーズンはルリビタキはどの公園にも数多くいるが、このように瑠璃色がきれいな個体は少ない。いつもと違って午後から出かけたことが幸いしたようである。

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焼け跡の鳥たち  たくましく生きる

 多摩川の河原に広がる河川敷の葦原が焼けている。野焼かと思っていたらそうではないらしい。

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         ジョウビタキ  ♀

 葦やススキの白い穂が風になびいていたところが焼け野原になっている。中に一部小さな樹木があったが、それも真っ黒に焼けて幹と枝だけが残る。

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         ノビタキ  ♂

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 そんな残った黒い小枝に止まっては、焼けた地面に降りて採餌をしているジョウビタキとノビタキの姿。

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          ビンズイ

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 群れでやってきては忙しく捕食をしているビンズイとホオジロ。焼け跡の柔らかい地面には餌となる虫たちや草の実があるのかもしれない。

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         ホオジロ  ♀

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          ホオジロ  ♂

 そろそろペアーができ始めているのかツグミのオスとメス。メスがオスを追いかけるようなそぶりを見せているが、オスは足早に逃げる。

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         ツグミ  ♂

 人の世界でも同じような光景を見たことがある。男性も草食系といわれて久しいが鳥の世界も同じなのだろうか。

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         ツグミ  ♀ 逃げる ♂

 野焼と同じ効果で春先には新しい植物の芽がたくさん出てくることだろう。真っ黒に焼けた河川敷でたくましく飛び回る野鳥たちの姿である。

ミヤマホオジロ  深山で

 年末に遭っただけなので再び深山に入ってその姿を見てきた。登り口付近ではルリビタキオス、ジョウビタキメスなどが出迎えてくれた。

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 少し登っていくと、いつも姿を見せる水が流れる川端には鳥の気配すらしない静寂な散策路である。

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 頂上付近の峠に差し掛かったところでエナガ、シジュウカラ、コゲラ、ヤマガラの混群に出遭ったのが最初の鳥たちである。

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 あまり静かな山道なので心配していたが、この混群に出遭ったので期待が持てた。頂上から一回りして低地に降りてくると樹木の高いところにミヤマホオジロの姿が見える。

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 上空を群れで移動しているので水場の方に移動してみると、いつものところで数羽が地上に降りて採餌中である。

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 胸の三角の黒色と、頭上と目のまわりの黒褐色、喉元と頭の黄色とのコントラストが目立ち、冠羽を立てた凛々しい顔つきが好きだ。

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 しばらくの間楽しませてくれたが、いつものように谷沿いに山の奥へと姿を消してしまった。年明け最初のミヤマホオジロとの出遭いであった。

アトリ  あの大群はどこに

 アトリは群れで行動する。その名前も「集鳥」(あっとり)からきているとも言われている。

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 昨日の冷たい雨が上がって暖かい陽射しが差し込んでくる。アトリの群れがいるという公園に足を向けてみた。

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 多摩川の土手にいると上空をアトリの大群が通過することがある。通過するだけでその後は姿を見せないので、どこに行ってしまったのかと疑問を持っていた。

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 渡り鳥は集団で移動してきて、越冬地を見つけるとそれぞれ小集団に分かれて生活をす る。そして帰るときにはまた合流して大集団で帰っていく。

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 その到着地に居合わせたときが数百羽の群れをみるときであるが、なかなかそんな場面には出くわすことは少ない。

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 公園には数十羽のアトリの群れがいて、地面に降りて餌をついばんでいる。他の鳥が来ると集団で飛び立って近くの枝に止まる。

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 様子をうかがいながら安全を確かめるとまた集団で地面に降りてくる。そんな繰り返しをしている公園のアトリたちである。

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 多摩川土手上空を飛んだ大群の一部がここにいたのかと思う光景が目の前に広がっている。暖かな日差しの中でのアトリの行動を観察しているひと時である。

イカル   本命を待つ枝に

 雨の降る日以外は早朝の公園か多摩川の土手散歩を日課にしている。歩きながら一応目的の鳥は決めているが、なかなか思うようにいかないのが世の常である。

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 時々知らずに歩いていると目的の鳥も飛ばしてしまうことがある。しかし、飛ぶことによっている場所がわかるので、次には用心する。

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 公園などで静かに本命の出現を待っていると、その枝に意外な鳥が姿を現す時がある。そんな時お互いにあわてて動きがとれないことがあったりする。

