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2015年8月

コサギ  河原での戯れ

 河原の散策をすると、黄色の月見草の花が目立つようになってきた。その花に何か止まってくれないかと思いながら露に濡れた土手を歩く。

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 長靴をはくのを忘れたので、しばらく歩くと靴が濡れてその水分が靴の中まで入ってくる。すっかり靴下まで濡れて足先が冷たく感じる。

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 黄色の月見草の向こうの河原にコサギが数羽戯れている。戯れていうよりも朝の餌場の場所争いのようにも見える。

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 いつも一羽ぐらいしか見ないが、今朝はその数が多い。数が少ない時は、ひょっとしたらどこかで猛禽が狙っているのではと期待してしまう。

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 無邪気に戯れているコサギたちを見ながら、そんな残酷なことを考えているのである。

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 コサギが多くなってきたということは、そういう場面も期待できる季節になってきた。これからはもう少しまめに河原を歩くことにしよう。

ツバメ   田んぼの飛翔

 通勤途中の駅の中で子育てをしていたツバメも、雛が巣だって抜け殻になった泥で積み上げた巣だけが残っている。

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 緑一面の田んぼの稲が穂をつけはじめ、少しづつ黄色みを帯びてきたその上を一人前になったツバメたちが優雅に飛んでいる。

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 水をいっぱいに張った田んぼに、ほかの鳥たちを探してやってきているが、その姿がなかなか見つからない。

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 それではと、たくさん飛んでいるツバメの飛翔姿を追いかけることで、飛ぶ鳥のシャッターチャンスの練習をすることにする。

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 それにしても、いろいろな方向に自由自在に飛ぶツバメを追いかけるのは非常に難しい。

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 正面から撮りたいがどうしても後ろ姿が多くなってしまう。シャッタースピードを落として背景を流してみたりと、挑戦したがうまくいかないもので、日々研鑽の毎日である。

カワウ   たまには主人公を

 早朝のカワウの群れが川に潜って漁をしているところを見ると、アユの放流がカワウのためにあるような気がする。

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       平穏な朝

 アユ釣りの人が、蓑傘をかぶり腰まで水に浸かって一尾一尾釣り上げているのを見ると、百数羽の集団が一斉に川に降りて水しぶきをあげると、その優雅さはなくなる。

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        文句あるのか?

 以前はこの多摩川にも、上野不忍の池をねぐらとするカワウの集団が、大編隊飛行のようにして早朝にやってきたものである。

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       上等じゃねえか!

 それが最近は、多摩川にかかる高圧送電線をねぐらとして、ここに棲みつくようになってしまった。

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       求愛?  バトルです

 懸垂線に垂れた送電線に等間隔で並ぶカワウの姿は壮観であるが、その下の河原の小石はカワウが落とした糞で真っ白になっている。

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        野次馬も!

 見上げる電線に整然と等間隔で並んでいるカワウの姿はきれいに見えるが、その列を乱すものがある。どこの世界にもいる輩である。

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       ハヤブサにも負けないスクランブル発進 攻撃か 逃げ出しか?

 隣どうしで喧嘩を始めたようである。ただ並んでいるよりは面白いのでレンズを向けてみる。鳥の少ないこの時期、たまには被写体になって主人公を演じてもらおう。

ダイサギ   河原で

 久しぶりに河原を歩くと、連日のように降るゲリラ豪雨的な大雨に、川の流れと流された中洲の植物の形が変わっている。

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 河畔にそびえたっていた大きな樹木が根こそぎ川の中に倒れていたりする。この樹木の天辺には猛禽類の姿があったりしたものである。

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 まだ、これから台風のシーズンが続くので、この川がどのような形になるのか興味深いところである。

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 川の流れが変わったせいか鳥たちが少なく、姿を見せているのはダイサギをはじめとするサギ類だけである。

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 そのダイサギも今朝はよいところにいる。川の固い土の上から獲物を狙っているようである。

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大きな獲物を捕るところを期待しながらその瞬間を待つ。期待に応えてくれないのは世の常。そのうちに大きく羽ばたいて下流へと飛んでいってしまったが、川の姿は変わってもその飛翔姿は変わらずきれいであった。

キジ  子育て疲れ?

