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2015年3月

ウグイス  春告げ鳥

 ウグイスが地鳴きからさえずりに変わり始めて1か月ぐらいになる。最初はうまく鳴けないウグイスの声を聴きながら公園を歩いていた。

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 その頃は鳴き声も自信がないせいか姿もあまり見せない。今では立派にウグイスのさえずりができるので、姿を見せてくれるようになってきた。

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 そうするとその姿を追うものは、若葉の小枝に止まってほしいとか、あわよくば桜の花が咲いた枝にその姿を求める。

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 今朝の公園ではかなり近くでその鳴き声が聞こえるので、じっと待ってその姿を探すと、意外と近くの小枝にいた。

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 柔らかい黄緑色の若葉の出始めた小枝に止まるところを狙うが、その動きが速く思うようにはファインダーに収まってくれない。

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 ウグイスは春告げ鳥と言われるが、本当に、ウグイスのさえずりが公園の森に響き渡ると、春が来たという感じがする。

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 公園の桜も今週末には満開になるだろう。ウグイスの囀りを聴きながら春爛漫を楽しみたいものである。

カワセミ  桜はまだか

 早咲きの河津桜はすでに薄い緑の若葉が出始めているが、ソメイヨシノは咲きそうでなかなか咲かない。

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       カワセミ ♂

 つぼみはかなり膨らんでいるので咲き始めたら早いと思うが、そんな桜の横枝にカワセミの姿が見える。

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 舞台は整って役者もスタンバイしたが、花が咲かないという雰囲気である。桜をバックに餌を狙って見下ろすオスの姿を見上げるメスがいる。

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       カワセミ ♀

 メスは控えめに枯れたすすきの横たわった幹に止まって、オスの姿を見上げている。

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 ここでもプロポーズを待っているメスの姿である。今、野鳥たちは繁殖の季節であり、すでに一番子が巣だっている鳥もある。楽しみの季節到来である。

ヨシガモ  ナポレオンハットをかぶって

 近くの公園の池にヨシガモが来ているというので早速早朝に出かけてみた。公園では健康のために歩いている人がたくさんいる。

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 池のほとりで水面を見ていると、「珍しいヨシガモがいますよ」と声をかけてくれる人がいた。

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 「今鳴いているのがそうですよ」と親切である。鳴き声のする方向を見ると、カルガモやキンクロハジロに混じって見慣れない鳥が見える。

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 双眼鏡でよく見ると、青い暗緑色のナポレオンハットをかぶったきれいな鳥、ヨシガモである。

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 嘴を水の中に入れ餌を採りながら広い池を泳ぎ回っている。見ているとどんどんと近づいてくる。

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 池の周りに咲いた春の黄色や白の花が水面に映って、尾羽が飾り羽のようになった美しい鴨との出会いである。

カワセミ   激しい求愛給餌

 撮影機材が全治10日間の負傷でドック入りとなってしまった。代わりにD300を久しぶりに持ち出して多摩川土手に向かった。

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      メスを見つめる ♂

 久々のシャッターの連写音は遅く感じる。河原を眺めてみると、昨日のノビタキは姿を見せないが、オオジュリンが枯れた芦原の葦の茎に止まっている。

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       獲物をくわえて     

 背中にあたる大栗川の川面ではカワセミがにぎやかに飛び回っている。今朝はじっくりとカワセミを狙ってみようと構える。

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       餌をもってメスに近づく

 最初はメスが川の土手下の水溜りにダイビングして魚を取っていると、鳴きながらオスが近くに来る。

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      渡そうとするが?

