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2015年11月

ルリビタキ  今シーズンも

 各地でルリビタキの到着が伝えられている。しばらくぶりに公園に行ってみると、今シーズンもすでにルリビタキの姿。

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 公園を一回りしてみると、4か所に5個体がいる。まだ警戒心が強く身近に来てくれないが、大きな声で鳴いてその存在感を示している。

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 まだ縄張り争いの最中なのかオス同士が追いかけっこをしたり、一羽が小枝に止まっていると、ほかのルリビタキがその近くにきて追い出しをする。

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 公園にはマユミの木の実が赤く実っているので、そこに来てくれないかと待ってみる、コゲラはよく来るが思うようにいかないのが世の常。

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 もう少しすると人慣れしてきれいな姿でファインダーに収まってくれることだろう。これからの楽しみにすることにする。

タゲリ   快晴の下貴婦人と会う

 「田んぼの貴婦人」と言われるタゲリ。いつも雲の多い空の下での出会いが多いので、そのメタリックな暗緑色の装いが映えない。

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 一気に気温が下がって冷たい雨が続いたが、週末は秋晴れの良い天気だと、気象予報士のお姉さんが笑顔で伝えている。

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 それではと、タゲリに会いに早朝から田園地帯に向かう。東の空から横に広がる雲の間にきらきらと光る朝陽が上り始める。

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 西の方向には頂に雪を被った円錐型の富士山が、その光を受けて雲一つない快晴の空の下に見事な姿を見せる。

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 そんな光景を見ながら雪の富士山をバックに、タゲリが飛んでくれたら最高の構図だと思いながら、田んぼのタゲリの姿を探す。

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 狭い農道を一回りすると、車の通れる道路のすぐわきの広い緑の畝になったホウレンソウ畑の中にその姿はあった。

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 順光の中のその姿は、すでに朝食は済んでしまったのか全員(鳥)がお休みモードで後ろ向きで首をすくめている。

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 数えてみると15羽の群れである。中には幼鳥らしき姿も見えるが、時々羽繕いする程度で動かない。

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 何とか飛翔姿を見てみたいと思って、冷たい風の中ポケットに両手を入れて、鳥と同じように首をすくめて待つ。

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 そのうちに青い空を二羽のタゲリが白く映える羽を大きく広げて下りてきた。合計で17羽の群れになった。

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 少し動きが出始めて一斉に飛び立ったが、近くを飛び長玉だったのでその飛翔姿と富士山がうまくファインダーに入らない。

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 一日いればよい場面を撮れるのにと思いながら、時間の制約の中での「貴婦人」との出会いであった。幸運にも独り占めの状態で、これも普段の行いの賜物かと自画自賛である。

モズ  お互いの縄張りで

 今シーズンの春先の幼鳥たちが一人(鳥)前になって、自分のテリトリーを主張し始めた。

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       モズ ♀

 薄や葦の穂がすっかり白くなった晩秋の河原の薄の原を飛び回っている。

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       モズ ♂

 薄の原の少し高い小枝に止まって周りの様子を見ていたかと思うと、獲物を見つけたのか枯れた草の間に飛び込む。

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 同じような場所でオスとメスの姿が見えるが、それぞれの縄張りは決まっているらしく止まり木としている小枝は違うところにある。

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 縄張り主張の「秋の高鳴き」と言われた時期は過ぎ、あまりその声は聞こえなくなった。

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 見ていると結構トンボとかバッタなどを捕っている。俗に小さな猛禽といわれているだけに鋭い嘴と目つきである。

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 それでもオスとメスを見ていると、メスの表情は優しそうに見える。凛々しい姿のオスと優しそうなメスの小さな狩りの競演である。

カワラヒワ   河原で

 河原の河川敷にある樹木もきれいな紅葉をみせないで葉が落ち始めた。葉が落ちると樹木が裸になるので鳥たちの姿がよく見えるようになる。

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 一週間ほどいた赤い鳥もこのところ姿を見せないので、次の到着を期待したいところである。

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 その草地にはカワラヒワの集団がよく集まってくる。それを狙って猛禽類が姿を見せるのではないかと寒空の下で鳥を待つ。

