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2015年7月

ミソサザイ   大きな口を開けて

 昨夜の深酒もすっかり抜けて、早朝の高原の朝はさわやかな空気が静かに流れる。

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 誰もいない木道をゆっくりと歩いているが、朝陽はまだそこまで届かない。

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 野鳥たちの鳴き声が響き渡る森にひときわ大きなさえずりが聞こえる。小さな体から森中に聞こえるような大きな声のミソサザイである。

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 明るさが足りない森の中に響き渡る声を頼りにその姿を探すと、口を大きく開けて尾羽を後ろに立てたシルエットが見える。

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 とにかく小さいので探すのが大変だが、同じところで比較的長い間鳴き声を聞かせてくれるのでうれしい。

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 しばらく美声を聞かせてくれると、低い藪の中に入ってしまう。ところが待っていると、また同じようなところに姿を見せて独演会である。

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 顎が外れてしまうのではないかと思わせるほどの大きな口の開け方で、高原の朝を楽しませてくれたミソサザイである。

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ノビタキ幼鳥   高原を飛び回る

 キスゲの丘を少し下りると、大きな岩が灌木の中に頭を出している。周りにある少し背の高い樹木の枝には、ノビタキの雛たちが元気に飛び回っている。

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 遊びまわる範囲は決まっているのか、時々その大きな岩の上に止まって周りを見回している。

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 このまわりの樹木が芽吹き始めたころ、大きなレンズを担いでこの辺りまで上ってきたことを思い出す。

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 その時は鳥たちは夏鳥としてわたってきたばかりで、それぞれに伴侶を求めて大きな声できれいな囀りを聞かせてくれたものである。

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 早いカップルはすでに一番子を育てていたので、ここで飛び回っているのはその時の子供たちかもしれない。

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 それにしてもたくさんのノビタキの幼鳥たちである。この灌木のあるところは、大きな岩もあったりして、天敵の目を逃れるには絶好の場所である。

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 猛暑日の続く日本列島であるが、涼しい高原で体力をつけて元気に成長してほしいものである。

ホオアカ   高原の風と共に

 早朝の高原の風は涼しい空気がゆっくりと動いている感じがする。夏の陽射しは強いが空気が乾燥しているせいか、日陰に入るとスーッと汗が引いていく。

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 ニッコウキスゲのオレンジの花が一面に咲く丘を歩くと、ホオアカの鳴き声が聞こえる。その声はキスゲの花を保護する柵のうえからであった。

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 しばらくすると、飛び出してアザミやシシウドなどの花咲くキスゲの丘の花の茎に止まって再び鳴きはじめた。

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 草花に囲まれたホオアカは、気持ちよさそうに高原の夏を楽しんでいるように見える。

 休日のせいもあって家族連れのハイカーが多いが、キスゲの花の中で鳴いているホオアカに気づく人は誰もいない。

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 ニッコウキスゲの花ももう終わりに近くなっているが、夏の野鳥たちはこれからが本番である。

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 巣立った子供たちを秋に向かって、南方へ移動できる体力を蓄えさせないといけない。来シーズンも高原の花と鳥をファインダーにしっかりとおさめることができることを祈って山を下りた。

ノビタキ  青い空の下で

 ニッコウキスゲの最盛期が終わらないうちにと思いつつ、かろうじて高原のそのオレンジの花園を見ることができた。

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 新緑のころに来たときには、にぎやかにさえずっていた野鳥たちの姿は少なく、二番子の子育てに忙しそうである。

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 ニッコウキスゲ畑は柵で囲われていて、子育て中のノビタキはその柵に止まることが多く、期待の花どまりは難しそうである。

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      巣穴のメス

 高原の大きな石ころが転がる散策路のすぐわきの草葉の陰に、ノビタキのペアーが忙しげに餌を運び込む。

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 よく見ていると、そこに雛たちがいるようである。よくもまあこんなところにと、驚くようなすぐに手の届く青く茂った草葉の下である。

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 青い空と白い雲の下に、遠く北アルプスの山々や八ヶ岳連峰が濃いブルーのシルエットできれいに映る。

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 そんな景色を背景に、お花畑を見ながら歩くハイカーの足音が聞こえるのでないかと思われるところで、小さな生命は息づいている。