 オスは盛んに魚を狙って飛び込んではそれをメスにもっていく。求愛給餌が始まるようである。

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       うまくできない

 メスの止まっている枯れた葦の茎に、嘴に魚をくわえたオスが近づいていく。飛んで同じ茎に止まるとその重みで葦の茎が思いきりたわむ。

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      何とかメスの嘴に

 オスが魚を差し出すと、メスはそれを受け入れるようである。しかし足場が悪いのかなかなか思うように餌渡しができない。

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       オスは次の獲物を採りに

 何かバトルをやっているようなアクロバット的な激しい餌渡し風景であるが、それでも何とか求愛に成功した。

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      疲れを癒す♂

 見ているとその後の餌渡しはスムーズにできたようである。背景は不満であるが繁殖期の河原のカワセミの姿である。

チョウゲンボウ  早朝の陽光を浴びて

 猛禽類の繁殖活動が活発になってきた。猛禽類と言ってもチョウゲンボウは小型でかわいい顔をしている。

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      チョウゲンボウ ♀

 その飛翔姿も翼や尾羽が細く長めでヒラヒラと飛ぶ感じがする。ファインダーで飛翔姿を追いかけても比較的捉えやすい。

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       チョウゲンボウ ♂

 巣穴にいるメスの鳴き声が聞こえると、オスが狩りの獲物をもって戻ってきたのだということがわかる。

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 餌の引き渡しが終わると、巣穴に近い高い樹木の横枝にメスが飛び出して姿を見せる。

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       メスの飛び出し

 そのあと同じくオスが出てきて、嘴を枝にこすりつけてきれいに拭っている。しばらくお互いに周りの様子を見ながらじっとしている。

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       メスを見つめるオス

 夜明けが早くなった分陽が高いところにあり、差し込む朝の陽光がその枝に止まるチョウゲンボウの姿を引き立たせる。

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      オスの飛翔

 数組のカップルが出来上がっているこのチョウゲンボウの営巣地の森では、早朝から陽光を浴びて繁殖活動が盛んである。

カワセミ  久々のコバルトブルー恋は実らず

 多摩川の河原を散歩しているときに、コバルトブルーのカワセミの飛翔を見て鳥見を始めた。

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              獲物を探す ♂

 かれこれ数えても8年ぐらい前になるかと思う。当時は多摩川の合流点に多くのカワセミがいた。

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      求愛を待つ ♀

 そのうえ、それを見る人たちも多かった。川面を飛び交う青い清流の宝石と言われ、ダイビングして魚を捕るさまをファインダーで追いかけていた。

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      オスを見上げる ♀

 最近は、川面ではなく上空を見ながら猛禽類の姿を探すことが多くなった。目当ての鳥たちは年々変わっていく。

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       待っている ♀

 今日も風は冷たいが春の陽気に誘われて、猛禽を探しに出かけたがその気配すらないので、帰りがけにカワセミのいる池をのぞいてみた。

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      心配そうな ♀

 カワセミの鳴き声とともにオスが池の端の樹木の横枝に止まって池の水面を見つめている。

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       待ちくたびれた ♀

 そこにメスが同じく鳴きながら飛んできて、すぐ近くの枝でオスのほうを見つめている。

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      明日は頑張ろう ♂

 メスはその気である。求愛給餌が始まるかと期待して待ってみるが、オスの漁が思うようにいかない。結局本日の恋は実らずじまいである。

セグロカモメ  陽光に誘われて

 各地で桜の開花宣言が出される中で、日本列島は冬型の気圧配置になって北国ではまた雪が降っている。

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 川面に吹く風は冷たいが、陽の光の当たる陽だまりは暖かい。河原の土手の下を歩くと、風がさえぎられて暖かい河畔を歩くことができる。

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 河原の樹木からウグイスのさえずりが聞こえるので、その姿を探すが声だけでなかなか姿は見せない。

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 きらきらと光る川の流れの上を真っ白な鳥の姿。よく見るとセグロカモメが旋回しながら河原に降りてきた。

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 河原に降りると、近づいてもあまり警戒もせずに水を飲んだり、流れてくるビニール袋をつついたりしながらのんびりと歩いている。

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 カモメは海の近くにいるものだと思っていたが、結構上流まで来るものだと改めて見直し、陽気がよくなったら海鳥を見に行こうと思った河原である。