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 公園の高台で目当ての鳥を待つ場面に、イカルがあの大きな黄色の嘴を見せてくれた。黒い頭部と黄色の太い嘴のコントラストが良い。

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 イカルは鳴き声も「キィーコーキー」と明るい澄んだ声で囀るので好きな鳥の一種である。本命を待つ小枝に束の間の出遭いとなった早朝である。

雪混じりの小雨  クロジ

 午後から天気が悪くなるという予報なので、降る前にひと仕事を終わらせようと出かける準備をしていたが、窓を開けると白いものがちらほらと落ちてくるのが見える。

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          クロジ ♂

 子供の頃はこういう場面に接すると喜び勇んで窓の外を眺めていたものであるが、この年になるとがっかりすることが多い。

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 特に小雨混じりになると始末が悪い。「晴耕雨読」・・・悠々自適とはいかないが、何か本でも読んで一日を過ごそうと考える。

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 宮部みゆきの読みかけがもう少しで終わる。雨などで外出ができないときと、長い夜の時間などしか読まないので進捗が遅い。

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          クロジ  ♀

 雨の日には写真のストックの整理をすることも多い。一度出かけると平均で800枚ぐらい撮るので、取捨選択してメモリーの容量を調整する必要がある。

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 会社経営者には喜ばれる「黒字」の写真が出てきた。MFでは必ず夕方日が暮れてから同じ場所に姿を現す。野球のリリーフ投手ではないが、16時40分のクロジである。

ノスリ  カラスとのバトル

 陽が西に傾いたころ多摩川土手を歩いてみた。夜行性の猛禽類が午後遅くなると動き始めるのでいつもとは違う時間帯になる。

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 目的が違うと行動も変えないと結果が得られないので、この土手は早朝から夕方に歩くことが多くなった。

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          カラスとのバトル

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 夕日を浴びた高い樹木に猛禽の姿が見える。ノスリのようであるが、周りをカラスが飛び回り始めた。

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 ノスリはうるさいので場所を変えることにして、川を挟んだ崖の中腹の横枝に移動したが、しつこいカラスはそこまで追いかけてきた。

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 泰然自若としたノスリも我慢の限界かカラスとバトルを始めた。「やればできる」見事にカラスを撃退した後は悠然と河原の上空を飛ぶ。

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 目当ての猛禽には出会えなかったが、ノスリとカラスのバトルを見ているとすっかり陽が沈み、あたりに夜の帳が降りてきたので引き上げることにした。

ヤマシギ  擬態色で

 雪国の人には申し訳ないが、西高東低の冬型の気圧配置というのは関東は晴天になる。低気圧の通過後の北風の吹込みを耐えれば、比較的暖かい日中である。

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 この時期ヤマシギを見に出かけるがなかなか出会えることが少ない。比較的近くに出てくるポイントも今シーズンは一度姿を見せたきりである。

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 それではと少し足を延ばして3羽のヤマシギにあってきた。夜行性といわれているが暖かい陽射しに森の湿地帯に姿を見せた。

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 嘴が長く目が頭の上の方にある特異な風貌で、その長いくちばしを地面に差し込みミミズや昆虫、陸性貝類などを採食している。

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 冬の枯葉に似た擬態色の風貌は、枯葉の落ちた林の湿地帯では見つけにくい。動いてくれれば何とか位置を確認できるが、じっとしていると落ち葉と見分けがつかない。

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 その擬態色で身を守っているので、ゆっくり歩きながら採餌しているが、危険を感じると身を丸くして固まってしまう。

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 そうすると少しでもいいから動いてくれないとその姿を探すが大変である。鳥たちはそれぞれ敵から逃れたりするために木遁の術とか水遁の術、草遁の術などを使う。

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 因みにヤマシギの場合は葉遁の術とでもいうのだろうか、擬態色で採食中のヤマシギであった。

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トラツグミ  今シーズン初めて

 昨シーズンの大雪の中で動き回るトラツグミ以来の出遭いである。そろそろと思いながら昨シーズンの場所を見ていたが、全くちがうところに出没である。

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 2,3日前から姿だけは見ていたが、ファインダーに収まってくれたのは今日が今シーズン初めてである。

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 いつもは地面の草地をお尻を振りながら独特の姿で歩いていることが多いが、今季初の出遭いは木の枝止まりばかりである。

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 構図としては木止まりの方が鳥らしくて良いのだが、細かい小枝が邪魔をしてしまう。