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 河岸復元工事で昨シーズンとは景色がすっかり変わってしまったが、季節の鳥たちはそれぞれ到着しているようである。

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 まだ到着後間もないので警戒心はかなり強く、レンズを向けるとすぐに姿を隠してしまう。

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 もう少し慣れてくると縄張りもしっかりと決って、きれいな姿をじっくりと見せてくれることだろう。それまではカワラヒワで我慢しようと思いつつの河原の土手上である。

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エナガ  秋色の公園 

 冬鳥の到着で公園もにぎやかになってきたようである。少しの間足が遠のいていた公園を久しぶりに歩いてみた。

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 11月も末になって暖かい日が続いているせいか紅葉の色づきが遅いような気がする。

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 柿の木はすっかり葉も落ちて枝に残っている実は少ない。甘柿はすっかり鳥たちの餌になってしまって実がたくさん残っているのは渋柿である。

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 これも雪が降るころには甘みが増すのか、その頃になると鳥たちがたくさん集まってくる。

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 色づき始めたモミジにエナガの群れがやってきた。相変わらず動きが早いので追いかけるのが大変だ。

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 それでも雰囲気だけは秋を感じさせる枝にとまってくれた。もう少し絵になる光景でファインダーに収まってほしいものである。次回はそれを期待したいところである。

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カワセミ   空振りダイブ

 本日の狙いは違う鳥であるが、河原を歩いていると例の鳴き声とともにきれいな色のカワセミが低空飛行で水面を飛んでくる。

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 すぐ目の前の枝に止まるので無視して歩くわけにもいかずしばらく様子を見て居ると、上に飛んだかと思うと勢いを付けて垂直にダイブをする。

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 獲物は何かと期待しながら先ほどの止まっていた小枝を見ると、嘴には何もなく失敗の様子。

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 少し近づくと反対側の青々とした水草のある小枝に飛んで、静かに水面をにらみ再度の挑戦である。

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 捕獲の瞬間を撮ろうと置きピンで狙うが、手前の枯草が邪魔をしてうまくいかない。こちらもうまくいかないが、目の前のカワセミも同じである。

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 二回目も捕れなくて首をかしげながら水面を見て居る。そのうちに恥ずかしいのかギャラリーを意識したのか、反対側の池のほうに飛び去ってしまった。

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 きれいな色をしているので成鳥だろうと思うが、捕獲の下手なカワセミもいるものである。人(鳥)のことは言えないが自分もダイブの瞬間を撮れていないのである。

 お互いに日々研鑽してスキルを向上させたいものである。

ノビタキ   晩秋の葦原

 一日一万歩を歩くことを目標にして、スマホで「秩父札所巡り」に参加している。スタートは誦経山四萬部寺でゴールは日沢山水潜寺、現在は岩谷山久昌寺まで来た。

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       クリスマスツリーのようなセイタカアワダチソウ

 ということで多摩川土手の秋深まる芦原を歩いてみた。葦の穂が綿菓子のように真っ白になって風になびいている。

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 葦原の中に花の時期が終わったセイタカアワダチソウがこれも実を付けている。その頭に何か野鳥の姿が見える。

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 もしや越冬ノビタキかと勇んで双眼鏡をのぞいてピントを合わせてみると、毎年この河原で冬を越すそのノビタキである。

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 今シーズンもまたこの枯野を楽しませて呉れそうである。よく見ると自分の世界だといわんばかりに自由に飛びまわっている。

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             葦の幹で

 葦原に隠れてしまうのでなく、葦の茎に止まったり、セイタカアワダチソウの天辺に止まったりと、いかにも被写体にしてくれと言っているようである。

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 広く飛びまわるのでそれを追いかけていると、目標は軽々とクリヤーである。本日の歩数は14,243歩であった。

コハクチョウ   もうすぐ仲間が

 4000kmも離れたシベリアからやってくるコハクチョウ、昨年は心ない人のホーガンの矢を受けてしまった個体とそれを見守る三羽が、繁殖地に帰らずひと夏を過ごした。

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 例年であればそろそろ北の国から姿を見せる季節になるが、近くまで行ったので様子を見てきた。

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 傷はすっかり癒えたようで、三羽は寄り添うようにして川の中州で休んでいた。

