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2015年10月

カワセミ  朝陽を浴びて

 日の出が遅くなった河原、土手の上に立つと澄み切った水が流れる堰堤に、逆光気味にカワセミのシルエット。

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       カワセミ ♀

 順光で撮るためにカワセミに感ずかれないように下流側へ移動する。川面にくぎ付けで獲物を狙っているカワセミは、背後の移動には気が付かなかったようである。

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 まだ若い個体なのかそのブルーの背中とお腹のオレンジ色はまだ薄いような気がする。

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 手前に大きく伸びた今が盛りの黄色のセイタカアワダチソウがあるので、それと絡めてみようと腰を落として狙う。

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 その間にもカワセミは何度か水中にダイブを試みて獲物を捕っている。若のせいか大漁とは言えない小魚で満足しているように見える。朝陽を浴びたカワセミの朝食風景である。

ヤマセミ  早朝の出会い

 猛禽をしっかり撮ろうと「勝負レンズ」を担いで、まだ薄暗い河原へと向かう。セミしぐれやあの暑さはどこへ行ったのか、ひんやりと冷え込んだ朝である。

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 見上げる山肌にいる猛禽の飛び出しを狙ってレンズを覗いていると、目の前を流れる川の下流から「ケケケケケ・・・」という鳴き声が聞こえる。

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 おや!ヤマセミの声ではないかと辺りを見渡してみるが、その姿は見えない。川の対岸の止まりそうなところを探してみるが、それらしき姿はない。

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 再度猛禽に照準を合わせてその飛び出しを待つ。その猛禽は狙っている私をじらすように羽繕いをしたり、のんびりとストレッチをして気を持たせている。

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 それではヤマセミを探そうと双眼鏡でじっくりと見渡していると、白っぽい鳥が川の水面の上を飛んでくる。

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 ヤマセミである。急いでその飛翔姿を追いかけると、距離はあるが何とかファインダーに収まってくれた。

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 対岸の苔むした石の上に止まってじっと水面を見下ろしている。水中ダイブを期待しながら勝負レンズを向ける。

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 ダイブこそしなかったが近くを飛びまわってくれ、やがて下流方面へ飛び去ってしまった。予期せぬ早朝のヤマセミとの出会いであった。

ノスリ  対岸で狩り

 穏やかな秋晴れの朝、鳥友さんと多摩川を歩く。わがサークル「多摩フクロウの会」に参加してくれた新人さんと合流点から上流へと向かう。

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       獲物に向かって

 好奇心、向学心、向上心の旺盛な人は、鳥見を始めるとその深みにはまっていく。鳥類観察の奥深さとそれを撮る機材メーカーの戦略に!仲間内では「レンズ沼」ともいう。

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       獲物を捕らえる

 底なしの 「レンズ沼」 に片足を入れると、気がつかないでいつの間にか首元まで埋まってしまうことがある。

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        警戒しながら食事

 首が回ればまだいいが、首が回らなくなると大変である。周りが見えなくなってしまう。だが、行動力と資金力のある人は 「レンズ沼」 にはまっても生き残れる。

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 鳥見にはまってもいいが、「レンズ沼」 には気を付けたいものである。とにかく危険なところには近づかないことが鉄則である。実は私も片足はかなり深みにいる感じがする。

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 一般的な鳥の視界は270度ぐらいといわれているが、人間と同じで目が顔の正面にあるフクロウは360度を見渡せるという。そのわけは首がよく回るのである。

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 その点、「多摩フクロウの会」 のメンバーは、運よくまだ周りがよく見えているようなので、その点は安心しているが、好きなお酒を飲むとその限りではない人もいる。

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 逆光で見えにくい対岸の高い樹木の横枝にノスリの姿がある。目を凝らしてよく見ていると、すきをぬった様に素早く飛び出してクズが生い茂る草地に下りて何かを食べている。狩りをしたようである。

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       食後の一休み

 しばらくの間、クズの葉から頭を出して警戒しながら短い食事をした後、飛び立って距離はあるが目線の高さにある陽の当たる枝に止まってくれた。光線の具合は満足しないが、うれしい本日の猛禽との出会いであった。

カワセミ  魅せられるコバルトブルー

 学生時代からカメラが好きで風景などを撮っていたが、鳥見にはまったのは多摩川と大栗川の合流点でのカワセミとの出会いであった。

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 当時は早朝から大栗川の土手の下に降りて、ひたすらカワセミを待っていた。鳴きながら飛んできては、目の前でダイビングをしてくれた。

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 その当時カメラの諸先輩方は、この合流点の土手の上で猛禽類を狙っていて、カワセミにカメラを向けているのはごく少数であった。

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       獲物をゲット!