チョウゲンボウ  メスの飛翔

 営巣地のチョウゲンボウもカップルが出来上がってきたようで、メスが大きな樹木の高いところでオスを待っている姿が何か所か見える。

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      チョウゲンボウ ♀

 メスは羽繕いをしながらひたすら待っているが、時折思い出したように飛び出して上空を飛翔する。

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 あいにくの曇り空で背景としては今一であるが、飛び出しを追いかけてみる。

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 どうもメスが飛び出すときは近くにオスが獲物をもって来ているように思える。巣穴で獲物を受け取っているのかもしれない。

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 いつの間にかオスが姿を見せて、目の前の樹木の枝で嘴をきれいに拭っている。

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 今年も3ペアーほど確認できるので、アジサイの花の咲くころには雛が巣だってにぎやかな光景が見られることだろう。

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      チョウゲンボウ ♂

 周りの森の樹木も若芽が膨らんできたので、新緑の枝止まりのチョウゲンボウも期待できるので楽しみな営巣地である。

トビ  見直した飛び出し

 春めいてきた河原を歩くと、ごろごろした石ころの間から黄色の花をつけた菜の花が陽の光を受けて光っている。

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      巣作りに忙しいメスと警戒するオス

 上空を見上げると、河畔の大きな樹木の枝分かれのところにトビが新居を作っている。

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 オスとメスが嘴に木の枝をくわえては戻ってきて、巣作りに懸命である。見ている、とメスのほうが細かい部分を作っているように見える。

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 メスが細部を作っているときは、オスは横枝に止まって外敵を警戒しているようである。

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 何しろ近くでは、カラスの群れが騒がしく鳴きたてそれを邪魔しようとしている。

 とにかくカラスは単独でなく集団でいたづらをするので、猛禽類もその撃退に苦労するところである。

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 巣作りの小枝を採りに出る時がトビの飛び出しの瞬間であるが、何度も観察することができた。

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 たかがトビごときと思っていたが、その精悍な顔つきと大きく開いた翼は見事な迫力である。

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 オオタカやハヤブサを狙って河原で待つことが多いが、トビの飛び出しをよく見て改めて見直した身近な猛禽のトビである。

イソヒヨドリ  磯の香りも

 野山ばかりを歩いていると、たまには磯の香りも味わいたいと思う。潮風を受ける海の見える風景は好きなので昔はよく出かけた。

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      イソヒヨドリ ♂

 本命を待つ間海岸の防波堤に座って待っていると、岩場にイソヒヨドリの姿が見える。

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 逆光に飛んでいるのは二羽、つがいかと思いきや様子を見ていると追いかけまわしているようである。

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 繁殖の場所を巡っての縄張り争いか、伴侶を求めての争奪なのか、見ていると真剣勝負である。

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 やがて決着がついたのか、高く上った陽の光を背中に受ける向かい側の崖に落ち着いたようである。

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 逆光で黒かったイソヒヨドリのシルエットも、陽にあたると体上面の青と下面の赤褐色のコントラストがきれいだ。

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 崖の岩場を移動しながら営巣場所を探しているのか、よい被写体になってくれている。

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 最近では多摩の駅近くのビルに営巣している話も聞くが、やはり名前の通り海岸の岩場がよく似合う。

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      オスの苦労も知らないで海を見つめるメス

 春は曙、これからは気候もよくなるので、海岸線での鳥見も記録の一ページに加えて行こう。

ミソサザイ   巣作りの忙しさ

 午後からは雨になるという予報で曇り空をながめていると、そろそろミソサザイが巣作りをする頃だと思い立ち山へ向かう。

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 沢の暗がりを好んで棲む小さな鳥。その小ささはキクイタダキとともに日本で一番小さい鳥の一種と言われている。

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 渓流をさかのぼり杉木立の下をきれいな水が流れる沢につくと、あの「チルルルーツー・・・・」という独特の大きな鳴き声が聞こえてくる。