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 ノビタキもそれぞれの縄張りがあるらしく、ほかのメスが来るとオスが追いかけて追い出してしまう。

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       北アルプス背景のメス

 花どまりは見せてくれなかったが、すがすがしい風の吹く高原のノビタキノの子育て風景であった。

アオバズク  元気な雛たち

 鎮守の森のお祭りの日の直前に巣立ちをした雛たちは、生まれて初めてにぎやかな子供神輿の掛け声を聞いたことだろう。

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 その後巣立った雛たちは、神社の森の樹木の高いところにいるのでその姿はよく見えないことが多い。

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 まだ雛たちは三羽とも一緒に同じところにおり、そのすぐ近くには必ず親鳥の姿がある。

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 ところが休日の早朝に様子を見によってみると、雛の一羽の足に何か紐のようなものが絡んでいるようである。

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 大事がなければいいがと心配になる。その雛はほかの二羽とは別の樹木の陰にひっそりとしている。

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 それでも大きな目を開けて見下ろしているので一安心である。いろいろ見ていると、野生の動物たちは、自力で何とかその困難を克服しているようである。

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 親の近くにいる元気な雛は、雛らしいかわいいいろいろなしぐさをしてくれる。首を傾げたり、大きく羽を伸ばしてストレッチをする。

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今日はこちらの思いが伝わったのか、エンゼルポーズまで見せてくれた。うれしい限りである。

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 今シーズンのもう一つの狙いは親子で横並びになる場面であるが、これがなかなか難しそうである。それでもそれを楽しみに残された短いチャンスに期待したいところである。

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オオタカ  幼鳥といえども

 ここのオオタカの営巣地は四羽のひなが巣立っている。巣のある森に入ると幼鳥たちの鳴き声がにぎやかに聞こえる。

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 杉や松、雑木林の枝の緑濃く繁った葉がその姿の視界を阻む。それでも樹木の葉影からその姿を追う。

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 今朝は視点を変えて、営巣地の森を見渡せる反対側の高台に三脚を設置する。照り付ける朝日の陽射しは厳しいが、午前中は樹木の陰でそれをしのげる。

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 待つこと一時間ほどして、カラスのいたずらに幼鳥三羽が森から飛びだしこちらに向かってくる。幼鳥といえどもその目の鋭さはさすが猛禽である。

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 チャンスではあるがオオタカのスピードが速くAFが追い着かない。結局樹木に入った後ろ姿になってしまう。

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 それでも近くの樹木に入ってくれたので、止まり木スタイルではあるがファインダーに収まった。

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 今日は親鳥の姿を撮りたくての位置取りであるが、待てど暮せどその姿は見えない。親も雛たちの独り立ちを促しているので、給餌の間隔をだんだんとのばしていくようである。

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 夕方の給餌にそのチャンスをつかもうと、一旦引き上げて出直すことにした。午後の三時過ぎに再度の登板。

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 夕方の餌渡しを狙って日が暮れるまで待ってみた。幼鳥たちは飛び出してその場面を作ってくれたが、親鳥は現れず本日は撤収することにした。

バン   繁殖力旺盛

 早朝に近くの池の周りをを歩くと、水鳥たちの子育て風景がどこでも見られる。水量の増した池の葦原の中から赤と黄色の派手な嘴のバンが姿を見せる。

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        二番子

 この池は、近所の人たちが餌をあげるので、人が近づくと姿を見せるようになっている。餌をもらえないとわかると葦の中に隠れてしまう。

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         子に餌を与える親

 水面から数十センチのところに枯れた葦の葉を集めた巣が見える。近所の人が餌を投げると抱卵中のバンが出てくる。

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         一番子と三番子

 親が抜けだした巣には白い卵が数個見える。何番子になるのかまだ抱卵中のようである。聞いてみると、四番子になるという話である。

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        一番子

 確実な子孫繁栄を願うならば、子は多い方がいいが、四番子とはその繁殖力の旺盛さに脱帽である。

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 確かに弱肉強食の厳しい自然の摂理の世界では、それなりの知恵で子孫を繁栄させていくものである。人間の世界で子供の自爆テロなどのニュースを聞くと心痛むばかりである。

