雨上がりの早朝の公園を歩くと、若葉が出て青くなり始めた散策路の草の葉にたまった雨露が靴の先を濡らす。

久々の陽が射し始めると、公園の森の鳥たちの合唱が始まる。お互いに相手を求めての囀りの声は高らかに聞こえる。

樹木の枝に滴る雨の残りの水玉が、照らし出した太陽の光を受けて光っている。

近くで樹木を突くキツツキの音が聞こえる。音を頼りに探してみると、そんな樹木の幹にアオゲラの姿が見える。

桜の木の幹に穴を掘り始めたところである。オスは新居の試験堀をしているようである。
いずれにしても新しいカップルができて、無事その子育てを見届けたいものである。
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