 ところがあれから数十年後の今、その私はきれいなコバルトブルーのカワセミには目もくれないで、同じ場所で猛禽類を狙っていることが多い。

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 鳥見を突き詰めていくと、やはり食物連鎖の頂点にいる猛禽のあの狩りのダイナミックな魅力にひかれるのだろうか。

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        子魚を枝に打ちつけて弱らせる

 多摩川で、通称そのオオタカの森に向けて三脚を構えていると、手前の湧水池の小枝にコバルトブルーのきれいなカワセミがやってくる。

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 川底が見えるほど澄んだ湧水池には小魚がたくさんいて、時々水面上に跳ねて銀色に光りその存在感を誇示している。

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       コバルトブルーの背中を見せて!

 小枝に止まったカワセミは、水中の魚をじっと狙って素早く飛び出し水中にダイブ、小枝に戻ってきた時には嘴に小さな魚をくわえて居る。

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 オオタカを狙っている昨今、鳥見の原点を思い出しながらそのカワセミの魅力を見直しているこのごろである。

メジロ  食欲の秋

 朝の冷え込みが急に厳しくなって早朝の鳥見も冬支度をしないと、風邪をひいてしまいそうである。

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 手袋をしようか迷いながら薄暗い空の下、家を出る。最近は運動不足気味なので、15分ほどの道のりを公園まで歩いていくことにした。

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 やはり風は冷たく手袋をしてこなかったのは失敗であった。両手をポケットにいれて肩をすぼめて公園の散策路を歩く。

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 朝の陽が樹木の高いところにあたり始めた公園の東屋のある高台に立つと、西の方向に頂上の北側に少し白い雪をかぶった富士山が見える。

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 改めてもうそんな季節なんだと認識して寒さで身震いをする。それでは冬鳥の姿を探そうといつもの決まったコースで公園を一回りする。

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 陽が射し始めた割には野鳥の声が少ない公園である。元気なのはヒヨドリとシジュウカラの声だけである。

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       独り占め

 柿の実がある高台に来ると、ヒヨドリとメジロがにぎやかに熟した柿の赤い実を啄んでいる。警戒心が強く人の影を感じると一瞬で散る。

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 本当の狙いは緑のアオゲラと赤い柿の実であったが、アオゲラは声だけで姿を見せてくれない。

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 その代わりといっては何だが、しばらくするとメジロの集団が赤い柿の実に取り付いたのでそれで我慢することにする。

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       意外とメジロもきれいなスタイルではないか

 半分以上食べた柿の実に顔を突っ込んで、嘴を柿の実で汚しながら夢中になっている。まさに食欲の秋である。

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ノゴマ  オスに会いたかったが

 北の国で子育てを終えて南に帰る鳥たちが、通過地点のバーダーを楽しませてくれる季節である。

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 夏の北海道ではノゴマは本土のスズメのレベルでたくさんいるという。仕事では北海道に行く機会も多かったが、鳥を見るという余裕はなかった。

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 昨年のノゴマは、 「昨日までいたよ」 という現地の人の言葉で終わってしまっていた。

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 今シーズンこそはのど元が赤くきれいなオスに会いたいという思いから、その通過の期日をまめにチェックして現地へと向かう。

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 好天の早朝、今日こそはと準備万端で勇んで出かける。抜けるような秋空の下、稲刈りが終わった田んぼを見下ろす土手にカメラをセッティングする。

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 朝から待っているという同好の士に話を聞くと、すでに5回姿を見せているという。ただし地味な装いのメスだけらしい。

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 それでは何とか6回目にはオスの姿をと、淡い希望を抱いてじっと草原を見つめる。待つこと1時間で警戒心の強いメスの姿である。

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 本来なら女性であれば喜ぶはずが、メスで我慢しようという場面になってしまった。それでもよく見ると、清楚できれいな目をしたノゴマのメスである。時間切れなので、喜びは次回にということで引き上げることにした。