ササゴイ   ササの葉に似て

 夏の陽射しの中、熱中症予防に夏用の新しい帽子を入手したので、早速試着がてら水鳥を見に出かける。

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 帽子のマークはフクロウ。大きめにできているのでかぶりやすく、フクロウは縁起が良いので気に入っている。

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 ササゴイを探して池の周りを歩いていると、こんもりとした高い樹木の上のほうに細かい枯れ枝を集めた巣が見える。

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 よく見てみると中でササゴイが嘴を動かして、巣の修復をしながら抱卵中のようである。確認しただけで二か所で営巣中である。

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 そのうちにオスと思われるササゴイが飛来して、巣の中に入っていった。真下からなのでその細かい様子はさだかではないが、尾羽だけが見える。

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交代したと思われるメスが池に降りて水を飲んでいる。梅雨明けしたとたんに厳しい暑さでさすがの水鳥も閉口しているように見える。

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 この池は水深があるので餌を捕ることはできず、水飲みだけのようですぐに高い樹木の上のほうに飛んでいってしまう。

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 ゴイのつく名前のサギ類は多いが、ササゴイは普段あまり見かけることが少ないので、笹の葉に似た背中の羽模様を十分に観察した炎天下であった。

オオタカ   森の幼鳥たち

 梅雨明けを思わせる青空に白い雲がまぶしい景色に誘われて、暑さも忘れてオオタカの森に足を向ける。

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 近くまでくると巣立ち雛たちの元気な鳴き声が静かな森に響き渡る。樹木の間を鳴きながら三羽の兄弟が飛び交う。

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 なかなか目線の低い位置には来てくれないので見上げる体勢になる。森の中は蒸し暑さとやぶ蚊の攻撃で、汗びっしょりになっての奮闘である。

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 シャワーのような雨が去った後なので少しは涼しくなるかと思ったが、かえって蒸し暑さが倍化している。

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 そろそろ親鳥が獲物を運んでくるだろうと、その瞬間を待っていたが、親の姿が見える目に撤収になってしまった。

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 それでも、元気なオオタカの幼鳥たちを見ることができて満足しての帰途である。

カイツブリ  ここでも子育て

 台風のもたらしてくれるものは、悪いことばかりでなく良いこともある。普段淀んでいる池の水が、降った雨で増水してきれいになることである。

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 近くの公園の池の周りを歩いてみると、池にいる鳥たちはどれも子育ての真っ最中である。

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 池の真ん中で雛の鳴き声がするのはカイツブリの親子。親鳥が池の水中に潜って魚を捕って顔を出すと、それをめがけて雛が鳴きながら近づく姿である。

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 うまく餌渡しが終わると雛はそれを一飲みにする。親はまたすぐに水中に潜って小魚を捕ってくる。方々でこれの繰り返しが行われているので池面はにぎやかになる。

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 二羽の雛が追いかけるが、餌を与えるのは一羽だけで、もう一羽は逆に親に追いかけられている。

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 もう、一人立ちしなさいという親の子育てスタイルなのか、この季節どこでもこのように厳しい子育てが行われている。「可愛い子には旅をさせろ」というところだろうか。

ツミ   子供たちその後

 台風の直撃はまぬがれた午後、明るい陽射しが見えてきたので、最近の運動不足をカバーするために河原から公園を歩いてみた。

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 増水した多摩川は、濁流が中洲を一気に飲み込んでいる。ハルシャギクやカワラナデシコなど砂礫に咲いていた花はその濁流の下である。

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 それより心配したのは河原にいたキジが、ちょうど巣立ちの季節なので、無事避難したかどうかである。

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 水かさが増した分河畔の鳥たちは、近くの草花に止まっているので、至近距離で観察できる。

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 公園ではツミの子供たちが、晴れ上がった空の下樹木の横枝で、まったりとしている。

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 やはり猛禽類は凛々しい姿の枝止まりである。座り込んでいるとどこか具合が悪いのかと思ってしまう。

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 そのうちに、元気に鳴きながら森の中を飛びまわって見せてくれたので一安心である。長男は独立して行動しているのか、見えるのは三羽の姿である。

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 この三羽は仲良く地面に降りたり、樹木の間を飛び交ったりしながら採餌をし始めている。そろそろ独り立ちの準備もできているようである。