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 沢を流れる清流の音に消されて、森林などで聞く声よりは幾分小さく聞こえる。

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 小さな体と全身茶褐色の地味な色合いなので、囀っている姿を探すのは難しい。暗がりで尾羽を立てて小さな体をいっぱいに反らしたシルエットを探す。

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 声が聞こえなくなったと思ったら、渓流にある苔の生えた大きな石に取り付いて、その苔を嘴でむしっている。

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 採った苔を一旦川の水の中にプールして、水分の含んだそれを岩の間に作っている巣穴に運び込む。

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 その作業をひたすら繰り返している。それを見ていると、あんな小さな体で疲れないのかなと思ってしまうほどよく動く。

 ここでもまた新しい生命の誕生が待たれる。雛が顔を見せるまでそっと見守りたい風景である。

ハヤブサ  求愛給餌と繁殖

 春の訪れとともに野鳥たちが囀りをはじめ、相方を探す行為がいたるところで見られるようになってきた。

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 昨日からの暖かさで、河原の水面でも二羽のカワセミが鳴きながら飛び交い求愛給餌が行われていた。

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 猛禽類も同じで、ハヤブサが見上げる崖の上でそんな行動をしている。湿度が96%と高い空中では、春霞のような雰囲気で視界があまりよくない。

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 そんな上空を足元に手土産は小ぶりではあるが、餌をつかんだオスが飛んできた。それを待つメスは「キィキィキィ」、と喜びの声で迎えている。

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       手(足?)土産を持って

 高い枝の上でそれを受けて、対岸の崖の上で食べる。上空を一回りしたオスは食事の終わったメスに向かって一直線の飛翔。

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       メスのもとへ一直線

 静かに待つメスの背中に乗ったかと思うと愛の営みである。かなりの距離があるので画像的にはもう一つである。

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 その後はオスは崖の上の営巣予定地に戻りメスの姿を見つめている。一方メスのほうは余韻を楽しんでいるのか、しばしの間不動の姿勢である。

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       ハヤブサ ♀

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       ハヤブサ ♂

 水ぬるむ季節になり、花の開花とともに新しい生命の誕生が相次ぐ。ここでもハヤブサに、元気な稚児が生まれ育つことを期待するものである。

オオマシコ   雪は消えてしまったが

 雪のあるうちにオオマシコに会いに行こうと思っていたが、なかなか思うようにいかず、雪が消えて暖かくなっての出会いになった。

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 峠の七曲りの日蔭にはまだ雪が残っているが、路面は日蔭の凍結が融けて流れ出している水分で濡れている程度である。

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 今日は4月の陽気ということで暖かいが、山の上の日蔭にいるとまだいくらか下界と暖かさが違うようである。

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 オオマシコといえば、冬の山地の白雪に映える赤い鳥としてファインダーに収めるのが常道だが、その機を逃していた。

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 現地について待つこと1時間、最初はメスと若いオスが4羽姿を見せていたが、二回目には近くの樹木の枝に赤いオスの姿が見えた。

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 ベニマシコなどを赤い鳥と言っているが、このオオマシコのオスの赤い色はみごとである。

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 それだけに白い雪の背景があると、そのきれいさはさらに引き立つのである。幸いに天気が良いので雪がなくてもその赤が映える。

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 遅ればせながら、冬鳥たちが北帰行を始める前に、その紅赤色の鮮やかな赤い姿を見ることができたので満足である。

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キレンジャク  幸せの黄色い尾羽

 ヒレンジャクはすでに公園などに姿を見せているが、キレンジャクは関東に姿を現すのはあまり多くない。

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 そんなキレンジャクが今シーズンはここ数日で一気に姿を見せている。いつもはヒレンジャクの群れの中にキレンジャクが混じっていることが多い。

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      並んで止まるから連雀、 一羽の時は分雀という仲間も。

 今回はキレンジャクだけの数羽の群れである。この後にヒレンジャクが姿を見せるのだろうが、混群でないので見つけやすい。

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 週末は実母の49日法要があったのでMF散歩は留守にしていたが、その間にキレンジャクは飛来した。

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      大好物のヤブランの実を食べる。

 鳥友さんからその連絡は入っていたがすぐには行動できなく、週明けからの鳥見になってしまった。

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 49日までは喪に服さなければいけないのでおとなしくしていたが、これからは少し遠征もしてみようと思う。

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       メタボ体形のキレンジャク

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        メタボ体形がふつうだが?