 最近の日本のニュースを見ていると、世界でも安全な国という看板を下ろさなければならない。

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       朝食中の子供たち

 大阪での残酷な中学生殺害のニュースがそれを物語っている。夜半に外出する中学生にも問題があるが、それを許す親にも問題がある。

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       子育て疲れの♂

 草地に朝露が残る公園を歩くと隣のネギが植わっている畑にキジの親子の姿がある。

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       周りを警戒する♀

 換羽の時期なのか、子育てにエネルギーを費やした疲れなのか、オスは羽が抜けてやつれている感じである。

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 その近くでは雛鳥が元気に餌を啄んでいる。オスの若鳥だろう、ところどころにあの親鳥の金属色の羽に似たものを見せ始めている。

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      オスの面影雛鳥

 鳥の世界では、子育てが終わって自分ひとりで餌を採れるようになるまで、親がつきっきりで面倒を見ている。

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      サトイモの葉陰で採餌

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        サトイモの葉に隠れる雛鳥

 弱肉強食の生物の世界では、いかに天敵から難を逃れ自分が生き延びるかが求められる。天敵とは言わないが、人間の世界でも危険予知はしっかりと教えるべきではないだろうか。

キビタキ  お山での出会い

 わが公園でもあのきれいなさえずりを聴かせてくれたキビタキが、たぶん営巣しただろうと思われるが、その後は遭っていない。

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 そろそろ秋の渡りが始まるので、少し遅いかと思いながらお山での出遭いを期待して待ってみる。

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 待っている間、長袖は着てきたがさすがに標高が高い分涼しい。季節の移り変わりは早いものである。

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 狙っているところの後ろに、黄色の鮮やかなきれいな色のキビタキがその小枝にいる。急いで狙いを変えるが、三脚の移動と望遠レンズの距離が合わない。

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 近すぎるという贅沢な障害である。そのうちに近くの枝を飛びまわるので、追いかけるが、近すぎる悩みでファインダーに収まらない。

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 しばらくすると程よい距離感の横枝に止まってくれたが、光が足りない。ノイズは多いが機材の性能で何とか助かっている。

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 このキビタキももう少しすると旅立つ。ひょっとするとわが公園にも姿を見せてくれるかもしれない。それを楽しみに、秋の渡りの公園での再会に期待したいところである。

シカ  富士の裾野で

 夏も終わりに近くなって夏鳥が山を下りる前にということで、富士の裾野で鳥を探してみた。

 あいにくの曇り空で薄日は見えるが、富士山はガスに阻まれてその日本一の姿は見えない。

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 早朝の戦車道路を行くと鳥たちが飛び出すが、すぐに一面に広がる穂が出始めたススキが原に潜ってしまう。

 遠く見下ろす山中湖の湖面が陽の出の光で反射して見える。朝もやの戦車道を歩くと、波を打った火山礫の道路のはるかかなたに動くものが見える。

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 双眼鏡で見てみると数頭の鹿であるが、鳥を見にきて鹿を見る。これを「馬鹿」といわないで何というだろう。

 何かに熱中するあまり、社会的常識を失ってしまった状態を「馬鹿」という。私などはかみさんからは「鳥馬鹿」といわれている。

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 若いころ「バカの壁」という本を読んだことがある。それによると、なぜお互いに話が通じないのか、そこに「バカの壁」が立ちはだかっているからだといっている。