 たくましい姿で来シーズンも会えることを楽しみにと思いながら公園を後にした。

アオバズク  巣立ちを期待して

 ノロノロ台風が西日本の各地に大きな被害をもたらしている。被災された方々にはお見舞い申し上げます。

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        雛を見つめる ♀

 朝起きてベランダ越しに外を見ると土砂降りの雨、まだ暗いので時間をつぶしていると、雨が止んだのか鳥の声が聞こえる。

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        大きく目を開けた ♂

 窓を開けて空を見あげると、雨は上がったようである。それでも黒い雲の流れは早いので不安定な空模様ではある。

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        飛び出し体勢 ♂

 そんな中でも、近くの神社のアオバズクがそろそろ巣立ちの時期になるので、様子を見に行くことにした。

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       飛び出し

 神社では早朝から宮司さんが、昨夜来の風雨で落ちた枯れ枝を熊手で集めているところであった。

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        巣の近くへ

 話を聞くと、去年も今頃巣立ったので今日明日ぐらいではないかと思うとのこと。台風の影響でかなりの雨が降ったので、巣の中にも水が入っているはずだから雛も早く出たがるのでは、との推測。

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       目を皿のようにといわれるが?

 しばらくの間居眠りをしていたオスが、黄色の大きな目を開けてストレッチをしたり、羽繕いをしていたかと思うと、体勢を低くした瞬間飛び出しを見せてくれた。

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        威厳を示す ♂

 一方、近くの太い横枝にいたメスは、カラスの鳴き声で目を開けて、あたりを見回してからじっとカメラのレンズをにらんでいる。

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       あくびをする ♂

 どうも親鳥の様子を見ていると、雛の巣立ちまじかの雰囲気を感じる。ふつうであれば午前中の巣立ちが多いが、夜行性の鳥は夕方だろうかとも思う。

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        じっと見つめる ♀

 いずれにしても、もうすぐ親子が横枝に並ぶ姿が見られることだろう。そのチャンスを期待しながら楽しみを後に残して、雨も降ってきたので引き上げることにした。

ブッポウソウⅢ  雛たちのしぐさ

 ジリジリと照りつける太陽の下、天竜川を見下ろす高台で最後の雛の飛び出しを狙ってファインダーを覗いているが、体半分乗り出してその気配を見せるが踏ん切りがつかないらしい。

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      飛び出しに思案気の雛

 当日は無理だろうとの判断で別のブッポウソウのポイントに移動。結局は13日の昼ごろに5羽目の最後の巣立ちの場面があったようである。

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      アンテナ上で餌をもらう雛

 今シーズンの雛の巣立ちは10日の11時ごろに最初の1羽の飛び出しで始まり、11日に2羽12日の10時半ごろに1羽が飛びだした。

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      4番目の飛び出しの最初は役場屋上の笠木

 巣立ちを終えた雛は近くの樹木の横枝や電線、アンテナなどに止まって大きな口を開けて親が持ってくる餌を待っている。

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      暑い・・・

 その姿は光の加減にもよるが、カラスより黒く見える時がある。嘴はまだうすい黄色でも翼の羽は青くなって、それを広げると白い斑紋はきれいに見える。

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      カラスじゃないよ!

 生まれて初めての強い夏の陽射しに羽を広げてその暑さをしのいでいる姿、羽をバタバタさせて親に餌を求める姿と、雛たちを見ているとそのしぐさが面白い

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     親に餌をアピール

 これから数週間、独り立ちの準備をして名実ともに一人前になって、天敵の脅威を逃れて無事に南方への旅立ちができることを祈るばかりである。

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      4番目の雛の飛翔を見上げる末っ子

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      雛の飛翔

 そうこうしている間にも、カラスやヒヨドリがブッポウソウの雛たちをいじめにやってくる。それを見た親鳥はスクランブル発進を何回も行う。

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              スクランブル発進

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       背中の青は見えてきた

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      嘴もオレンジになれば!