ハヤブサ  見事な飛翔

 猛禽類の季節になってから、そのメッカ多摩川の合流点にはしばらくのご無沙汰であった。

 あわよくば希少動物にも出あえればという思惑から、少し暗いうちに出かけることにした。

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 現地につくと、この地域の管理人さんといってもおかしくないほど、この場所を知り尽くしている鳥友さんと出会う。

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 昨日までの暖かさと打ってかわって、河畔に吹き付ける風は髪を乱すほどに強く、さらに手袋がほしいなと思うほどに冷たい。

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 風があるので猛禽類には好都合だろうからとその出番を待つ。朝陽が昇りつつある見上げる空にはトビが風に乗っている。

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 遠くにはトビと同じようにノスリの姿があり、多摩川の静かな川面には黒いカワウの大群である。

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 雲間から差し込む朝陽を受けて鋭く飛んでいるのはハヤブサである。ハトを追いかけたり、空中で狩りをしたりと、ハヤブサの若が元気に飛び回っている。

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 獲物を追いかけて対岸の低い草地の上を飛んだかと思うと、すぐ上空を気持よさそうに飛んだりしている。ミサゴやノスリも姿を見せたが、その見事な飛翔姿は幼鳥といえどもハヤブサは別格である。

モズ  今が旬

 朝夕の冷え込みが厳しくなって、樹木の葉の紅葉も一気に進むのかと思いながら、通勤電車のホームへと階段を上る。

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 まだ薄暗い感じのする早朝のホームで電車を待つ人の姿は、スマホを見ている人が多い。

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 内容はそれぞれだろうが、ニュースを見る人、メールの送受信、ブログのチェック、文学を読む人、ゲームをする人などを多く見かける。

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 一昔前までは異様な光景であったものが今は当たり前で、真剣に指でページをめくりながら文庫本などを読んでいる人を見ると年代がわかる。

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 そんな早朝の駅のホームに聞こえてくるのは、近くの森で存在感を訴えているモズの高鳴きである。

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 この時期は「モズの今が旬」というところか、どこでもモズの高鳴きが響き渡る。しかもそのモズは偉そうに必ず樹木や灌木の一番高いところにいる。

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 モズもたくさんの種類がいるので、珍しいモズがいないかなと思いながら、いつも双眼鏡をのぞいているこのごろ。

 週末の鳥見はどこに行って何を探そうかと、スマホを見ながら考えている早朝の電車待ちのホームである。

 

ジョロウグモ   鳥見の視界に

 渡りの旅鳥の姿が少なくなって来たら、我が公園にも冬鳥が姿を見せ始めた。今までサボっていた公園散策を注意深くしっかりと歩くことにした。

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        女郎蜘蛛 ♀

 森の中を樹木の枝を見上げながら歩いていると、目障りになるのが目の前の散策路を通せんぼするジョロウグモの張り廻らした巣と、そこで獲物を待っている蜘蛛の姿である。

 一気に壊して歩こうとするが、光の加減できれいに見えるその蜘蛛の姿に見入ってしまう。

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        女郎蜘蛛 ♀(下)  ♂(上)

 女郎蜘蛛はこの季節に交尾をして子孫を残す。その名前の通りメスの体は大きくオスはメスの半分ぐらいしかない。そのうえメスは交尾中にオスを食べてしまうこともあるという。オスにとっては命がけの交尾である。

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 外観はそんな風格を持っている女郎蜘蛛である。蜘蛛の巣などの視界の障害物を避けながら、早く樹木の葉が落ちないかなと、冬鳥を探して歩く公園の散策路である。

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ヒヨドリ   ピラカンサの実を

 カワセミはピラカンサの小枝に止まって下の池の小魚を狙っているが、ヒヨドリはその赤い実を食べにやってくる。

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 まだ熟しきっていないので、一粒一粒口に入れているので絵になるが、食べごろになるとたくさんのヒヨドリが一斉に来るような気がする。

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 真っ赤な実を口に入れている姿は普段のヒヨドリよりも魅力的に見える。英国人に人気があるというこの鳥のこのポーズは日本人でもうれしい姿である。

カワセミⅢ   見事にリベンジでゲット  

 このカワセミは空振りを見られてしまったので、リベンジで実力を見せようとしている。

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 今度は池の中がよく見えるように、少し高い土手の縁石から狙おうとしている。