 お互いに話が通じるように、よく相手のいうことを聞くようにしたいものである。

ルリモンハナバチ  幸せを呼ぶ青い蜂を探して

 あいにくの曇り空、少し遠い公園に幸せを呼ぶ青い蜂がいると聞いたので、早朝から頑張って遠出をした。

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 坂を上った小高い丘の草地の公園では、散歩やジョギングの人たち数人と行きかうが、人影は少ない。

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 朝露の降りた草地を歩いて雑木林の散策路を降りると、平らになった散策路の両側には小さな紫色の花をつけたアキノタムラソウが群生している。

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 幸せを呼ぶ青い蜂はどこかと、ゆっくりと草花をのぞきながら歩いていると、チョウやミツバチが飛び交う小さな花の中にその姿を見つけた。

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 何と幸せを呼ぶ青い蜂は足元にいたのである。一見黒い蜂が飛んでいるように見えるが、よく見ると、黒い体に瑠璃色のきれいな胴体が特徴的である。

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 まさに、青い蜂 「ブルー・ビー」である。アキノタムラソウの薄紫の小さな花に口を差し込んで蜜をすっては、忙しそうに次から次へと飛び回る。

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 初めて見るブルー・ビーは新鮮な感動を与えてくれる。カワセミのあのコバルトブルーに魅せられて鳥見の世界に入ってしまったが、それに近い興奮を覚える。

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 これから野山を歩く時には、昆虫類も注意して観察する必要があるなと思ったブルービーとの出会いであった。今後どんな幸せを呼んでくれるか楽しみである。

コチドリ  独り立ち

 朝夕がすっかり秋らしくなり、過ごしやすい毎日である。あの真夏の暑さはどこへ行ってしまったのかと思う。

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 それでもまだ昼間の太陽は厳しい陽射しを投げかけてくることがある。日の出も5時を過ぎ5時半ごろにならないと明るくならない。

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 今考えるとあの太陽のエネルギーとはすごいものだと思う。太陽というと、「北風と太陽」の話を思い出すが、あの熱の利用法をもっと考えるべきだ。

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 そんな陽射しの干潟をチョコチョコと歩いては止まって周りを見渡しているのは、コチドリの幼鳥である。

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 親鳥のように黄色のアイリングはあまり目立たないが、仕草や動きは成鳥のそれである。

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 やっと独り立ちして一人前に干潟の泥地で採食をしているというところである。この時期はどこに行っても幼鳥たちの成長した姿が見られるが、見ていてもうれしい光景である。

ハグロトンボ  金属色が魅力

 久ぶりに多摩川土手を歩くと新しい発見がある。河川の改修工事も終わって緑の雑草が元気になってその工事の跡を覆い隠している。

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 鳥たちの隠れ家や止まり木が少なくなってその姿もあまり見かけない。それでも猛禽が飛んでくれないかと思いながら、陽射しのきつい土手を歩く。

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 水の流れが悪く、水面が小さな緑の水草でおおわれている池に降りてみると、その水草をかき分けて泳いでいるのはカルガモである。

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 日蔭の石に腰を下ろして水面を眺めていると、胴体の細い金属色のハグロトンボがたくさん飛んでいる。

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 水草の葉や石に止まって翅を閉じているかと思うとゆっくりとその翅を開く。翅を閉じているときは細い体と黒い翅だけで面白味がない。

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 じっと待っていると一定の間隔を置いてその翅を開くが、その時は光る翅と金属色の胴体が魅力的である。

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 ものを見る時は一方的でなく、違う角度からも見ることが、また違う魅力を見つけることができるという教訓であった。

オオソリハシシギ  反り上がる大きな嘴

 早朝の海水が深い時は沖にある杭の上に止まっていたが、海水が引き始めて泥地が見えてくると、そこに降り立った。

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 その長い反り返った嘴で採餌を始める。ほかの鳥たちと違うのは、足が長い分水の深いところでも餌が捕れることだろうか。

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 不思議なのは、同じように嘴が長い鳥が仲間にもいるが、微妙に反り返っているのと、そうでないのとはどこが違うのだろうと思ってしまう。