 子を見守る親の姿は人も動物の世界も同じである。「親の心、子知らず」といわれるが、我が家にはまだ孫の姿が見えずである。ところが、ここでは鳥たちの子孫は確実に繁栄への道が開かれている。

ブッポウソウⅡ  ポイントⅡ巣立ち

 雨の後の少し濁った水嵩の増した天竜川の上にかかる橋にその巣箱はある。橋の袂から見上げると、巣箱を作った生徒の名前が読める。

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 橋梁のてっぺんにある小学生が作った巣箱からは雛が顔を出す。対岸の樹木から親鳥は餌を運んでいるが、ここもそろそろ巣立ちである。

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 梅雨の晴れ間、幸いの良い天気で輝く太陽を背に受けて、緑の濃い樹木の葉を背景に飛び回るブッポウソウの青に白い斑紋の飛翔姿が美しい。

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      セミをくわえて

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 対岸の樹木から飛んできては巣箱に餌を運ぶ親鳥の姿を見ると、ここでもひな鳥に巣立ちを促しているように見える。

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 鳥はほとんどが一旦巣立ちをすると巣箱に戻ることはない。ただし自分で餌をとることはできないので、その訓練が2,3週間営巣地の近くで行われる。

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       美しい飛翔

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 ブッポウソウは主にトンボやセミなど昆虫などを捕ることが多いので、それらの捕獲ができるようになるまで近くの山で過ごし、秋になると南のほうに渡っていく。

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      セミを捕るのは得意

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 にぎやかな飛翔姿が見られるのも7月いっぱいぐらいかもしれない。来シーズンも元気に戻ってきてくれることを楽しみに、十分満足したブッポウソウの巣立ち風景である。

ブッポウソウⅠ   巣立ち雛

 ブッポウソウが巣立ちを始めたというので、休日の早朝から営巣地へ向かう。先週は出張続きだったので疲れていたが、事、鳥のことになるとそれもどこへやら。

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             メスへの餌渡し

 先週は、仙台、山形、から大阪、奈良、宮崎、鹿児島とまわり週末に羽田について、自宅に帰ったのは夜の9時半ごろであった。

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      巣箱で待つ雛へ

 ビールをいっぱい飲んで一休み、午前3時には家を出た。現地に着いたのは7時である。本来は6時半の予定であったが、道を間違えて30分のおくれである。

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 すでに陽は上り、巣立った3羽の雛と親鳥が空を飛びかう。ひな鳥はまだ自分で餌をとれないので、近くの樹木の枝や電線に止まって親の給餌を待っている。

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      巣立ちをして餌をねだる雛(4番目)

 観察場所では2、30人のカメラマンが、青い空に白い雲が残る緑濃い南信州の山間に大きなカメラを構える。

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       親の飛翔

 現地の鳥友さんの事前情報で、後方にカメラを設置したほうが背景がきれいだということでで、空いている後方から狙うことにした。

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       巣立った雛の枝止まり

 巣箱の中にはまだ二羽の雛がいる。親鳥が盛んに餌を運びながらも、巣立ちを促しているようである。

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      枝で餌を待つ雛

 巣箱の丸い穴から嘴がまだ黄色の雛が、時々顔を出しては大きな口をあけて餌を要求する。体を半分乗り出してのその姿はもうすぐにでも巣立ちそうである。

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      生まれて初めての暑さの体験

 その雛の巣立ちの瞬間を狙っているので、ほかに目が離せない。10日に最初の雛が巣立ってすでに三羽が巣立っている。

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      末っ子の給餌

 そのうち何度か親が巣箱に餌を運んできたときに、一羽が一緒に飛び出してしまった。シャッターは切れたがピンボケである。10時頃であった。

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 残るは一羽が何時に飛び出すかにかかる。巣箱を見てみると体をかなり乗り出しているので、すぐにでも飛び出しそうであるがなかなか出ない。

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      忙しく飛び去る親

 かなりの時間粘ってみたが飛び出さない。帰りの交通事情もあるので、現地の鳥友さんの推薦のもう一つのポイントを覗いてから帰路に就くことにした。

フクロウ  雨降りの回顧

 梅雨とはいえ一日中朝から雨降りである。女子サッカーW杯は残念ながら二連覇ならず準優勝で終わったしまった。

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        巣立ち雛を見守る親

 それにしてもアメリカはよく日本を研究してきている。始まって10分で3点、大味な決勝戦になってしまうという思いが脳裏をかすめた。

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 今まで1点差で競り合って決勝まで来たのでどうなってしまうのかと心配になったが、なでしこジャパンのサッカーに戻って1点を返しハーフタイム。