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 じっくりと見下ろしながらどんどんと手前のほうに動いてくる。同じ失敗は二度はしない、そんな雰囲気を感じる。

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 そうであればこちらもその漁の瞬間を捉えるべく置きピンで待つ。そうこうしているうちに素早いダイブ。

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 その瞬間を撮れなかった。またもや失敗、こちらは同じ失敗を二度してしまった。これでは馬鹿といわれてしまう。

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 真剣な目つきのカワセミは見事に魚を咥えて、ドヤ顔で土手の縁石に戻る。結構大きい魚で大漁である。

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 身をよじって逃れようとする魚を、嘴で咥えたまま左右に振って縁石にたたきつけ、弱らせている。

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 そのうちに嘴を大きく上に挙げて、弱った魚を頭から飲み込むと満足そうにこちらを見て居るカワセミである。

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カワセミⅡ  空振りのオス

 池にある小さな石の上に止まって獲物を狙うカワセミ。

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 ちょっと目を離したすきに目の前にダイビングをした。

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 獲物はとれなかったらしく嘴には何もない。

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 魚をくわえて居れば様になる飛翔姿も何かもの足りない。

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 それでもきれいな色のカワセミなので、魅力的である。

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 そのまま元の小さな石の上に戻って、次のタイミングを狙って池の中をのぞき込む。

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 ピラカンサのカワセミはメスでダイブもしなかった、ここではオスの漁の空振りを見た。

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 成果は出てないが、それぞれオスとメスが姿を見せてくれ、水面に映るその姿がきれいなので満足だということにしよう。

カワセミ  ピラカンサの小枝で

 昨夜の鳥友さんとのおいしい日本酒、グラスを重ねるごとに記憶が遠のいて、それでも無事就寝。

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 暗いうちに目が覚め、昨夜の酒の肴のカワセミを、赤いピラカンサを背景にファインダーに収めるべく遠くの公園に向かう。

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 早速カワセミの鳴き声が聞こえ露払いは石の上。目の前でダイビングして魚を捕って見せた。

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 池の奥にたわわに実る赤いピラカンサの樹木の前には、それを囲むようにすでに十数名のカメラマンの姿。

 空いているところにカメラをセットすると間もなく 「チッチッチッ・・・・」と鳴きながらカワセミが登場。

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 赤い木の実と緑の葉のピラカンサの小枝に止まるコバルトブルーのカワセミの姿が良く映える。

 メスのカワセミである。池の中をのぞいているので、ダイビングを期待して静かな水面を狙う。

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 しばらく待ってみるが、なかなか飛び込んでくれない。そのうちに反対側の方向に飛び去ってしまった。

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 最初の出会いは姿だけということで、ダイブはおあずけである。それにしても見事なピラカンサの実によくカワセミが止まってくれるものであると感心する。

キビタキ   残り少ない木の実

 おいしい木の実にはたくさんの鳥たちが集まってくる。そんなわけで公園のミズキの実も残り少なくなってきた。

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        キビタキ ♀

 水場での出会いが多かったキビタキもこのミズキに取り付いている。同じミズキでも味が違うのか、まったく鳥が寄り付かないミズキもある。

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       ミズキの実を咥える

 人気のミズキには、留鳥のメジロをはじめヒヨドリや渡りの珍しい鳥たちもたくさん集まってくる。

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 ところで、かなり時間のかかったTPP交渉の妥結の方向が見えた時、テレビの報道番組で米の生産者へのインタビューがあった。

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 海外から安い米が入ってくることに対して、ある農家の人は「国の援助制度の確立を・・・」といっていた。一方で大潟村の人は「生産性をあげて競争力を付けなければ・・・」という意見。

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 グローバル化といわれて久しいが、保護政策のぬるま湯につかっている人の認識の差に驚く。

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 空を自由に飛びまわる国境のない鳥たちの姿を見て、井の中から空を見るのではなく俯瞰の目を持たなければと思うこのごろである。

エナガ   ベランダから

 雨降りの休日写真の整理をしていると、ベランダ越しの樹木にエナガ、シジュウカラ、コゲラ、ヤマガラの混群がやってきた。

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 「ジュリィリィ、ジュリィリィ・・・・・」 と鳴きながら小枝の間を忙しく動きまわる。