 「幸せの黄色いハンカチ」という映画があったが、母も95才の大往生だったので、その喪の明けが黄色の尾羽の鳥との出会いである。

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 年によっては渡来数によって見られない鳥なので、今シーズンは「幸せの黄色い尾羽の鳥」としよう。

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メジロ   春爛漫

 ソメイヨシノはまだつぼみで本格的な春の到来を待っている雰囲気であるが、河津桜の並木は春爛漫である。

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 しかもその花はほかの桜よりも色が濃く、まだ肌寒い公園を一気に春にしてくれる。

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 その花の蜜を我先にと吸いに来ているのがメジロである。集団で飛び込んできては、忙しそうに花から花へと動きまわる。

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 自分の縄張りを侵されたヒヨドリは、そのメジロを追い出してしまう。メジロは近くの緑の葉の多い樹木の中に一時避難をして、再度の様子をうかがう。

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 この公園には数多くの河津桜があり、どの木も花が満開に咲いているのに、どういうわけか奥のほうにある2本の木に集中している。

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 鳥たちはどの木の花がおいしいのかをよく知っているようである。ヒヨドリにしろメジロにしても同じ木の花にしか寄ってこない。春爛漫の河津桜である。

チョウゲンボウ   恋も実って

 昼間は春らしい暖かさのチョウゲンボウの棲み処では、伴侶を得たオスがメスに対して力量を示すべく活躍をしている。

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 青い空に飛び立って、空中ではほかのチョウゲンボウと競いあい、横枝で待つメスに獲物を届けようとしている。

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一方ではそのオスの働きを待っているメスは、あまりの時間の長さに待ちくたびれて、羽を大きく伸ばしてストレッチをしたりして待っている。

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 待つ間も自分の棲み処が心配なのか、揺れる樹木の横枝でバランスをとりながら振り向いてじっと巣穴の方向を見つめている。

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 陽が西に傾きかけた上空から舞い降りてきたオスの姿を見て、メスは期待しながら飛び立ったが、オスの足には何もなくがっかりしてもとの枝に戻る。

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 オスは再度高い樹木の上を超えて、メスの期待に応えるハンターとなって姿を消してしまった。

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 夕陽が西の山の陰に隠れると、体に吹き付ける冷たい風が身に沁みる。恋も実って我慢強く待つメスの姿を樹木の横枝に残して帰途についた。

ヒヨドリ   河津桜とともに

 昼間は暖かくなり春を感じさせる陽気になってきた。河津桜が満開の公園に絵になる鳥たちを探しに出かけた。

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 舞台は整っているが役者がなかなか見つからない。にぎやかなヒヨドリが占拠して、その隙をぬってメジロが顔を見せる。

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 ヒヨドリも欧米のバーダーには大人気ということで、ヒヨドリと河津桜をテーマにしてみる。

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 桜の中でもピンクの色の濃い河津桜は青空の下できれいに映える。その花に埋もれているヒヨドリは普段より凛々しく見える。

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 改めてヒヨドリを見てみると、なかなか良い面構えをしている。これだけの花があるとやはりヒヨドリぐらいの大きさの鳥が似合う。

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 普段は鳴き声がうるさいだけで振り向いてもあげないが、満開の河津桜の舞台で立派にパフォーマンスを見せてくれた。改めて見直した河津桜とヒヨドリである。

ヒレンジャク   ヤドリギに飽きて

 ヤドリギを食べつくすと地上に降りて、リュウノヒゲやヤブランの実などを食べ始めるのは、レンジャクである。

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 鳥友さんから公園にレンジャクが入ったと聞いたので早速行ってみたが、早朝に歩いた時は、草の陰に隠れて見えなかった。

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 公園を一回りして再度その餌の植物があるところに行くと、足音に気が付いて飛び出し近くの小枝に止まってくれた。

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 しばらくじっとしていたが、周りをキョロキョロと見回した後、地上に降りてリュウノヒゲの根元に首を突っ込んで其の実を食べ始めた。

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      草の実を口に!