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 採餌もヒサカキの実を食べているようである。この実は鳥たちには人気があって、ヒヨドリやシロハラなども好んで食べる。

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 だからこの三羽が入れ替わり立ち代わりヒサカキの藪の中に入る。それぞれが隙を見て飛び込んでくるような状態である。

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 本日は久しぶりのトラツグミとの出遭いで、陽が西に傾きかけるまで時間を忘れてファインダーを覗きこんでしまった半日であった。

ハギマシコ  萩の花に似て

 白い雪に似合うハギマシコ、今シーズンの到来は少し遅いような気がする。例年の場所には何度か寄ってみたがその姿は見当たらなかった。

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 年が明けて話題になってきたので現地に行くと、例年数十羽の群れで飛び回る姿が見られない。

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 いつものように見上げる斜面に群れで降りて採餌する姿をイメージしていたが、たったの4羽でしかも見下ろす斜面にいるので見つけにくい。

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 名前の由来は、萩の花に似た体の薄紅色や白の斑模様からたとえられている。好きな鳥の一種である。

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 陽の光がまともに当たるときれいな色を見せてくれるのだが、残念ながら斜面の日陰でそれはかなわない。

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 そのきれいな色は雪を背景にするとなおさら引き立つ。次回雪の降った後に再度足を延ばしてみたいと思いながら、寒風の高台を後にしたハギマシコとの今冬の出遭いである。

アリスイ  小さな目が魅力

 冷たい雨をもたらした低気圧が移動して、朝から少し暖かく感じる良い天気である。昨晩はかなり冷えたのか日陰の道路の小さな水たまりは氷が張っている。

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 昨日の運動不足を解消しようと早朝より久しぶりの多摩川の河原を歩いてみる。朝日を背にして歩くと、枯れた草むらから飛び出したのはホオアカである。

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 鳥友さんからホオアカがいると聞いていたので、見逃さずにファインダーに収めることができた。

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 結構歩いたつもりであるが8000歩弱なので、朝食兼昼食後にさらにアリスイがいるという公園に出向くことにした。高台から見ると低い湿地帯に目当てのアリスイはいるようである。

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 坂を下りてみると昨夜の雨でぬかるんでいる湿地帯で、盛んに土の中や枯れた杭の木などにくちばしを入れて採餌中である。

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     大きく口を開け長い舌を出した瞬間間に合わず少しだけ。

 アリスイというだけあってどうもアリを探して食べているようだが、そのアリもシロアリを狙っている感じである。

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 シロアリというと木造家屋の土台を食い荒らすことで害虫になっているが、枯れ死した植物を食べる昆虫である。

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 アリばかりを食べるわけではないだろうが、それらしき枯れ木や池の古い囲いの杭などを突いている。

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           珍しい飛翔

 そのしぐさを見ているとキツツキの仲間だといわれるのもわかるが、あの風貌で鳥なのという感じがしないでもない。頭を上げたときのきらりと光るあの小さな目が魅力的なのである。

 

オオタカ   横枝で朝食を

 午後からは雨か雪になるという天気予報。最近は予報がよく当たるので雨が降る前に公園を歩いて来ようと早朝に出かける。

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 4日間の写真展で日課の歩数が未達成なので、その分を挽回しないといけない。下り坂の天気の朝はなかなか明るくならない。

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 8時近くなって空が少し明るくなってくると、オオタカの居そうな樹木を見上げながら公園内を歩く。

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 ある程度見当をつけてゆっくりと歩きながらその姿を探すと、目の前を獲物を掴んだオオタカが横切る。ヒヨドリを掴んでいるようである。

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 数十メートル先の大きな樹木の横枝に止まってあたりを見回したかと思うと、手前の横枝に移動をして片足で掴んでいる獲物の羽を嘴でむしり始めた。

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          獲物を落としたオオタカ

 少し枝被りであるが絶好の撮影ポジションである。周りを警戒しながら食事を進めるが、カラスの鳴き声に上を向き、時折食事の横取りを狙ってライバルが襲う。

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          再び獲物を!