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 長い進化の過程で、どこでどのように枝分かれしてきたのだろうと思うと、生物の進化は奥深いものがある。

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 因みに、購読している先月発刊の「BIRDER]は、「羽毛恐竜」というタイトルで特集を組んでいた。「恐竜はどこまで鳥で、鳥はどこまで恐竜か?」ということで解説してある。

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 非常に興味深く読ませてもらった。今では第二の人生で趣味として鳥見をしているが、来世は第一の人生で恐竜学か鳥類学に打ち込んでみたいと思うこのごろである。

メダイチドリ  オレンジ色の胸

 静かに波打つ早朝の海岸の砂浜にチドリの集団が飛来した。コチドリかなと思って双眼鏡をのぞいてみると、胸のオレンジが目立つ。

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 メダイチドリの群れである。海水が引いた干潟の泥の中から餌を採りだし始める。

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 残念なのは空が曇っているのと早朝で、せっかくの胸のオレンジが映えない。ピーカンの天 気も写真にはいただけないが、少し光が足りない。

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 「もっと光を!」ではないが、もう少し明るさがほしいところである。それでも最近の写真の機材は頑張ってくれる。

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 腕の未熟な不足分はかなり補正してくれるが、ノイズは多くなる。そんな優秀な機材に助けられて鳥見を楽しんでいる。

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 いろいろな条件がうまく合致した時に、素晴らしい満足の行く絵が出来上がるのかなと、日々精進しているバーダーである。

ミユビシギ  忙しく動きまわるシギ

 早朝の海岸は湿度が高いのと風がないので肌がべとべとする感じがする。潮が引いていく水際を忙しく動きまわるのはミユビシギの群れである。

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 集団で小刻みに小さく動きまわっては嘴で探りを入れて突き刺して採食している。

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 動きが早いのでどんどん先のほうに行く。追いかけようかと思っていると、先方から人が来たらしく同じ砂浜を同じように戻ってくる。

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 この群れのなかにも何か珍しい種が混じっていないかと双眼鏡で探してみる。

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 近くまで戻ってくると、今度は一斉に飛び立って水面を低く飛んで、反対側の水際に降りる。

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 こんな繰り返しをしているミユビシギは、夏羽もいるがすでに冬羽に変わっているものもいる。

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 大きさはスズメより少し大きいシギ類であるが、その足の動きは速い。しかも一列に並んで同じ歩調で動きまわる。

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 たまには地元の多摩川にも姿を見せることがあるが、こんなに数は多くない。小さな鳥は大きな群れで動くとその行動だけで絵になる。

 陽が昇る前の海岸の砂浜の風景である。

ダイゼン  ムナグロに似て

 夏休みはゆっくりと鳥見ができるのでうれしい日々であるが、近くの公園には鳥の姿は少ない。

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 9月も末になると渡りの鳥や冬鳥が顔を見せ始めるので、にぎやかになる。それまでは少し足を延ばす必要がある。

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 夏場はどうしても水鳥が多くなり、シギ類やチドリ類中心になる。水鳥が苦手な身としてはその判別が難しい。

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 干潮の時刻の海岸では海水が引いた泥地にその鳥たちは集まる。黒白ツートンカラーのダイゼンが目の前に現れた。

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 内陸部ではムナグロを河川敷などで見かけるが、その姿がよく似ているこのダイゼンは海岸でないと出遭うことは少ない。

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 すでに冬羽に変わりつつあるのか顔が黒くないものも混ざっている。あるいはこの時期であるから幼鳥かもしれない。

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 潮が引いたので、次から次へとそれぞれの小集団がやってくるので見分けやすいが、これが混群で来たら見分けるのに目を凝らす必要がある。

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 こうして実際目の前で見ることによって、似ている鳥たちの違いがよくわかりその判別のポイントや知識が増えていく。