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 2点差であれば何とか同点まで挽回もと期待したが、さらに加点で3点差に。結局5-2で二連覇はならなかったが、世界24チームの2位である。

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 アメリカも4年前の雪辱に燃えていたので、追うものと追われるものの差が出た感じである。今回の口惜しさを次回に活かしてほしいと思いつつ日本の頑張りに拍手を送る。

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 今シーズン、わが公園のフクロウの雛たちの横並びを期待して待ってみたが、時々親の姿を見るだけで雛の姿は見せてくれなかった。

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       時々ストレッチも

 雨の一日、ほかの公園でのフクロウのショットを眺めながら、期待通りにならなかったフクロウの巣立ちを回顧してみた。雨模様であるが今週は週末まで留守の予定。

チュウサギ   水田の中で

 シラサギというひとくくりにすると、近くの川や田んぼでは年中その姿を見ることができるが、それはほとんどコサギかダイサギである。

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 大、小とくれば中がある。サギにもチュウサギがいるが、これは渡り鳥なのでこの梅雨の季節に姿を見せる。

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 コサギは判別は簡単であるが、チュウサギとダイサギは並んでいればすぐにその違いがわかるが、遠目ではなかなか見分けがつきにくい。

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 雨上がりの水田地帯を歩いてみると、コサギとダイサギはその姿をよく見かける。碁盤の目のような区画整理された田んぼにコサギの群れがいる。

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 近づいてみると中にチュウサギの姿が見える。三羽ほどいるようである。チュウサギとアマサギは同じ食性なので群れに混じっていることがる。

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 チュウサギが見つかったのでアマサギも近くにいるはずである。期待しながらまずはチュウサギをしっかりとファインダーに収めることにする。

ツミ    独り立ちに向けて 

 朝起きると雨が降っているので、女子サッカーW杯の3位決定戦をテレビで見ることにした。世界ランク1位のドイツと日本と対戦したイングランドである。

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         長男か

 イングランドはオウンゴールで日本に負けたので、この試合への意気込みはその動きによく現れていた。

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        おとなしそうな末っ子?

 結果はイングランドが1-0で試合に勝って3位になった。明日は日本の期待を背負ったナデシコジャパンがアメリカと対戦する。

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        獲物を足で押さえて

 実力的には圧倒的にアメリカが勝っている。過去の成績は30戦で日本の1勝6分け23敗である。

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 前回のW杯の優勝はPK戦での勝利なので、成績としては引き分けになっている。ぜひ今回は勝利で二連覇を期待したいものである。

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 過去の成績を見ると勝ち目はなさそうであるが、前回のW杯後のアメリカとの対戦成績は1勝2分け1敗で五分の星だという。望みはある。

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        やはりあどけなさが残る

 午後になると雨が上がったので、近くの公園を歩いてみた。ツミの雛たちが元気に鳴きながら公園の広場の樹木の間を飛びまわっている。

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 独り立ちももうすぐなので食欲が旺盛である。まだ自分では狩りができないので親がもって来てくれる獲物に飛びついているが、その目付と食べ方は成鳥のそれである。

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        見据えた目は鋭い

 ツミのペアーの交尾からずっと見守ってきたが、無事に4羽が巣だった。独り立ちして戻ってきた時にまたどこかで会えることを期待してその成長ぶりを見て居るところである。

 ナデシコジャパンも若手が成長しているので、そのパワーで二連覇を達成してほしいものである。

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オオタカ   巣立ち雛の食事

 雨降りかと思って起きてみると、雲は厚いが雨は降っていない。天気図では雨模様であるがオオタカの営巣地をのぞいてみることにした。

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 家を出る時は降っていない雨が、現地につくと怪しい空模様である。公園の森はガスがかかったようになり、視界が悪い。

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        兄弟で獲物を取りあう

 巣がある小高い森への散策路を上ると、オオタカの巣立ち雛の鳴き声が方々から聞こえる。

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 飛び交っているので姿はわかるが、葉がしげった森の中では明るさが足りなく写真にならない。

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 そのうちに雨が降ってきたので、一旦引き上げて出直すことにした。家に帰って腹ごしらえをしてから、空が明るくなってきたので、再度午後から公園の深い森を上る。