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 パソコンのキーボードにタッチする手をやめてカメラにレンズを付け、静かにベランダに出てその姿を追ってみる。

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 少し雨に濡れているが相変わらずかわいい顔をしている。とにかく一か所に止まることがなく動きまわる。

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 あれでよく虫などの餌が捕れているものだと感心する。感度のよいAFも追いかけるのに忙しい。

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 この場所は春には桜の花が咲き、秋にはもみじがきれいに紅葉する。その時期のこのように鳥たちが来るとよい画像になる。

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 しかし、天気の良い時は出かけることが多いので、今日のように雨模様で家にいる時しかベランダでの鳥見はできない。

 今度天気の良い時に紅葉のエナガを狙ってみようと思うこのごろである。

アオスジアゲハ  黄色の花園に舞う

 雨上がりの土手を河原を見下ろしながら歩いていると、一面の葦原の中に黄色のセイタカアワダチソウの群生が見える。

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 見事な黄色の花づくしである。こんな花に小鳥が止まってくれたら・・・・・と思いながら河原に下りると、足元の草の葉にはまだ夜露が残っている。

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 長靴を履いてくればとよかったと、後悔しながらも踏み分けのついた草原を歩く。一回りすると靴はもちろんズボンがひざ下までびっしょりと濡れてしまった。

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 それでもしばらくの間我慢をして、目当ての鳥の姿を待ってみるがその気配がない。もう少し陽が上ってから出直そうと引き上げることにした。

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 その足で公園に寄って鳥のポイントで待っていると、こちらは予想通りの渡りの鳥たちが姿を見せてくれた。

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 午後からは朝の寒さと打って変わって汗ばむような好天気に、再度セイタカアワダチソウの河原へと足を向ける。

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 河原ではモズが大きな声で鳴いては、樹木の高いところで花を見下ろしているだけである。

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 草地に咲く黄色の花には止まってくれそうもないが、本命を待ってカメラをセットして待つことにした。天気が良いせいか鳥の姿は見えないが、蝶は盛んに飛び交うようになった。

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 鳥が来ないなら蝶でも撮ろうかと追いかけていると、目の前に現れたのはアオスジアゲハである。

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 願ってもない蝶の出現である。黄色の花に黒い翅、その中に光る青い紋様が素晴らしくきれいによく映る。

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 当のアオスジアゲハは、このセイタカアワダチソウにはおいしい蜜があるのか、黄色の花に囲まれてゆっくりとその味を楽しんでいるように見える。

 まさに黄色の花の天国を舞う蝶の姿である。

エゾビタキ   旺盛な食欲

 初夏の頃木全体が白く見えるほど白い小さな花を咲かせたミズキ、ピンクの散房花序の先についた実が見事に紺黒に熟している。

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 ミズキの名前の由来を調べてみると、春先にその枝を切ると水が滴り落ちることによるという。そんなイメージはわかない実りの秋であるが、来年は試してみたいものである。

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 すでに地元の留鳥たちが大半を食べつくしているが、それを我先にとサメビタキ類とメジロが忙しそうに食べに来る。

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 留鳥のヒヨドリがかなり食べて居たので、旅鳥たちの食べる分が残っているのか心配していたが、それはとり越し苦労のようでまだ結構残っている。

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 それにしてもたくさんの鳥たちが周期的に食べにやってくる。いろいろなところの餌場を巡回しているように、ある程度時間がたつと飛んできてはにぎやかになる。

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 光線の具合は程よい曇り空ではあるが、樹木の天辺に止まると背景が空抜けになってしまう。絵としては不満足である。

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 ちょうどミズキの木の実を口に咥えたところなので、その背景処理はやむなしとしよう。望むべくは青い空に白い雲といったところか。

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 見て居るとかなり旺盛な食欲である。ここで十分の栄養補給をして長い旅路の無事を祈るばかりである。

キビタキ  居心地のよい公園

 秋晴れのよい天気が続いたせいか、公園の水場には秋の渡りの旅鳥たちがたくさん顔を見せるようになってきた。

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        キビタキ ♀

 清潔好きな鳥たちは必ず水浴びをする。深酒の夜入浴をパスする私とは心がけが違う。

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       キビタキ ♂

 鳥たちも公園の中の小さな樹洞にたまる雨水で水分をとったりするので、雨上がりの後は鳥たちの姿が少ないことがある。

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 かえってその樹洞の場所がわかれば、そこでまた良い出会いになることもある。とにかく羽を持った鳥たちは有利である。