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 もうすぐ多くの仲間もやって来るだろうから、今シーズンはゆっくりと冬を過ごして来春は元気に繁殖地へ戻ってほしいのである。

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タヒバリ  二番穂の間で

 「馬鹿は風邪ひかない」とか言われるが、先週から調子が悪く風邪をひいてしまったようである。

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 風邪をひいたから安心していいかというとそうでもなく、冷たい小雨の中河原を歩いたのが引き金のようである。

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 家で咳をしていると非難ごうごうで、邪魔者扱いをされる。何とか今週末は回復してきたので、また早朝から鳥を探しに行く予定である。

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 稲刈りの終わった二番穂の田んぼには、その柔らかな穂の間にタヒバリの姿が見える。

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 本当は違う鳥を期待していたのだが、小雨が落ちてきて警戒心も強いので車の中からのショット。坊主にならなかったのであきらめて帰途についた。

セグロカモメ    たまには漁も

 多摩川の合流点で猛禽類を待っていると、下流方向から逆光気味の中を上流に向かう大きな鳥を見かける。

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 ゆっくりと飛んでくるのでミサゴと間違えることもあるが、必ず下流から上ってくるのはセグロカモメである。たぶん羽田沖からの旅程だろう。

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 いつもは川面の上空を上流へと通過していくだけであるが、良い獲物が見つかったらしく戻ってきて目の前で魚を捕って見せてくれた。

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 なるほど、ギャラリーがいる時はセクロセグロカモメでも、パフォーマンスをみせてくれるものである。見事に口にくわえている。

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 最近水鳥のレパートリーは少し増えてきたが、海鳥はまだまだ苦手である。やはり自分から興味を持たないとその数は増えない。

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 台風シーズンもそろそろ終わりなので、小笠原遠征を計画しようと思っている。太平洋を南下する2日間は、海鳥三昧ができるので図鑑を片手に探鳥しようと思いは南国へ。

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 島では小笠原固有種との出会いが楽しみである。現地には友達もいるので再会も期待したいところである。休暇をどこでとるかが課題でスケジュールとにらめっこの毎日。

 楽しみとおいしいものは後で味わう世代であるが、人生折り返しているのでそうも言ってられない。我慢をしない生き方をしないと後悔だけが残るだろう。

トビ   秋色の朝

 漁をする猛禽は鋭い飛び込みをするが、最近のトビもそれをまねているのか同じフィールドで少し優しい漁をする。

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 朝陽の当たる渓谷を逆光気味に飛んできたのはトビである。上空から水面を見ながらゆっくりと飛んでくる。

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 突然急降下をして魚を狙ったようであったが、うまく捕れなかった。再度同じ上空を旋回しながら魚を物色している。

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 トビといえば魚の死骸とか雑食というイメージが強いが、やはり活きのよい魚の味を覚えてしまったのか。

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 今朝のトビの行動を見て居ると、いずれ進化した時にはミサゴのような脚になって、素晴らしいダイビングを見せてくれそうである。

 秋色の渓谷の朝、トビの飛翔シーンを見て鳥の進化論の想像である。

カワラヒワ  田園で

 広い田圃を歩いているとスズメの大群やカワラヒワの小群を見る。野鳥たちのよい餌場なのだろう。

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 秋の稲の刈り入れが終わった田んぼには、二番穂とか稲孫(ひつじ)といわれる新しい芽が出始めている。

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 その陰にはカワラヒワの姿が見える。近づくと一斉に飛び立ち一回りするとまた戻ってくる。

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 よほどおいしい食べ物があるのだろう。刈り入れの終わった田んぼに残った藁の上に小集団。

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 そのうちの二羽が恋仲か、距離を置いて見つめあっていたかと思うと、チョコチョコと近づいたかと思うと何か口説いている・・・・。田んぼでのカワラヒワの一場面である。

カシラダカ  小さな冠羽が

 今日は小春日和のよい天気で昼間は暖かかった。数日前は雨模様の肌寒い一日。この一週間の寒暖の差に体がついていけない。

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 のどが痛くなって鼻水がでて風邪の症状そのものである。鳥見の帰りに風邪薬と滋養強壮薬を買って早い時間帯からベッドに入る。