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        オオソリハシシギとダイゼン

 日本にも野鳥が600種類以上いるといわれているが、出遭いはまだ3分の1ぐらいだろうか。全種制覇できるまで健康であることを前提に、明日もまたフィールドへと向かうのである。

ミヤコドリ  目立つ赤い嘴

 朝夕は涼しくなり以前より過ごしやすくなってきたが、最近の天気はきまぐれである。

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 雨の予報が傘を持って出るとほとんど降らないかと思うと、地域的にスコールのような雨が降ったりして不安定な空模様が続いている。

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 今日も60%の降水確率であるが、北のほうに移動したミヤコドリが戻ってきているというので早朝から海辺に向かう。

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 途中で小雨がぱらついたが現地につくと、低く垂れた黒い雲も流れて薄日が顔を出している。

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 時間がたつにつれて引いていく海水の後に干潟が広がっていくと、鳥たちの群れがそこに降りてくる。

 砂浜に打ち寄せる波際で餌を採っていたトウネンもその干潟のほうに移動を始めている。

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 ダイゼンの小群やオオソリハシシギ、メダイチドリなどの群れがやってきているが、本命のミヤコドリの到着が遅い。

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 今年話題の謎シギも探してみるが、その姿は見つからない。そうこうしているうちに目の前を通過したのはミヤコドリの大群である。

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 体の割に大きい赤い嘴と、黒と白のツートンカラーの鳥たちの群れが少し先の干潟に降り、一斉に赤い嘴を干潟の泥に差し込んで貝類を捕食し始めた。

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 ミヤコドリは時間とともに広がる干潟を、餌を捕りながら先のほうにどんどん進んでいく。しばらくの間その様子をファインダーに収めたが、空模様も怪しくなってきたので引き上げることにした。

ホオジロカンムリツル  象を威嚇するという

 過日、NHKの「ダーウィンが来た」で放映されたアフリカのウガンダの国鳥ホオジロカンムリツルが、千葉県にいるというので出かけてみた。

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 子育て中のホオジロカンムリツルは、大きく羽を広げて迫りくる象や豹を威嚇すると、言われている。

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 目前で突然大きく白い羽を広げるので、さすがの象や豹も驚いて引き下がるのだという。

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 現地には午後についたが、すでに草丈のある休耕田の中をゆっくりと歩きながら捕食をしているようである。

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 アフリカの鳥がここまで来るわけがないので、動物園からの篭脱けだといわれている。近くの農家の人によると、4年目になるそうである。

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 古古米は食べないが、古米はおいしそうに食べるとのこと。玄米健康法で長生きしているのだろうかとも思う。

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 象をも威嚇するという羽を広げるところを見たくて待ってみたが、簡単には見せてくれない。飛翔時に広げた羽を見ても白くきれいな翼である。

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 陽の光に金色に輝く冠羽、額のビロード状の羽毛、頚部の灰色の羽毛が流れるように風になびく姿は緑の休耕田に良く映える光景である。

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 ホオジロと言ってホオは白いが、繁殖期になると赤く染まるといわれている。そんな姿もぜひ見てみたいものである。

アマサギ   残り少ない亜麻色

 立秋が過ぎたらウソのように朝夕が過ごしやすくなった。残り少ない夏を惜しむかのように、蝉の鳴き声が一段と大きくなったようにも感じる。

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 夜が明けるのも、4時半というと明るかったひところよりだいぶ遅くなっている。今では5時ごろにならないと空が明るくならない。

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 今日から夏休みなので早朝の田んぼを一回りしてきた。稲の穂は実を結び始めているが、緑のじゅうたんが一面に広がって目の覚めるような緑一色(役万)である。

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 ところどころに水を張った休耕田があるので、秋の渡りのシギ類を探してみる。あぜ道で、田んぼの水を見に来たという農家の人とあいさつを交わす。