 ヤドリギの実の時は高い樹木の枝に止まるので、メタボのお腹だけが目立つが、目線より低いところに止まってくれるので、そのきれいな後姿がよく見える。

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 それにしてもこの時期になると警戒心もかなり薄れて、近くでその姿を見せてくれるのでうれしい。

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 公園の散策路をジョギングの人などが足音を大きく通り過ぎる時は、驚いて一旦木の枝に飛び上るので、その枝どまりも目線で見ることができる。

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 周りを見ると数羽のレンジャクがいるので、中に黄色いのがいないかと探してみるが、残念ながらヒレンジャクだけである。

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 ここの草の実を食べつくすまでは、しばらくの間楽しませてくれそうなヒレンジャクたちである。

メジロ  今年もウメジロ

 公園では鶯が地鳴きから春のさえずりを始めた。それとともに藪の中で動いていた姿が小枝に見えるようになった。

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 その鳴き声はまだぎこちなさが感じられるが、春を告げるさえずりである。その声とともに公園内の梅林の花がちょうど見ごろである。

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 「梅に鶯」とはよく言ったもので、掛け軸とか絵ではよく見るが、実際にはその場面にはめったに遭遇したことはない。

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 梅に群がるのはメジロで、まさに「ウメジロ」である。紅白の花が咲く梅林でメジロの動きを見ていると、どちらかというと白い花を好むようである。

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 狙いとしては紅梅にメジロをうまく入れたいのだが、思いどうりに期待に応えてくれない。

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 もっとゆっくりと梅の花の蜜をすったら良いのにと思うが、その動きは速く落ち着いていない。

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 普段はあまり振り向きもしないメジロだが、この季節だけは主人公になる。今年もまた春の到来のウメジロの季節を演じてくれた主役である。

カワガラス  幼鳥が元気

 地味だけど何か光るものを持つ、実際には水にぬれても光っているのはカワガラスである。

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       カワガラスの両親 手前が♂

 カラスのイメージが先入観としてあまりよくないので、名前からするとそんなに好きな鳥ではなかった。

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      カワガラス幼鳥

 そんなカワガラスが山間の住宅街の渓流に営巣している。全身がチョコレート色で尾羽をよく上下に動かす。

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 親鳥が忙しく動き回る渓流の川辺に幼鳥が姿を見せる。その姿はミソサザイを何倍も大きくしたような姿である。

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 ミソサザイと同じように尾羽を立てて、体を震わせ親鳥に何かを訴えている。体の羽の模様もミソサザイによく似ている。

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 渓流の流れの音に幼鳥の鳴き声は消されてしまうが、全身を震わせて親鳥を追いかけている。

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 そんな甘えは許さないといわんばかりに親鳥はそれを無視して、自分の仕事に没頭している。

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      果敢に親鳥を追いかける幼鳥

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 外見はミソサザイの親分のようであるが、中身はまだまだ子供のカワガラスの幼鳥の甘えのやんちゃぶり風景である。

オナガ   同じ仲間だけど

 冷たい霧雨の早朝に公園を歩くとアカゲラとカケスの姿を垣間見る。カケスは警戒心が強くすぐに藪の中に入ってしまった。

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 時間の経過とともに霧雨が雨に変わり、気温も下がっているようなのでひとまず引き上げることにした。

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 昼を過ぎると雨も上がり、薄日が射すようになってきたので再度公園へと足を向ける。