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 お陰様で12時間の睡眠、日ごろの寝不足をここで一気に挽回というところ、朝は相変わらず早くから目が覚め、まだ本調子ではないが何とか仕事にはいけそうである。

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 今シーズンも河原に小さな冠羽のカシラダカがやってきた。続々とやってくる冬鳥もまだまだ警戒心が強く、なかなか良いショットを撮らせて呉れない。

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 早く風邪を治してその冬鳥たちを追いかけたいと思いつつ、薬を飲んで睡眠の準備をしている風邪気味君です。

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ケリ   雨上がりの田んぼで

 雨の日の出勤はあまり苦にならないが、休日の雨降りは憂鬱になる。朝、ベランダから外を見るとかなりの雨が降っているので二度寝を決め込んだ。

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 七時ごろに目が覚めて窓を開けると、雨は小降りになり空も少し明るくなってきている。スマホの天気図を見ると、9時ごろには雨があがりそうである。

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 現地で雨が降って居なければと小雨の中を田圃に向かう。現地につくと予想通り雨が上がった。

 雨に濡れた田圃の狭いあぜ道を歩いてタゲリを探す。鳴いてくれるか飛んでくれると探しやすのだが鳥の姿は少ない。

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 広い田圃をくまなく歩いてみたがそれらしき姿は見えないので、あきらめて帰ることにした。

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 帰る途中空を見上げると、翼の先が黒い8羽ほどの群れが見会える。飛翔姿の白と黒のコントラストがきれいに見える。タゲリではなさそうである。

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 着地点を目指して急ぐとケリの集団であった。「タゲリ」を探して「タ」抜けのケリとの出会いである。曇り空と腕の悪さでピンアマであるが、我慢することにする。

ヒクイナ  真っ赤な目と脚

 鳥の名前もカタカナで表現してしまうとその意味がわかりにくくなってしまうが、表意文字である漢字で書くとその意味がわかりやすい。

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 ヒクイナも漢字で書くと 「緋水鶏」 になるが、字のごとくで真っ赤な目と脚が特徴である。

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 「緋色」を調べてみると、やや黄色みのある鮮やかな赤と説明がある。同じ赤でも茜色はやや暗い赤、緋色は鮮やかな赤と区別している。

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 昔から紫は高貴な色とか言われて官位では最上位であるが、それに次ぐ官位がこの緋色だと言われている。

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 そんな名前をいただいているのがこのヒクイナである。体が小さく背が低いからではないのである。

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 冷たい風が吹く枯れ始めた葦原の池で本命を待つこと数時間、いきなり姿を現したのはこのヒクイナである。

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 結構警戒心が強く顔を出し、あたりを見回してすぐに引っ込んで、しばらくして出てきたがすぐに反対側の葦の中に飛び込んでしまった。

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 あいにくの曇り空なので良い色は出ないが、水の上を飛ぶ時の真っ赤な目と脚はきれいである。

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 本命を待つ間寸劇のごとく飛び交ったヒクイナの飛翔姿である。

ハクガン   仲良し三羽

 今週末は雨模様の天気予報。それでは雨の前に58年ぶりの珍客が来ているという河川敷公園に行くことにした。

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 この時期は冬鳥たちが次から次へとやってくるので、行くところがたくさんあって迷ってしまう。

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 優先順位を決めるとまず第一に、東京では58年ぶりというハクガンが飛び立ってしまう前にと最優先になった。

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 10月の中頃から来ているという、かなり時間がたっているのでまだいるかどうか心配ではあったが、早朝の整備された緑の河川敷公園の草地にその姿はあった。

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 すでに数人のカメラマンが休みなく草を食む三羽のハクガンにカメラを向けている。見ているととにかくよく食べる。

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 警戒心も少なく人見知りもせずに、どんどん近づいてくる。普通はカメラを持って鳥を追いかけるほうが多いが、今回はあまり近づいてくるのでカメラを後ろに下げないとファインダーのおさまりが悪い。

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 青い柔らかそうなシロツメクサの葉などを食べているようであるが、もくもくと食べた後は座り込んで羽繕いを始める。