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 少し前までは水を抜いて稲の株があまり増えないように調整していたが、今では豊富に水を与えているとのことである。

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 「今日は姿を見てないがこのあたりにシギがいるよ。」ということであった。くまなく田圃をのぞいて見たがなかなかその姿は見つからない。

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 あきらめて初夏の頃にアマサギがいた田圃を見て帰ることにした。コサギやチュウサギなどの群れに、もう残り少なくなった亜麻色を見つける。

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 田植えが始まる前の頃のふさふさした亜麻色の羽毛は、冬羽に変わろうとしているが、まだ少しそれが残っている。

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 子育ても終わったのか薄くなった亜麻色の姿が、少しやつれているようにも見える。それに引き換え真白なアマサギは、幼鳥なのかはつらつとしている。

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        トンボをくわえるアマサギ

 捕虫網でもオニヤンマを捕るのは難しいが、アマサギが嘴でオニヤンマを捕っている。

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 本命のシギ類には出会えなかったが、早朝の二時間ほどアマサギとの出会いが今年の夏休みの始まりである。

キアシシギ  干潟の小群

 春先に多摩川でもたくさんの群れで、ひと時を楽しませてくれたキアシシギの小群が、この干潟でも見られた。

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 8月も終わると夏鳥たちの秋の渡りが始まる。遠くは樺太、シベリアなどまで北上した鳥たちが南へと移動する。

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 その移動中に羽を休めるために、小群で海岸や干潟、河川などに姿を見せてくれる。

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 シギ類の識別の難しさは、旅鳥として春と秋に渡来するが、外観の模様がよく似ていることとである。

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 同種でも夏羽と冬羽、幼鳥と成長でも色や模様が異なることがその識別を難しくしている。

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 体の大きさ、嘴の長さと曲り方、脚の長さと色などの識別ポイントは図鑑や資料で説明はあるが、実際現物を見ることが一番である。

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 鳥見歴は十数年になるが、やはり現場、現物、現認で実際に見ることでその識別力は向上するものだと思う。ネットワーク、フットワークで鳥を追いかけているこのごろである。

アオアシシギ  緑褐色の長い脚 

 遠くで雨でも降ったのか朝夕は少し暑さも和らいで過ごしやすい時がある。もうすぐ夏休みに入るが、残暑がなければお盆が過ぎればそんな気候になるはずである。

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 どこの公園に行っても鳥たちの姿は少なく、鳥たちもその暑さで口を開けて呼吸をしている。

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 雲の少ない青い空から照り付ける陽の光の照り返しがまぶしい干潟では、長い脚のアオアシシギの姿。

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 潮が満ち始めた干潟の浅い泥地を足早に歩き、ついばんだり嘴で探りを入れたりして水生昆虫や甲殻類などを採食している。

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 これからの季節はこのシギ類の渡りが多くなるので、近くの田んぼや水辺でも珍しい仲間に出あうチャンスがある。

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 遠目ではその判別も難しいが、後で調べてみて意外と珍鳥だったりすることがある。そんな出遭いがあるので、この炎天下でも鳥見はやめられないのである。

キョウジョシギ   京女性に似て

 真夏日の記録を更新している毎日、涼しいところは移動手段では車か電車の中、佇むなら近代的ビルの中である。

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 夏は暑いものだと割り切れば海辺にも行ける。太陽の照り返しで、車を降りただけで額から大粒の汗が流れおちる。

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 汗をかくのはいいが、眼鏡をかけているとこれがレンズに流れることがある。額の汗を拭ったり、レンズを拭いたりと忙しい。

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 交通渋滞で到着時間が遅くなったので、潮が満ち始めて干潟が少なくなっている。秋の渡りが始まって、いろいろな鳥たちが戻り始めている。

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 ここにはキョウジョシギが来ているというので探してみた。干潟の周りをまわってみると二羽のキョウジョシギの姿を見つける。