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 陽が落ちるのが早くなった公園の水場を覗いてみると、低い位置からの陽射しがステージのスポットライトを浴びる主人公のようにキビタキの姿を映し出す。

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 露出オーバー気味でその鮮やかな色が少し薄れて見える。それでもオスとメスが夕暮れ時にきれいな姿を見せてくれた。

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 次から次へと鳥たちも渡っていくので同じ個体ではなさそうであるが、この公園は居心地が良いのか、餌がまだ豊富にあるのか旅鳥たちでにぎわっている。

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 特に最近はキビタキ、エゾビタキ、コサメビタキ、サメビタキなどが忙しく飛び交い、それを追いかけるの精一杯で、画像を整理して初めて鳥の区別ができることがある。

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 いずれにしても、この季節を楽しませてくれる公園の旅鳥たちである。

ジュウイチ  ツミに似て

 肌寒い早朝の河原、そろそろ防寒具を用意しないと風邪を引いてしまいそうである。それでも今朝は風がないだけ助かっているというこの頃である。

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                 ジュウイチ幼鳥
     

 ミサゴも上空を下流の方向に飛んでいるが、河原に人が入っているので避けて通過したようすである。       

 早めに引き上げを決めたが帰り際に公園によって見ようと左にハンドルを切る。公園には鳥友さんが数名。

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 珍しい鳥を撮ったからとにぎわっていた。見せてもらうと見返り風の構図で一見ツミかなと思う姿である。

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 よく見るとそれはトケン類のジュウイチであった。初夏に山に行くと、鳴き声だけはよく聞き耳に残っているが、なかなか姿を見せない鳥である。

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 ミズキを食べに来るエゾビタキを待っていると、その奥の横枝に飛び込んできたのはそのジュウイチの幼鳥である。今シーズン初見、初撮りである。天気は曇りだが、心は晴れ晴れといういうところでしょうか。

モズ  花がらみ

 朝晩がすっかり寒くなってきた。早朝の陽の光がない多摩川は、もう一枚重ね着をしないとふるえが来るほどである。

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 それでも太陽が昇って陽の光が射すと、暖かさは心地よいさわやかな秋を感じさせてくれる。

 この朝晩の冷え込みと昼間の陽射しで、樹木の葉は紅葉していくのである。

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 今朝の合流点はモズの鳴き声と、対岸からこちらへきてまた対岸へと飛び交うモズの姿が にぎやかである。

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 その姿を見て居ると、モズってこんなにたくさんいたのかと改めてその繁殖力に驚いてしまう。

 それぞれが縄張りを主張しているのか、同じ灌木の天辺に止まる。そしてあの甲高い声で高鳴きである。

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 河原の葦原にはセイタカアワダチソウがたくさんの黄色の花をつけて、今が満開である。

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 その黄色の花にノビタキが止まってくれることを待っているが、ノビタキは河畔のススキで一休みである。

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 それではとあのモズが、私の希望をかなえてくれようとセイタカアワダチソウに止まってくれる。

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 ところがモズは体が少し大きいせいか、花が倒れそうになりなかなかうまく止まることができない。

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 でも何度か挑戦してくれてモズの花がらみをファインダーに収めることができた。ノビタキの代役をしてくれたモズに感謝である。

ノスリ  強風の中

 台風が北海道に向かっているがその影響で風が強い。秋晴れの青空ではあるが強風のせいか鳥たちの姿が少ない河原である。

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 風がある時は猛禽類の出がよいので、それを期待しながら風に大きくなびくすすきの穂を眺めている。

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 そのすすきの原の陰から飛び出したのはノスリである。ノネズミか何か獲物を捕らえていたようである。

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 風に流されながらも正面の樹木に入る。風に揺れる葉のついた枝でその姿はよく見えないが、嘴の汚れを落としているらしい。

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 強い風の中細い枝に映ったので揺れ方がさらに激しくなる。ノスリも落ちそうになるが必死で頑張っている。

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 上空では、トビが二羽風に乗ってその飛翔を楽しんでいるような光景も見られる。