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       水上からの飛び出し

 何とか飛翔の姿をファインダーにと待っているが、その気配がない。もう数時間も食べているので、そろそろ水を飲みに川に向かうだろうと飛び出しを期待する。

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 やがて下を向いて草を食べていた三羽が、川のほうを向いて頭を持ち上げている。そろそろかと待っていると突然一斉に飛び出して、満水の荒川の流れの水上に舞い降りた。

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 三羽がそろって仲良く水を飲んだりしながらゆっくりと泳ぎまわり、再び草地へと戻ってきて同じように草を食べ始めたので引き上げることにした。天気も良く満足の珍客とのであいであった。

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ミサゴ    飛び込みを期待して

 今シーズンミサゴとの出会いの場面は多いが、肝心の飛び込みのシーンが納得するものになっていない。

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 飛び込み姿勢から追いかけたが、肝心なその場面は河原の石ころの陰になったり、飛び込みかと思ったら水浴びだったりと、なかなか期待に応えてくれない。

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 そうこうしているうちにアユも落ちて行ってしまうので、今月が勝負かなという思いで早朝からミサゴの狩場の河原に向かう。

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        定位置に!

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 最近の夜明けは遅く日の出が6時10分を過ぎている。空が明るくなって雲間に陽の光が見えるようになると、さっそくミサゴが上空にその姿を現した。

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 ゆっくりと大きく羽を開いて、川の流れの上を魚を物色するように下流方向に飛んだかと思うと、すぐに戻ってきて川の上の定位置に止まる。

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 今朝は早くからスタートラインに着いてくれたので、すぐに飛び込みがみられると期待をして照準を合わせる。

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 緊張感を持ってシャッターボタンに指をかける。ミサゴはその鋭い目つきで首を傾げたり、覗きこんだり、はたまた首を回して後ろを見たりと、飛び込みの準備体制を見せるが、そのうちに羽繕いを始めたりしてそのタイミングを外される。

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 それでもその飛び出しのショットを逃すまいと狙っているが、その気持ちを察するかのように素振りだけを見せてじらしているのが今朝のミサゴである。

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 そろそろかと期待しながら待っていると、姿勢を低くして飛び出してくれたが下流方向へとゆっくりと飛び去ってしまった。その後ろ姿を見ながら時間切れで引き上げることにした。

オシドリ   それにしてもきれいなオス

 マツコがいくらきれいに着飾っても勝てないと思う。オシドリの小群が近くの公園の池で羽を休めていると聞いたので出かけてみた。

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 連日の雨降りの後久しぶりに陽射しが見えて、黄色に色づき始めた樹木の葉の間から池の奥にいるオシドリの姿が見える。

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 カルガモやマガモが休んでいる池の水面に、時々どんぐりの実が落ちる音がする。朝の陽の光に照らされた池を静かに泳いでいるのはオシドリのペアーである。

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 オシドリといえば、「オシドリ夫婦」という言葉が反射的に出てくるが、いつもメスをかばうように仲睦まじく寄り添っているのがオスである。

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 オシドリ夫婦というと仲の良い円満夫婦のように言われているが、、実際は仮面夫婦のような一面もあるらしい。

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               何でこんなにきれいなの?という感じ

仲睦まじく寄り添っているのは、メスがほかのオスにとられないように見張っているという説もある。

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雛が生まれるまではメスに寄り添っているが、繁殖期が終わると毎年恋の相手を変え、一生同じ相手といるわけではないらしい。Osd6

 うらやましい限りであるが、人間の世界でオシドリ夫婦のコツはというと、「言いたいことをいう」、「謝ること」、「挨拶を欠かさない」、「感謝を伝える」、などで、時間をかけて年を重ねてお互いの理解を深めながら築いていくものだという。

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 レンズを覗きながら我が家はどうだろうかと考える。世間では騙し騙しの円満夫婦もあるように聞くが、円満夫婦を目指すなら主導権は女性に持たせたほうがよさそうである。

モズ   お互いを意識して

 モズの高鳴きといわれた時期はもう過ぎたのかモズの大きな声も少なくなってきた.。独り立ちしたモズたちが多くなったのかその飛び交う姿は多い。

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       オスを見るメス 

 目の前で狩りをしているオスはトンボを捕ったようであるが、メスに見られないように独り占めで食べようとしている。

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       メスを気にしながら独り占め

 それを知っているメスはのぞき込んで、このオスの人間性?(鳥性)を疑っているような目つきである。

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 それでも体で隠して素早く食べてしまおうという魂胆が見え見えである。おいしいものは独りで食べるのが鉄則、しかし普通は分け合って食べるのが思いやりの問題ではないか。