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 カケスのリベンジである。カケスは何度も撮っているがイメージに合ったショットがない。

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 公園のカケスポイントで待つこと数十分、声すら聞こえてこないがそこに現れたのはオナガである。

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 同じカラスの仲間であり、カケスと同じようにきれいな容姿であるが、これも鳴き声には今一つの不満がある。

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 カケスは出てこなかったが、久しぶりのオナガの黒とブルーのきれいな姿に出会えてので、カケスのリベンジは次回に期待することにする。

トラツグミ  そろそろ旅立ち

 啓蟄も過ぎて春遠からじと思いきや、肌寒い週末。そろそろ旅立ちのトラツグミが顔を出さない虫を嘴で突いている。

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 今シーズンのこの公園のトラツグミは例年と違ってサービスが良かった。まず3羽も姿を見せてくれたこと。

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 いつもはお尻を振りながら地べたを歩いていることが多かったが、樹木の横枝にとまってポーズをとってくれたり、木の実を採るシーンを見せてくれた。

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 ヒサカキの実が少なくなるとほかの場所に移動したが、そこでも枝止まりを十分に堪能した。

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 早朝の公園での採餌の後姿を見ていると、そんなこの公園でのパフォーマンスとは違って何か哀愁を感じさせる光景である。

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 来シーズンも数多くの仲間を連れて、元気な姿を見せてくれることを楽しみにすることにしよう。

ミヤマホオジロ   今シーズン最後か

 多摩川の河原には姿を現さなかったミヤマホオジロは、公園や里山ではその黄色と黒の頭と冠羽をよく見せてくれた。

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       ミヤマホオジロ ♂ 

 もうそろそろいなくなってしまうだろうと思って、その姿を見に足を延ばしてみた。

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       ミヤマホオジロ ♀

 相変わらずいつもの水場にその姿はあった。いつもここに降りてくるのは昼前後の時間帯である。

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 朝から採餌に忙しくのどが渇いたらしく、オスもメスもあたりを見回しながらたくさんの水を飲んでいる。

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 地面に降りていることが多く、なかなか良い枝止まりのポーズはとってくれないがその冠羽をたてて凛々しい姿は見せてくれた。

 今シーズンは、これが最後になるかもしれないと思いつつのミヤマホオジロであった。

イカル   黄色の嘴を汚して

 昨日の昼間の暖かさとは打って変わって、冷たい風が吹く公園。それでも陽だまりは暖かい。

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 最近の野鳥の群れの中には時々珍しい仲間が混じっていることがある。イカルの群れにもそれがいないかと探してみる。

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 公園の青い草が出始めた枯葉の中を、あの黄色の大きな嘴を汚して採餌に夢中なのはイカルの群れである。

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      樹木の水溜りで水を飲む

 群れでいるから仲が良いのかと思ってみていると、自分の餌場に入ってくる仲間を追い出しているのもいる。

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       水を含んでのどに流す

 やはり人間と同じで欲張りなやつもいるようである。家族や親族ではお互い助け合っているのだろうが、生存競争は厳しそうである。

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 深い草むらにいるので、その姿が落ち葉と草の中に隠れてしまう。なかなかその姿をきれいに見せてくれない。

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       少し気取って

 ただ、人通りが多い公園の遊歩道なので、学校帰りの生徒が集団でにぎやかに通ると、一斉に飛び立って枝止まりの姿を見せてくれる。

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       嘴を木の枝できれいに

 ここにはさぞかしおいしい食べ物があるようで、遠くには飛ばずにすぐに降りてくる。そんな繰り返しのイカルとの観察日記である。

カワガラス  冷たい水中で

 パソコンが調子が悪く半日がかりで再セットアップしてやっと復活したが、バックアップを忘れたものが少し消えてなくなってしまった。

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 パソコンが仕事にも遊びにも当たり前になっている昨今、調子が悪くなると写真関係は大きな影響が出る。

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 雨が降る前にカワガラスを見に行こうと出かけた。現地に着くと小雨というか小雪というか、少し白いものが飛んでいる。