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 そのうちにノスリは飛び出して、また近くの樹木の中に入ってしまったが、近くを飛んでくれたのでうまくファインダーに収まった。

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 狙いの本命は姿を見せてくれなかったが、ノスリがしばらくの間遊んでくれたので満足しながら引き上げることにした。

エゾビタキ  公園での充電

 南へ渡る鳥たちで公園がにぎやかになってきたようである。木の実も色がついてたわわについているように見える。

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 公園への足が遠のいていたら、鳥友さんからエゾビタキが来ていると聞いたので早速公園へと足を延ばしてみた。

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 今朝は河原でススキにノビタキを狙っていたが、目の前に現れたのはノスリである。ノスリと数時間を過ごし、後に公園に向かう。

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 天気も良く朝は寒い風が吹いていたが、樹木に囲まれた公園は風も少なく暖かい陽射しである。

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 カメラをセットすると、間もなくエゾビタキが枯れた高い枝に、お待たせしましたとばかりに姿を見せる。光の加減も良くポーズをしっかりととってくれる。

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 今シーズンは初めての出会いである。早朝からミズキの実は十分に食べたのか、それには興味を示さず、枝から枝へと飛び移っては食休みという感じである。

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        横顔に自信が!

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 これから南方への長い旅があるので、ここで十分に充電し体力を付けて無事に越冬地に到着することを祈りながらの公園の陽だまりである。

コガモ  早く来る鴨

 「天高く馬肥ゆる秋」といわれるが、早朝から抜けるような空の青さがまぶしいほどである。

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       右手前 ♀

 陽の出の高さが日増しに東の高い空から南の低いところに移っている。その光を背に受けて多摩川を上流へと歩く。

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 関戸橋の下をくぐり京王線の鉄橋の下流の河原に、地味な色の水鳥の小さな群れが見える。

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        コガモ ♂

 よく見るとコガモの群れで、今季初めての出会いである。冬にやってくるカモ類では一番早く到着して一番遅くまでいるお馴染みの鳥である。

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 地味な色に見えるのは、オスがまだエクリプス状態だからのようである。メスは翼鏡に緑色が見えるのでアクセントになるが、この時期のオスは本当に目立たない。

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 良い天気の下、遅ればせながらの今シーズン初の出会いのコガモ、これから続々とやってくるだろう冬鳥たちとの遭遇が楽しみである。

オオタカ  見事な飛翔

 河原に来るとまず探すのは対岸の高い樹木の猛禽類である。双眼鏡で目を凝らしてぐるりと見回す。

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        オオタカ 幼鳥

 樹木にはまだ青葉が多いのでその姿を探すのは難しい。距離もある上に陰に隠れて居たりと眼鏡をかけている我が身にとっては時間がかかってしまう。

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        成鳥の飛翔

 そのうえ年とともに飛蚊症気味で見にくいことが多い。鳥見をして思うことは、十代の頃からやっていたら、たぶん視力は落ちなかったんではないかということである。

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 そうこうしているうちに、曇り空の視界が悪い対岸の高い樹木にオオタカの幼鳥の姿を見つける。

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 じっと本流の流れを見ながら獲物を物色しているようである。狩りの場面を期待しながら待っていると、近くにいた成鳥が飛び出した。

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 ちょうど幼鳥たちに狩りの実践訓練をする時期になるので、いつも幼鳥がいる時は必ずどこかで成鳥が子供の姿を見守っていることが多い。

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 成鳥は母親らしいが、狩りの後らしく素嚢が大きく膨らんでいる。幼鳥がいる樹木を後にして、目の前を西の空へと飛び去っていった。

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 その飛翔スタイルは見事で、鋭い嘴と目つきは幼鳥のそれではない。何といってもオオタカは成鳥が一番きれいである。

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 猛スピードで目の前の樹木の間をすり抜けていく姿は見ごたえのある飛翔である。

ノスリ    河原で

 最近の合流点は猛禽類の出がよくなっている。遠く高い空を飛んで姿を隠してしまう場面もあるが、たまには目の前を飛んでくれる。

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 早朝の河原の東の空は雲が多く、朝の陽射しを隠してしまう。雲の切れ間から陽射しが覗くころには朝陽はかなり上空にある。

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 川岸の高い樹木の横枝に見えるのはノスリの姿である。河原から見上げるので背景が白抜けになってしまい、あまりよい絵にはならない。