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       やはりメスが気になるオス

 それともこのオスは向こうのメスに袖にされたのか、その仕返しと見えるような態度をとっている。

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       心の中は穏やかではないメス

 食べ終わると、メスが気になるらしく首を延ばして様子をうかがっている。お互いを意識したモズを観察しながら、想像力を膨らませた光景である。

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 本当はどうなのだろうか探ってみたいものであるが、それには「聞き耳頭巾」でもかぶってみないとわからないところである。

カワセミ   赤を狙って青

 赤い水鳥が来ていないかと思いながら水辺に緑の水草が生えている川辺に向かう。

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 昨シーズンはこの川辺でその赤いきれいな姿を十分楽しませてくれた。流れる川の水中から赤い嘴で小魚を捕って、嘴に咥えたシーンを見せてくれた。

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 この場所にはまだ鳥見の人が入ってないのか、一面の低い藪の上にくずの葉が覆いかぶさるように繁って獣道すらできていない。

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 その藪を踏み分けるようにして川岸まで進む。枯れ始めたアメリカセンダングサが衣服につくのでそれを避けながらのアプローチである。

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 カメラをセットして赤い姿を長時間待っているが、そこに現れたのは期待の赤ではなくコバルトブルーの青いカワセミである。

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 流れる川の水面をのぞき込んでダイブをしてくれたが空振り。それではと、流れの中の石の上から再挑戦の体制をとる。思うようにいかない赤を狙って青の登場という探鳥物語である。

ノスリ  優雅な飛翔

 先週の天気予報では週末は晴れということで、どこに行こうか考えていたが当の週末、朝起きてみると曇り空である。

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 予報よりも少し雲の動きが早かったようである。最近はよく当たる天気予報と信頼を置いていたが、直前まではあくまでも予報ということか。

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 天気予報というと、西の空の夕焼けを見ては明日は晴れるぞと言ったり、はいていた下駄を足で投げて裏返ると天気が悪いと予測した子供の頃を思い起こす。

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 河原の土手から本流にある大きな柳の木を見ると、背中を向けたノスリの姿が見える。

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 この樹木はなぜかしら猛禽類が止まるので、ここに来ると必ずチェックする場所である。

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 オオタカやハイタカ、ミサゴであれば、土手から斜面を降りて河原のニセアカシアの林まで近づくが、ノスリの場合は距離はあるが土手からの観察になる。

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 そんなわが意を察してかノスリはその樹木を飛び出して、土手にいる我が頭上に向かってくる。

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 そのうえこれ見よがしに低空飛行でゆっくりと頭上を何度も旋回して見せる。ハイタカ狙いの心を見透かされたみたいである。

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 その飛翔姿は見事に優雅に飛んで見せてくれる。それではと、本命が出た時のために飛翔姿をファインダーにうまく収める練習をすることにする。

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 本当はオオタカやハイタカの飛翔スピードは、ノスリやミサゴなどとは比べ物にならないほど早いので、練習にはならないのが実態である。せっかくのノスリのサービスに対するパフォーマンスであるといったら失礼だろうか。

ダイサギ   GPに負けない演技

 冬鳥たちが続々と到着している。赤い鳥が来ているというので、早速今季初の出会いを楽しみに河原を歩く。

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 先週ぐらいから声は聴いていたのだが姿はまだ見て居ない、赤い鳥を探して土手を歩いていたら、対岸のこんもりとした樹木の天辺にいる白い鳥の集団に出あった。

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 白い鳥はダイサギである。河原にも多くのダイサギとカワウが降りて朝食中である。

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 普段であれば、「ああ、ダイサギか」と、一瞥で通り過ぎてしまうところであるが、小さな赤い鳥を探して歩き疲れたので、大きな白い鳥を眺めながら一休みにする。

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 カメラをおいてのぞき込んでいると、何か警戒心からか河原のダイサギの集団は、上流方向に一斉に飛び立っていく。