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      餌をゲット

 そんな天気の寒い川の流れにカワガラスのペアーが姿を見せてくれた。盛んに河原に落ちている枯葉をくわえて、川の流れ落ちる滝の裏側に運び込んでいる。

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       枯葉を運ぶ親鳥

 巣作りなのかと思っていると、幼鳥が姿を見せて羽をバタバタさせて親に甘えているように見える。

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       親に甘える幼鳥

 それにしてもカワガラスはよく働く鳥である。水の中に潜っては餌をとって、枯葉を集めては運び込んでいる。

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 幼鳥は今年の子であれば、二番子の準備をしているのだろうか。早朝のカワガラスの働きぶりである。

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モズ   ここにも春が

 三月の声を聞いてもまだ朝晩の風は冷たさを感じる。それでも昼間の陽だまりは風がなければ春を感じさせる暖かさになってきた。

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         モズ  ♀

 今の時期、どこを歩いても見かける鳥はモズである。早朝の公園を歩くとそのモズのオスとメスがぎこちなく横枝に止まっている。

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         モズ  ♂

 見ているとメスガ優位に立って、オスがモジモジしている雰囲気である。オスがラブコールをして良い返事が返ってこない場面のように見える。

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 オスの求愛給餌がメスの気に召さない感じである。少し距離を置いた立ち位置がそれを物語っているようだ。

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                   モズのペアー?

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         公園に咲く寒桜

 しばらく見ていると、オスは再度の求愛に獲物を取りに地面に降りた。モズたちにも一足早く春がやってきている。公園の春ももうすぐである。

アカゲラ   今シーズンは相性が

 ひところの公園の賑わいもなくなり、散策路を歩いていても行き違う人の姿は少ない。いつもの犬の散歩の人たちといつもの挨拶になった。

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         アカゲラ

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          ルリビタキ ♀

 のんびりと歩いていると姿が見えなくなったトラツグミに遭った。そろそろお別れなので、その挨拶かなと思いつつ歩を進めると、今度はルリビタキのメスに出遭う。

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         トラツグミ

 近くでのドラミングの音はアオゲラ、これもすぐ目の前である。その姿を見ていると上空でアカゲラの鳴き声とその姿、樹木の高いところでこれまた木の幹を突いている。

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         アオゲラ

 今シーズンはアカゲラとの出遭いが多い。相性が良いのかもしれないが、その採餌の様子を見ていると、突然飛び立ってしまった。

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 よく見るとその樹木の下をジョギングの人が走ってきたからである。あきらめて散策を続けようと足を踏み出すと、またそのアカゲラが戻ってきて同じところで採餌を始めた。

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 その樹木には、どうもおいしい虫がたくさんいるようである。アオゲラとおなじようにアカゲラも、この公園で営巣してくれればと思いながらの、公園の早朝散歩である。

ヒレンジャク  寄生木の実も熟して

 このところ規則正しく三日に一度は天気が悪くなり、雨が降ったり気温が下がると雪になったりしている。

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 三寒四温とはよく言ったもので、この繰り返しで春が近づいてくるといわれている。公園でも蝋梅が終わり、白や赤の梅の花が咲き始めた。

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 野鳥たちもシジュウカラが囀りを始め、ウグイスが地鳴きからさえずりの声に変わろうとしている姿が見え始めた。

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 公園の寄生木の実も緑から黄色に熟して、それを狙ってレンジャクが増えている。今シーズンはキレンジャクの出現もあるようで期待しているが、まだ未確認である。

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 地域によってはキレンジャクは普通でヒレンジャクが珍しいというところもあるが、関東ではキレンジャクは希少価値である。

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 そんな思いから群れの中に黄色いのが混じってはいないかと目を凝らして見るが、見つけることができていない。

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 寄生木の実は熟してきているが、まだまだ残っているので尾羽の先の黄色のレンジャクとの出遭いを期待する弥生三月である。

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