 二度目の襲来に獲物を下の藪に落としてしまったようで、下の藪の中に降りてゆく。顔だけを見せて何とか獲物を探しあてたようで再び大きな横枝に戻る。

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 すっかり食べつくすと低空で飛び出し、近くの高い木の枝で食後の休みをとっていると、今度はカラスたちがうるさく付きまとう。

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         腹ごしらえも終えて

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 いい加減に嫌気がさしたのかカラスを避けて遠くに飛び去ってしまった。オオタカの朝食風景を観察した早朝の公園である。

クロジ   夕暮れの公園

 早朝の公園散歩で黒字の枝止まりを狙っているが、なかなかよいところに姿を見せてくれない。

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 それではと夕暮れ時にクロジポイントを歩くと、出ては来てくれたが地面に降りてひたすら採餌ポーズ。

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 ペアーで出てきてくれたのは良いが、時間の経過とともに暗くなっていくのでISO感度が上がって良い画像にならない。

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 昼間の公園はアオジとシロハラが頻繁に出て枝止まりから水場などいろいろなところでポーズをとってくれたが、クロジは思うようにいかない。

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 現役の頃は赤字事業は黒字をめざし、黒字になると利益率目標が高くなって、それを追いかける。

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 終わりのない黒字追及であったが、写真も同じであくなき向上心を持ってクロジを追いかけないと、納得のいく画像にならないのかもしれない。そんな夕暮れ時の公園である。

「多摩の野鳥たち」  写真展来場御礼

 年一回開催の「多摩の野鳥たち」の第二回写真展が無事終わりました。たくさんの御来場ありがとうございました。

 昨年の2月の大雪の中での開催と打って変って、連日の晴天と3連休ということもあって前回よりも42%増というたくさんの御来場をいただきました。

 地元の方々や遠方からのお客様に、暖かい励ましやよきアドバイスをいただき、日ごろの鳥見の労も報われたような気がいたしました。

 これからも皆様の貴重なご意見を参考にして、多摩の野鳥観察を続けていきたいと思っています。

 そして、その成果を御報告できる機会が持てることを期待しながら御礼といたします。今後ともよろしくお願いいたします。

ミコアイサ  パンダガモとも

 数年前には地元の大栗川にもペアーで姿をみせてくれたが、最近は音沙汰なしのミコアイサである。

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 猛禽目当てでちょっと遠征した先の池にミコアイサ。冷たい北風に大きく水面が揺れて波間に隠れたり潜ったりして遊んでいる。

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 地元の人はパンダガモといってレンズを向けている。白い体に目の周りが黒いので、顔だけ見ているとパンダに似ている。

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 メスの姿は見えないがオスが数羽見える。時々大きく羽を広げて羽ばたきを見せてくれるが、歓迎されていないのか背中を向けている。

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 こんな表現は失礼だが、猛禽の出現を待つ間の時間つぶしのミコアイサとの出遭いであった。

ハイイロチュウヒ  夕暮れ時に

 ハイイロチュウヒは働き者である。朝早く出かけてねぐらに戻ってくるのは夕方の日暮れ時である。

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          メスの飛翔

 それもほとんど太陽が沈んだ後に姿を見せる。3時過ぎにメスが頭上を飛んでそのままねぐらに入ってしまい、そのあとはしばらくの間待ちぼうけである。

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 少し高台で待っていないと目の前の葦原の葦が背が高く、低空を飛ぶハイチュウの姿がみえないのである。

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 目の前をオスが飛んでくれるだろうと思われる場所に陣取って待つこと1時間、姿を見せたのははるかかなたである。

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          オスの出現

 オスが戻ってくるとねぐらに入っていたメスも姿を姿を見せて、夕暮れ時の葦原の上を乱舞である。

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 メスが2羽オスが3羽で飛び回る。背景の夕暮れのブルーの濃淡の山といい、目の前の枯れた葦の草原といい舞台は整っている。

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 もう少し手前で乱舞してくれると良い絵になるのであるが、夕暮れ時の遠方ということでISO感度も目いっぱい、雰囲気は東山魁夷風の写真になっている。

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 ハイイロチュウヒのオスの眼の輝いた姿をファインダーに収めるまで、再度のリベンジをと思いつつすっかり暗くなった葦原を後にした。

ウソ  井戸端会議も

 低気圧の通過で午後からは雨になるという予報に、午前中は屋外でできることに集中して、午後からは家の中でできることをする。

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          ウソ ♂

 予報に反して青空が見えて雨の降る気配はない。公園を一回りしようと出かけると、公園の一番高いところの桜の木の芽をウソが食べている。

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 よく見るとアカウソも混じっているようであるが、9羽の群れである。9羽といっても最初は8羽で、1羽が遅れてやってきた。