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 残った樹木上の三羽のダイサギは、周りを見回しながらどうしようかなという思案顔。そのうちに二羽は飛び立ち、一羽だけが残った。

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 不安顔の一羽は飛び出しの準備態勢に入る。体を動かすその姿は、フィギャースケートの浅田真央に負けない演技ぶりである。

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 平凡なダイサギの飛翔スタイルの中に非凡さを発見した一休みである。やはりどんなものでも、なにかよいところを見つける目線というものが必要だと思った河原散策である。

ヒガラ  紅葉狩りの合間に

 雨上がりの翌日は雲一つない青空、紅葉を追いかけて少し山の手へと中央高速を西へ走る。

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 河口湖への分岐を過ぎてトンネルをくぐり、リニアモーターカーの試験線路を過ぎると、正面には山頂に雪を被った富士山の、朝日に白く輝く雄姿が見えてくる。

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 高速道路を下りて左に曲がると、富士スバルラインへと続くまっすぐな道路になる。

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 途中、メロディー道路では、 ♪富士は日本一の山~♪ のメロディーが走る車のタイヤの音として流れてくる。粋な計らいである。

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 ブナ系の樹木が多いのか黄色系の葉が目立つ裾野の樹林帯を走ると、料金所が見えてくる。平日は無料のゲートも今日は管理人がいて有料の日である。

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 あまりの良い天気に誘われて出てきてしまったが失敗である。毎日が日曜日の人は平日に動くべきである。反省して五合目までの往復料金を払う。

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 今日はかみさんへのサービスがメインなので、標準ズームだけの装備。ホシガラス、カヤクグリ、ルリビタキなど飛びまわっているが、ヒガラだけをアップする。

ハイタカ   幼鳥の飛翔

 猛禽類のシーズンになってきた。数年前はこの多摩川の合流点はオオタカをはじめハヤブサ、ノスリ、ハイタカ、チョウゲンボウ、ミサゴなど猛禽類でにぎやかであった。

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 そのわけは猛禽類の狩りの目的の獲物がたくさんいたからである。当然その猛禽類の狩りの決定的な場面を狙ってカメラマンも多くなる。主役も観客も多かったのである。

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 そんな当時を思い出させるような光景が今シーズンは見られそうである。昨年に比べると猛禽類の姿を見かけることが多いし、カメラマンも多い。

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 私のようにこの場所に一日いるわけではなく、多摩川の河畔沿いを移動しながら鳥見をしている者が感じるのだから、朝から夕方まで定点観察をしたらその成果はかなり大きいだろうと思う。

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 今日も空に雲はあるあいにくの天気であるが、ミサゴが盛んに飛び込んでは漁をしている。その上空をオオタカが川を横切って飛んで高い樹木に止まる。

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 それを見ていると頭上ではハイタカの若が旋回を始めた。何か獲物を見つけたのかと期待していたが、カラスの鳴き声が聞こえ始めると、追いかけられるように対岸方向に飛び去ってしまった。

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 今シーズンは被写体としての猛禽類の姿に大いに期待が持てるが、成果はそれを邪魔するカラスの排除と速い飛翔スタイルを追いかけるカメラワークの腕にかかっている。

コガモ   まだエクリプス

 朝夕の冷え込みが厳しく、毎日の通勤の行き帰りが外灯の明かりの下を歩くようになってきた。そうかと思うと陽が出てくると暖かい陽射しである。

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 この寒暖の差と太陽の陽射しが、公園の樹木の葉を赤や黄色のきれいな色に染め上げてくれるのである。

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 陽が上る前の河原の土手を歩いていると、水面に白い線が何本か見える。水鳥の小さな群れが滑空して下りた水しぶきのあとである。

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 茶褐色でよく判断できないが、コガモのようである。この時期早期に到着するコガモはまだエクリプスの状態で、オスメスの判断は遠くからでは難しい。

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 早く繁殖羽になってくれると、はっきりとオスかメスが遠くにいてもわかるようになる。あのナポレオンハットのような頭を見せてほしいものである。

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 今はエクリプスなので、幼い子供たちがふざけ合ってお互いに競争したり滑空しているように見える。