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 京女性の着物姿のような体の斑模様からその名前の由来があるという。強い太陽の照り返しで色はきれいに見えないが、たぶんペアーなのだろう。

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        ペアーの姿(在庫から)

 あまりの暑さに1時間ほどで切り上げることにしたが、この次は京女性の集団での飛来の姿をファインダーに収めたいものである。

ホシゴイ  水辺のやんちゃぶり

 出世魚というのは珍しくもなく幼魚でも名前があるが、鳥の中で幼鳥時代に名前を持っているのは珍しい。

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 ゴイサギの幼鳥はホシゴイと呼ばれる。歴史物語によれば、醍醐天皇から「五位」の位を授けられたというゴイサギの子供だからだろうか。

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 この季節になるといたるところの水辺には、この「五位」の位の名前がついたサギ類が姿を見せる。

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 しかし、この「五位」の名前のつくサギの頂点に立つゴイサギはよく見かけるが、その他のサギ類との遭遇のチャンスは少ない。

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        ガマの穂に食いつく

 今朝の池にはこの幼名を持つホシゴイが6,7羽にぎやかに飛び回っている。

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 頭にはまだ産毛が残っているようなスタイルであるが、その行動は好奇心旺盛なやんちゃぶりである。

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 時にはねぐらを巡ってのバトルの姿も見せてくれたり、足元にあるガマの穂を食べようとしたり元気である。

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        俺の場所だ!

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        黄白色の斑点がホシゴイの名前の由来

 しばらく水辺で遊んでいたが、空が明るくなるとともに静かになって、葦原の中にその姿を隠してしまった。

ゴイサギ  早朝のガマ原

 夏至も過ぎて夜が明けるのは少しづつ遅くなっているようであるが、それでも4時半ごろになると明るくなり始める。

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 夜行性の動物たちに出会うためにはこの時間帯には現場にいないと遭遇は難しい。

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 時間的に遅れると姿を見つけても眠っていることが多く、はっきりした顔を見ることができない。

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        親子で

 久しぶりにゴイサギの塒をのぞいてみようと、近所の公園に足を向けた。高台からガマの実のなる池を見下ろすと、白と青黒い背中のその姿が4羽ほど。

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 池の水辺には、今年の幼鳥だろうホシゴイが6羽ほど飛びまわったり、餌を捕ったりと活発に動いている。

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 親のゴイサギも後頭部から出ている白い二本の飾り羽をなびかせて、ガマの実のなるガマ原を動き回っている。

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 最近の撮影機材は光量が足りないところでもその性能は素晴らしいものがある。真夏の陽が照り始めるころには、ゴイサギはお休みの準備で葦原の中に隠れてしまった。

ガビチョウ  暑さに負けず

 真夏日の続く公園を歩いていると、元気に大きな声で鳴いたり灌木の間を飛びまわっているのはガビチョウである。

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 この暑さで鳥日照りの公園では、普段は振り向かないガビチョウにもレンズを向けてしまう。

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 中にはガビチョウの雛も水浴びの仲間に入っている。よく見ると眼鏡をかけたような顔のその眼は、何か人間でいうと外人(白人)さんの目のようである。

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 澄んできれいな目をしている。それもそのはず、ガビチョウは外来種だ。でもアジア系のはずだけど?

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 この水場には、いろいろな鳥が姿を見せるが、今シーズン生まれの幼鳥たちが多い。巣立ちを終えて独り立ちには、餌を捕ることと、水浴びをして体を清潔にすることが必須である。

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 このガビチョウたちもまた、この公園を我が物顔に飛びまわることだろう。うだるような暑さに負けないで成長している鳥たちの姿である。

ヒヨドリ   雛の水浴び

 灼熱の太陽の下、久々に公園を歩いてみた。この暑さではさすがに公園を歩く人は少ない。

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        変な声を出す幼鳥

 ツミの巣立ち場所を見たが、すでにそれぞれ独り立ちをしたようで鳴き声すら聞こえなかった。

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 あまりの暑さに水場の日蔭で一休みしながら、水浴びに来る鳥を待つことにした。