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 それでも今シーズン距離が近いノスリの登場である。この河原にはペアーでいるようなのでその片割れかもしれない。

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 公園に冬鳥たちが到着するまでは、この河原で猛禽たちが結構楽しませてくれる。

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 一番の狙いのポイントはその狩りの場面であるが、なかなかそういう光景は見られないので、少なくとも飛翔姿や飛び出しを期待することになる。

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 何だかんだといいながら、空を自由に飛びまわる羽を持った鳥たちを、地上で待ち続ける休日の過ごし方である。

シオカラトンボ   すべて別個体

 公園内に田んぼがあり刈り取り寸前で、実った稲穂が重そうに頭を垂れている。

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 その稲穂をよく見ると、尾が青いシオカラトンボが止まっている。カメラを向けているとまた他のシオカラトンボが飛んでくる。

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 よく見ると、かなりの数のシオカラトンボである。今まで、こんなにたくさんのシオカラトンボを見たことがない。

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 お互いに追いかけまわしたり、縄張りがあるのかそれぞれのテリトリーを守っているようにも見える。

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 赤トンボの群れは見たことがあるが、数の多いシオカラトンボの姿ははじめてである。

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 たくさんいることを「五万といる」という表現をするが、そんな感じである。

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 ここに掲載するトンボは同じシオカラトンボであるが、全部違う個体である。鳥見にきてトンボを見て帰る公園散歩である。

モズ  いたるところで鳴き声が

 小さな猛禽、里の猛禽類などといわれているが、その鳴き声もオオタカの幼鳥の鳴き声に似ているかなと思う時もある。

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 河原や田んぼの畔など、どこからもあのモズの鳴き声が聞こえてくる。高い木の天辺や灌木でも高いところで鳴いていることが多い。

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 今年の雛たちも外観は一人前になったのでその姿が目立つ。過眼線の黒く濃いオスだけでなくメスも大きな声で自己主張している。

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 いつも同じモズでも珍しいものがいないかと見て居るので、必ず双眼鏡でのぞいて確認する。

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 モズも種類が多いので出会いを楽しみにしているが、なかなかその出会いの場面を作ってくれない。

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 モズの高鳴きは秋の風物詩ともいわれているが、オス、メス単独でテリトリー宣言をしている。

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        モズの高鳴き

 人の世界も日本では最近、女性のテリトリー宣言に近い行動が目立つようになってきた。女性の活躍の場が多くなることはよいことである。

ツミ   水場を覗く

 秋の空、あまり天気が良いので午後から公園を一回りしようと思い立って足を向ける。

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 鳥の好きな木の実があるポイントをチェックしながら歩いてみるが、鳥たちの姿は少ない。効率がよいのは水場で待つのが一番と水場で腰を落ち着ける。

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 一時間ほど待ってみるが、鳥の気配がない。そのうちに見慣れぬ少し大きめの鳥が上空から飛び込んできた。

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 よく見るとツミの幼鳥ではないか。もうこの公園を移動をしてしまったものだと思っていたら、まだ残っていたようである。

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 水浴びをしたかったのか、水場をツミがうろうろしていたんでは、小鳥たちが姿をみせないわけである。渡りの小鳥を待ってツミに出くわすというサプライズの場面であった。

ハヤブサ  青空の飛翔

 昔から列車の愛称には鳥類に関する名前が多かった時代もあったが、今でもハヤブサというのは東北新幹線にある。

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 思い出してみても「つばめ」「とき」「カモメ」「シラサギ」「雷鳥」「つばさ」「はつかり」「白鷹」「白鶴」「ハト」などであるが、あまりスピード感はない。

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 すでにほとんど引退しているが、その中でも今でも新幹線で残っているのは「つばさ」と「つばめ」と「はやぶさ」である。

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 今朝はそのハヤブサが晴れ渡った青空を飛んでくれた。河原を歩くと定位置の35番鉄塔にその姿はあった。

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 こんな青空を飛んでくれたらと思いながら見上げていると、思い通じたのかその青空に向かって飛び出してくれた。

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 猛禽の中でもハヤブサのスピードは速い。多摩川の上空を旋回して下流の方向に姿を消してしまった。このスピード感ある飛翔スタイルは、新幹線の名前にふさわしいと思いながらの河原散策である。

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