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 きれいな大人の繁殖羽になって、静かな水面を優雅に滑るような泳ぎを見せてほしいものである。

マガモ   河原での飛翔

 合流点では水鳥がにぎやかになってきた。いつも姿を見せるカルガモのほかに、冬鳥のコガモやマガモである。

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 もちろんオオバンやカイツブリなども元気に遊んでいる。川面を飛びまわるカワセミが少し小さくなって見て居るように見える。

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 マガモは、水の流れが止まったようにゆっくり流れる鏡面のような水面を、後ろに白い線を引くように泳ぐ。

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 時々何かに驚いたように上流のほうに飛んだりしているが、ゆっくりと下ってくる。そんな繰り返しを目の前でして見せる。

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 おかげでマガモの羽を開いたきれいな飛翔姿を見ることができた。メスが飛びたった後をオスが追いかけるようについてゆく。

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 こういうのを 「婦唱夫随」 というのか、本来は「夫唱婦随」が正しいが、鳥の世界はどうなのだろう。

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 最近の我が家を振り返ると、前者のような気もするが、その方が世間丸く収まるような雰囲気のこのごろである。

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 古い言葉であるが、「戦後強くなったものは・・・・」 といわれるが、もう70年もたっているので死語になっているのだろう。

ミサゴ  雨上がりの漁

 天気予報ではかなり激しい雨が降るといっているが、窓を開けて外を見ると雲は低いがまだ雨は降っていない。

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 それではと雨の用意をしながら早朝の河原へと向かう。さすがに、雨模様なので誰もいないが、仲間の鳥友さんの車があるので、少し明るくなるまで待つことにした。

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       狙いを定めて一気に!

 しばらくすると小雨がぱらついてきたので観察小屋に入って見てみると、普段の目線と違う 光景が広がる。

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 高い位置から見下ろす形になるので、ここから見るのもまたいいものだと構図を考えていると、雨が激しくなってきたので引き上げることにした。

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 昼過ぎになると激しく降った雨も上がり薄日が見えてきたので、再度河原へと足を向ける。

 雨上がりの合流点には、コガモの小集団とマガモのペアー、カルガモの家族などがいる。

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 雲の厚い上空を猛禽類が横切っているが、東の森の上を越してミサゴの姿が現れた。定位置の樹木の枝に止まると、雨で水かさの増した川は濁っている。

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       魚をつかんで飛び上るミサゴ

 魚がよく見えないのか首をひねったりしながら、下を流れる濁った川をのぞいている。

 そのうちにダイビングをして漁を始めたが、飛び込んだところは河原の石ころの陰になって、見えるのは水しぶきだけである。

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 それでも飛び立つ時には小粒ではあるが、足にしっかりと魚をつかんでいる。午前中は雨で獲物を捕れなかったせいか、その後何回か飛び込んでくれた。雨上がりの鳥見風景である。

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マガモ  早朝のメタリックグリーン

 朝夕の冷え込みが厳しくなってきて夜明けも日増しに遅くなる。日の出までには現地に着こうと暗いうちに家を出る。

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 そろそろ手袋もないと指先が冷たく感じる。シャッターを押すので指先だけが出ている手袋を使っている。

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       マガモのペアー

 現地につくと、早朝の清流には対岸に近い方に水鳥の姿が見える。薄暗いのではっきりしないが、オシドリを期待する。

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 カメラをセットしているうちに周りが明るくなり始め、鳥たちの鳴き声も聞こえる。対岸に向けてレンズをのぞいてみるとマガモの家族のようである。

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 少し明るくなると、「青首」といわれるメタリックグリーンの頭がきれいに見えてくる。コガモに続いてマガモも到着、これからは次々とやってくる鴨類でこの河畔もにぎやかになることだろう、楽しみである。

アオサギ   早朝の主役

 月一回の大阪出張での飲み会で、少し飲みすぎか深夜の帰還。定番の551をお土産に静かにベッドにもぐりこむ。

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 それでも翌日は早朝のまだ薄暗い多摩川土手に立っている。そんな自分をほめてやりたい。今朝はかなり冷え込んでいるが、見渡す多摩川の川面に煙る朝靄に、神秘的なアオサギのシルエットが良く映える。早朝の主役といったところか。

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