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 森の中では雛たちが飛び交っているが、今度は木の枝や葉が邪魔をしてなかなか視界が通らない。4羽の雛にメスが獲物を運んでくる。

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 獲物が来ると取り合いである。鋭い目つきで睨みながら、嘴で獲物を小さくちぎっては食べている。後、2,3週間は親の世話にならなければ独り立ちにはならないだろう。

 天気のよい時に再度よい場面を狙ってみたいものである。

コチドリ   巣立ち雛を守る親

 やはり梅雨時は梅雨らしく雨が降った方が生物にはよさそうである。早朝からそんな空で雨模様である。

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 「雨は嫌いだ」という歌があったと思うが、小雨降る河原の土手を歩いていると、雨なんかお構いなしにジョギングをする人、犬に雨具を付けて散歩をする人たちが多く見える。

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 彼の人から見れば、雨の日にカメラを構えているのはどう思われているのだろうと考えたりする。

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 河原から聞こえてくるのは、「ピォ、ピォ、ピュー、ピュー」というコチドリの鳴き声である。河原の砂礫地では保護色のようになるので、この鳴き声がたよりである。

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        コチドリ雛

 幸いに親鳥は、川の流れの浅瀬に立って水際で採餌をしているひな鳥を、守っている感じである。

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 雛と言ってもコチドリの巣離れは早いので、かなり大きくなっている。親鳥のように黄色い太めのアイリングはまだであるが、チドリ脚は一人前である。

 小雨のコチドリ親子連れを観察している河原である。

ツミ  羽ばたきの練習

 今年も折り返し点になった日、朝から小粒の雨がベランダ越しの樹木の葉を濡らしている。あいにくの天気の山開きである。

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        雨の中羽ばたきの練習

 近くの公園のツミが独立してしまったのではないかと気になっていたので、小雨の中出かけることにした。

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       見事な飛び出し

 雲が低くいつもより少し薄暗い公園は静かである。雨粒が落ちてくる樹木の上のほうをツミの姿を探す。

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        飛びまわる兄弟

 巣より離れたところに一羽の姿。雨なので首をすくめて後ろ姿である。双眼鏡で探すと巣の近くに二羽、巣の上に一羽と四羽の姿を確認する。

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        長男の飛翔を見ている弟たち

 しばらくするとオスの親が獲物をもって巣に飛び込む。餌を巣に置くとすぐ近くの枝で一休みの体制。

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        一休みの親(♂)

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        貫録の長男

 休む間もなく親はオナガに追われて飛び去ってしまった。元気な三羽のツミの子たちは、近くの横枝に姿を現したかと思うと、羽ばたきの練習を始めた。

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        ストレッチをする弟たち

 大きく翼を開いてばたばたとあおぐ、そして近くの枝まで飛んで、そこでまた同じことを繰り返す。

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       エンゼルポーズもできる

 いよいよ独り立ちの準備に入ったようである。その後は、三兄弟は小雨の降る横枝で一休み。羽繕いをしたり、エンゼルポーズをとったりとくつろいでいる。

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        明日は独り立ちか

 もう少しで四羽ともそれぞれの方向に飛び立っていくだろうと思われる。四羽とも無事に育ったことは何よりである。

カヤクグリ   ペアーで仲良く

 今年も早いもので半分が終わってしまった。後半戦の始まりである。わがナデシコもベスト4に勝ち進んだが、見ていると後半戦の攻めが甘くなる傾向が見られる。

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 夏を迎えて後半戦を何とか乗り切りたいものである。涼しいお山に行くと冬には里に降りてくる鳥たちが元気に子孫を増やしている。

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 防寒具を着て、空気の濃度が平地の五分の四といわれるお山で懐かしい鳥たちを追いかけている。

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 公園や里山では見つけるのが難しい鳥たちも、簡単に姿を見せてくれるのでうれしい。このカヤクグリもペアーで目の前のハイマツの中を仲良く歩いているところである。

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        カヤクグリ ♀

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        北アルプス遠望

 空気は薄いがおいしい空気を胸いっぱいに吸って、見下ろす雲海を脳裏に収め、鋭気を養って今年の後半戦に向かっていきたいものである。

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