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        水を浴びた幼鳥

 水場に覆いかぶさる樹木の枝から、普段あまり聴きなれない鳴き声が聞こえる。よく見るとヒヨドリの雛である。

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 用心ぶかく降りてきて、周りを警戒しながら水浴びを始めた。 この暑さでは水浴びするその姿は羨ましいかぎりである。

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        水を飲む成鳥

 野鳥は暑いから水浴びをするのではないが、人の目から見るとそう見える。水場の木陰にいるといろいろな鳥たちがやってくる。やはりこの猛暑のせいなのだろうか。

カイツブリ   3番子の準備?

 今日も暑い一日が始まろうとしている蓮池には、抱卵中のカイツブリとペアーで巣作り中のカイツブリがいる。

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        5卵の抱卵中

 少し大雨が降って増水したら、簡単に流されてしまいそうなところに巣を作っている。

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 朝陽の逆光で見えにくいが、散策路からすぐのところで、誰からものぞかれてしまう場所である。

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 抱卵の交代時に見てみると、白い卵が5個巣の中に見える。ハスの水中茎が巣を支えているのだろうか無防備を感じる。

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 蓮池をぐるっと回ると、今度は順光側にも同じようなカイツブリの巣である。これは抱卵準備中かペアーで枯草を嘴でくわえて制作しているところである。

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 この時期に巣作りとは3番子にでもなるのだろうか、繁殖力旺盛である。枯草を集めた巣の上にメスが座り込む。

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 見て居ると交尾の催促をしているようにも見える。背後に回ったオスはギャラリーが多すぎたのか、躊躇している。

 それにしてもこの暑さの中、元気なのはカイツブリだけなのかと思わせる光景である。

セイタカシギ  長い脚でじっと佇む

 暑い暑いといっていたらもう八月になってしまった。この暑さももう少しという気分で何とか乗り切っていきたい。

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 夏は暑いのは当たり前で、暑さもあまり気にしない方であるが、それにしても暑い毎日である。

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 最近はお風呂も湯船に入るというより、一日に何回もシャワーを浴びることが多くなる。

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 今朝も早朝から目当ての鳥が来ているというハスのある沼に向かう。ハスの花は残り少なくほとんどが、シャワーヘッドになったハスばかりである。

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 靄のかかったような東の空から真っ赤な大きな太陽が昇り始めた。いかにも今日も暑くなるぞといわんばかりの陽の出である。

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 双眼鏡をかざして本命を探して居ると、遠くにセイタカシギの親子の姿が見える。

Sts6

 片足を上げて一本脚でじっとしている。雛はやはりまだ慣れないせいか立ったり座ったりと動きまわるが、親鳥は首を動かす程度でじっとしている。

Sts7

 本命は姿を見せてくれなかったが、今シーズン初めてのセイタカシギに出あえたので一応良しとする。7時半ごろには撤収して帰途についた。

カイツブリ   ハスの葉とともに

 早朝のハス池のハスの葉の上にカイツブリのペアーがまったりとして座り込んでいる。

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 子育ても無事に終わって一段落というところか。カワセミの飛来を待つ間そのカイツブリをねらってみた。

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 子育て中は忙しく水に潜って小魚を捕ったり、カメラを向けるとすぐに水中に潜ってその姿を隠してしまったりしていたが、今朝のくつろぎ様は何だろう。

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 上空をカラスが鳴きながら低空飛行をしたら、カイツブリもハスの葉を降りて池面に出た。カイツブリの周りに広がる水面の波紋が白く光ってきれいに見える。

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 小さなカイツブリを大きく見せる波紋の輪である。ハスの葉にはヨシゴイ、花にはカワセミを狙っているのだが、思うようにいかないのが世の常である。

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