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 それにしても見ていると見事な食欲である。まだ小さな蕾の芽を食べてしまうと春先の桜の花の開花にも影響するのではないかと心配してしまうほどである。

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 ずっと一心不乱に食べ続けた後はどうも喉が渇いたらしく、下にある水道の水飲み場に下りたそうな雰囲気を見せている。

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 用心深く1羽が降りると、続けて2、3羽降りてきていかにも水がほしかったように今度は夢中になって水飲みである。

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          アカウソ

 食べて水を飲んで満足したらしく、水飲み場の水道の蛇口を囲んで井戸端会議のようである。

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 今では井戸そのものを探すのが難しいぐらい上下水道が完備しているが、こういう光景はやはり井戸端会議というのだろうか、鳥も人間も似ているところがあるものである。

多摩の野鳥たち  いよいよ明日から 

 第二回「多摩の野鳥たち」写真展が明日から始まります。

         新しい鳥たちの表情をお楽しみください。

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オオタカ   親子なのか

 多摩川合流点の早朝は鳥たちの出が悪くなっている。7時半を過ぎて太陽の光が川面を照らすようになると鳥たちも姿を現す。

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 河原の葦原にはオオジュリン、ベニマシコ、ホオジロ、モズなど、土手の水際にはタヒバリ、イソシギである。

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 川面や川岸ではカワセミ、カイツブリ、カルガモ、カワウ、ダイサギ、コサギなどが見える。対岸の樹木にはカシラダカ、コジュケイの鳴き声も大きく聞こえる。

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         朝陽を浴びる幼鳥

 対岸の崖の上の大きな樹木には、オオタカ、ハヤブサ、ノスリが指定席を持っている。陽が昇る前にオオタカの成鳥がやってきた。

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 河原に降りて見やすいところを探すが、日陰の樹木の横枝に止まっているので表情が良く見えない。

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          成鳥の飛び出し

 そうこうしているうちに、陽が当たり始めたいつもの崖の上の高い樹木にオオタカの幼鳥が姿を現す。

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 しばらく動く気配がなかったが、幼鳥が成鳥の居る樹木に向かう。身構える成鳥だが、幼鳥は元の木に戻る。

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 しばらくすると成鳥は飛び出して多摩川上空を旋回すると、幼鳥の居る樹木へと向かう。お互いに空中でバトルかと思ったが、同じ枝に止まってにらみ合い。

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         子を諭す親のよう

 見ていると親子のような気もする。しばらくして幼鳥が飛び出して崖上に姿を消したが、成鳥はそのままじっとしている。

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          幼鳥の飛び出し

 初夢こそ見なかったが、現実に朝日に輝く真っ白な富士山とオオタカの姿を見たので、なすびの漬物でお酒でもいただくことにしよう。

ヤマガラ   猫でもないのに

 公園を歩いていると周期的に小鳥の群れに出遭う。よく出会うのはシジュウカラ、エナガ、ヤマガラの混群である。

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 小鳥たちは身を守るために集団で行動するらしい。学校に通う子供たちの集団登下校と同じ発想のようである。

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 上空をせわしく飛び交うエナガに対して、ヤマガラ、シジュウカラは地面に降りて樹木の種子などを採っている。

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 ヤマガラも単独でいるときは結構警戒心が強いが、集団で移動するときはかなり近づいてもお構いなく採餌に夢中である。

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 春先の囀りの季節は「ツツピーツツピー」と鳴くが、今の季節は地鳴きで猫でもないのに「ニーニーニー」と猫のような鳴き声をする。

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 樹木の種子をくわえると小枝に止まって嘴で皮をむく。その音が静かな朝の公園に響き渡る。一見コゲラが木の幹を突いているかのような音である。

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 その音が聞こえてくると、もしやキツツキ類がいるのかなと、森の中を探してしまうこともある人騒がせな可愛いヤマガラの公園での姿である。

イカル   新年の公園で

 子供たちが独立して家を出て、二人だけの生活になりそれぞれの趣味を活かして毎日を送っているが、お正月は家族全員顔を合わせた。

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 息子は結婚をしたので嫁さんと一緒に酒を持ってやってきた。娘が一人増えた感じでにぎやかなお正月である。

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 おかげさまで運動不足の上に飲んだり食べたりで、いくらか体の動きが悪くなっている。正月明けには早朝から公園を歩くことにした。

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 早朝の冷え込みは少し和らいだ感じではあるが、散策路の落ち葉の下には霜柱が立っており、歩くたびにサクサクと音がする。

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 小気味よい音を耳にしながら公園を一回りすると約8、000歩になる。公園の一番高いところで木の椅子に腰を下ろしていると、頭の上の方から「キィーコーキィー」とイカルの鳴き声。

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 見上げると黄色の大きい嘴のイカルの姿が見える。数羽の久しぶりのイカルである。今年も酒はほどほどにして、公園を歩くことにより足腰を鍛えて健康を維持したいものである。

ルリビタキ  公園での出迎え

 早朝の公園を歩いていると、いつものところでいつものルリビタキが出迎えてくれる。枯葉の落ちた散策路で採餌をしていても目線に飛び上がって尾を振る。

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 このルリビタキは人工物が好きらしく、犬の放し飼い禁止の看板や車庫にある車、カラーフェンスや手すりなどによく止まる。

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 個人的には人工物に止まる野鳥はあまり好きではないが、このルリ君だけはその動作もあまり憎めない。

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 枯葉の積もった公園の散策路をゆっくりと昇っていくと、どこからともなく「クックックッ・・・」という鳴き声が聞こえてくる。

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 あたかも「私はここにいますよ」と教えてくれているようである。いつもどちらかというと木陰や暗がりにいることが多い。

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 今朝は歩道の手すりに止まってそのきれいな姿を見せている。背中の鮮やかな青(ルリ色)と脇腹のオレンジ色で出迎えてくれる。

 他の鳥たちに遭えない時も必ずいてくれるのでホッとする公園の一場面である。

ベニマシコ   赤い鳥で鳥見初め

 朝からお酒が飲めるお正月は2日が鳥見初めである。出足が遅れていつもの多摩川土手を昼頃から歩くと、誰もいない土手の枯草の上に赤い鳥の姿。

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 ベニマシコのオスが二羽枯れた草の実を食べている。相変わらず嘴にその草の実をつけて、食欲旺盛で食べるのに夢中である。

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 独り占めでファインダーに収めていると、ぼつぼつとカメラを持った人が増えてきた。ベニマシコも満腹になったのか、ギャラリーが増えたのを嫌ったのか、対岸に飛んでしまった。

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 河原から吹き上げる風は冷たいが、背中に当たる暖かい陽射しがそれをカバーしてくれる。のんびりと土手の上を歩いていると、一斉に鳥たちが飛び出した。

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 猛禽の出現と周りを見回すと、ハイタカが鳩の止まっている樹木を狙って飛び込んだようである。どうも狩りは失敗した模様で近くの樹木の枝にその姿が見える。

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 青く晴れ渡った空を見上げると、オオタカとカラスのモビングが見られる。新年の鳥見初めにふさわしいにぎやかなMFである。

オシドリ  良い一年でありますように

 2015年の夜明けは雲が多い空のせいか、初日の出が予定より遅れてやってきた。明るく輝く太陽に今年の一年の願いを込めて手を合わせた。

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 いつもであれば野山を歩いている時間であるが、正月だけはうれしいことにお酒を片手におせち料理を口にしている。

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 そうこうしているうちに初日の太陽は雲に隠れ、雪がちらほらと舞い始める。正月らしくて雰囲気は良いがお酒だけが進んでしまう。

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 この一年もまた鳥を追いかけて納得のいく画像を残したいと思いながら、少し各地への遠征の構想を練る。

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 今シーズンのオシドリは飛来が遅く遠方まで出かけたが、年末になり近くの河川にオシドリの群れを見つけた。

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 寒風の中、日の出前に河原で待っていると、ねぐらにしていると思われる藪の中から一斉に川面に飛び出してきた。

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 相変わらずオシドリのオスは大きな橙色のイチョウ葉型の三列風切を見せて美しい姿である。オシドリ夫婦といわれるが、新年も良い一年になることを祈りながら初夢を期待しよう。

新年おめでとうございます  ウルルの夜明け

 新しい年を迎え第二の人生行路を歩み始めました。今までより少し時間的に自由になり、やりたいことがやりたい時にできるようになりました。

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         ウルルの夜明け  地平線からのサンライズ

 世界遺産めぐりを続けていますが日本では、小笠原諸島が残っています。海外では次に南米を目指しています。

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         朝陽に赤く染まるエアーズロックを登ってきました

 新しい年に実行できるよう日々健康に気を付けて、鳥を見ながら夢を実現させていこうと思っています。新年もよろしくお願いいたします。

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